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第30話 [質疑応答]
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「ハロルドさん聞きたい事があるのですがいいですか?」
「何でしょう、私に分かることであれば何でも聞いて下さい。」
俺は意を決して転生のスキルの事を話した。
「・・・実は自分が使徒であり、使命が何故あるかというと自分には特殊なスキルがあるからなんです。」
そう言うと3人は真剣な表情に変わった。
「で・・・」
「シュウト様!少しお待ち下さい!セバス!もう一度、結界の確認をしろ!」
「御意!」というとセバスさんは一瞬にして姿を消し、数秒後また現れたセバスさんはハロルドさんに「問題ありません!」と言っていた。
セバスさんってやっぱ何者!?
「シュウト様、お話を遮って申し訳ありません再確認致しましたので、お願い致します。」
「あ、あぁ分かりました。・・・えぇと・・・で、そのスキルなんですが、転生という名のスキルなんです。」
「転生というと・・・何度も転生出来ると?」
ハロルドさんは俺と同じ勘違いをしていた。
「いいえ、そうではありません。死んでしまい彷徨う魂を転生させる能力なんです。」
ハロルドさん達は始め、どういう事なんだ?と不思議そうな顔をしていたが、一拍置いて気付いた様でハッ!としていた。
「で、ではミレーヌを転生させてくれたのはシュウト様ということですね!」
「本人の同意が必要ですが、そうなりますね。」
それを聞いて3人はまた頭を下げた。
「あのぅ~すいません、申し訳ないんですが話が進まなくなりそうなんで頭を上げてもらってもいいですか?」
「あ、あぁ申し訳ありません。つい・・・ど、どうぞ。」
俺は流石にこのままだと自分が聞きたい事を教えてもらうのに朝まで掛かってしまいそうな雰囲気だったので悪いなぁ~とは思ったが強制的に話を戻した。
「それでライヤ様が示す場所に行き、転生させに行くんですが、転生させる際に運が良ければ転生させた相手のスキルをまぁ能力的には殆どが1割程度になってしまいますが、1つだけ継承する事が出来るんです。」
「おぉそれは凄い!」
「それがそうでも無いんですよ。」
「何故ですか?」
「このスキルが在る所為でどれだけ頑張ってもレベルも熟練度も上がらないので。」
「え?それは御自身のレベルもですか?」
「そうですね。唯一上がるのは転生させた時だけです。」
「あぁだからあの時“自分にも利がある”と仰っていたのですね。」
「その通りです。」
「では、信頼出来る護衛を探したいと?」
「あぁそれは結構です。スキルと虹水晶のお陰でこの辺にいる魔物なら傷一つ付かないので。」
「あぁだからあの時、爆発で周りが酷い事になっていたのに無傷だったのですね。」
「あぁはい。・・・そ、それに今、武具も作って貰ってますし・・・それになんていうか護衛されるのが嫌というか・・・あ!話を戻しますね。」
自分の発言から困った方向に話が行きそうだったので無理矢理話を戻した。
「それで聞きたいのはミレーヌさんを転生させた時に運良くユニークスキル・アイテムボックスを継承する事が出来たんですがどの位入るものなのかを聞きたかったんです。」
「おぉミレーヌから良いスキルを貰えましたね。」
「そのスキルですが、ステータスのスキルの横に数字が載っていませんでしょうか?」
「あ、はい。熟練度か何かでしょうか?」
「いいえ、違います。それは収納出来る重量を示すモノで、シュウト様の最大魔力量で重量が変わります。なので・・・聞いていいのか分かりませんがシュウト様の現在の魔力量はどの位になりますでしょうか?」
「えぇと1030ですね。」
「えっ?1030ですか?という事はレベルもそれなりに高いのですか?」
「いや、10です。」
「これはまたアンバランスな・・・あっ!失礼しました。そこまで聞く気はなかったのですがあまりにアンバランスだったので、申し訳ありません。」
「いや、別にいいですよ。ところでそんなに変なんですか?」
「そうですねぇ。一般的には、そこまでの魔力量ならレベル40~50位の中級魔法使いがその位だと認識しております。そうだったのぅセバス。」
「はい。大旦那様、その認識で間違いありません。」
「なるほど確かにそれなら自分の魔力量は可笑しいですね。」
「まぁ有って困るということはそんなには無いと思いますので宜しいのではないですか。それにアイテムボックスを所有したのであればより良いと思います。何故なら今シュウト様が収納出来る重量は数字そのままの1030kgもの量を入れる事が出来ますので。」
え!?1トン超!?・・・良かったぁ魔石食べといて。
「あっ!そうだ。かなりの量が入れれるのは分かりましたけど中が見えないのに欲しい物をどうやって出せば良いんですか?」
「それは大丈夫です。何故かはミレーヌにも分からなかったそうですが、どれだけ滅茶苦茶に入れても欲しい物は思い浮かべて手を入れるだけで出せるらしいので、それにに出す時は手を入れる必要はありますが入れる時は白い円状の部分を近づけて入れ!って思うだけで入るそうです。」
あぁそれは便利そうだな、後でやってみよ。
「ただミレーヌ曰く、生き物は入れられないとの事でしたので、その点はお気を付けて下さい。」
それは異世界物を読んだまんまか。
「他には何かありますでしょうか?」
「それなら・・・一般的にはレベル10って弱いんですか?」
「申し上げにくいのですが、冒険者にも成れないレベルとなりますね。」
「え?っていうことは・・・」
「あぁすいません。シュウト様が冒険者になるのは問題ありません。登録には試験はありますがレベルの提示を求められる事はありませんので。」
「試験!?何をするんですか?」
「通常は・・・セバス、シュウト様に詳しく教えて差し上げなさい。」
ハロルドさんがそう言うと元Aランク冒険者であるセバスさんが「承知致しました。」と言って俺に話してくれた。
「通常の試験ですと近接戦闘の場合、試験官との模擬戦や威力判定の為に木人に攻撃。遠距離の場合、武器によるものは遠方にある的や移動する的等への攻撃と此方も威力判定。魔法の場合は威力判定と発動スピードが測定されます。」
「ただ魔法には攻撃ばかりではないので補助系は補助系の試験がありますが回復系はある程度、申告してもらい、その申告通りかを実際の怪我人相手に使ってもらうだけでどれだけ回復力が弱くても無条件で冒険者になれます。」
「後は特殊な場合ですと元騎士団所属であったり、傭兵ギルドであったりする場合はある程度の戦闘は最低限出来ると判断されますので、試験は免除、但しその場合は前の所属場所からの紹介状が必要になります。」
「他にも今回のシュウト様と同様に大量の魔物の討伐などで有名に成っていたり高ランクの魔物の討伐を経験している場合も試験は免除されます。」
「え?でもそれなら嘘をついたり、お金で傭兵とか騎士に手伝ってもらって討伐、なんて事も出来てしまうのでは?」
「それならば問題ありません。嘘の場合は真偽を判定する魔道具があるので不可能ですし、お金で高ランクの魔物を討伐出来る様な金額を持っているなら冒険者などなる必要もないですし、もしもそうなら1年も経たない内に依頼を失敗しすぎて辞めるてしまうので問題ありません。」
「それに試験と申しましたが、それはその冒険者の始めのランクを決める為のもので、強くなければギルドの登録を出来ない様にするという事はありません。何せ、身分証代わりに登録をする方もいますので、そういう方は試験も致しません。」
「えっ?じゃあ大金を払ってまで冒険者になる必要なんてないんじゃ?」
「そこは見栄を張ってと言えばいいのか・・・貴族の三男以降の方だったり、豪商の息子だったりとそんな感じですね。」
あぁなるほど、地位や名誉が大事ってやつか。
「なるほどギルドも依頼を完遂出来るなら問題なしと黙認してる感じですか。」
「その通りです。しかし、そういう方に限って高慢過ぎる態度で依頼主に接触したり、ギルド内で問題を起こしたりするので、ギルドカードすら没収される方も多いのが実情ですね。」
「なら始めから登録させなければ良いのでは?」
「それでも一定数は新たな商売の足掛かりや自身が貴族になる為だったりと様々な理由から真面目といいましょうかキチンと完遂し続ける方もいるので。」
「なるほど難しい問題ですね。」
「はい。ですが、そう方は早々に消えてしまうので。」
「なるほど一寸の我慢ってところですか。」
「はい。依頼主である皆さんそういう認識です。」
まぁそうか、商売やるなり、領地持ちにでもならなきゃお金も続かないだろうし、皆んながそう考えてても不思議じゃないなら多少の問題として片付けられるか。
「なら自分の場合も試験無しとなるんですか?」
「おそらくはならないと思われます。」
「それは何故ですか?」
「先程この部屋に入って来た時に大旦那様が仰った、英雄としての登壇でもしない限り、世間には認識されないので坊っちゃまの手配・・・」
「セバス!坊っちゃまはやめい!!!」
セバスさんがセルジュさんの事を坊っちゃまと言った瞬間、セルジュさんが抗議していた。
「失礼しました。公爵様の手配だけでは、ギルドの上層部しか知る事がないので形だけでも試験をしなくてはいけなくなるということです。」
あぁコレは俺の所為か。
「それとも今からでも英雄として凱旋、登壇なさいますか?」
俺はセバスさんにそう言われ、首が取れるんじゃないかと思わせるぐらい勢い良く首を横に振った。
「そうですよね。なので形だけですが、試験を受けなければいけなくなると思われます。」
ただ、心配なのはこれだけ形だけって言われると何かフラグが立った様な・・・やっぱりギルド行く時は準備を万全にしてから行くか。
その後はまた分からない事があったら教えて下さいということで、お開きとなり、そのまま就寝した。
翌朝、朝食を終えた俺はセバスさんに工房の方へ行く事を伝え、武具はまだ出来てないだろうけど実験室で練習しようと思い、工房へ向かった。
「何でしょう、私に分かることであれば何でも聞いて下さい。」
俺は意を決して転生のスキルの事を話した。
「・・・実は自分が使徒であり、使命が何故あるかというと自分には特殊なスキルがあるからなんです。」
そう言うと3人は真剣な表情に変わった。
「で・・・」
「シュウト様!少しお待ち下さい!セバス!もう一度、結界の確認をしろ!」
「御意!」というとセバスさんは一瞬にして姿を消し、数秒後また現れたセバスさんはハロルドさんに「問題ありません!」と言っていた。
セバスさんってやっぱ何者!?
「シュウト様、お話を遮って申し訳ありません再確認致しましたので、お願い致します。」
「あ、あぁ分かりました。・・・えぇと・・・で、そのスキルなんですが、転生という名のスキルなんです。」
「転生というと・・・何度も転生出来ると?」
ハロルドさんは俺と同じ勘違いをしていた。
「いいえ、そうではありません。死んでしまい彷徨う魂を転生させる能力なんです。」
ハロルドさん達は始め、どういう事なんだ?と不思議そうな顔をしていたが、一拍置いて気付いた様でハッ!としていた。
「で、ではミレーヌを転生させてくれたのはシュウト様ということですね!」
「本人の同意が必要ですが、そうなりますね。」
それを聞いて3人はまた頭を下げた。
「あのぅ~すいません、申し訳ないんですが話が進まなくなりそうなんで頭を上げてもらってもいいですか?」
「あ、あぁ申し訳ありません。つい・・・ど、どうぞ。」
俺は流石にこのままだと自分が聞きたい事を教えてもらうのに朝まで掛かってしまいそうな雰囲気だったので悪いなぁ~とは思ったが強制的に話を戻した。
「それでライヤ様が示す場所に行き、転生させに行くんですが、転生させる際に運が良ければ転生させた相手のスキルをまぁ能力的には殆どが1割程度になってしまいますが、1つだけ継承する事が出来るんです。」
「おぉそれは凄い!」
「それがそうでも無いんですよ。」
「何故ですか?」
「このスキルが在る所為でどれだけ頑張ってもレベルも熟練度も上がらないので。」
「え?それは御自身のレベルもですか?」
「そうですね。唯一上がるのは転生させた時だけです。」
「あぁだからあの時“自分にも利がある”と仰っていたのですね。」
「その通りです。」
「では、信頼出来る護衛を探したいと?」
「あぁそれは結構です。スキルと虹水晶のお陰でこの辺にいる魔物なら傷一つ付かないので。」
「あぁだからあの時、爆発で周りが酷い事になっていたのに無傷だったのですね。」
「あぁはい。・・・そ、それに今、武具も作って貰ってますし・・・それになんていうか護衛されるのが嫌というか・・・あ!話を戻しますね。」
自分の発言から困った方向に話が行きそうだったので無理矢理話を戻した。
「それで聞きたいのはミレーヌさんを転生させた時に運良くユニークスキル・アイテムボックスを継承する事が出来たんですがどの位入るものなのかを聞きたかったんです。」
「おぉミレーヌから良いスキルを貰えましたね。」
「そのスキルですが、ステータスのスキルの横に数字が載っていませんでしょうか?」
「あ、はい。熟練度か何かでしょうか?」
「いいえ、違います。それは収納出来る重量を示すモノで、シュウト様の最大魔力量で重量が変わります。なので・・・聞いていいのか分かりませんがシュウト様の現在の魔力量はどの位になりますでしょうか?」
「えぇと1030ですね。」
「えっ?1030ですか?という事はレベルもそれなりに高いのですか?」
「いや、10です。」
「これはまたアンバランスな・・・あっ!失礼しました。そこまで聞く気はなかったのですがあまりにアンバランスだったので、申し訳ありません。」
「いや、別にいいですよ。ところでそんなに変なんですか?」
「そうですねぇ。一般的には、そこまでの魔力量ならレベル40~50位の中級魔法使いがその位だと認識しております。そうだったのぅセバス。」
「はい。大旦那様、その認識で間違いありません。」
「なるほど確かにそれなら自分の魔力量は可笑しいですね。」
「まぁ有って困るということはそんなには無いと思いますので宜しいのではないですか。それにアイテムボックスを所有したのであればより良いと思います。何故なら今シュウト様が収納出来る重量は数字そのままの1030kgもの量を入れる事が出来ますので。」
え!?1トン超!?・・・良かったぁ魔石食べといて。
「あっ!そうだ。かなりの量が入れれるのは分かりましたけど中が見えないのに欲しい物をどうやって出せば良いんですか?」
「それは大丈夫です。何故かはミレーヌにも分からなかったそうですが、どれだけ滅茶苦茶に入れても欲しい物は思い浮かべて手を入れるだけで出せるらしいので、それにに出す時は手を入れる必要はありますが入れる時は白い円状の部分を近づけて入れ!って思うだけで入るそうです。」
あぁそれは便利そうだな、後でやってみよ。
「ただミレーヌ曰く、生き物は入れられないとの事でしたので、その点はお気を付けて下さい。」
それは異世界物を読んだまんまか。
「他には何かありますでしょうか?」
「それなら・・・一般的にはレベル10って弱いんですか?」
「申し上げにくいのですが、冒険者にも成れないレベルとなりますね。」
「え?っていうことは・・・」
「あぁすいません。シュウト様が冒険者になるのは問題ありません。登録には試験はありますがレベルの提示を求められる事はありませんので。」
「試験!?何をするんですか?」
「通常は・・・セバス、シュウト様に詳しく教えて差し上げなさい。」
ハロルドさんがそう言うと元Aランク冒険者であるセバスさんが「承知致しました。」と言って俺に話してくれた。
「通常の試験ですと近接戦闘の場合、試験官との模擬戦や威力判定の為に木人に攻撃。遠距離の場合、武器によるものは遠方にある的や移動する的等への攻撃と此方も威力判定。魔法の場合は威力判定と発動スピードが測定されます。」
「ただ魔法には攻撃ばかりではないので補助系は補助系の試験がありますが回復系はある程度、申告してもらい、その申告通りかを実際の怪我人相手に使ってもらうだけでどれだけ回復力が弱くても無条件で冒険者になれます。」
「後は特殊な場合ですと元騎士団所属であったり、傭兵ギルドであったりする場合はある程度の戦闘は最低限出来ると判断されますので、試験は免除、但しその場合は前の所属場所からの紹介状が必要になります。」
「他にも今回のシュウト様と同様に大量の魔物の討伐などで有名に成っていたり高ランクの魔物の討伐を経験している場合も試験は免除されます。」
「え?でもそれなら嘘をついたり、お金で傭兵とか騎士に手伝ってもらって討伐、なんて事も出来てしまうのでは?」
「それならば問題ありません。嘘の場合は真偽を判定する魔道具があるので不可能ですし、お金で高ランクの魔物を討伐出来る様な金額を持っているなら冒険者などなる必要もないですし、もしもそうなら1年も経たない内に依頼を失敗しすぎて辞めるてしまうので問題ありません。」
「それに試験と申しましたが、それはその冒険者の始めのランクを決める為のもので、強くなければギルドの登録を出来ない様にするという事はありません。何せ、身分証代わりに登録をする方もいますので、そういう方は試験も致しません。」
「えっ?じゃあ大金を払ってまで冒険者になる必要なんてないんじゃ?」
「そこは見栄を張ってと言えばいいのか・・・貴族の三男以降の方だったり、豪商の息子だったりとそんな感じですね。」
あぁなるほど、地位や名誉が大事ってやつか。
「なるほどギルドも依頼を完遂出来るなら問題なしと黙認してる感じですか。」
「その通りです。しかし、そういう方に限って高慢過ぎる態度で依頼主に接触したり、ギルド内で問題を起こしたりするので、ギルドカードすら没収される方も多いのが実情ですね。」
「なら始めから登録させなければ良いのでは?」
「それでも一定数は新たな商売の足掛かりや自身が貴族になる為だったりと様々な理由から真面目といいましょうかキチンと完遂し続ける方もいるので。」
「なるほど難しい問題ですね。」
「はい。ですが、そう方は早々に消えてしまうので。」
「なるほど一寸の我慢ってところですか。」
「はい。依頼主である皆さんそういう認識です。」
まぁそうか、商売やるなり、領地持ちにでもならなきゃお金も続かないだろうし、皆んながそう考えてても不思議じゃないなら多少の問題として片付けられるか。
「なら自分の場合も試験無しとなるんですか?」
「おそらくはならないと思われます。」
「それは何故ですか?」
「先程この部屋に入って来た時に大旦那様が仰った、英雄としての登壇でもしない限り、世間には認識されないので坊っちゃまの手配・・・」
「セバス!坊っちゃまはやめい!!!」
セバスさんがセルジュさんの事を坊っちゃまと言った瞬間、セルジュさんが抗議していた。
「失礼しました。公爵様の手配だけでは、ギルドの上層部しか知る事がないので形だけでも試験をしなくてはいけなくなるということです。」
あぁコレは俺の所為か。
「それとも今からでも英雄として凱旋、登壇なさいますか?」
俺はセバスさんにそう言われ、首が取れるんじゃないかと思わせるぐらい勢い良く首を横に振った。
「そうですよね。なので形だけですが、試験を受けなければいけなくなると思われます。」
ただ、心配なのはこれだけ形だけって言われると何かフラグが立った様な・・・やっぱりギルド行く時は準備を万全にしてから行くか。
その後はまた分からない事があったら教えて下さいということで、お開きとなり、そのまま就寝した。
翌朝、朝食を終えた俺はセバスさんに工房の方へ行く事を伝え、武具はまだ出来てないだろうけど実験室で練習しようと思い、工房へ向かった。
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