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小魚、生える
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「あはは! あはは! あはははは!!」
昆虫採集は俺との相性が抜群だったようだ。
奴らは森に同化している俺にろくに気がつくことも出来ないので、狩りたい放題だ。
そして、ついに俺のレベルは30に到達した。
日にちにすればまだ二日目。
実に順調なペースといえる。
狩の効率はまだまだ上がりそうだし、
このペースならレベル40なんてあっという間だ。
「さぁ、今回俺は何になるんだぁ!!」
ママから貰った光と、ウルフマンから奪い取った鉱石が光る。俺の姿がだんだんと変わっていくのが分かった。
1メートルもなかった身体はグングン大きくなり、おそらく2メートル近くになる。おそらく形状としてはそこまで変わらず、トカゲ型だ。
ここまでサイズが大きくなればワニのような迫力が出ているに違いない。
「そういえば、近くに湖があったな」
勇しくなった俺の姿をこの目で見させてもらおうじゃないか。さっきとは違い、重量感のある音を立てながら移動する。
心躍らせながら湖を覗くと、そこには信じられないものが映っていた。
立派になった俺の姿。それは良い。
カッコよくなったしいい感じだ。
ただ、問題はそこじゃない。
俺の頭にち◯ぽのようなツノが付いているのだ。
反り返った棒状で、先端だけ少しだけ膨らみ、俺が動くとピクピクと動く。
あぁぁああああああああ!!!!
どうして!! なんでそんな微妙なものを取り付けたんだ!!
名前は、名前はなんて言うんだ。
ここで良い感じの名前なら、次の進化先に期待が持てる。
恐る恐るステータス欄を表示させ、自分の状態がどうなっているのか確認することにした。
名前:『ウィズ』
種族:珍棒トカゲ
レベル:30
HP 920/920
MP 610/610
筋力:92
知性:61
敏捷:132
器用:51
幸運:51
スキル:『Hoch springen』 『speed gyro shot』『ホーリーフラッシュ』
残ステータスポイント:0
残スキルポイント:26
珍棒トカゲ!!?
人間だったら膝を折られてるところだ。
なんという。なんという悪意しか感じない名前!
しかし、唯一の希望としてはついに種族名が小魚から脱却したことだ。俺は、確実に前に進んでいる。それにステータスも進化ボーナスが入ったのかなり上がっている。
「表に出られる姿ではなくなってしまったが、それはイベントまでになんとかしよう」
どのみちイベントまでにもう一度進化しなければならないのだ。やることは変わらん。
「いくかっ!!」
近くにはまだまだ昆虫がいる。
新しいスキルも獲得できるようになったし、今までよりも経験値効率はさらに上昇するはずだ。
さらに強いモンスターを求め、俺は森の奥へ向かうことにした。
強いモンスターが本当にいるのか分からないけど、こういうのは大概深部にいくにしたがって強くなっていくのが相場なのだ。
昆虫採集は俺との相性が抜群だったようだ。
奴らは森に同化している俺にろくに気がつくことも出来ないので、狩りたい放題だ。
そして、ついに俺のレベルは30に到達した。
日にちにすればまだ二日目。
実に順調なペースといえる。
狩の効率はまだまだ上がりそうだし、
このペースならレベル40なんてあっという間だ。
「さぁ、今回俺は何になるんだぁ!!」
ママから貰った光と、ウルフマンから奪い取った鉱石が光る。俺の姿がだんだんと変わっていくのが分かった。
1メートルもなかった身体はグングン大きくなり、おそらく2メートル近くになる。おそらく形状としてはそこまで変わらず、トカゲ型だ。
ここまでサイズが大きくなればワニのような迫力が出ているに違いない。
「そういえば、近くに湖があったな」
勇しくなった俺の姿をこの目で見させてもらおうじゃないか。さっきとは違い、重量感のある音を立てながら移動する。
心躍らせながら湖を覗くと、そこには信じられないものが映っていた。
立派になった俺の姿。それは良い。
カッコよくなったしいい感じだ。
ただ、問題はそこじゃない。
俺の頭にち◯ぽのようなツノが付いているのだ。
反り返った棒状で、先端だけ少しだけ膨らみ、俺が動くとピクピクと動く。
あぁぁああああああああ!!!!
どうして!! なんでそんな微妙なものを取り付けたんだ!!
名前は、名前はなんて言うんだ。
ここで良い感じの名前なら、次の進化先に期待が持てる。
恐る恐るステータス欄を表示させ、自分の状態がどうなっているのか確認することにした。
名前:『ウィズ』
種族:珍棒トカゲ
レベル:30
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筋力:92
知性:61
敏捷:132
器用:51
幸運:51
スキル:『Hoch springen』 『speed gyro shot』『ホーリーフラッシュ』
残ステータスポイント:0
残スキルポイント:26
珍棒トカゲ!!?
人間だったら膝を折られてるところだ。
なんという。なんという悪意しか感じない名前!
しかし、唯一の希望としてはついに種族名が小魚から脱却したことだ。俺は、確実に前に進んでいる。それにステータスも進化ボーナスが入ったのかなり上がっている。
「表に出られる姿ではなくなってしまったが、それはイベントまでになんとかしよう」
どのみちイベントまでにもう一度進化しなければならないのだ。やることは変わらん。
「いくかっ!!」
近くにはまだまだ昆虫がいる。
新しいスキルも獲得できるようになったし、今までよりも経験値効率はさらに上昇するはずだ。
さらに強いモンスターを求め、俺は森の奥へ向かうことにした。
強いモンスターが本当にいるのか分からないけど、こういうのは大概深部にいくにしたがって強くなっていくのが相場なのだ。
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現在なろうで更新中です!!アルファでも更新しますが、なろうでも読んでいただけると嬉しいです!超連続更新してます!!https://ncode.syosetu.com/n0236fz/
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