神様(自称)と同居生活はじめました

☆新婚生活ではありません

｢じゃぁ、学校行ってくる部屋荒らすなよ！｣
そこを強調して言っといた
効果は一切ないが･･･

｢行ってらっしゃい｣
何故か玄関まで見送りに来る
そして、今日は笑顔で言ってくるから何か怖い

ガチャ

｢あっ！悠！｣
急に呼び止められて、振り向くと

｢んっ･･･!?｣
キスれた
｢行ってらっしゃい！｣
こいつ今日の謎の笑顔はこれが目的か！


｢い、行ってきます･･･｣
新婚かよ！




**


学校に行く途中に友達にあった
｢よぅ！悠！おはよー｣
｢あぁ、翔かおはよう｣

小学校からの腐れ縁の翔だった
｢『あぁ』ってなんだよ、なんかあったか？｣
こいつ観察眼鋭すぎるだろ...

｢いや、何もないよ！ただちょっと疲れてるだけ｣
｢･･･？ならいいけど、まぁ今日宿題多かったからな｣
｢ほんとにな｣
｢そいや、今日帰り俺ん家寄ってかない？｣
｢え？｣
たまにはそーゆーのもいいなぁ
｢そうだね、行く！｣
｢まじで！やった！飯も食ってく？｣
｢うん！てか、翔作れるの？｣
｢ふふん、そこはお前が作るに決まってるだろ｣
｢決まってねーよ、いつもどうしてんだよ？｣
｢誰かと食べいくか、弁当買ってくる｣
｢不健康め！そんなお前には作ってやろーじゃねーか！｣
｢感謝するぞ！
なんなら時々作りに来てくれると嬉しい！｣
｢わかったよ、時々だからなー！｣
｢おぅ｣

今日は遅くなるな、朔は一人にして大丈夫か？
まぁ、何とかなるか