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六章2つの世界
対巨人兵後編
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「「「「『ボンバー』!」」」」
魔術師達の連携爆発魔術がデストロイヤーを襲う。
すると、なんと言うことか。びくともしなかったデストロイヤーの身体が傾いたのだ。
さらに爆破された箇所からパラパラと粉が舞う。明らかに防御力が下がっている。
「『ボンバー』!」
「『アイスレイン』!」
「『スパークランス』!」
デストロイヤーを爆発、氷の雨、槍のような雷が襲う。怒濤の攻撃にデストロイヤーも為す術がない様子だ。
デストロイヤーの身体はどんどん後ろへと押されていき、ついに仰向けになって倒れた。
「よぉし!野郎共!ぶっ壊すぞぉぉ!!」
「「「うぉおおお!!」」」
血気盛んな戦士達が武器を掲げ、倒れたデストロイヤーへと乗り掛かっていく。
乗り掛かると、各々が持つ武具で次々と破壊していく。
異国で英雄と呼ばれる者の武器は普通の物ではない。
聖剣、エレメントがこもった戦槌、滅多にお目にはかかれない金属で作られた槍。
一級品の武具達は次々とデストロイヤーの石の身体を破壊していく。
「おらおら!どうしたこんなもんかぁ!!」
「直立ヲ開始シマス・・・」
やはりデストロイヤーはじっとはしてはくれない。暫く時間が経つと、自身の上に乗る戦士達なんかそっちのけで立ち上がった。
次々と戦士達は地面に落下していく。
「いっちちち・・・あ」
見上げるとデストロイヤーの目は光っていた。悪寒と先程の出来ごとを思い出した戦士達はすぐさま立ち上がって、デストロイヤーから離れる。
「ハ、カイ・・・コウ、セン」
目から凄まじい威力の光線が放たれる。戦士達を蹴散らす。
「あっぶねぇぇーー・・・」
「しかしあまり削れていないな・・・何か良い方法があるものか・・・」
20人程の歴戦の戦士達の猛攻撃を喰らってもなおデストロイヤーの身体は先程よりかは効いてはいるが、大ダメージは負ってはいない。
「僕が行きます──『カオスモード』50%発動・・・!」
歩の身体を白と黒のオーラが覆う。折角戻った体力だが、ここでカオスモードを発動しなければ大打撃は負わせることはできないだろう。
「では、私も───はぁ!!」
ラグドの身体にも歩と同様の白と黒のオーラが現れる。
「えっ!!使えたのですか!!」
「前に話さなかったかね?私も元は勇者だからね」
歩とラグドがデストロイヤーの前に立ちはだかる。デストロイヤーも2人と戦う気満々のようだ。
「こうやって2人で戦うのは最初の時振りだね」
「あの時は僕は役立たずでしたね」
「いや、そんな事無かったさ。昔も今も君は頼りになる弟子さ」
「そう言って貰えるとありがたいです」
地面を力強く踏みしめて、デストロイヤーまでかっ飛ぶ。デストロイヤーの破壊光線が放たれるが、カオスモードを発動した2人は捕らえることはできない。
「おりゃあ!!」
歩の斬撃がデストロイヤーの頑丈な石の身体に傷をつける。
硬い・・・バリアを解除しても尚、凄まじい防御力を持っているのか。
見た目は完全に石造りの人形だ。だが、その強度は石を遥かに超えている。まるで鍛えた分厚い鋼の板を斬っているかのようだ。
「50%出してこの深さしか斬れてないのか!?」
斬れた深さは5センチ程しかなかった。そうなるとかなり不味い。50%を発動できるのはせいぜいが10分程度だ。
「くっ・・・!こうなったら奥義を使うぞ歩君!!」
「奥義!?正気ですか!!」
こんな所で奥義なんか使ったらデストロイヤーどころか街ごと破壊されかねないぞ!!
いや、何か策があるのだろう。ラグドは後ろを振り向いて叫んだ。
「魔術師達よ!聞いてくれ!今から私達はデストロイヤーに向けて奥義を放つ!君達はデストロイヤーの左と右と背後と頭上にバリアを張ってくれ!何重にもな!」
「そういうことか!!」
デストロイヤーの周りをバリアで覆うことによって奥義による二次被害を無くしつつデストロイヤーへのダメージ増加させ、逃げ道を無くす。
何故こんなシンプルな策を今まで思い付かなかったのだろうか?
「「「「「「『バリア』!!」」」」」」
魔術師達のバリアと叫ぶとデストロイヤーの頭上、左、右、背後にバリアが何重も張られた。
魔術師達に大いなる負担がかかってしまうが、彼らもそれを承知の上で手伝ってくれている。
そんな彼らの助けを無駄にしない為にも決めなければならない。
「リズベル君!君の力も借りても良いかね?」
「勿論ですとも!」
リズベルが雷の剣を手に握り、歩とラグドの横に立つ。
「わ、私も使えるわ!奥義!!」
「えっ!?そうなのプリクル!!」
プリクルはそういうと首にかけていた青色の宝石のペンダントを外すと、ペンダントを左手に握ってリズベルと同様に歩達と一緒に並列に並んだ。
「ご協力感謝します。プリクル女王!」
「ふ、ふんっ!私はこの国の女王なのよ!国のトップが突っ立ったままなんてしまらないでしょ!!」
彼女の優しさに歩の頬は思わず緩んでしまう。すぐに気を引き締めると竜殺しの剣を構えた。
「私の奥義は体内にある魔力を全部消費して放つ『マジックブラスト』よ!」
「何それ格好いい」
「さあ、始めましょう」
歩の竜殺しの剣が炎を纏う。その炎の熱さは竜の炎を上回るものへと進化していた。
ラグドの剣には光が集まっていた。眩しく神々しい神から与えられし勇者の光である。
リズベルは剣だけでなく、自らも雷を纏っていた。雷をまとったリズベルは戦神と見間違えるほど勇ましい姿である。
プリクルのペンダントには鳥肌が立つほどの膨大な魔力が込められていた。ペンダントは膨大な魔力を溜め込んだ影響か宙に浮かび始めた。
デストロイヤーは自分に危機が迫っていることに気づいたのだろうが、もう遅い。
デストロイヤーは後ろに下がることも出来なければ、左にも右にも移動することができない。
「『ドラゴブレイク』!!」
「『シャイニングブレード』!!」
「『サンダーインパクト』!!」
「『マジックブラスト』!!」
炎と光と雷と魔力の塊が同時に放たれ、混ざり合う。まったく性質が違う物が混ざったというのに奥義の混合物は美しかった。
混ざり合い、巨大な筒となった奥義がデストロイヤーに向かっていく。
デストロイヤーに奥義の混合物が衝突する。最初は手を前に出して防ごうとしたが、手は意図も簡単に破壊されてしまった。
「機内温度上昇・・・!危険!危険!」
手を失ったデストロイヤーは為す術なく、奥義の混合物に粉々にされてしまった。
魔術師達の連携爆発魔術がデストロイヤーを襲う。
すると、なんと言うことか。びくともしなかったデストロイヤーの身体が傾いたのだ。
さらに爆破された箇所からパラパラと粉が舞う。明らかに防御力が下がっている。
「『ボンバー』!」
「『アイスレイン』!」
「『スパークランス』!」
デストロイヤーを爆発、氷の雨、槍のような雷が襲う。怒濤の攻撃にデストロイヤーも為す術がない様子だ。
デストロイヤーの身体はどんどん後ろへと押されていき、ついに仰向けになって倒れた。
「よぉし!野郎共!ぶっ壊すぞぉぉ!!」
「「「うぉおおお!!」」」
血気盛んな戦士達が武器を掲げ、倒れたデストロイヤーへと乗り掛かっていく。
乗り掛かると、各々が持つ武具で次々と破壊していく。
異国で英雄と呼ばれる者の武器は普通の物ではない。
聖剣、エレメントがこもった戦槌、滅多にお目にはかかれない金属で作られた槍。
一級品の武具達は次々とデストロイヤーの石の身体を破壊していく。
「おらおら!どうしたこんなもんかぁ!!」
「直立ヲ開始シマス・・・」
やはりデストロイヤーはじっとはしてはくれない。暫く時間が経つと、自身の上に乗る戦士達なんかそっちのけで立ち上がった。
次々と戦士達は地面に落下していく。
「いっちちち・・・あ」
見上げるとデストロイヤーの目は光っていた。悪寒と先程の出来ごとを思い出した戦士達はすぐさま立ち上がって、デストロイヤーから離れる。
「ハ、カイ・・・コウ、セン」
目から凄まじい威力の光線が放たれる。戦士達を蹴散らす。
「あっぶねぇぇーー・・・」
「しかしあまり削れていないな・・・何か良い方法があるものか・・・」
20人程の歴戦の戦士達の猛攻撃を喰らってもなおデストロイヤーの身体は先程よりかは効いてはいるが、大ダメージは負ってはいない。
「僕が行きます──『カオスモード』50%発動・・・!」
歩の身体を白と黒のオーラが覆う。折角戻った体力だが、ここでカオスモードを発動しなければ大打撃は負わせることはできないだろう。
「では、私も───はぁ!!」
ラグドの身体にも歩と同様の白と黒のオーラが現れる。
「えっ!!使えたのですか!!」
「前に話さなかったかね?私も元は勇者だからね」
歩とラグドがデストロイヤーの前に立ちはだかる。デストロイヤーも2人と戦う気満々のようだ。
「こうやって2人で戦うのは最初の時振りだね」
「あの時は僕は役立たずでしたね」
「いや、そんな事無かったさ。昔も今も君は頼りになる弟子さ」
「そう言って貰えるとありがたいです」
地面を力強く踏みしめて、デストロイヤーまでかっ飛ぶ。デストロイヤーの破壊光線が放たれるが、カオスモードを発動した2人は捕らえることはできない。
「おりゃあ!!」
歩の斬撃がデストロイヤーの頑丈な石の身体に傷をつける。
硬い・・・バリアを解除しても尚、凄まじい防御力を持っているのか。
見た目は完全に石造りの人形だ。だが、その強度は石を遥かに超えている。まるで鍛えた分厚い鋼の板を斬っているかのようだ。
「50%出してこの深さしか斬れてないのか!?」
斬れた深さは5センチ程しかなかった。そうなるとかなり不味い。50%を発動できるのはせいぜいが10分程度だ。
「くっ・・・!こうなったら奥義を使うぞ歩君!!」
「奥義!?正気ですか!!」
こんな所で奥義なんか使ったらデストロイヤーどころか街ごと破壊されかねないぞ!!
いや、何か策があるのだろう。ラグドは後ろを振り向いて叫んだ。
「魔術師達よ!聞いてくれ!今から私達はデストロイヤーに向けて奥義を放つ!君達はデストロイヤーの左と右と背後と頭上にバリアを張ってくれ!何重にもな!」
「そういうことか!!」
デストロイヤーの周りをバリアで覆うことによって奥義による二次被害を無くしつつデストロイヤーへのダメージ増加させ、逃げ道を無くす。
何故こんなシンプルな策を今まで思い付かなかったのだろうか?
「「「「「「『バリア』!!」」」」」」
魔術師達のバリアと叫ぶとデストロイヤーの頭上、左、右、背後にバリアが何重も張られた。
魔術師達に大いなる負担がかかってしまうが、彼らもそれを承知の上で手伝ってくれている。
そんな彼らの助けを無駄にしない為にも決めなければならない。
「リズベル君!君の力も借りても良いかね?」
「勿論ですとも!」
リズベルが雷の剣を手に握り、歩とラグドの横に立つ。
「わ、私も使えるわ!奥義!!」
「えっ!?そうなのプリクル!!」
プリクルはそういうと首にかけていた青色の宝石のペンダントを外すと、ペンダントを左手に握ってリズベルと同様に歩達と一緒に並列に並んだ。
「ご協力感謝します。プリクル女王!」
「ふ、ふんっ!私はこの国の女王なのよ!国のトップが突っ立ったままなんてしまらないでしょ!!」
彼女の優しさに歩の頬は思わず緩んでしまう。すぐに気を引き締めると竜殺しの剣を構えた。
「私の奥義は体内にある魔力を全部消費して放つ『マジックブラスト』よ!」
「何それ格好いい」
「さあ、始めましょう」
歩の竜殺しの剣が炎を纏う。その炎の熱さは竜の炎を上回るものへと進化していた。
ラグドの剣には光が集まっていた。眩しく神々しい神から与えられし勇者の光である。
リズベルは剣だけでなく、自らも雷を纏っていた。雷をまとったリズベルは戦神と見間違えるほど勇ましい姿である。
プリクルのペンダントには鳥肌が立つほどの膨大な魔力が込められていた。ペンダントは膨大な魔力を溜め込んだ影響か宙に浮かび始めた。
デストロイヤーは自分に危機が迫っていることに気づいたのだろうが、もう遅い。
デストロイヤーは後ろに下がることも出来なければ、左にも右にも移動することができない。
「『ドラゴブレイク』!!」
「『シャイニングブレード』!!」
「『サンダーインパクト』!!」
「『マジックブラスト』!!」
炎と光と雷と魔力の塊が同時に放たれ、混ざり合う。まったく性質が違う物が混ざったというのに奥義の混合物は美しかった。
混ざり合い、巨大な筒となった奥義がデストロイヤーに向かっていく。
デストロイヤーに奥義の混合物が衝突する。最初は手を前に出して防ごうとしたが、手は意図も簡単に破壊されてしまった。
「機内温度上昇・・・!危険!危険!」
手を失ったデストロイヤーは為す術なく、奥義の混合物に粉々にされてしまった。
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