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最終章 悪魔戦争
178話 戦士、全員集合
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そして、3時間後。空がオレンジ色に染まる夕方というにも関わらず、大勢の人間が城前に集められた。
冒険者だけではない。兵士や騎士まで集められている。
ほぼ全員理由を聞かされていないので、不満気人間発表を待っている者が多数だ。しかし、マーサが召集したという事もあって、不満を爆発させる者はいない。
全員集まると、同時にマーサが皆の前に姿を現した。
「みんな!聞いてほしい!!悪魔達が強くなる原因が判明した!!」
兵士や騎士達はともかく、冒険者達はせっかちな性格が多い。単刀直入に発表した方がいいと判断しての一言目である。
しかし、いきなりの発表は動揺を誘い、周りがざわついてしまう。それでも、しばらく待つと「どういう事だ!?」という声が出てくるので、詳しい行う。
「実際に、3ヶ月前に悪魔が発生した時も、急に強くなったのは皆も知っているはずだ。そして、その後地獄の門を確認しに行ったら、地獄の門が大きく開いていたという報告が来ている!!」
「それだけなのかぁ!?他には例はないのか?」
「4日前!ジッパの遺跡で中級悪魔率いる少数の悪魔軍団に襲われた。途中まではベルセルクですら苦戦するほどの強さだった。しかし、まるで魔力切れを起こした魔法使いのようにグンと弱くなったんだ!その時、地獄の門の門番によると、その時、門は親指が入らないくらいまで閉まっていたという!!」
「おいおいマジかよ・・・ってか、地獄の門の門番って何だよ!」
「地獄の門は一体どこにあるんだ!?逸話じゃなかったのか!?」
兵士と騎士達は地獄の門は知っているようであまり驚かなかったが、冒険者達は全員が知っているわけではなかったそうで、驚いている。
「俺もつい4時間前に知ったんだけど、地獄の門はこの城下町から南にある洞窟に隠されていたんだ!オストリッチが隠蔽していたんだ!」
「おいおいマジかよ・・・」「お前信じる?」「信じたくねえけど、俺達が知ってる事実が混ざってるし、マーサが言ってるしな・・・」
ある程度は信じてくれたようだ。
「マーサ!他にもあるんだろう?その地獄の門についての話が!」
「ああ!ある!!地獄の門に施された封印が解けかけている!!どのくらいで解けるかほ分からないけど、1年とか長い期間じゃないと予想する!!俺達にもう時間は残されていないんだ!」
「ああ・・・やっぱりか・・・」「悪魔がいるからもしやと思ってたけど・・・」「戦うしかないのか・・・」
絶望する者も多数いた。しかし、その場に逃げようと考える者は誰1人として存在しなかった。
冒険者だけではない。兵士や騎士まで集められている。
ほぼ全員理由を聞かされていないので、不満気人間発表を待っている者が多数だ。しかし、マーサが召集したという事もあって、不満を爆発させる者はいない。
全員集まると、同時にマーサが皆の前に姿を現した。
「みんな!聞いてほしい!!悪魔達が強くなる原因が判明した!!」
兵士や騎士達はともかく、冒険者達はせっかちな性格が多い。単刀直入に発表した方がいいと判断しての一言目である。
しかし、いきなりの発表は動揺を誘い、周りがざわついてしまう。それでも、しばらく待つと「どういう事だ!?」という声が出てくるので、詳しい行う。
「実際に、3ヶ月前に悪魔が発生した時も、急に強くなったのは皆も知っているはずだ。そして、その後地獄の門を確認しに行ったら、地獄の門が大きく開いていたという報告が来ている!!」
「それだけなのかぁ!?他には例はないのか?」
「4日前!ジッパの遺跡で中級悪魔率いる少数の悪魔軍団に襲われた。途中まではベルセルクですら苦戦するほどの強さだった。しかし、まるで魔力切れを起こした魔法使いのようにグンと弱くなったんだ!その時、地獄の門の門番によると、その時、門は親指が入らないくらいまで閉まっていたという!!」
「おいおいマジかよ・・・ってか、地獄の門の門番って何だよ!」
「地獄の門は一体どこにあるんだ!?逸話じゃなかったのか!?」
兵士と騎士達は地獄の門は知っているようであまり驚かなかったが、冒険者達は全員が知っているわけではなかったそうで、驚いている。
「俺もつい4時間前に知ったんだけど、地獄の門はこの城下町から南にある洞窟に隠されていたんだ!オストリッチが隠蔽していたんだ!」
「おいおいマジかよ・・・」「お前信じる?」「信じたくねえけど、俺達が知ってる事実が混ざってるし、マーサが言ってるしな・・・」
ある程度は信じてくれたようだ。
「マーサ!他にもあるんだろう?その地獄の門についての話が!」
「ああ!ある!!地獄の門に施された封印が解けかけている!!どのくらいで解けるかほ分からないけど、1年とか長い期間じゃないと予想する!!俺達にもう時間は残されていないんだ!」
「ああ・・・やっぱりか・・・」「悪魔がいるからもしやと思ってたけど・・・」「戦うしかないのか・・・」
絶望する者も多数いた。しかし、その場に逃げようと考える者は誰1人として存在しなかった。
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