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25 到着
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予定ではテマトマ領都に二日くらい滞在するつもりだした。
しかしテマトマ侯爵様の態度を見てすぐに出発しようとカミィ達に言われた。
確かに、あの侯爵の視線を見て可愛い彼女達の情報が伝われば何か害が及ぶかもしれないと思い、全てを中断し領都を出た。
追跡者は今のところいない、と思います。
情報収集に行っていたハヤティアの話を聞きました。
テマトマの領民達は開拓村の話は聞いたことがあるけどラザート村の存在を知らない。
逆に冒険者ギルドの所属の人達はラザート村のことを知っていた。
ラザート村に、開拓に行ったのがほとんどが冒険者だという。
元Sランクパーティーとその家族、B一つC二つのパーティー、ギルド関係者達が行ったそうだ。
時々魔物の素材を卸しにくると。
生きているんだとほっとしました。
そんな話や体力作りをしながら六日ほど進んだころ、ヴァーデ達と村に向かった一人が報告に来ました。
四日前にラザート村に着いた。
その時村が魔物の襲撃されていました。
すぐに救助に行きました。
ラザート村の住民も我々にも死者はいません。
怪我人の治療も完了してます。
それからヴァーデ様からスライムをできるだけ多く捕獲してきてほしいと。
その報告を聞いてまたほっとしました。
スライムを捕獲しながら二日、大きな湖に着きました。
その湖をぐるっと移動してきて見えてきたのは湖側が空いているコの字の木の壁でした。
それを設置しているヴァーデ達が動きまわっています。
私達に気が付いたヴァーデが一人を壁の中に行かせ、私達の到着を待っています。
「お疲れ様です。怪我はありませんか?」
「大丈夫だよ。報告がいったと思うけどラザート村の人達は生きていたよ。」
「ええ、聞きました。生きていて良かった……」
「来て早々、魔物に襲われていてね。討伐して怪我人を治療し、食料を配り、元気になって今壁を築いているとこだよ。あと泥沼化の魔法は凄いね。木を立てるのが楽だよ。」
同じ日に向かったはずですのに……
仕事が迅速過ぎませんかっ!?
「やはり魔物の襲撃がありますのね。」
「結構あるみたいだね。ここの開拓民は冒険者達みたいで、対処はできていたけど、前々回の襲撃でリーダー格の人が怪我をして、じり貧だったみたいだよ。その人も治療したから今は大丈夫だけどね。あ、来たね。」
私達の方に走ってくるのは金髪のライオンヘアの男性と同じ金髪のロングストレートヘアの女性、緑色のストレートヘアの女性、緑色の髪の男性の四人。
「領主様、精鋭を送っていただきありがとうございます。」
「「「ありがとうございます!」」」
金髪の女性がそう言い頭を下げ、彼女に続いて他の人達も頭を下げました。
「頭を上げてください。」
彼彼女等が頭を上げます。
彼彼女等、ライオンヘアの男性の顔を見たら、びびっときました。
なんでしょうか?
この感覚は?
しかしテマトマ侯爵様の態度を見てすぐに出発しようとカミィ達に言われた。
確かに、あの侯爵の視線を見て可愛い彼女達の情報が伝われば何か害が及ぶかもしれないと思い、全てを中断し領都を出た。
追跡者は今のところいない、と思います。
情報収集に行っていたハヤティアの話を聞きました。
テマトマの領民達は開拓村の話は聞いたことがあるけどラザート村の存在を知らない。
逆に冒険者ギルドの所属の人達はラザート村のことを知っていた。
ラザート村に、開拓に行ったのがほとんどが冒険者だという。
元Sランクパーティーとその家族、B一つC二つのパーティー、ギルド関係者達が行ったそうだ。
時々魔物の素材を卸しにくると。
生きているんだとほっとしました。
そんな話や体力作りをしながら六日ほど進んだころ、ヴァーデ達と村に向かった一人が報告に来ました。
四日前にラザート村に着いた。
その時村が魔物の襲撃されていました。
すぐに救助に行きました。
ラザート村の住民も我々にも死者はいません。
怪我人の治療も完了してます。
それからヴァーデ様からスライムをできるだけ多く捕獲してきてほしいと。
その報告を聞いてまたほっとしました。
スライムを捕獲しながら二日、大きな湖に着きました。
その湖をぐるっと移動してきて見えてきたのは湖側が空いているコの字の木の壁でした。
それを設置しているヴァーデ達が動きまわっています。
私達に気が付いたヴァーデが一人を壁の中に行かせ、私達の到着を待っています。
「お疲れ様です。怪我はありませんか?」
「大丈夫だよ。報告がいったと思うけどラザート村の人達は生きていたよ。」
「ええ、聞きました。生きていて良かった……」
「来て早々、魔物に襲われていてね。討伐して怪我人を治療し、食料を配り、元気になって今壁を築いているとこだよ。あと泥沼化の魔法は凄いね。木を立てるのが楽だよ。」
同じ日に向かったはずですのに……
仕事が迅速過ぎませんかっ!?
「やはり魔物の襲撃がありますのね。」
「結構あるみたいだね。ここの開拓民は冒険者達みたいで、対処はできていたけど、前々回の襲撃でリーダー格の人が怪我をして、じり貧だったみたいだよ。その人も治療したから今は大丈夫だけどね。あ、来たね。」
私達の方に走ってくるのは金髪のライオンヘアの男性と同じ金髪のロングストレートヘアの女性、緑色のストレートヘアの女性、緑色の髪の男性の四人。
「領主様、精鋭を送っていただきありがとうございます。」
「「「ありがとうございます!」」」
金髪の女性がそう言い頭を下げ、彼女に続いて他の人達も頭を下げました。
「頭を上げてください。」
彼彼女等が頭を上げます。
彼彼女等、ライオンヘアの男性の顔を見たら、びびっときました。
なんでしょうか?
この感覚は?
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