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18 自己紹介 2

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「ネタート侯爵家長女ターマリー、十四。好きな食べ物はぼんじり、嫌いな食べ物はレバー。好きなことは魔法、苦手なことは運動。ルイナス様は私の目標で癒し。側にいたいからついてきた。」

膝下まで伸びたロングな銀髪に天色の瞳、可愛い顔立ちだがほぼ無表情、一五〇くらいの身長、胸はある方、美乳。
魔法五位以内学力上位、運動が最下位に近い。
魔法関係の話の時に感情が出やすい。

ほんと私が癒しってなんですか?
皆が癒しのところでうんうんと頷いている。
いやターマリー嬢が少し笑った時やアシャルーナ嬢の照れ顔の方が癒しじゃないかしら?

オーク令嬢なんかどこがいいのかしら?
不思議ですわ。


「ディランド伯爵家四女カサリアです!十四歳です!好きな食べ物はお肉!嫌いな食べ物は野菜です。好きなことは剣術、訓練です!苦手なことは勉強です。ルイナス様の専属騎士になるのが夢です!だからついてきました!騎士の方々一緒にルイナス様を守りたいです!よろしくお願いします!」

男装似合う格好いい令嬢、金の瞳、長い紺色の髪をよくポニーテールにしている。
一七〇くらいの高身長、胸は控えめ、スレンダーな体型。
女性ながら運動は十位以内、魔法は平均的、学力は最下位に近い。
男女共に人気のある女の子。

ガバッと頭を下げるカサリア嬢に騎士達がよろしくな!と声をかける。
相変わらず元気っ子な子ですね。

「マッサヒナ伯爵家長女サリーダです。ルイナスお姉様達と同じ・・十四歳です。」

もっと年下だと思っていたと驚く人多数。

「お姉様?」

「は、はい。ルイナスお姉様が家族として接すると……そ、その、わ、私、姉が欲しかったので、だ、駄目でしょうか?」

涙目上目遣い!
なんと上級テクニックを!
こんなの断れるわけない!
オッケーだ!と親指を立てるが見えます。

一人っ子の私も妹が、兄姉弟も欲しかった。
もしかしたらこれからできる可能性もあるかもしれないけど……

「いいですよ。ルースお姉ちゃんでもいいわよ?」

「る、ルースお姉ちゃん?!い、いえ、ルースお姉様とお呼びします。」

「そうだわ!家族ならもっと口調を崩しましょう!ね!」

「は、はい、あ、う、うん。わかり、わかった。ルースお姉様って、よ、呼ぶね。」

「ええ。」

見た目も口調を崩そうと頑張る姿も可愛いわね。
そしてこの時からみんなを愛称で呼ぶようになった。
幼い頃のようになって嬉しかった。

「好きな食べ物は牛乳と魚と牛と鶏、嫌いな食べ物はピーマンです。好きなことは、る、ルースお姉様に頭をな、撫でてもらうことです。」

可愛いのでとりあえずサリーの頭を撫でておく。

「に、苦手なことは家畜の世話です。私はる、ルースお姉様の力になりたくてついてきました。家畜の世話も頑張ります!」

家畜の世話というのはサリーの実家が牛と鶏の名産地で美味しいと有名で、牛っぽい、鶏っぽい家畜を用意してくれて、それの世話を頑張ると言っている。
なぜか家畜達に追いかけ回されるみたいで苦手だとか。

サリーは一四〇くらいの身長、茶色の髪に緑の瞳の見た目10歳くらいの令嬢。
学力魔法上位、運動平均的(足は早い)。
小さい身体で一所懸命動いている姿が可愛い、甘え上手で気配りもできる女の子。

最近の悩みは身長と胸の大きさ。
揉むと大きくなるかもと言ったらなぜか私が揉むことになりました。
涙目上目遣いでだめ?とされたら断れないわよ!

どうしてこうなった?!ですね……


「ラズル伯爵家五女ナイナです!十四歳です!食べ物は何でも食べます!好きなことは食べること、苦手なことはー、うーん、ないです!ルースちゃんと一緒にいたくてついてきました!」

さすがルイナス様!さすがルイナス様!とよいしょしてくれる明るいポジティブなぽっちゃり令嬢。
赤髪のショートボブに赤い瞳、一六〇くらいの身長、胸は少し大き目、学力運動魔法は平均的、ムードメーカーの女の子。
年配方に人気があり可愛がられていた。
年上キラー。


それから私や令嬢達についてきてラザート領に移り住んでくれる騎士、魔導師、侍女達とその家族の自己紹介をしてもらったらあっという間に寝る時間になった。
ラザート領まで護衛してくれる人達にも簡単に自己紹介してもらった。

ラザート領までよろしくお願いしますね。
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