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彼との出会い2
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そういうわけで出席した茶会は、父から聞いていたよりもずっと人が多かった。どうやら父が嬉しさのあまり、私の出席を言いふらしてしまったのが原因のようだった。
父に送り出され一人になった私は、あっという間に多くの令嬢令息に囲まれてしまった。もの珍しさと縁欲しさというところだろう。
何度か屋敷で見かけたことがある人も数名はいたものの、殆どが初対面という状況だった。それだけでかなり緊張していたのに加えて我先にと繰り返される挨拶で、体調が下り坂になるのもそう時間は掛からなかった。
父はすぐ戻ってくると言っていた。だから、せめてそこまでは持ち堪えたいと気を張っていた。折角嬉しそうにしていた父の顔を、曇らせたくはなかったのだ。
とはいえどうしたものか。初めて多くの人に囲まれて、それを上手く躱せる芸当などは持ち合わせていなかった。焦れば焦るほど頭が重くなっていき、いつしか会話すらまともに耳に入ってこなくなっていた。
流石にもう諦めて、医療棟にでも匿って貰おうかと思い始めていたころ、丁度一つの手が差し伸べられた。
「初めまして、カリーナ様。私、レオン・カットンと申します。宜しければ二人きりで話しませんか?」
それがレオンとの出会いだった。
第一印象は、ぼんやりとした頭ですら何て調子の軽い方なのだと忌避感を覚えるほどだった。けれど半ば強引に取られた手に引っ張られ、人気のないバルコニーに連れ出された時にようやく意図を理解した。
彼は私を逃してくれたのだ。
「今、お飲み物を持ってこさせていますから」
キザだと思っていたその男は、柔らかく私に微笑んだ。少しして同じくらいの令嬢がやってきて、手には二つのグラス、それから脇で抱えるようにもう一つのグラスを持っていた。
「レオン、これしか持てなかったよ~~」
彼女は随分彼と親しいようだった。まるで兄妹のような雰囲気だった。互いを見る目に深い信頼が現れていた。
「馬鹿か、なんでこんな持ってきてんだ。しかもジュースばっか!」
「だって、これしかなかったもん」
「だから、給仕に声掛けて水貰えって言っただろ!」
あれやこれやと言い合って、彼は私にリンゴジュースを差し出した。
「申し訳ありません、宜しければ……」
「いえ、その……ありがとう」
「とんでもありません、美女を助けるのは紳士の嗜みと父から言いつけられておりますので」ニッと笑った彼は「ほらいくぞ」と令嬢の背を押して去っていった。
あまりに一瞬の出来事で、暫くの私はぼんやりと彼の姿を眺めていた。ややあって、もう一度目が合うと、私の胸はギュッと苦しくなった。
それは病気の時とは違う、切ない痛みだった。
それが恋だと気が付くには少し時間があった、でもきっかけと言われれば私が恋に落ちたのはその瞬間だったのだ。
そうはいっても、想うだけのしがない恋心だった。なんせ治癒空間の恩恵で大分良くなったとはいえ、私の体調は安定という言葉を知らなかった。
特に長時間の移動や人混み、環境の変化には極めて弱く、情けなくなるほどあっさりと体調が崩れてしまうのだ。
だから遠くで開かれるパーティーなんかにはまず出席することができなかった。何とか顔を出せたのは体調を崩してもすぐ養生することが叶う、年に数回のフォンテーヌの茶会くらいのものだ。
それでも年に一、二回、レオンと顔を合わせられることは、唯一といってもいいほどの楽しみになっていた。
私は元々趣味というものを持ってはいなかった。けれどその頃の私は、隙あらばミルベス伯領の文献なんかを読んでいた。レオンと会話ができた時、沢山話が続くようにと知識を頭に詰め込んで、楽しいやり取りに夢を膨らませていたのだ。
けれど実際には、私はレオンと挨拶程度の会話しかすることができなかった。理由は、私が口下手だから。緊張してしまうから。
そして――彼が人気者だったからだ。
容姿もさることながら、物腰の柔らかさや如才なさが人を惹きつけて、レオンはいつも多くに囲まれていた。
特にレオンには目を掛けている女の子もいて、やっと人集りが途切れたと思えばいつもその子のところに駆け寄っていた。
とても大切な存在なのだなと、側から見てもよく分かった。
いくつか印象に残っていることもある。
何度か城のパーティーの最中に、彼女の姿が見えなくなった時があった。私は辺りを少し散策しているだけなのでは? と軽く思ったのだが、レオンはまるで誘拐にでもあったかのような形相で必死に探すのだ。
使用人から側近から、衛兵にまで声を掛けていた時には、流石にポカンと口を開けてしまったものだ。
そんなわけでウジウジと足踏みをしているうちに時だけが経ち、私の耳にはミルベス伯爵家とデルダ伯爵家の縁談が飛び込んできた。
それはとてつもない衝撃で、生き甲斐さえ失われてしまったようなものだった。
その頃私は、あと数年でマギラへの入学を控えていた。入学して一年経てばレオンと毎日顔を合わせることができる。それで何とか仲良くなることができるかもしれないと希望を抱いていたのだ。
けれど、流石に婚約者のいる相手にズカズカとは近付けない。それはジェラルド侯爵家の品位を落とす行為でもあるし、何の未来もない行為だったからだ。
絶望という言葉が私にのし掛かり、病状に伏せる日々がまた始まった。
暫く明るかった世界はどんよりと翳りを見せ、セピア色に褪せていった。
そんな時、父から一つ告白をされた。
ミルベス伯爵家とデルダ伯爵家の縁談は暫く進まない――そういうものだった。
意味が分からず聞き返せば、父は苦しそうな表情でこういった。
「申し訳ない。彼がお前が与えている影響を今は途切れさせたくはなかったんだ……」
「影響……?」
「あぁ、お前は前よりずっと明るく前向きになった。体調だってずっと良いじゃないか。それは、夢中になるものができたからだろう?」
迂闊にも私は、父にミルベス伯爵領やミルベス家についての話を聞いていた。勘のいい父だ。私の恋心には気が付いていたのだろう。
「ですが、それと彼らの縁談にどう関係があるのですか?」
「それはね――」
正直、酷い話だった。
私の気持ちがミルベス伯爵に流れるよう操作をしたというのだ。それも『娘の想いをどうにか叶えてやりたい』などと父が婚約を考えている素振りまでチラつかせて。
とはいえこれは口約束すらしていない情報戦だ。こうして両家の話が私の耳に届くのも想定内だったという。
父としては、私が望むのなら本当にレオンとの婚約を進める覚悟だといっていた。けれど、私は首を縦には振れなかった。
それは、レオンに大切にしている娘がいるのを知っていたからだ。そして、それが両想いだということも。
私がいなければ二人は約束された関係になっていた。それを知っていて、喜んでレオンとの話を進めてもらう気にはなれなかった。
なら、諦める――?
婚約の話一つで目の前が真っ暗になる私に、その選択をすることはできなかった。
ならばと、私が決めた道は期間を決めることだった。
当初夢を見ていたマギラでの学園生活――レオンと共に過ごせる一年間で、彼への想いを断ち切るというものだ。
心に決めた時は、思わず涙が出た。
けれどその覚悟は存外前向きに働いた。
今まであったあわよくばな感情を捨てたことにより、嫌われること前提でレオンに向かっていくことができた。
例え怪訝な顔をされても、そっけなくされても、それは未来の私にとって良いことだった。
いっそ目障りだと罵倒でもされれば、私は快く諦めることができる気がした。
それなのに――
私はレオンの頑固な一面を見た。
レオンの戸惑う表情を見た。
恥ずかしがる表情を、焦る表情を、悲しむ表情を。
『カリーナ様、大丈夫ですか?』
会ったときのような優しさを。
諦めようと培ったものが全て崩れていった。
知らないレオンの顔を見て、私の中に積もったのはただレオンを好きな気持ちばかりだった。
ノブレス館中庭――私はレオンを待った。
きっとこれが最後の待ち合わせになるだろう、そう思いながら。
父に送り出され一人になった私は、あっという間に多くの令嬢令息に囲まれてしまった。もの珍しさと縁欲しさというところだろう。
何度か屋敷で見かけたことがある人も数名はいたものの、殆どが初対面という状況だった。それだけでかなり緊張していたのに加えて我先にと繰り返される挨拶で、体調が下り坂になるのもそう時間は掛からなかった。
父はすぐ戻ってくると言っていた。だから、せめてそこまでは持ち堪えたいと気を張っていた。折角嬉しそうにしていた父の顔を、曇らせたくはなかったのだ。
とはいえどうしたものか。初めて多くの人に囲まれて、それを上手く躱せる芸当などは持ち合わせていなかった。焦れば焦るほど頭が重くなっていき、いつしか会話すらまともに耳に入ってこなくなっていた。
流石にもう諦めて、医療棟にでも匿って貰おうかと思い始めていたころ、丁度一つの手が差し伸べられた。
「初めまして、カリーナ様。私、レオン・カットンと申します。宜しければ二人きりで話しませんか?」
それがレオンとの出会いだった。
第一印象は、ぼんやりとした頭ですら何て調子の軽い方なのだと忌避感を覚えるほどだった。けれど半ば強引に取られた手に引っ張られ、人気のないバルコニーに連れ出された時にようやく意図を理解した。
彼は私を逃してくれたのだ。
「今、お飲み物を持ってこさせていますから」
キザだと思っていたその男は、柔らかく私に微笑んだ。少しして同じくらいの令嬢がやってきて、手には二つのグラス、それから脇で抱えるようにもう一つのグラスを持っていた。
「レオン、これしか持てなかったよ~~」
彼女は随分彼と親しいようだった。まるで兄妹のような雰囲気だった。互いを見る目に深い信頼が現れていた。
「馬鹿か、なんでこんな持ってきてんだ。しかもジュースばっか!」
「だって、これしかなかったもん」
「だから、給仕に声掛けて水貰えって言っただろ!」
あれやこれやと言い合って、彼は私にリンゴジュースを差し出した。
「申し訳ありません、宜しければ……」
「いえ、その……ありがとう」
「とんでもありません、美女を助けるのは紳士の嗜みと父から言いつけられておりますので」ニッと笑った彼は「ほらいくぞ」と令嬢の背を押して去っていった。
あまりに一瞬の出来事で、暫くの私はぼんやりと彼の姿を眺めていた。ややあって、もう一度目が合うと、私の胸はギュッと苦しくなった。
それは病気の時とは違う、切ない痛みだった。
それが恋だと気が付くには少し時間があった、でもきっかけと言われれば私が恋に落ちたのはその瞬間だったのだ。
そうはいっても、想うだけのしがない恋心だった。なんせ治癒空間の恩恵で大分良くなったとはいえ、私の体調は安定という言葉を知らなかった。
特に長時間の移動や人混み、環境の変化には極めて弱く、情けなくなるほどあっさりと体調が崩れてしまうのだ。
だから遠くで開かれるパーティーなんかにはまず出席することができなかった。何とか顔を出せたのは体調を崩してもすぐ養生することが叶う、年に数回のフォンテーヌの茶会くらいのものだ。
それでも年に一、二回、レオンと顔を合わせられることは、唯一といってもいいほどの楽しみになっていた。
私は元々趣味というものを持ってはいなかった。けれどその頃の私は、隙あらばミルベス伯領の文献なんかを読んでいた。レオンと会話ができた時、沢山話が続くようにと知識を頭に詰め込んで、楽しいやり取りに夢を膨らませていたのだ。
けれど実際には、私はレオンと挨拶程度の会話しかすることができなかった。理由は、私が口下手だから。緊張してしまうから。
そして――彼が人気者だったからだ。
容姿もさることながら、物腰の柔らかさや如才なさが人を惹きつけて、レオンはいつも多くに囲まれていた。
特にレオンには目を掛けている女の子もいて、やっと人集りが途切れたと思えばいつもその子のところに駆け寄っていた。
とても大切な存在なのだなと、側から見てもよく分かった。
いくつか印象に残っていることもある。
何度か城のパーティーの最中に、彼女の姿が見えなくなった時があった。私は辺りを少し散策しているだけなのでは? と軽く思ったのだが、レオンはまるで誘拐にでもあったかのような形相で必死に探すのだ。
使用人から側近から、衛兵にまで声を掛けていた時には、流石にポカンと口を開けてしまったものだ。
そんなわけでウジウジと足踏みをしているうちに時だけが経ち、私の耳にはミルベス伯爵家とデルダ伯爵家の縁談が飛び込んできた。
それはとてつもない衝撃で、生き甲斐さえ失われてしまったようなものだった。
その頃私は、あと数年でマギラへの入学を控えていた。入学して一年経てばレオンと毎日顔を合わせることができる。それで何とか仲良くなることができるかもしれないと希望を抱いていたのだ。
けれど、流石に婚約者のいる相手にズカズカとは近付けない。それはジェラルド侯爵家の品位を落とす行為でもあるし、何の未来もない行為だったからだ。
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暫く明るかった世界はどんよりと翳りを見せ、セピア色に褪せていった。
そんな時、父から一つ告白をされた。
ミルベス伯爵家とデルダ伯爵家の縁談は暫く進まない――そういうものだった。
意味が分からず聞き返せば、父は苦しそうな表情でこういった。
「申し訳ない。彼がお前が与えている影響を今は途切れさせたくはなかったんだ……」
「影響……?」
「あぁ、お前は前よりずっと明るく前向きになった。体調だってずっと良いじゃないか。それは、夢中になるものができたからだろう?」
迂闊にも私は、父にミルベス伯爵領やミルベス家についての話を聞いていた。勘のいい父だ。私の恋心には気が付いていたのだろう。
「ですが、それと彼らの縁談にどう関係があるのですか?」
「それはね――」
正直、酷い話だった。
私の気持ちがミルベス伯爵に流れるよう操作をしたというのだ。それも『娘の想いをどうにか叶えてやりたい』などと父が婚約を考えている素振りまでチラつかせて。
とはいえこれは口約束すらしていない情報戦だ。こうして両家の話が私の耳に届くのも想定内だったという。
父としては、私が望むのなら本当にレオンとの婚約を進める覚悟だといっていた。けれど、私は首を縦には振れなかった。
それは、レオンに大切にしている娘がいるのを知っていたからだ。そして、それが両想いだということも。
私がいなければ二人は約束された関係になっていた。それを知っていて、喜んでレオンとの話を進めてもらう気にはなれなかった。
なら、諦める――?
婚約の話一つで目の前が真っ暗になる私に、その選択をすることはできなかった。
ならばと、私が決めた道は期間を決めることだった。
当初夢を見ていたマギラでの学園生活――レオンと共に過ごせる一年間で、彼への想いを断ち切るというものだ。
心に決めた時は、思わず涙が出た。
けれどその覚悟は存外前向きに働いた。
今まであったあわよくばな感情を捨てたことにより、嫌われること前提でレオンに向かっていくことができた。
例え怪訝な顔をされても、そっけなくされても、それは未来の私にとって良いことだった。
いっそ目障りだと罵倒でもされれば、私は快く諦めることができる気がした。
それなのに――
私はレオンの頑固な一面を見た。
レオンの戸惑う表情を見た。
恥ずかしがる表情を、焦る表情を、悲しむ表情を。
『カリーナ様、大丈夫ですか?』
会ったときのような優しさを。
諦めようと培ったものが全て崩れていった。
知らないレオンの顔を見て、私の中に積もったのはただレオンを好きな気持ちばかりだった。
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