香りの聖女と婚約破棄
「近寄るな、お前は臭いから」
ゼダ伯爵令嬢エヴァは婚約者にいつもそう言われ、傷心を抱えていた。
婚約者の第三王子マシューは、臭いを理由に彼女との婚約を破棄しようとする。
「エヴァ、いつも告げてきたが、お前のその香りには耐えられない。この高貴な僕まで、周囲から奇異の目で見られて疎外される始末だ。もう別れてくれ‥‥‥婚約破棄だ」
「なあ、それは王族の横暴じゃないのか?」
共通の幼馴染、ロランが疑問の声を上げた。
他の投稿サイトでも別名義で投稿しております。
ゼダ伯爵令嬢エヴァは婚約者にいつもそう言われ、傷心を抱えていた。
婚約者の第三王子マシューは、臭いを理由に彼女との婚約を破棄しようとする。
「エヴァ、いつも告げてきたが、お前のその香りには耐えられない。この高貴な僕まで、周囲から奇異の目で見られて疎外される始末だ。もう別れてくれ‥‥‥婚約破棄だ」
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何故タグにハッピーエンドをいれたのか……
さっぱりわかりません
どこをどう読めばハッピーエンドなんでしょう?
被害者が被害に遭う現実から逃れることができたという意味ではハッピーエンドかと思います。
お読みいただきありがとうございます。
いくつか思った事を述べるとするなら…
結局誰も幸せになってないのでハッピーではなくビターエンドかなと
あとはロランもエヴァもマシューのこの末路を望んでたようには見えなかったのでざまあ報復もちょっと違うかなと…
ロランが最後彼女の下を離れたのは候補ではあったがエヴァに対して恋愛感情は持っていなかったとかなのか
はたまた好きではあったが亡きマシューへの義理立てから結ばれることを拒否したのか…
結局余計なちょっかいかけたせいで自分の選んだ聖女を不幸にするという大チョンボをやらかした神様が馬鹿だったというお話なのかな?
ありがとうございます。
結局、マシューが妻になるべき女性を信じられなくなり、自分の権力をつかい婚約破棄したので、裏切られたヒロインは解放され、力を私的に使ったマシューは断罪され、ロランもまたのぞまなかったけれど、苦渋の決断をした。
そんな意味で、彼らの決断が得た結果としてハッピーエンド、ざまあ、と捉えていただければ、と。
女神が糞すぎる。体臭きっついのが試練とか説明が無かったら大抵耐えられないでしょ。男側にも同情の余地ありですわ
ありがとうございますこういう翻訳履物もありかなと思って書いていました次回はもう少し考慮して書いてみます
本人の同意もなしに勝手に与えたものに対して試練とか各種神話とかのように神がクソやん。
ありがとうございます。
神様とは基本的にそんなものなので人の意思はあまり関係ないのかもしれません。
これからもよろしくお願いします。
ちょっと難しくて…もう少し長くして、説明が増えれば分かりやすくて面白いかなと思います( ˊᵕˋ ;)
すみません、ハッピーエンドがどの辺か分からず💦
結局、マシューとロランの2人が伴侶の候補で試されていたってこと?
そしてロランはエヴァが好きだけど諦めていたのに、試練に勝っても伴侶にはなりたくなかった?のは何故?
マシューは処刑された?そんなに重い罪だった??
とても疑問の残る作品でした。
もう少し続いて欲しいな…。
ロランは何で諦めたのかな~
結局、本人に言うのは我慢できるけと、思い出し臭いで傍に居るのは我慢出来なくて離れたってことかな…
匂いって大事ですもんね。
結局1人で神殿へ…女神様も酷な試練を与えたなぁ…幸せになってない。
ありがとうございます短編ということで短くしすぎたかもしれません 次回はもう少し長めにしゃくを取っていますご指摘ありがとうございます
9話、婚約破棄を解消になってますが、婚約を解消、ですかね?。臭いの試練は1人じゃなかったのか😰。ハッピーエンドタグ有ったので、てっきりもう一人の方とくっつくのかと思ってました(笑)。
ありがとうございます。
婚約を解消、ですね。直しておきます。
くっつけようと思ったんですが、もう少し彼らに時間を与えてのんびりしてもらうことにしようかと思いました。
ハッピーエンドタグはちょっと考えます。
ありがとうございます。
そもそも一人だけ匂いに耐えられないって、余程鼻が弱いのか、それか、匂いに耐えられないこいつに何か有るのか🤔。
ありがとうございます。
ネタばらしになってしまうのでちょっと書けないですが、試練ではあります。
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