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転生したら行き成り村が滅びていた

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 どうしてこうなった?俺は名誉ある伯爵家の第一騎士団長だぞ
 暗い巨木の洞の中でガタガタと震えながら外の様子を伺うが、他の騎士たちの
悲鳴が木霊して、俺の恐怖をかきたててくる。
 あの化け物は俺たちを獲物としてしか見ていない、どうしてこうなった?

=数時間前=
 ここは何処だろう?
「やっと来ましたか?」
 俺の前に後光がさしている女性が目の前に居る。
 濡れ羽色の髪の毛がサラサラとなびいて綺麗だなぁ
「貴方は立花 道雪たちばな みちゆきで間違いないですか?」
「あ、そうです、あの・・・ここは?」
 瑠璃色の瞳で僕を見つめて女性はゆっくりと話してくれた
「ここは流転の間、一定の資格を得た者が神の加護を受けて転生する場所・・・
貴方は資格を得て新たな世界を旅するためにここに来ました。」
 え?資格?転生?
「貴方に与えられる加護は絶対神の加護です詳しくは、転生後確認してください」
 その刹那光が強くなり目が開けられなくなると、俺の意識は途切れた。

 次に気が付くと俺は何か重みのある物に乗られていた。
「ここは?、す、すてーたす」
 俺とは違う意識が語りかけるままにつぶやくと

 名前:ドウセツ 種族:ヒューマン 年齢:09
 HP:30/62 TP:20/20 MP:40/40
職業:村人LV:9(絶対神の寵児)
戦闘職業:未設定
体力 12(+180)192
筋力 18(+180)198
速度 23(+180)203
魔力 97(+180)277
知識 14(+180)194
幸運 01(+180)181
加護:絶対神の加護(すべてのステータスの+180高確率でスキル習得 無限収納)

スキル:精神耐性LV10 神の目
称号:なし

 これはいったい?痛い!
 頭の中にこの体の今までの経験と感情が急激に流れ込む、
激痛が頭を襲い更にこの世界の常識が追撃を仕掛けてくる。
・・・ああ、俺の上に居るのは母と父なんだ・・・今この村は騎士に・・・
 俺は二人の下から這い出ると、手を合わせて祈りをささげた
「らっき~まだガキが残ってた」
 振り向くとニビイロの鎧に身を包んだ騎士が俺の背後にいた
 腰に村の子供たちの首をくくりつけてニヤニヤと俺を見ていた。
 瞬間俺は騎士の右腕に蹴りを放つと”くちゃ”っと湿った音を立てて
手首が砕け手に持った剣が地面に落ちる前に奪い取り両手足の腱を鎧の隙間から
切り裂くと、声もなく地面に倒れ付す
 この世界のステータスは平均男性で25~35 騎士で60~90 冒険者で40~200
200は英雄クラスだ、そこに近い俺の攻撃は騎士には見えなかっただろう
「うぐぅ」
 人は真に痛いときは声が出ないものだ、俺は倒れた騎士に近づくと腰の首を外し
首を刎ねた。
 精神耐性のおかげか、忌避感も無く出来た。
 そのまま村の中を走ると広場に騎士達が屯しているのを見つけるとそのまま突っ込んでいった。
 一人二人と混乱する騎士達を切り伏せていく、剣が駄目になる前に次の剣と次々に持ち替えて
いき20名を瞬殺した。
「き、貴様何をしているのかわかっているのか!騎士に刃向かったら村ごと滅ぼすぞ!」
 カール髭の騎士が体勢を立て直した騎士たちの後ろで俺を指差して怒鳴り散らすが
「村は貴様たちが滅ぼしただろう!そして、やられたらやり返される覚悟を持ってるんだろうな!」
 俺の叫びに数名の騎士が一瞬動きを止め、その瞬間に俺は首を刎ねて回る
 残り7名になった騎士は、村の外の森に駆け出していく、無論逃がすつもりも無い
 地面に落ちていた槍を足で拾い投げつけ二人ほど地面に縫いつけ、更にもう一人
 俺はわざと足音を立てて3人に近づいて行く
「ひぃま、待ってくれ!!俺たちは・・・」
 最後まで命乞いを聞くことも無く首を刎ねる、3人を始末して
 俺は騎士達が居た広場に戻ると騎士の物資の中から
 弓 槍 剣 斧 食料 水を無限収納に仕舞うと、森に走り出した
 物資を仕舞っているときにLVが上がったらしく
 名前:ドウセツ 種族:ヒューマン 年齢:09
 HP:30/62 TP:20/20 MP:40/40
職業:村人LV:20(絶対神の寵児)
戦闘職業:剣士LV:1
体力 12(+180)192⇒34+180=214
筋力 18(+180)198⇒34+180=214
速度 23(+180)203⇒34+180=214
魔力 97(+180)277⇒107+180=287
知識 14(+180)194⇒99+180=279
幸運 01(+180)181⇒12+180=192
加護:絶対神の加護(すべてのステータスの+180高確率でスキル習得 無限収納)

スキル:精神耐性LV10 神の目 剣術LV1 気配察知LV3
称号:なし
 となっていた、
 森で2人狩った後副団長を発見した・・・生きてたんだ
「まて、あやまるだから許してくれ」
「はぁ?あんた何いってるんだ?そんな事で許されると思ってんのか?」
 俺に向けていた手のひらから両指を切り離し次は肘、肩と切り離していく
声にならない悲鳴を上げてのた打ち回るその姿をそのまま見ながら大きな木の洞に
 槍を突き刺して動きが止まるまで眺めていた。
 何時かこんな事をした伯爵にも復讐してやる、俺はそんな目標を立てて
近くの町へと向かった
=騎士団長=
 ガランドの声にならない悲鳴を聞きながら俺は身を丸めていたが、行き成り胸に槍が生えて
 その意識を閉じた。
 閉じる瞬間に思ったことは伯爵への恨みと、何故こうなったのか?と言うことだった。

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