その伯爵令嬢(ヴァンパイアの始祖の血を引いているので)万能につき

血のつながらない母と二人の姉と共に暮らす美しい伯爵令嬢ガブリエラ。
しかし彼女は、母と姉たちから虐げられていた。
泣き暮らす――かと思いきや。彼女は逞しかった。
日々の暮らしの中で、あらゆるスキルを身に着けていた!
そうして生まれ育った屋敷を飛び出した伯爵令嬢は、ヴァンパイア村で頭領の身の回りの世話をしながら暮らすことに。
本人はのんびりスローライフを希望するが程遠い。
そのうち、理解者兼保護者の頭領は嫁に来いと言い出すし、ヴァンパイア村出身の若い貴公子は彼女を連れて王都へ戻りたいと言いだして……
あらゆる意味で人並外れた伯爵令嬢は、ヴァンパイア村で幸せになれるのか!?



24h.ポイント 0pt
0
小説 192,205 位 / 192,205件 ファンタジー 44,597 位 / 44,597件

あなたにおすすめの小説

【完結】君の世界に僕はいない…

春野オカリナ
恋愛
 アウトゥーラは、「永遠の楽園」と呼ばれる修道院で、ある薬を飲んだ。  それを飲むと心の苦しみから解き放たれると言われる秘薬──。  薬の名は……。  『忘却の滴』  一週間後、目覚めたアウトゥーラにはある変化が現れた。  それは、自分を苦しめた人物の存在を全て消し去っていたのだ。  父親、継母、異母妹そして婚約者の存在さえも……。  彼女の目には彼らが映らない。声も聞こえない。存在さえもきれいさっぱりと忘れられていた。

旦那様、離縁の申し出承りますわ

ブラウン
恋愛
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」 大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。 領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。 旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。 その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。 離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに! *女性軽視の言葉が一部あります(すみません)

BAD END STORY ~父はメインヒーローで母は悪役令嬢。そしてヒロインは最悪の魔女!?~

大鳳葵生
ファンタジー
「ああああああああああああああ!?(喋れない!? 私、赤ちゃんになってる!!)」  目が覚めたら赤ん坊になっていた私、中垣深雪。  もしかして異世界転生?  ここは大好きなゲームの世界かも! 推しをリアルで視るチャンスじゃない!!  異世界転生系の作品が大好きな私は、少しだけドキドキワクワクしていた時でした。  なんと私の目の前には、乙女ゲーム「魔法学園ワンダーオーブ」の悪役令嬢エリザベートそっくりの女性が現れたのです。  私の転生先は悪役令嬢エリザベート!?  悪評広がる前の赤子からのスタート。いくらでも挽回できるじゃない!  そう喜んでいた矢先。次に男性が訪れた。  エリザベートそっくりの女性が男性の名を呼んで、私は状況を理解した。 「何よ、ジェラール」  この女、今なんて言った?  私は父親の顔を確認すると、そこにいたのは紛れもない私の最推しであるメインヒーロー、ジェラールの姿!  ジェラールに娘? じゃあ、私がエリザベートじゃなくて? そこにいる女がエリザベート?  私、推しと悪役令嬢の子供に転生してる!?  乙女ゲームにおいて、ジェラールとエリザベートが結ばれるエンディングは一つ。  ジェラールルートバッドエンドのみ。  つまりここは、バッドエンドが成立した世界なんだ。  バッドエンド成立した世界では、王国を滅ぼすために十数年後にヒロインが帰ってくる。  例え知らない人たちだからと言っても、滅ぼされるとわかって見捨てることなんてできない!  そう思った私は、乙女ゲームに存在するキーアイテム。  持つ者に力を与える「ワンダーオーブ」を六個集め、ヒロインを迎え討とうじゃない。  ゲームでは一個しか手に入らない? もうシナリオも終わったあとですし、関係ないわ! 絶対に王国崩壊を回避してみせるわ!  最悪の魔女となって帰ってくるヒロインを迎え撃つ! 魔法で戦う少女の物語!

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

絶対に間違えないから

mahiro
恋愛
あれは事故だった。 けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。 だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。 何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。 どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。 私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。 ご都合主義のハッピーエンドのSSです。 でも周りは全くハッピーじゃないです。 小説家になろう様でも投稿しています。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

処理中です...