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「可愛い……すごく可愛い。気持ち良かったか」
「んっ、篠崎っ、しのざきっ」
すごく気持ち良かった。こんなの知らない。そう何度も繰り返し、汚れも気にせず抱きしめてくれる篠崎に縋り付く。
「大丈夫……上手に気持ち良くなれたな」
「んっ、んっ……!」
本当に気持ち良かった。篠崎と一つになれた。篠崎に中を擦ってもらいながら射精することができた。嬉しい。でも――
「篠崎は……?」
「あぁ……だがもう疲れただろう」
「やっ! やめないって言った!」
「あぁ……そうだな。じゃあ諒くんのお尻を貸してもらおう」
「や、えっ、ああっ!」
貸してもらう、の意味を理解するより先に、篠崎が腰を思い切り振った。強い。痛みはないけれどお腹の中を抉られているような感じ。
苦しい。けれど抱きしめてくれたままの篠崎の息が荒くなっていく。感じてくれている。ちゃんと安西の中で気持ち良くなってくれている。
「あっ、しのっ、しのざきっ」
もう二度も射精したというのに、アナルはまた快感を拾ってしまった。気持ちいい。でももうおちんちんは勃起できないかもしれない。だっておちんちんはすごく疲れてしまった。それでも強引に与えらえる快感。おちんちんはもう無理なのにお尻は気持ち良くて、なんだか板挟みになったみたいでむず痒い。
「諒っ」
「ぁっ、ぁ、だめっ」
安西がまた感じ始めていると分かったのか、篠崎はまた安西の前立腺を狙って腰を動かし始めた。気持ちいい。すごい。こんなの知らない。でもおちんちんはもう使えない。
「しのざきっ、あっ、むりっ、おちんちんっ、もおっ」
「あぁ……じゃあ今度は乳首をしようか」
どうしてこんなに激しく動いているのに普通に会話ができるのだろう。安西も篠崎ほど経験を積めばセックス中でも普通に会話ができるようになるのだろうか。
「ほら、乳首を舐めような」
「あっ、ああああっ!」
抱きしめられたまま。身体をずらされ、中を擦られながら乳首を舐められた。
「きもちいっ、あああっ! きもちいいっ!」
すごい。お尻とおちんちんの組み合わせも気持ち良かったけれど乳首もすごい。
「諒っ、っ、っく、諒っ」
「あっ、しのざきっ、しのざきっ」
さすがに乳首ではイけそうにない。それでも身体はもっとと求める。
「しのざきっ、あっ、あああっ!」
気持ちいいのにイけない。苦しい。性感がお腹の中でぐるぐるしているみたい。
「諒っ、すまない、イくよ」
「あっ、出してっ、中っ、中でっ!」
「あぁ、っ、……っ」
篠崎の動きが止まり、それからゆっくりとまた抜き差しを始めた。
「諒、大丈夫か」
「はい……篠崎……」
「うん?」
動きが止まった。ちゃんと全部出しきれたのか。
「篠崎、嬉しい……」
「あぁ、俺も嬉しい。本当に嬉しい。ずっと怖かったのに任せてくれてありがとう」
「だって、篠崎だから……ずっと篠崎が大事にしてくれたから……」
「しようと思ってしたわけじゃない。大事なものは意識せずに大切にするだろう」
「ぁ……やだ……」
恥ずかしい。
「諒、愛してる」
「僕も……あの、愛してますし、その、すごく気持ち良かったです。怖いなんて全く思わなかった」
篠崎は嬉しそうに笑った。優しい笑顔。けれど篠崎のそれはずるりと抜かれてしまう。寂しい。まるで穴が空いたよう。
その気持ちが伝わったのか、篠崎は小さく笑った。
「んっ、篠崎っ、しのざきっ」
すごく気持ち良かった。こんなの知らない。そう何度も繰り返し、汚れも気にせず抱きしめてくれる篠崎に縋り付く。
「大丈夫……上手に気持ち良くなれたな」
「んっ、んっ……!」
本当に気持ち良かった。篠崎と一つになれた。篠崎に中を擦ってもらいながら射精することができた。嬉しい。でも――
「篠崎は……?」
「あぁ……だがもう疲れただろう」
「やっ! やめないって言った!」
「あぁ……そうだな。じゃあ諒くんのお尻を貸してもらおう」
「や、えっ、ああっ!」
貸してもらう、の意味を理解するより先に、篠崎が腰を思い切り振った。強い。痛みはないけれどお腹の中を抉られているような感じ。
苦しい。けれど抱きしめてくれたままの篠崎の息が荒くなっていく。感じてくれている。ちゃんと安西の中で気持ち良くなってくれている。
「あっ、しのっ、しのざきっ」
もう二度も射精したというのに、アナルはまた快感を拾ってしまった。気持ちいい。でももうおちんちんは勃起できないかもしれない。だっておちんちんはすごく疲れてしまった。それでも強引に与えらえる快感。おちんちんはもう無理なのにお尻は気持ち良くて、なんだか板挟みになったみたいでむず痒い。
「諒っ」
「ぁっ、ぁ、だめっ」
安西がまた感じ始めていると分かったのか、篠崎はまた安西の前立腺を狙って腰を動かし始めた。気持ちいい。すごい。こんなの知らない。でもおちんちんはもう使えない。
「しのざきっ、あっ、むりっ、おちんちんっ、もおっ」
「あぁ……じゃあ今度は乳首をしようか」
どうしてこんなに激しく動いているのに普通に会話ができるのだろう。安西も篠崎ほど経験を積めばセックス中でも普通に会話ができるようになるのだろうか。
「ほら、乳首を舐めような」
「あっ、ああああっ!」
抱きしめられたまま。身体をずらされ、中を擦られながら乳首を舐められた。
「きもちいっ、あああっ! きもちいいっ!」
すごい。お尻とおちんちんの組み合わせも気持ち良かったけれど乳首もすごい。
「諒っ、っ、っく、諒っ」
「あっ、しのざきっ、しのざきっ」
さすがに乳首ではイけそうにない。それでも身体はもっとと求める。
「しのざきっ、あっ、あああっ!」
気持ちいいのにイけない。苦しい。性感がお腹の中でぐるぐるしているみたい。
「諒っ、すまない、イくよ」
「あっ、出してっ、中っ、中でっ!」
「あぁ、っ、……っ」
篠崎の動きが止まり、それからゆっくりとまた抜き差しを始めた。
「諒、大丈夫か」
「はい……篠崎……」
「うん?」
動きが止まった。ちゃんと全部出しきれたのか。
「篠崎、嬉しい……」
「あぁ、俺も嬉しい。本当に嬉しい。ずっと怖かったのに任せてくれてありがとう」
「だって、篠崎だから……ずっと篠崎が大事にしてくれたから……」
「しようと思ってしたわけじゃない。大事なものは意識せずに大切にするだろう」
「ぁ……やだ……」
恥ずかしい。
「諒、愛してる」
「僕も……あの、愛してますし、その、すごく気持ち良かったです。怖いなんて全く思わなかった」
篠崎は嬉しそうに笑った。優しい笑顔。けれど篠崎のそれはずるりと抜かれてしまう。寂しい。まるで穴が空いたよう。
その気持ちが伝わったのか、篠崎は小さく笑った。
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