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第十章 冒険編 魔王と勇者
弟子 VS 師匠(後編)
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エジタスは、パチンと指を鳴らしてその場から姿を消した。
「…………」
真緒は周囲を警戒し、エジタスの攻撃に備える。そして同じ手に引っ掛からない様に、離れた場所も警戒する。
「こっちですよ~」
「!!!」
エジタスは、真緒の背後に転移して来た。真緒は素早く振り返り、盾を構えてエジタスの攻撃を防ごうとした。
「私がいつナイフだけの攻撃だと言いましたか~?」
「えっ!?」
しかし振り返ろうとした瞬間、足元に強い衝撃を受けてバランスを崩し、倒れ込んでしまう。倒れる間際、真緒はエジタスに視線をむけるとエジタスは真緒に足払いをしていた。
「……よっと!!」
真緒が倒れた事を確認すると、エジタスは大きくジャンプをして真緒のがら空きの背中に、両足を揃えて着地しようとする。
「!!!」
それに瞬時に気がついた真緒は、自身の体を転がしてその場から急いで離れる。
「はぁ……はぁ……」
「ふ~む、中々に身軽ですね~」
真緒を踏み損ねたエジタスは、残念そうに悔しがる。
「(どうやったら……師匠の転移に対応出来るんだろう……)」
何処にでも現れるエジタスの転移に、真緒は打開策を未だに見つけられていなかった。
「どんどん行きますよ~」
そう言うとエジタスは間髪入れずに、パチンと指を鳴らしてその場から姿を消した。
「(こ、今度はいったい何処から…………!?)」
エジタスの攻撃に備えて、再び盾を構えて周囲を警戒する真緒。
「真正面に来て見ました~!」
「!!!」
今度は、真緒の目の前に現れたエジタス。咄嗟に真緒は純白の剣で、エジタスに斬り掛かる。
「おっと危ない」
するとエジタスは、真緒の斬激を食事用ナイフで受け流した。そして、真緒の腹部に重たい蹴りを繰り出した。
「そんな単調な攻撃では私を……!!?」
しかし真緒はエジタスの蹴りを受けても倒れず、足に力を込めてその場に踏み留まった。その力があまりに強かったのか床にひびが入り、割れてしまった。腹部の痛みに耐えながら真緒は、生け贄の盾でエジタスを殴り飛ばした。
「がはぁ!!」
エジタスは、床に叩きつけられながら数十メートル先まで吹き飛ばされた。
「はぁ……はぁ……あはは……やった……また当たった……」
「マオさん……あなたという人は……もっと自分を大切にした方が良いですよ……」
食事用ナイフで斬られたり、腹部に強烈な一撃を受けた真緒。ステータスを捧げた事で、防御力が増した生け贄の盾で殴られたエジタス。お互い一歩も譲らぬ戦いを繰り広げる。
「(そろそろ……この戦いを終わらせましょうかね~)」
エジタスは、パチンと指を鳴らしてその場から姿を消した。
「(今の所、何とか食らいついているけど……このままじゃ、体力的に私の方が先に力尽きてしまう……その前にどうにかして、決定的な一撃を師匠に叩き込まないと……集中……全神経を研ぎ澄ますんだ!!)」
真緒は静かに目を瞑る。目でエジタスの攻撃を警戒していては、どうしても数秒反応が遅れてしまう。そこで真緒は視覚の機能を遮る事で、聴覚の機能を向上させた。少しでも物音がすれば、即座に攻撃へと転じる事が出来る。
「…………」
何分、何十分、時間が過ぎたのだろうか。目を瞑った事でその感覚が鈍り始めた。するとその時、足元の割れた床の破片を踏む音が真緒の背後から微かに聞こえた。
「スキル“ロストブレイク”!!」
真緒は目を瞑ったまま、勢い良く振り返りながら渾身の一撃を放った。
「ぐぇえええ!!!」
真緒の放った一撃は見事転移して来たエジタスを捉え、吹き飛ばした。予想以上の振り返りの早さにエジタスは反応する事が出来ず、まともに食らってしまった。
「や、やった!!遂に……遂に師匠の転移を打ち破りました!!」
「マ、マオさ~ん……本当に強くなりましたね~。まさかここまでの成長を遂げるとは思っていませんでしたよ~」
満身創痍の体となったエジタスは、ふらふらになりながらも、ゆっくりと立ち上がった。
「師匠……もう勝負は目に見えています……私はこれ以上、師匠と戦いたくありません……」
「(…………そろそろ頃合いですかね……マオさんもここまで成長する事が出来た……これなら私がいなくても……大丈夫そうです……もう心残りはありません……)」
真緒は、何とかエジタスを改心出来ないかと説得を試みるが、当の本人は別の事を考えていた。
「(さぁ……四天王エジタス、最後のけじめをつけるとしましょうかね!!)」
すると何を思ったか、エジタスが大きく手を振り始める。
「し、師匠…………?」
「サタニアさ~ん見ていますか~?すみませ~ん、私死にま~す!」
エジタスは大きく手を振りながら、この光景を見ているであろうサタニアに最後の言葉を告げた。
***
魔王城玉座の間。そんなエジタスの行動を見ていたサタニア達は、かなり困惑していた。
「エ、エジタス……?」
「突然手を振り始めて……いったい……何をしているのでしょうか?」
「新しい技の披露かしら?」
「センセイナラ、アリエル……」
「へぇー、それは楽しみだな!」
声は聞こえない。その為サタニア達は、エジタスが何を言っているのか聞き取れない。その光景を只見る事しか出来ない。
***
「し、師匠…………?今……何て?」
真緒の問い掛けを無視して、エジタスは大きく振っていた手を胸に当てる。
「“圧縮”」
「!!?」
そして、自身の体に空間魔法の一つである圧縮を唱えた。真緒はエジタスの突然の行動に理解が追いつかなかった。
「な、何をしているんですか!?」
「…………マオさん……一つ良い事を教えて差し上げましょう……この“圧縮”が使えるのは生き物や物だけではありません……水、炎、風などの物質をも圧縮する事が出来るのです……」
「そ、そうですか…………」
「だから何だ、という顔をしていますね~…………現在私は、自身の体内にある“空気”を圧縮しているのです……さて、マオさん突然ですがここで問題です。私の体内にある空気は今も圧縮され続け、どんどん体積が小さくなって来ています。では、その極限まで小さく圧縮された空気に刺激を加えると……どうなると思いますか……?」
「えっ…………えっ、えっ!?」
突然の問題に、真緒は混乱して答える事が出来なかった。
「正解は“圧縮された空気が一気に放出される”でした~。簡単に説明すると風船と同じ原理です。風船の中には圧縮された空気が入っていますが、外のゴムが傷ついたりすると風船は勢い良く破裂して、中の空気が一気に放出されますそれは言い換えるのなら空気の爆弾……そして私はその風船と同じ原理を作り出せるのです!!」
「そ、それってつまり……」
「今の私は……擬似的に爆発する事が出来ます」
「!!!」
擬似的な爆発。エジタスの体は比べるまでも無く、風船より大きい。この事からエジタスが爆発すれば、大惨事は明白であった。
「……私はマオさん達の仲間である以前に、魔王であるサタニアさんの四天王なのです……裏切る事は出来ませんよ……」
「師匠……」
「さぁ、行きますよ!四天王エジタスによる、一度限りの大爆発!!特と味わって下さい!!」
するとエジタスは、そのまま真っ直ぐと真緒に突っ込んで来た。
「だ、駄目!!止めて下さい!!師匠!!!」
真緒は必死に、エジタスに止まる様に懇願する。しかし、エジタスの走りは止まる事は無かった。
「マオさん……あなたとの旅は……中々に楽しかったですよ……」
「師匠!!?駄目ーーー!!!」
「“爆破”!!!」
真緒が、迫り来るエジタスに自ら近づき助け様としたその時、真緒の目の前でエジタスが勢い良く爆発した。そのあまりの威力に真緒は吹き飛び、意識を失ってしまった。
***
「う、う~ん……」
それから数分後、真緒は意識を取り戻した。
「し、師匠…………!!」
真緒が、エジタスのいた場所に顔を向ける。するとそこにはエジタスがいつも着ていた服の切れ端しか残っていなかった。
「あ……ああ……あああ……!!!」
***
「う、嘘……エジタス……嘘だよね…………?」
時を同じくして、その光景を見ていたサタニア達は信じられないという表情を浮かべていた。特にサタニアの表情には絶望が浮かび上がっていた。
「エジタス様……」
「そんな……エジタスちゃん……」
「センセイ……」
「ふざけんなよ……なんだよこれは…………」
「エジタス……エジタス……あ……ああ……あああ……!!!」
***
「「あああああああ!!!!!!」」
目の前の現実に、真緒とサタニアは悲鳴をあげる。この時、二人が心から愛する大切な人はこの世からいなくなってしまった。
「…………」
真緒は周囲を警戒し、エジタスの攻撃に備える。そして同じ手に引っ掛からない様に、離れた場所も警戒する。
「こっちですよ~」
「!!!」
エジタスは、真緒の背後に転移して来た。真緒は素早く振り返り、盾を構えてエジタスの攻撃を防ごうとした。
「私がいつナイフだけの攻撃だと言いましたか~?」
「えっ!?」
しかし振り返ろうとした瞬間、足元に強い衝撃を受けてバランスを崩し、倒れ込んでしまう。倒れる間際、真緒はエジタスに視線をむけるとエジタスは真緒に足払いをしていた。
「……よっと!!」
真緒が倒れた事を確認すると、エジタスは大きくジャンプをして真緒のがら空きの背中に、両足を揃えて着地しようとする。
「!!!」
それに瞬時に気がついた真緒は、自身の体を転がしてその場から急いで離れる。
「はぁ……はぁ……」
「ふ~む、中々に身軽ですね~」
真緒を踏み損ねたエジタスは、残念そうに悔しがる。
「(どうやったら……師匠の転移に対応出来るんだろう……)」
何処にでも現れるエジタスの転移に、真緒は打開策を未だに見つけられていなかった。
「どんどん行きますよ~」
そう言うとエジタスは間髪入れずに、パチンと指を鳴らしてその場から姿を消した。
「(こ、今度はいったい何処から…………!?)」
エジタスの攻撃に備えて、再び盾を構えて周囲を警戒する真緒。
「真正面に来て見ました~!」
「!!!」
今度は、真緒の目の前に現れたエジタス。咄嗟に真緒は純白の剣で、エジタスに斬り掛かる。
「おっと危ない」
するとエジタスは、真緒の斬激を食事用ナイフで受け流した。そして、真緒の腹部に重たい蹴りを繰り出した。
「そんな単調な攻撃では私を……!!?」
しかし真緒はエジタスの蹴りを受けても倒れず、足に力を込めてその場に踏み留まった。その力があまりに強かったのか床にひびが入り、割れてしまった。腹部の痛みに耐えながら真緒は、生け贄の盾でエジタスを殴り飛ばした。
「がはぁ!!」
エジタスは、床に叩きつけられながら数十メートル先まで吹き飛ばされた。
「はぁ……はぁ……あはは……やった……また当たった……」
「マオさん……あなたという人は……もっと自分を大切にした方が良いですよ……」
食事用ナイフで斬られたり、腹部に強烈な一撃を受けた真緒。ステータスを捧げた事で、防御力が増した生け贄の盾で殴られたエジタス。お互い一歩も譲らぬ戦いを繰り広げる。
「(そろそろ……この戦いを終わらせましょうかね~)」
エジタスは、パチンと指を鳴らしてその場から姿を消した。
「(今の所、何とか食らいついているけど……このままじゃ、体力的に私の方が先に力尽きてしまう……その前にどうにかして、決定的な一撃を師匠に叩き込まないと……集中……全神経を研ぎ澄ますんだ!!)」
真緒は静かに目を瞑る。目でエジタスの攻撃を警戒していては、どうしても数秒反応が遅れてしまう。そこで真緒は視覚の機能を遮る事で、聴覚の機能を向上させた。少しでも物音がすれば、即座に攻撃へと転じる事が出来る。
「…………」
何分、何十分、時間が過ぎたのだろうか。目を瞑った事でその感覚が鈍り始めた。するとその時、足元の割れた床の破片を踏む音が真緒の背後から微かに聞こえた。
「スキル“ロストブレイク”!!」
真緒は目を瞑ったまま、勢い良く振り返りながら渾身の一撃を放った。
「ぐぇえええ!!!」
真緒の放った一撃は見事転移して来たエジタスを捉え、吹き飛ばした。予想以上の振り返りの早さにエジタスは反応する事が出来ず、まともに食らってしまった。
「や、やった!!遂に……遂に師匠の転移を打ち破りました!!」
「マ、マオさ~ん……本当に強くなりましたね~。まさかここまでの成長を遂げるとは思っていませんでしたよ~」
満身創痍の体となったエジタスは、ふらふらになりながらも、ゆっくりと立ち上がった。
「師匠……もう勝負は目に見えています……私はこれ以上、師匠と戦いたくありません……」
「(…………そろそろ頃合いですかね……マオさんもここまで成長する事が出来た……これなら私がいなくても……大丈夫そうです……もう心残りはありません……)」
真緒は、何とかエジタスを改心出来ないかと説得を試みるが、当の本人は別の事を考えていた。
「(さぁ……四天王エジタス、最後のけじめをつけるとしましょうかね!!)」
すると何を思ったか、エジタスが大きく手を振り始める。
「し、師匠…………?」
「サタニアさ~ん見ていますか~?すみませ~ん、私死にま~す!」
エジタスは大きく手を振りながら、この光景を見ているであろうサタニアに最後の言葉を告げた。
***
魔王城玉座の間。そんなエジタスの行動を見ていたサタニア達は、かなり困惑していた。
「エ、エジタス……?」
「突然手を振り始めて……いったい……何をしているのでしょうか?」
「新しい技の披露かしら?」
「センセイナラ、アリエル……」
「へぇー、それは楽しみだな!」
声は聞こえない。その為サタニア達は、エジタスが何を言っているのか聞き取れない。その光景を只見る事しか出来ない。
***
「し、師匠…………?今……何て?」
真緒の問い掛けを無視して、エジタスは大きく振っていた手を胸に当てる。
「“圧縮”」
「!!?」
そして、自身の体に空間魔法の一つである圧縮を唱えた。真緒はエジタスの突然の行動に理解が追いつかなかった。
「な、何をしているんですか!?」
「…………マオさん……一つ良い事を教えて差し上げましょう……この“圧縮”が使えるのは生き物や物だけではありません……水、炎、風などの物質をも圧縮する事が出来るのです……」
「そ、そうですか…………」
「だから何だ、という顔をしていますね~…………現在私は、自身の体内にある“空気”を圧縮しているのです……さて、マオさん突然ですがここで問題です。私の体内にある空気は今も圧縮され続け、どんどん体積が小さくなって来ています。では、その極限まで小さく圧縮された空気に刺激を加えると……どうなると思いますか……?」
「えっ…………えっ、えっ!?」
突然の問題に、真緒は混乱して答える事が出来なかった。
「正解は“圧縮された空気が一気に放出される”でした~。簡単に説明すると風船と同じ原理です。風船の中には圧縮された空気が入っていますが、外のゴムが傷ついたりすると風船は勢い良く破裂して、中の空気が一気に放出されますそれは言い換えるのなら空気の爆弾……そして私はその風船と同じ原理を作り出せるのです!!」
「そ、それってつまり……」
「今の私は……擬似的に爆発する事が出来ます」
「!!!」
擬似的な爆発。エジタスの体は比べるまでも無く、風船より大きい。この事からエジタスが爆発すれば、大惨事は明白であった。
「……私はマオさん達の仲間である以前に、魔王であるサタニアさんの四天王なのです……裏切る事は出来ませんよ……」
「師匠……」
「さぁ、行きますよ!四天王エジタスによる、一度限りの大爆発!!特と味わって下さい!!」
するとエジタスは、そのまま真っ直ぐと真緒に突っ込んで来た。
「だ、駄目!!止めて下さい!!師匠!!!」
真緒は必死に、エジタスに止まる様に懇願する。しかし、エジタスの走りは止まる事は無かった。
「マオさん……あなたとの旅は……中々に楽しかったですよ……」
「師匠!!?駄目ーーー!!!」
「“爆破”!!!」
真緒が、迫り来るエジタスに自ら近づき助け様としたその時、真緒の目の前でエジタスが勢い良く爆発した。そのあまりの威力に真緒は吹き飛び、意識を失ってしまった。
***
「う、う~ん……」
それから数分後、真緒は意識を取り戻した。
「し、師匠…………!!」
真緒が、エジタスのいた場所に顔を向ける。するとそこにはエジタスがいつも着ていた服の切れ端しか残っていなかった。
「あ……ああ……あああ……!!!」
***
「う、嘘……エジタス……嘘だよね…………?」
時を同じくして、その光景を見ていたサタニア達は信じられないという表情を浮かべていた。特にサタニアの表情には絶望が浮かび上がっていた。
「エジタス様……」
「そんな……エジタスちゃん……」
「センセイ……」
「ふざけんなよ……なんだよこれは…………」
「エジタス……エジタス……あ……ああ……あああ……!!!」
***
「「あああああああ!!!!!!」」
目の前の現実に、真緒とサタニアは悲鳴をあげる。この時、二人が心から愛する大切な人はこの世からいなくなってしまった。
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