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第1章 来訪
1 雨の日の来訪者
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「オルフィリア・ファルメニウス…オレと取引しろ…」
その日は…いや、その日の前も、その前も…雨が降り続いているそんな日に…
その男はファルメニウス公爵家の門前にやって来た。
通常なら追い返される状態だったかもしれないが…、ゴギュラン病の第二期に
入っていることが、すぐにわかる状態だったので、一応私に連絡が来たのだ。
ギリアムは不在で、ジェードとフォルトを伴い、門前に向かったら…。
一人の男が膝を折る形で、ずぶ濡れになりながら…そこに佇んでいたのだ。
そしてその眼に私を映した時…取引というセリフを吐いた。
その顔は…傷だらけ…というより、半分以上傷と言ったほうが良い。
「ねぇ…ジェード…コイツ…スペードじゃない?」
ジェードに尋ねれば…、
「ええ、確かに…そういう感じがします」
ジェードの答えで、一斉に護衛騎士とフォルトに緊張が走り、臨戦態勢になる。
「別にそんなに警戒するなよ…もう、お前らに盾突く力なんざ、残っちゃいない…」
それは…その通りだろうな…。
ゴギュラン病の第二期…それももうすぐ、第三期に移行しようとしている勢いだ…。
自力で動いているだけで、奇跡だ…。
少し動くだけでも、物凄い痛みが襲うだろうに。
「スペードって…常に仮面を被ってるって、言ってなかった?」
「ええ…殆ど取らないみたいでしたね。
まあ、オレは見えないんで、わからないですが」
「でしょうね…仮面を取らない理由が今ならわかる…」
「へえ…」
「彼の顔の傷…アナタより酷いわ」
「なるほど…そういう事ですか」
私は改めて歩を進め、膝をついているスペードの元へ。
「危険です!!奥様!!」
フォルトは止めるが、
「大丈夫よ…ジェード、離れないでね」
「はい、奥様」
ジェードは眼が見えない分、相手の状態がよりよくわかる。
もう…スペードの命の火が、消えかかっているのがわかるのだろう。
「取引って言ったわよね…、どういう事かしら?」
するとスペードは上を見る形で…私の目を真っすぐ見た。
その眼は…眼だけは輝きを失っていない。
ギラギラとした…野犬の目…そんな印象を、私は受けた。
「オレが…ジョノァド・スタリュイヴェ侯爵の悪事の生き証人になる!!
だから…オレと仲間たちを助けろ!!」
随分と…自信たっぷりに言うもんだ。
普通の人間だったら、もっとペコペコして、卑下した目をするものだが…。
彼の目は…誇りを携えている。
だから…。
私は…少しの間、無になったように考え、
「悪いけど、ジョノァド・スタリュイヴェの息は、もう長くない。
あいつ自身が病に侵されているわけじゃないけど…、私のギリアムだけじゃなく…
かなり清廉潔白な…ガチの強者を複数敵に回した…。
そして王家も、もう奴を信用していないし、切りたがってる。
つまり…今更悪事の生き証人なんて必要ないわ。
もうアイツの悪事は…殆ど露呈しているから…」
こう言ったらどういうか…少し試してみたくなった。
スペードの息遣いは荒い…、しかし、眼は…死ななかった。
「なら…オレを使え!!
実力は、ジェードがよく知ってる!!
どんな汚れ仕事でも、完璧にこなしてやる!!
文句も言わない!!
死ぬまでこき使って、使い倒せ!!
いくらでも、何でもしてやるよ!!」
「…………………………………」
私は…スペードのこの言い方に、かなりピキリときたのだが…。
今は我慢だ。
コイツ一応、病人だし。
そして改めて、スペードの前に私も座る。
目線を合わせるためだ。
私はスペードの目を、私の平行線上に並べると、
「そんなことより、一つだけ答えなさい」
ハッキリキッパリと言った。
「アナタが…いえ、アナタたちが、これからず~っと善行しか行わなかった
として…」
これ…どう答えるのだろうか…?
「今まで傷付けた人間が…アナタたちを許してくれると思う?」
すると…スペードの目に、初めて陰りが見えた。
ふうん…。
わかってるっぽいな…。
スペードは静かに目を閉じ…ゆっくりと首を横に振った。
何度か首を振った後…その場に倒れ込んだ。
「奥様…あまり危険なことは、しないでください」
フォルトは私と違って、終始緊張していたようだ。
まあ、無理もないな。
私に何かあったら…と、思えばね。
「フォルト…彼を医務室に運んで、ガフェルおっちゃんと、ダイロおっちゃんに見せて」
「は?」
フォルトはわからないようだ。
まあ…この流れで、助けるとは思わなかったんだな。
「いいから…言う通りにして」
「かしこまりました」
訳は分からなくとも、言う事聞いてくれるのは、有難し。
「ジェード…スペードの仲間たちがどこにいるか…突き止められる?
全員ここに連れてこられる?」
「そうですねぇ…五体満足なら難しいでしょうが…、もし状態が、スペードと似たり寄ったりなら、
軍用犬を使えば、簡単でしょう」
「じゃあ、お願いできる。
暗い所にいるはずだから、アナタが適任だわ」
「了解しました」
ジェードは、軍用犬と護衛騎士を連れ、すぐさま捜索を開始した。
ファルメニウス公爵家の軍用犬は…国一番の優秀さと言っていい。
すぐに奴らのアジトを見つけてくれた。
そこは…やはり一切の光が無かったようだ。
ジェードでなければ、3人の人間が息も絶え絶えに横たわっていたことなど、すぐにはわからな
かったろう。
「おーい、生きてるかぁ?」
ジェードの声に反応したのは…
「誰だ…?」
どうやらダイヤのようだ。
「お、生きてたか、よしよし。
他の奴も…ん~、生きているな」
ジェードは人間探査機の様なものだ。
暗闇での生き物の感知はお手の物。
「おーい、運べ」
騎士に指示すると、松明をもった騎士たちが入ってきて、3人を運び出す。
運ばれている途中、
「俺たちを…殺しに来たんじゃないのか…?」
どうやらダイヤだけが意識があるようだ。
他の2人は…生きてはいるが、意識はない。
「奥様のご命令だ。
生きているなら、連れてこいと」
「はっっ、いい趣味してるぜ。
しかしよく、突き止めたな…。
かなり複雑に、対策していたんだがな…」
息が絶え絶えでも、悪態をつけるのだから、やっぱ根性ある連中や。
「スペードがファルメニウス公爵家に来たんだ。
奥様に取引を持ち掛けてな…。
それで、軍用犬を使ったら、すぐにここを突き止められた」
すると…少しだけダイヤの空気が変わった。
「生きて…いるのか?」
「さあな…」
「どんな取引をした…」
「…それはスペードに聞け」
ジェードのその言葉を最後に、ダイヤも気を失った。
静かになった暗闇の中を、松明の光と、足音だけが…いつまでもこだました。
その日は…いや、その日の前も、その前も…雨が降り続いているそんな日に…
その男はファルメニウス公爵家の門前にやって来た。
通常なら追い返される状態だったかもしれないが…、ゴギュラン病の第二期に
入っていることが、すぐにわかる状態だったので、一応私に連絡が来たのだ。
ギリアムは不在で、ジェードとフォルトを伴い、門前に向かったら…。
一人の男が膝を折る形で、ずぶ濡れになりながら…そこに佇んでいたのだ。
そしてその眼に私を映した時…取引というセリフを吐いた。
その顔は…傷だらけ…というより、半分以上傷と言ったほうが良い。
「ねぇ…ジェード…コイツ…スペードじゃない?」
ジェードに尋ねれば…、
「ええ、確かに…そういう感じがします」
ジェードの答えで、一斉に護衛騎士とフォルトに緊張が走り、臨戦態勢になる。
「別にそんなに警戒するなよ…もう、お前らに盾突く力なんざ、残っちゃいない…」
それは…その通りだろうな…。
ゴギュラン病の第二期…それももうすぐ、第三期に移行しようとしている勢いだ…。
自力で動いているだけで、奇跡だ…。
少し動くだけでも、物凄い痛みが襲うだろうに。
「スペードって…常に仮面を被ってるって、言ってなかった?」
「ええ…殆ど取らないみたいでしたね。
まあ、オレは見えないんで、わからないですが」
「でしょうね…仮面を取らない理由が今ならわかる…」
「へえ…」
「彼の顔の傷…アナタより酷いわ」
「なるほど…そういう事ですか」
私は改めて歩を進め、膝をついているスペードの元へ。
「危険です!!奥様!!」
フォルトは止めるが、
「大丈夫よ…ジェード、離れないでね」
「はい、奥様」
ジェードは眼が見えない分、相手の状態がよりよくわかる。
もう…スペードの命の火が、消えかかっているのがわかるのだろう。
「取引って言ったわよね…、どういう事かしら?」
するとスペードは上を見る形で…私の目を真っすぐ見た。
その眼は…眼だけは輝きを失っていない。
ギラギラとした…野犬の目…そんな印象を、私は受けた。
「オレが…ジョノァド・スタリュイヴェ侯爵の悪事の生き証人になる!!
だから…オレと仲間たちを助けろ!!」
随分と…自信たっぷりに言うもんだ。
普通の人間だったら、もっとペコペコして、卑下した目をするものだが…。
彼の目は…誇りを携えている。
だから…。
私は…少しの間、無になったように考え、
「悪いけど、ジョノァド・スタリュイヴェの息は、もう長くない。
あいつ自身が病に侵されているわけじゃないけど…、私のギリアムだけじゃなく…
かなり清廉潔白な…ガチの強者を複数敵に回した…。
そして王家も、もう奴を信用していないし、切りたがってる。
つまり…今更悪事の生き証人なんて必要ないわ。
もうアイツの悪事は…殆ど露呈しているから…」
こう言ったらどういうか…少し試してみたくなった。
スペードの息遣いは荒い…、しかし、眼は…死ななかった。
「なら…オレを使え!!
実力は、ジェードがよく知ってる!!
どんな汚れ仕事でも、完璧にこなしてやる!!
文句も言わない!!
死ぬまでこき使って、使い倒せ!!
いくらでも、何でもしてやるよ!!」
「…………………………………」
私は…スペードのこの言い方に、かなりピキリときたのだが…。
今は我慢だ。
コイツ一応、病人だし。
そして改めて、スペードの前に私も座る。
目線を合わせるためだ。
私はスペードの目を、私の平行線上に並べると、
「そんなことより、一つだけ答えなさい」
ハッキリキッパリと言った。
「アナタが…いえ、アナタたちが、これからず~っと善行しか行わなかった
として…」
これ…どう答えるのだろうか…?
「今まで傷付けた人間が…アナタたちを許してくれると思う?」
すると…スペードの目に、初めて陰りが見えた。
ふうん…。
わかってるっぽいな…。
スペードは静かに目を閉じ…ゆっくりと首を横に振った。
何度か首を振った後…その場に倒れ込んだ。
「奥様…あまり危険なことは、しないでください」
フォルトは私と違って、終始緊張していたようだ。
まあ、無理もないな。
私に何かあったら…と、思えばね。
「フォルト…彼を医務室に運んで、ガフェルおっちゃんと、ダイロおっちゃんに見せて」
「は?」
フォルトはわからないようだ。
まあ…この流れで、助けるとは思わなかったんだな。
「いいから…言う通りにして」
「かしこまりました」
訳は分からなくとも、言う事聞いてくれるのは、有難し。
「ジェード…スペードの仲間たちがどこにいるか…突き止められる?
全員ここに連れてこられる?」
「そうですねぇ…五体満足なら難しいでしょうが…、もし状態が、スペードと似たり寄ったりなら、
軍用犬を使えば、簡単でしょう」
「じゃあ、お願いできる。
暗い所にいるはずだから、アナタが適任だわ」
「了解しました」
ジェードは、軍用犬と護衛騎士を連れ、すぐさま捜索を開始した。
ファルメニウス公爵家の軍用犬は…国一番の優秀さと言っていい。
すぐに奴らのアジトを見つけてくれた。
そこは…やはり一切の光が無かったようだ。
ジェードでなければ、3人の人間が息も絶え絶えに横たわっていたことなど、すぐにはわからな
かったろう。
「おーい、生きてるかぁ?」
ジェードの声に反応したのは…
「誰だ…?」
どうやらダイヤのようだ。
「お、生きてたか、よしよし。
他の奴も…ん~、生きているな」
ジェードは人間探査機の様なものだ。
暗闇での生き物の感知はお手の物。
「おーい、運べ」
騎士に指示すると、松明をもった騎士たちが入ってきて、3人を運び出す。
運ばれている途中、
「俺たちを…殺しに来たんじゃないのか…?」
どうやらダイヤだけが意識があるようだ。
他の2人は…生きてはいるが、意識はない。
「奥様のご命令だ。
生きているなら、連れてこいと」
「はっっ、いい趣味してるぜ。
しかしよく、突き止めたな…。
かなり複雑に、対策していたんだがな…」
息が絶え絶えでも、悪態をつけるのだから、やっぱ根性ある連中や。
「スペードがファルメニウス公爵家に来たんだ。
奥様に取引を持ち掛けてな…。
それで、軍用犬を使ったら、すぐにここを突き止められた」
すると…少しだけダイヤの空気が変わった。
「生きて…いるのか?」
「さあな…」
「どんな取引をした…」
「…それはスペードに聞け」
ジェードのその言葉を最後に、ダイヤも気を失った。
静かになった暗闇の中を、松明の光と、足音だけが…いつまでもこだました。
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