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3 うさぎとワンコを足して×10した男…
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「も~~~~、いつまでそうしているつもりですか?」
私はファルメニウス公爵家に帰ってきて、報告や今後のことを家人とも話し合って
から、夫婦の寝室にギリアムと共に行ったのだが…。
2人きりになったとたん…。
ギリアム二度目のシーツオブジェ化…。
しかも、私の横をつかず離れず…。
めんどくせぇから、ほっとこ。
私はシーツオブジェを無視して、一人で浴室に入り、体を洗う。
今日は疲れたから、ゆっくり湯船につかるのさ~。
そんな私の横には、やっぱりシーツオブジェ。
もちろん放置。
風呂から上がって、ネグリジェに着替え、とっととベッドに。
今日つかれたし~、寝るか。
と、明かりを消したら…。
シーツオブジェからすすり泣く声…。
んっとに、めんどくせぇぇぇ――――――――――――!!
構ってやるとズに乗るから、放置ほうち~。
すると少しして、私の腕を触ってくる感触がしたので、ぴしゃり…と
はたいてやった。
そしたらすすり泣く声が、さらに大きく…。
……ほっとくのが正解なんだろーが、いい加減イライラしたので、
「何がしたいんですか!!」
眠かったこともあり、ちょっと強めに言った。
シーツオブジェからの返事はなし…。
いよいよ、ほっとくのが吉だな。
「私!!今日はもう、自室に行きます!!おやすみなさい」
と、ベッドを立とうとすれば、
「ままま、待ってください!!」
シーツから飛び出してきた…成長せん奴…。
「な…なぜ平気なのですか!!」
「何がです!!」
「私の姿が見えなくて!!」
「……」
いや…そばにいるのわかってるし…、めんどくさいし…。
ん?
そう言えば…。
「ひょっとして…、また、変な知識入れました?」
ブライト小侯爵の仮面舞踏会を断らなかった辺りから…、どうもギリアムは
恋愛に関する書物を集め始めたのだ。
私としては、エッチ関係の書物を集めて欲しいと、喉まで出かかって止めたが…。
ともかく、私に対しての態度が、右往左往するように、一貫性がない。
まるで何かを試しているような…。
私はエッチはもちろん、恋愛系の事もそれなりに詳しい。
だって、甘酸っぱ系のプレイ、要求してくるお客さん、意外と多かったからね。
その私から言わせれば…何がしたいのか、全く分からん。
私の後をずっとついてきたり、私の姿を柱の陰からじっと見ていたり…かと思うと、
私が近づけば離れて行ったり…。
追うのをやめると、また一定距離でついてくるし…。
ストーカープレイでもしたいのかい?
もしくはワンコプレイ?
と思って、今んとこほーちしてるんだけどね。
害はないし。
でもこのままじゃキリが無いし、いい加減うっとーしいから、情報ソースをハッキリ
させとこか。
因みに私の問いに、ギリアムはもじもじするだけで答えない。
「話してくださらないなら、私はやっぱり自室に…」
「は、話します!!
れ…恋愛指南書という本に、書いてあったのです!!
女性があまり…言う事を聞いてくれない時は、しばらく姿を消すのが有効だ…と」
…………………………………。
あ~、何かね…。
言葉が出ねーわ、うん。
「あの~それって…、物理的に距離置かないと、意味ないと思いますよ?
そうですね…せめて家を出て、しばらく私の元に帰ってこない…とか」
「そっ、そんなことをしたら!!私は寂しくて死んでしまします!!」
「……」
何かなぁ…恋愛指南書もこんなことを間髪入れずに答えるような…、ウサギとワンコを
足して×10したような男のためには、書かれておるまいよ…。
「今回の件に対しては、よくよくお話ししたでしょう?」
「ですが…」
「アナタが私を煩わせるものすべて…この世から消したいと思っているのは
よくわかっています。
でも、現実問題として、それは不可能です」
人を悩ませるもんなんて、後から後から湧いてくるもんさ。
一生消えることは無い。
これ、人生一度、生き切った人間だからこそ、思う事だけどね。
「私は…アナタを失いたくない!!」
「それは誰もがフツーに持つ感覚です。
悪いものではありません」
するとギリアムは…
「ならなぜ…私の腕の中から、すぐに出てしまうのですか…?」
うつろな目をして聞く。
「出なければ、戦えないからです」
「え…」
「フィリアム商会の方々にも言っていますが…、対女性において、女性が前に出た方が、
圧倒的にいいことが多いのです」
ギリアムの顔は暗い。
私が戦うことに、いい顔しないとは思っているけどさ…。
「フィリー…」
私を抱きしめて来たから、私はギリアムの背中に手を回し、ポンポンとさすってやる。
「フィリー…アナタを…抱きたいです…」
「もちろん!!いいですよ」
私のその言葉を合図に、ギリアムの唇が私の唇に重ねられた。
そのままついばむように、私の唇を吸うと、やがて口内に舌を滑り込ませ、優しく…
でも激しく蹂躙する。
その刺激そのままに、ギリアムの手は、私の乳房を包み、ゆるゆると全体を…たまに
中央の突起をはじきつつ、揉みしだく。
うん…。
キモチが完全に、やる気になったみたい。
ただ、めんどくさかった分、ちょっと意地悪してみたくなり…私はギリアムの下肢へと
手を伸ばす。
「フィ、フィリー!!」
驚いたギリアムが、思わず唇を離す。
私は構わず、ギリアムのモノを、ズボンの上から刺激する。
「だ…ダメです!!
そんな事されたら…我慢が…」
私は少しいたずらっぽく笑って、
「いつも言っています。
我慢しなくていい…って」
わたしゃ前世の仕事のおかげで、男煽るのメッチャ上手いよ~。
やわやわと触ってあげると、ギリアムのモノは、喜んで硬度を上げた。
プルプルと耐えているのが、またかわいい。
「ああもう!!
アナタを少しぐらい、じらしたいのに!!」
そりゃ、100年早ぇよ、ギリアム君。
ギリアムは私の秘部に指を押し入れ、花弁をなぞるように、指で全体を愛撫する。
「あんっ…ギリアム…、もう少し緩急をつけて…ゆっくりとぉ…深くぅ…」
的確に指示すると、しっかりやろうとするのは、いいことだ。
「ここ…は、どうですか…フィリー…」
ギリアムの太いごつごつした指は、私の膣壁を入れただけで、十分こすれる。
毎日訓練しているからか、指の動きがとても滑らかに…じわじわと、私の快楽を
刺激する。
「すごくいい…もう少し…上を…」
するとさらに指が侵入し、節くれだった部分が膣内を刺激する。
その快楽だけでもかなりのモノだが…。
指を一番奥で、いきなり立てられた。
「ひやぁんっ!!!」
いかん、油断した。
どんどんうまくなってるよ、このワンコ。
私の体はビクビクとはね、指を一気に締め上げた。
「くぅっっ!!」
ギリアムの顔は途端に苦しそうになる。
だから…我慢しなくていいってば…。
私はそれを言葉にするのではなく、再度口付けに乗せて、ギリアムの口内を舐める。
口の中だって、立派な性感帯。
ノリに乗ってきたから、口内を自分の舌で、余すことなく蹂躙する。
私しか経験していないうえ、知識もあまりないから、前世の事とはいえ、経験豊富だと
バレる心配はほぼない。
まあ…バレたところで、このワンコは、私から離れないだろうけど。
ほどなくして十分な蜜が溢れていることを確認し、ギリアムは自身の怒張したモノを
一気にねじ込んだ。
「ああ!!フィリー!!愛しいフィリー!!」
ギリアムは思いのたけをぶつけるように、激しく腰を打ち付ける。
いいね、いいねぇ。
コッチの方が、ヘドネちゃんにはあってんだよ。
全部気持ちを、エッチに乗っけな!!
受け止めたげるし、きーたげるからさぁ。
結合部が激しく擦れ、そのたびにあふれる蜜が、隠微な音を立てる。
それは時に激しく…時にゆっくりと…。
ギリアムは激しく欲情している時でも、私を感じさせようとしてくれているようで、
とても嬉しくなる。
だから私も答えようと、一層膣のしまりを激しく…変則的にする。
「うっ…、くっ…」
私の内部に、ギリアムの分身が、たくさん放たれるのを感じた…。
しかし一度の放出では、とても満足できないと言いたげなギリアムのモノは、
その後も硬度を失わず、何度も何度も腰を打ち付ける。
出して…打ち付けて…出して…の繰り返し。
そしてそれが、何度繰り返されたかもわからなくなった時…私は至上の喜びを
感じる。
だってさ…。
1人だけでこんなに私に付き合える男なんて…どこを探してもいないと思っていた
からさぁ…。
私はここにいるよ…ギリアム…だから…。
私と一杯エッチしてね…。
久ぶりに私は…快楽の波に身を任せ、溺れるまで声を上げ、体を動かし続けた…。
私はファルメニウス公爵家に帰ってきて、報告や今後のことを家人とも話し合って
から、夫婦の寝室にギリアムと共に行ったのだが…。
2人きりになったとたん…。
ギリアム二度目のシーツオブジェ化…。
しかも、私の横をつかず離れず…。
めんどくせぇから、ほっとこ。
私はシーツオブジェを無視して、一人で浴室に入り、体を洗う。
今日は疲れたから、ゆっくり湯船につかるのさ~。
そんな私の横には、やっぱりシーツオブジェ。
もちろん放置。
風呂から上がって、ネグリジェに着替え、とっととベッドに。
今日つかれたし~、寝るか。
と、明かりを消したら…。
シーツオブジェからすすり泣く声…。
んっとに、めんどくせぇぇぇ――――――――――――!!
構ってやるとズに乗るから、放置ほうち~。
すると少しして、私の腕を触ってくる感触がしたので、ぴしゃり…と
はたいてやった。
そしたらすすり泣く声が、さらに大きく…。
……ほっとくのが正解なんだろーが、いい加減イライラしたので、
「何がしたいんですか!!」
眠かったこともあり、ちょっと強めに言った。
シーツオブジェからの返事はなし…。
いよいよ、ほっとくのが吉だな。
「私!!今日はもう、自室に行きます!!おやすみなさい」
と、ベッドを立とうとすれば、
「ままま、待ってください!!」
シーツから飛び出してきた…成長せん奴…。
「な…なぜ平気なのですか!!」
「何がです!!」
「私の姿が見えなくて!!」
「……」
いや…そばにいるのわかってるし…、めんどくさいし…。
ん?
そう言えば…。
「ひょっとして…、また、変な知識入れました?」
ブライト小侯爵の仮面舞踏会を断らなかった辺りから…、どうもギリアムは
恋愛に関する書物を集め始めたのだ。
私としては、エッチ関係の書物を集めて欲しいと、喉まで出かかって止めたが…。
ともかく、私に対しての態度が、右往左往するように、一貫性がない。
まるで何かを試しているような…。
私はエッチはもちろん、恋愛系の事もそれなりに詳しい。
だって、甘酸っぱ系のプレイ、要求してくるお客さん、意外と多かったからね。
その私から言わせれば…何がしたいのか、全く分からん。
私の後をずっとついてきたり、私の姿を柱の陰からじっと見ていたり…かと思うと、
私が近づけば離れて行ったり…。
追うのをやめると、また一定距離でついてくるし…。
ストーカープレイでもしたいのかい?
もしくはワンコプレイ?
と思って、今んとこほーちしてるんだけどね。
害はないし。
でもこのままじゃキリが無いし、いい加減うっとーしいから、情報ソースをハッキリ
させとこか。
因みに私の問いに、ギリアムはもじもじするだけで答えない。
「話してくださらないなら、私はやっぱり自室に…」
「は、話します!!
れ…恋愛指南書という本に、書いてあったのです!!
女性があまり…言う事を聞いてくれない時は、しばらく姿を消すのが有効だ…と」
…………………………………。
あ~、何かね…。
言葉が出ねーわ、うん。
「あの~それって…、物理的に距離置かないと、意味ないと思いますよ?
そうですね…せめて家を出て、しばらく私の元に帰ってこない…とか」
「そっ、そんなことをしたら!!私は寂しくて死んでしまします!!」
「……」
何かなぁ…恋愛指南書もこんなことを間髪入れずに答えるような…、ウサギとワンコを
足して×10したような男のためには、書かれておるまいよ…。
「今回の件に対しては、よくよくお話ししたでしょう?」
「ですが…」
「アナタが私を煩わせるものすべて…この世から消したいと思っているのは
よくわかっています。
でも、現実問題として、それは不可能です」
人を悩ませるもんなんて、後から後から湧いてくるもんさ。
一生消えることは無い。
これ、人生一度、生き切った人間だからこそ、思う事だけどね。
「私は…アナタを失いたくない!!」
「それは誰もがフツーに持つ感覚です。
悪いものではありません」
するとギリアムは…
「ならなぜ…私の腕の中から、すぐに出てしまうのですか…?」
うつろな目をして聞く。
「出なければ、戦えないからです」
「え…」
「フィリアム商会の方々にも言っていますが…、対女性において、女性が前に出た方が、
圧倒的にいいことが多いのです」
ギリアムの顔は暗い。
私が戦うことに、いい顔しないとは思っているけどさ…。
「フィリー…」
私を抱きしめて来たから、私はギリアムの背中に手を回し、ポンポンとさすってやる。
「フィリー…アナタを…抱きたいです…」
「もちろん!!いいですよ」
私のその言葉を合図に、ギリアムの唇が私の唇に重ねられた。
そのままついばむように、私の唇を吸うと、やがて口内に舌を滑り込ませ、優しく…
でも激しく蹂躙する。
その刺激そのままに、ギリアムの手は、私の乳房を包み、ゆるゆると全体を…たまに
中央の突起をはじきつつ、揉みしだく。
うん…。
キモチが完全に、やる気になったみたい。
ただ、めんどくさかった分、ちょっと意地悪してみたくなり…私はギリアムの下肢へと
手を伸ばす。
「フィ、フィリー!!」
驚いたギリアムが、思わず唇を離す。
私は構わず、ギリアムのモノを、ズボンの上から刺激する。
「だ…ダメです!!
そんな事されたら…我慢が…」
私は少しいたずらっぽく笑って、
「いつも言っています。
我慢しなくていい…って」
わたしゃ前世の仕事のおかげで、男煽るのメッチャ上手いよ~。
やわやわと触ってあげると、ギリアムのモノは、喜んで硬度を上げた。
プルプルと耐えているのが、またかわいい。
「ああもう!!
アナタを少しぐらい、じらしたいのに!!」
そりゃ、100年早ぇよ、ギリアム君。
ギリアムは私の秘部に指を押し入れ、花弁をなぞるように、指で全体を愛撫する。
「あんっ…ギリアム…、もう少し緩急をつけて…ゆっくりとぉ…深くぅ…」
的確に指示すると、しっかりやろうとするのは、いいことだ。
「ここ…は、どうですか…フィリー…」
ギリアムの太いごつごつした指は、私の膣壁を入れただけで、十分こすれる。
毎日訓練しているからか、指の動きがとても滑らかに…じわじわと、私の快楽を
刺激する。
「すごくいい…もう少し…上を…」
するとさらに指が侵入し、節くれだった部分が膣内を刺激する。
その快楽だけでもかなりのモノだが…。
指を一番奥で、いきなり立てられた。
「ひやぁんっ!!!」
いかん、油断した。
どんどんうまくなってるよ、このワンコ。
私の体はビクビクとはね、指を一気に締め上げた。
「くぅっっ!!」
ギリアムの顔は途端に苦しそうになる。
だから…我慢しなくていいってば…。
私はそれを言葉にするのではなく、再度口付けに乗せて、ギリアムの口内を舐める。
口の中だって、立派な性感帯。
ノリに乗ってきたから、口内を自分の舌で、余すことなく蹂躙する。
私しか経験していないうえ、知識もあまりないから、前世の事とはいえ、経験豊富だと
バレる心配はほぼない。
まあ…バレたところで、このワンコは、私から離れないだろうけど。
ほどなくして十分な蜜が溢れていることを確認し、ギリアムは自身の怒張したモノを
一気にねじ込んだ。
「ああ!!フィリー!!愛しいフィリー!!」
ギリアムは思いのたけをぶつけるように、激しく腰を打ち付ける。
いいね、いいねぇ。
コッチの方が、ヘドネちゃんにはあってんだよ。
全部気持ちを、エッチに乗っけな!!
受け止めたげるし、きーたげるからさぁ。
結合部が激しく擦れ、そのたびにあふれる蜜が、隠微な音を立てる。
それは時に激しく…時にゆっくりと…。
ギリアムは激しく欲情している時でも、私を感じさせようとしてくれているようで、
とても嬉しくなる。
だから私も答えようと、一層膣のしまりを激しく…変則的にする。
「うっ…、くっ…」
私の内部に、ギリアムの分身が、たくさん放たれるのを感じた…。
しかし一度の放出では、とても満足できないと言いたげなギリアムのモノは、
その後も硬度を失わず、何度も何度も腰を打ち付ける。
出して…打ち付けて…出して…の繰り返し。
そしてそれが、何度繰り返されたかもわからなくなった時…私は至上の喜びを
感じる。
だってさ…。
1人だけでこんなに私に付き合える男なんて…どこを探してもいないと思っていた
からさぁ…。
私はここにいるよ…ギリアム…だから…。
私と一杯エッチしてね…。
久ぶりに私は…快楽の波に身を任せ、溺れるまで声を上げ、体を動かし続けた…。
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