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番外編

1 バック体位体験後のギリアム視点

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バック体位後のギリアム視点。

朝…起きた時、横で寝ているフィリーを見て、ものすごい恥ずか
しさと罪悪感に襲われ、思わず掛布を被り、隠れてしまった。
何の解決にもならないとわかっているのだが、フィリーの顔が
見れない。

暫くたったらフィリーの声がしたのだが、やっぱり寝たふりを
してしまった。

しかし、本を読むと言われてしまって、跳ね起きた。

「だめです!!」

と言えば、

「じゃあまた、一緒に見ましょう」

とにこやかに言われ、言葉を失う。

フィリーは本当に嫌じゃないようだ。
私はフィリーに嫌われるのがいやで、気が気じゃないのに。

そんな私の気持ちを見透かすかのように、フィリーがまた、
抱いてほしいとせがんでくる。

ああ、本当に、まったく!!

フィリーが愛おしすぎて、おかしくなりそうだ。
抱きしめて、触れ合った肌から伝わってくる感触は、柔らかい
…ももちろんだが、何とも言えぬ多幸感をもたらす。

それを何と表現したらいいのか…本当にわからない。

フィリーのピンク色の唇に、自身の唇を重ね、舌を絡めれば、
絡め返してくれるそのしぐさだけで、体が熱くなり、もうどう
にも止まらない。

我ながら随分と、自制心が無いものだと思う。
でも…。

フィリーが笑っててくれるなら…いい…のか…?

やがて口づけが終わると、ほんのり染まったフィリーの頬が
とても愛おしくて、そちらにも口づける。

口づけるとなんだが甘い香りがして、思わず舌を出してしまう。
舐めると…本当に甘い。

それがたまらなくて、頬から首筋、鎖骨、乳房へとどんどん
下がっていく。
フィリーがくすぐったそうに身じろげば、それがさらなる煽情を
掻き立てる。
乳房は手で揉みつつ、舌は腹部、へそを越え、やがて…。

最もおいしい所へと、到達する。

フィリーの腿と腿の間…割れている部分…。
私の分身をいつも受け止め、至高の快楽を与えてくれる場所。

もうすでに中心部…上の突起がぷっくりと膨らんでいるのだが、
そこを避け、下の方から舐めていく。
するとしばらくして、中から蜜があふれる。
それをまた、優しく舐めとれば、どんどん量が増える。

そしてぐしょぐしょになったくらいで、いよいよぷっくりと
膨らんだ突起を口に含む。
それだけでフィリーの体が身じろぐから、余計に調子に乗って
しまう。

口に含み吸いながら、舌で優しく舐め、押し潰す。
フィリーが太ももで私の顔を挟む。
痛くないかと一度聞かれたことがあるが、私にはむしろ、情欲を
搔き立てられる以外の何物でもない。
その程度の力で痛がるような、やわな鍛え方はしていない。

突起を舌で煽り続けると、蜜のあふれ方がさらに激しさをまし、
私の顔を挟む力が強くなるが…。
ああ。
もっと強く、やってもらっても構わないよ。

フィリーの精一杯の力が…逆に私には心地いい。

もう少し、フィリーのかわいい姿を見ていたかったのだが、
私もそろそろ限界だ。

もともと一糸も纏わぬ姿でやっていたから、すぐに私はフィリー
の両足を開き、びくびくと自己主張するモノを、フィリーの秘部
に押し当てる。

上下に動かし、モノに蜜を刷り込むように…。
ああ…。
たまらない。

フィリーの内部から出る熱い蜜が…私のモノに絡まる…。
もう少し…味わいたい…でも!!

私は辛抱たまらず、フィリーの秘部に自身のモノをねじ込んだ。

「あ、あああぁぁんっ!!」

途端にフィリーの口から叫びが漏れる。
先ほどの吐息交じりの、小さな声とは打って変わって、私が腰を
打ち付けるたび、感じてくれているのだろう。
叫びに似た何とも耳に、心地いい声を聞かせてくれる。

まあ、そういう私も気持ちよすぎて、頭の芯が痺れてきた。

フィリーの膣内は、蹂躙するたびに熱と、締め付けを施し、私を
快楽の虜にする。
やがて段々と、締め付けが強くなり、フィリーの絶頂が近いこと
を、教えてくれる。
私はそれを合図にするように、さらに強く、さらに奥へ。
モノをねじ込んだ。

一番深い部分に到達したとき、フィリーの体が跳ね、一層強く、
きゅうっと締め付けられれば、我慢などできず、精を吐き出した。

フィリーに覆いかぶさり、改めてフィリーを見れば、恍惚とした
笑みを浮かべ、私の頬を撫でてくれた。

「フィリー…気持ちいいですか?幸せですか?」

「とっても幸せです…ギリアム」

その言葉を聞いたら、またぞくぞくと来てしまった。
私のモノは見事に復活し、また脈打ち始める。

最初のころは、これが本当に嫌だった。
いまも、罪悪感が拭えぬ状態ではあるのだが…。

それでもフィリーの笑顔を…幸せだと言われると、その感情が
取り払われるのを感じる。

「フィリー…また…いいですか?」

「もちろん…たくさんヤりましょう、ギリアム」

その言葉と共に私に送られた笑顔を見て、私はまた腰を打ち付け
るのを、再開するのだった。


※第三部準備中です。
もうしばらくお待ちください。
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