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旅暮らし
その3 銀貨十枚で如何です?
しおりを挟む聞くところによると、その冒険者たちは冒険者組合から受けた魔物の討伐依頼を終えた帰り道にこの村に立ち寄ったらしい。
理由までは語ってくれなかったが相当に無茶な予定を組んで動いていたらしく、その所為で疲労が限界を迎えてしまった仲間数名に押し切られる形で、本来なら食料品だけ補給して通り過ぎるつもりだったこの村の宿で一泊していくことになったんだとか。
『突発的な緊急依頼とかをほいほい受けちゃうお人好しが多いのよ。 このパーティーは』
それはまた奇特な冒険者も居たもので……
特に訊ねたわけでもなかったのだが、苦笑を浮かべながらそう教えてくれた男の名はガレル。
やや癖のある金髪を短く切り揃え、瞳は琥珀色。 歳は二十台の半ばと言ったところで、一見すると気の弱そうな印象を受ける細面の人族の青年だが、口調ははっきりとしているし、騎士のそれのような造作の軽甲冑に包まれた全身は無駄の無い筋肉に覆われていて極めて精強。
指揮型の中衛として九人の冒険者をまとめるリーダーを務めているらしい彼は、仲間の休養のためにと足を留めただけの村ではあったが、せっかくだから何かしらの情報収集でもしておこうかと、こうして村長の息子に渡りを付けて歩き回っているようだった。
『働き者だし、すごく良い子なのよ』
彼の後ろに更に三名の冒険者達が続いているが、そちらは特に話しかけてくる様子が無かったので、一先ず触れずに置くとしよう。
「それで、あー…… っと、レイナルさん、でしたっけ? あなたが酒場で話してたって言う洞窟の噂ってやつを聞かせてもらえると助かるんですが、構いませんか?」
「ええ。 長い話ってわけでもないですし、構いやしませんよ。 こんなもんが役に立つのかどうかはわかりませんけどねー」
「ありがたい」
そう言って歯を見せて屈託無く笑う青年に対して、俺は、とある洞窟の話を聞かせてやるのだった。
「その洞窟が何処にあるのかなんてことはわかりゃしませんが、私が昔、何処だかの酒場で元冒険者だって爺さんから聞いた話では━━」
その洞窟の入り口は見た目こそ地味で、ともすれば見落としてしまいそうな、精々人一人が通れるぐらいのただの小さな洞穴のようにしか見えないらしいのだが、入ってしまえば中はかなり広く、地下の相当な奥深くまで続くダンジョンになっていて、爺さんは若い頃に仲間達と共に何度もそのダンジョンの攻略に挑戦していたのだそうだ。
最寄の村からですら馬車で四日という不便な立地にあったにも拘らず、それをものともせずに十回を優に超えて根気強く続けられた探索の果てに、「ここが最下層なんじゃないか?」と思われる階層にまで辿り付く事が出来た若い頃の爺さん━━以降は若爺さんと呼ぶことにしよう━━と仲間達だったのだが、しかし、その時の探索は、その階層の半ばで頓挫することになってしまった。
最下層と目されたその階層は、その半ばにして、向こう側が見えないほどに幅が広く、底もまるで見えないような大地の裂け目によって途切れてしまっていたからだ。
当初はついに最下層か!と浮かれていた若爺さん一行だったのだが、きっと何処かに向こう側に渡るための仕掛けがあるに違いないと散々探し回ってみたものの、結局は見つけられないまま食料等の消耗品が尽きてしまって泣く泣く帰ることに。
その後、更に四度の挑戦を繰り返したが、四度が四度とも、その階層の半ばより先に進むことは出来なかったらしい。
どれだけ丁寧に根気良く探し回ってみたところで手がかりの一つすら掴めなかった仲間達は、「もうどうにもならないだろうから、これ以上の挑戦は止めにしよう」と言っていたらしいのだが、若い頃の爺さんは「最後に一回だけ!!と皆に頼み込んで最後の探索をすることにしたのだそうな。
しかし、最後の挑戦をしに意気込んで向かったダンジョンまでの移動中、運悪く酷い嵐に遭遇してしまい、衣服や装備だけでなく消耗品の大半までが水浸し。
仲間達は事態を冷静に鑑みて、「こんな状態でダンジョンに入るのは、いくらなんでも無謀すぎる。 それにきっとこのダンジョンは自分たちとは相性が良くないんだ」との判断を下したと言うのに、どうしても諦め切れなかった若爺さんは、それを振り切って単身でダンジョンに突入してしまった。
運が良かったのか、それとも、数え切れない挑戦を経て罠の特性や魔物の行動を熟知していたからなのかは知らないが、若爺さんはそれらを半ば神懸かり的に回避・討伐しながら、それまでにかかっていた到達時間の最短記録まで叩き出して最下層にまで辿りついてしまったそうだ。
だが、辿り付く事が出来たとは言っても、若爺さんは既に息も絶え絶えで装備はボロボロ。
食料も傷を癒すための薬品も殆ど残っていないような状態で、なにより身体はとうの昔に限界を超えてしまっており、数歩歩いては暫くの休憩が必要なような状態だった。
だと言うのに、一体何が彼にそこまでの執念を抱かせたというのか、這うようにして進んだ通路の先、とうとう意識を失う寸前と言うその瞬間に、若爺さんは目にしたのだと言う。
あれほど深く広い裂け目があった筈のその場所に、静かな水面を湛える湖と、そこに浮かんだ一艘の小船がある光景を。
若爺さんたちが勝手に最下層と呼んでいたその場所は、両手の指で数えられる程度の数の罠こそあれ、魔物は出現しないという特殊な階層であったらしく、流石にこのまま見殺しにするのも忍びないという仲間達の決死の救出行によって気絶したまま約二日後にそこから助け出された若爺さんだったが、ダンジョンからの脱出の途中で目を覚ました際にその事を話してみたものの、皆一様に「船も湖も見ていない」「そんなものは知らない」「走馬灯かなんかじゃねえの?」「寝言は寝て言え」と言うばかり。
結局、気を失う寸前で朦朧としていた頭が見せた幻だったのかと一人納得して肩を落とした若爺さんは仲間達に頭を下げ下げ諦めて、それ以降、そのダンジョンに近づくことはなかったそうだ。
しかし、いつか誰かが攻略してくれるだろうと期待して、爺さんは今でも噂話には耳を欹てているらしいのだが、そのダンジョンが攻略されたという話はついぞひとつも聞こえてこないらしい。
「━━とまあ、こんな話な訳ですが…… おや? その顔はひょっとして何か心当たりでも?」
「船…… 湖……? あんな場所に? いや、しかし……」
「知り合いの山師が洞窟の深いところなんかにはおっきな湖や川が流れてることがあるって言ってたわ」
なにやらぶつぶつと考え込んでいるガレルさんに声をかけたのは、踝までをすっぽりと覆ってしまえる程の裾の長い外套を身に纏い、頭巾を目深に被った魔術師風の人物。
まだ幼さが残るような高めの声から女性であることは窺えたが、いくらか意識して見れば、頭巾の隙間から細長い耳と銀の髪がちらちらと目に入る。
それは、俺とマトモに交流のある唯一のエルフであるところのベルフェさんよりも背が低く年も幾分か若く見える、実際の年齢まではわからないまでも、まだまだ少女と言った容姿のエルフの娘だった。
『正統派のエルフって感じがするわよね。 ……あっ。 べつにベルフェちゃんが変わってるとか邪道だとかっていう意味ではないのよ?』
「たしか…… 地底湖だのなんだのって言う奴だったか?」
こちらは灰色の長髪を首の後ろで結わえている背の高い犬系の獣人族の青年。
何処かの自称大きい猫型商人と違って容姿は人族と大差なく、二十代半ばぐらいに見える近人種の獣人男性だった。
ガレルさんや、彼と大体同じくらいの身長である俺と比べて少なく見積もっても頭一つ分は背が高く、尚且つ全身が密度の高い筋肉で覆われていているため、その存在感は見かけよりも更に大きく感じられる。
あくまで動きやすさを重視するような方向性で胴体や頭部は最小限に。 腕や脚を重点的に防御する装備で固めているところを見ると、大きな体には似合わないような気もするが、素早さ重視で動き回る格闘系の人なのかも知れない。
髪と同じ色の毛で覆われた山型の耳とふさふさの尻尾が生えてはいるのだが、惜しむらくは、愛嬌らしきものを感じられる余地がまるで無さそうなところだろうか。
『犬っていうか狼ね。 これはこれで可愛いと思うのだけれど……』
「ガレル、大雨の後ということは……」
そして最後が神官風の地味な中年男性で、歳は恐らく四十に届くか届かないかと言ったところ。
外套の下から覗く白と緑を基調とした神官服は、その教義よりも、所属している司祭の殆どが物理的に攻撃することを得手としている屈強な戦闘集団であることが世に広く知られているという若干物騒な気配の漂う宗教、テリヤ教のものだ。 かく言う俺もテリヤ教の教義については殆ど知識が無い。
短く刈りそろえた茶色の髪に同色の瞳。 鼻は低く、ややのっぺりとした顔に柔和そうな表情を浮かべているが、肩幅は広く首は恐ろしく太い。 テリヤ教の司祭であるだけはあって相当に鍛え込まれた肉体をその神官服の下に隠しているに違いなかった。
これと言った特徴の無い容姿から恐らく人族だとは思うのだが、俺が言うのもなんだけど、とにかく地味な印象を受ける男性だった。
『貴方に地味って言われるのは流石にって思ったんだけれど…… 本当に地味ね』
「そうか……!! いや、レイナルさん助かった! 助かったよ!! これはもしかしたら凄い発見なのかもしれない! 今夜は奢らせてもらうから、日が暮れたら是非酒場まで来てくれ!」
「お、おぉ…… それは何よりで。 こんな話で役に立てたってんなら、こっちこそ嬉しいもんですわ。 ありがたくご相伴に預かりましょうかね」
静かに熱気を高めながら引き続き何事かを話し合っていた彼らだったのだが、やがて何某かの解答にたどり着いたようで、弾かれたようにこちらを振り向いたガレルさんは有無を言わさぬ勢いで俺の両手を引っ掴み、ぶんぶん振りながら感謝の言葉を述べたかと思えば、仲間達とモーナントカ君を伴ってあっと言う間に去っていった。
やや呆気に取られながらそれを見送った俺は一つ大きく息を吐いた。
この様子であれば、今回のお役目もどうやら上手くこなすことが出来たようだ。
『あとは余計なことを喋ったりして台無しにならないことを祈るだけだけれど…… まあ、貴方は滅多なことでもなければ悪酔いしたりしなから大丈夫よね』
◆ ◆ ◆ ◆
「銀貨十枚ってトコでどうですかね?」
「十か…… しかしこれは……」
「あれ? ちょいと高かったですかね?」
「いや、いや違う。 そうではない! 金額がどうのと言っている訳ではないのだ。 あんた…… これを本当に一人でやったと言うのか?」
「はい? まあ、他に人なんていませんでしたし、自分一人で頑張りましたが…… それはその辺の子供らや奥さん方も見てたでしょう?」
「それは…… そうなんだが…… いや、しかし……」
これでもかと言うぐらいの訝しげな視線を俺に向けながらそう言って黙り込んでしまったのは、此処、コル村の村長であるところのマテウスさんだった。
冒険者達に酒を奢ってもらった晩から早四日。
昼食時をやや過ぎて、皆が再びそれぞれの仕事に捌けていったころ、俺は村長宅へと顔を出すことにした。
短い間ではあったがお世話になったことに変わりは無いので、たったの一枚ではあるが、どうにか一通り耕し終えることのできた畑を安めに買い取っては頂けないものか?と相談に伺ってみた次第である。
そうして実物を見てもらうべく、村外れにぽつんと生まれた一枚の畑までやって来たのだが、今のところ村長の反応は、あまり芳しくない様子。
まあ、売ると言っても元々この村から俺が貸してもらった土地でしかないので、今後の使用権のようなものを譲渡すると言ったほうが良いのかも知れないが。
『そうね。 でも、村長さんが今問題にしてるのって値段の話でもないし、そういう部分でもないと思うのよね』
はて? 何か問題になるようなことがありましたっけ?
「畑一枚って言ったって、あんた…… これを一人で、しかもたったの七日で仕上げたって言うのか? 馬鹿げてるとしか言えんぞ? こんなのは」
「……おや?」
「ただ掘り返しただけじゃなく根切りまでしっかりやった挙句に丁寧に余計なゴミ取りも済ませて、オマケに最低限だが堆肥撒いて混ぜ込んでやがるだと? しかも、あのどうしようもない土地がこんなに柔らかく。 切り株までいつの間にか引っこ抜いてあるし、あんなのは一人でどうにかなるもんじゃないだろうに。 あんたまさか…… 魔術師なのか? それとも畑の神か何かだとでも言いたいってのか?」
「いやいやそんなマサカ。 極普通の旅する農民デスヨ? 私に魔術なんて大層なものが使えるはずないじゃないですか。 ほら、見てくださいよ。 鍬が二本も駄目になっちまいましてね。 我ながら流石にちょっと頑張りすぎたかと思ってたところですわ」
「……どう頑張りすぎたら七日かそこらでこんな風になるんだか想像も出来んわ。 あんた無茶苦茶もいいところだよ」
鍛冶屋で屑鉄として買い取ってもらえないかと持ち歩いていた二本の鍬を差し出して見せたのだが、何故だか余計に呆れられてしまった。
刃が鉄で柄が木で出来ている一般的な鍬でしかないが、一本は力加減を間違えて柄をポッキリと折ってしまっただけなので、刃だけならまだどうにか使えると言ったところ。
もう一本は少々酷使し過すぎた為か、刃が見事に潰れて磨り減ってしまって虫に食われたかのようにボロボロで、柄の先に辛うじて鉄板らしきものがぶら下がっていると言った状態だった。
ハンスあたりであれば頑張ったらこのぐらいの働きは出来そうな気がするのだが、久しぶりにマトモに鍬を振るった所為か、少々張り切りすぎてしまったのかも知れない。
しかし、畑の神? それは出来ることならちょっと会ってみたいじゃないか。
そうだ。 女神様の知り合いには居ないんですかね? 畑の神様。
『居ないわね』
チッ……
『っ!』
「いや~…… 一人で出来ちゃったものは仕方ないじゃないですか。 それより、どうでしょうかね? 銀貨十枚で如何なもんですかね? せっかく耕した畑を人任せにして出て行くってのは私としても残念極まりないんですが、どうにも断りきれない用事で呼び出されちまいましてね。 帝国なんて遠いところまで行きたくはないんですが…… ホントに」
「それは災難だとしか言えんが…… そうか。 十枚か。 他の畑からは大分離れてしまってはいるが、あとはまあ、水を引いてくるだけで良いわけだから、これほどしっかり仕上がった畑なら誰でも欲しがるだろうよ。 俺のところで買い取ってしまっても構わんのだが、それでは文句を言う輩が出てくるかもわからん。 一先ず金は出しておくから、あとで欲しがりそうな連中に声をかけてみるとしよう」
俺が口にしている理由は相当に不自然で粗も多すぎるものだとは思うのだが、村長はどうやら何かを察してくれたらしく、快くとは言い難いまでも最終的にはこちらの言い値で畑を買い取ってくれた。
余計な詮索はしない心意気、実に助かります。 ありがとう村長。 お世話になりました。
『ただ単に、下手に首を突っ込んで厄介ごとに巻き込まれたくないだけだと思うわ』
そうとも言うかもしれないけど、ありがたいことに変わりはないから良いんです。
『それは確かにそうね』
ご近所さんへの挨拶はもう済ませてしまったので、あとは村長の息子のモーナントカ君や若い衆に別れを告げたら村を出るとしよう。
十日にも満たない間でしかなかったし、住人たちとも極浅い付き合いしかしなかったが、突然やって来た他所者に殊更冷たく当たるようなことは無かったどころか、それなりの善意を受け取った。
ここは良い村だったのだろうと思う。
『ベルフェちゃんと合流したらどうせ騒がしくなるんだから、しんみりするなら今のうちだろうけど…… 十日も住んでいないのに、意外と愛着って湧くものなのね』
そうですねぇ…… 自分でもちょっと意外なくらいに淋しい感じがしますねぇ。
やっぱり一枚だけだけど畑耕しちゃった所為でしょうかね。
もっとしっかり耕したいような。 出来ることなら何か植えていきたいような。
いや、でもそこまでやったらもう、しっかり育てて収穫までしてしまいたいような……
『……貴方はどうしてもそこに行き着くのねぇ』
むしろ俺からそれを取ったら一体何が残ると思ってるんですかね? 女神様は。
斯くして、一通りの別れを済ませた俺は、日が傾き始める前にコル村を後にした。
ベルフェさんとの合流は明日の夜の予定となっているので、それまでに合流場所となっている街に着くには、ここから殆どの距離を走って移動しないといけない計算になる。
乗合馬車はそもそもこの辺を巡回していないみたいだし、月に三度だけやって来るらしい商人の定期便とはまるで日が合わないのだから仕方が無い。
それ以前に、畑を耕すのに思いのほか時間を取られてしまった所為で、翼蜥蜴にでも乗って空路を使わない限り、真っ当な移動手段で間に合う距離ではなかったと言うことに今朝になって気付いた時は、少しばかり焦った。
あと二日ぐらいあったらもう少し余裕を持てたのだろうが、こればっかりは今更ぼやいたところでどうしようもあるまい。
『急な話だったけれどお疲れ様。 ベルフェちゃんと合流したらゆっくりすると良いわ』
そーですねぇ。 ベルフェさんは今頃どうしてますかね~。
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