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アインワース大陸編
用語辞典 及び未公開分含むキャラクター設定の纏め 最終回
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人類独立連合:独立種を排除、人類だけの世界の実現を画策する組織。表向きの首魁プレナイトは処刑され、また本来の首魁である預言者も討たれた。人類統一連合の要であった双方の死亡により組織は瓦解、残党は独立種と人類の攻勢により完全壊滅した。
ジェット=リブラ:リブラを追放、カスター大陸に放逐された後は独立種達と共に大陸を巡り人助けと治安維持を積極的に行った。後世の歴史書によればその傍に特定の女性はおらず、最後の最後まで独身を貫いたとの事。死ぬその時まで贖罪に捧げた人生を理由に死後リブラへと戻る事を許された。亡骸は焼かれ、その骨は彼が最も敬愛したとされるエンジェラ=リブラの墓所を一望できる丘に埋葬された。
アンダルサイト&スピネル:両者共に弟の変化を見抜けなかった不甲斐なさを理由に皇帝の座を蹴り、新皇帝であるエンジェラを補佐するという役目に落ち着いた。双方共に極めて有能であり、新皇帝エンジェラの元、瞬く間にかつての威光を取り戻す事に成功する。
余談:アンダルサイトが計画していたスノーホワイト討伐戦は最終的に実行されなかった。リブラの復興よりも優先すべきではないという至極真っ当な理由から、コカトライズの助言、何より既に活動期に入っているスノーホワイトの遭遇情報が全くなかったという幾つもの要素が重なった為
エンジェラ:ジェット含む弟達と父親の推挙を受け新皇帝に即位。本人は余り乗り気ではなかったが、何人かが何かを耳打ちすると望んでその座に就いた。一体何を吹き込まれたんでしょうねぇ。後の歴史書によればリブラで最も優れた皇帝としてその名が挙がる女傑として記録されている。
しかし、ただ一点歴史研究家達の間で議論になる話題がある。彼女に特定の男性がいたか否か、である。幾つかの歴史書には素性不明の男性の影が窺え、更に子供までもうけたとの記録が残っているが、一方でその男性に関する記述が一切残っていない。皇帝の役目から考えれば跡継ぎは必須であるが、この点に関してのみ全てが闇に包まれており、その凄まじいまでに喧伝される功績と相反する秘密に包まれた私生活に多くの研究家達の関心が集まっている。
パール=ファウスト:リブラでの戦いの功績を受け武術学園を即卒業。同時に近衛に就任。更に大公の爵位を授かる。ファウスト家としての財産を全て復興に回した為、意外と質素な生活をしている模様。後の歴史書によれば素性不明の男性の影が見え隠れしており、その男性との間に子供を授かったとの事。今日まで残る超名門ファウスト家は彼女の生き様を家訓とするなど、後世にもその影響力を色濃く残す。
グランディ=フォーライツ:リブラでの戦いの功績を受け武術学園を即卒業。同時に近衛に就任。更に侯爵の爵位を授かる。ピスケスにおいては弱小貴族でしかなかったフォーライツの名は彼の代で一気に高まった。女癖が少々悪いと評判であったが、今回の戦いを経て割と実直な性格になった。後の歴史書には彼が遺したとされるこんな言葉が記録されている。"男って普通ハーレムに憧れるじゃない?アレ、止めといた方が良いよ。いや、間近で見た感想ねコレ"。この言葉が一体何を意味するか、歴史研究家|(♂)達は日々研究している。
ブルー=ジェード:リブラでの戦いの功績を受け魔術学舎を即卒業。更に侯爵の爵位を授かる。魔術界の改革とコカトライズの世話に忙殺される日々を送る。下位区画に住むごく普通の青年の立身出世が当時を生きる市民達の記憶に焼き付いた様子は、リブラだけではなく複数の都市にまで彼を題材とした演劇や絵本が残っている事実からも容易に窺える。
後の歴史書によれば、腐敗した魔術界の改革を行い今現在まで続く魔術発展の基礎を作った偉大な人物として真っ先にその名が挙がるだけでなく、更に強力な魔獣を何体も従える最高峰の魔獣使いとしても名高い傑物として記録されている。兄のレッド=ジェードもまた今日まで続く建築魔術の礎を築き上げた人物として歴史に名を残している。
コカトライズ&雛:ブルーの傍からべったり離れない魔獣。雛は後にリブラの守護獣の任を与えられ、人類、独立種と共に長きに渡り治安維持に努めた。
アゾゼオ:ジルコン&アイオライトの新たな飲み友となった。その2人の申し出とリブラからの援助を受けたアゾゼオは一族や虐げられていた獣人、およびハーフ達と共にカスター大陸へと渡った。渡航後の彼はジェットに合流すると寿命尽きるまで彼の贖罪の旅に同行したという。当初は2人だった旅は徐々に同行者を増やしながらアゾゼオ、ジェットの死後も連綿と続き、やがてあらゆる暴力から人々を守る義勇軍の礎となった。
※※※
▼開示されていない設定。本来なら次で語る筈でした……
ハイペリオン:全ての元凶其の1。神樹であると同時に惑星アルタードが存在する銀河を管轄する神。個人的な理由から4姉妹と伊佐凪竜一をくっつけようと画策する。それ以外を巻き込む"地球の神"を放置する理由は、敢えて彼の傍に魅力的な女性を配置することでやきもちや独占欲、ソレに伴う強い愛情を誘発させると考えた為。
"地球の神"と秘密裏に交渉、4姉妹と伊佐凪竜一を引き合わせたのは彼女達がそれ程に危険な存在だから。人を知り、愛を知れば暴走する心配もなくなると考えた為。4姉妹はそれ程に危険で、また一方で他者に関心を開かなかった。異能の種に、開花に伴い地球への未練に繋がる記憶を消失する特殊な魔術を施したのも彼女。
アーちゃん:全ての元凶其の2。地球の神であり、また天の川銀河宙域を管理する神でもある。伊佐凪竜一の周囲に魅力的な女性が集まるよう、また女性達が彼を意識するよう誘導している。地球人類絶滅を阻止すると言う理由に偽りは無く、今日も今日とて純粋無垢な善意で彼の傍に魅力的な女性を引き寄せる。と言うか種にこっそりその役目も含めた。
ハイペリオンとの交渉において伊佐凪竜一が4姉妹と夫婦になるよう尽力する対価として、現地人類を伴侶にする自由を認めさせた。この為、4姉妹以外の人類と縁が出来るようにこそっと動き回っている。ハーレムになるのは彼なりに地球人類絶滅阻止を願った結果。尚、当人の意志は欠片も微塵も全くこれっぽっちも考慮しない模様。
4姉妹:本来は一個体ごとに違う固有波長が全く同じ姉妹。宇宙の法則を無視するその正体は太古の邪神から引き剥がされた純粋な力を四分割、更に見せかけの自我を与えられた存在。彼女達の誰か1人が何かの拍子に本質に目覚めれば連鎖反応で邪神が覚醒、復活を果たす。消滅不可能な邪神の管理を押し付けられたハイペリオンは無力化を考えていたが悉く失敗、その末に思いついたのが愛情の発露だった。
時を同じくして、地球と言う惑星最後の生き残りとなった伊佐凪竜一があろうことか邪神の番たる運命を持つと知ったハイペリオンは地球の神と交渉、伊佐凪竜一の身柄を引き受ける対価として4姉妹と夫婦になる後押しをする契約を秘密裏に交わした。
シトリン:邪神が持つ創造の力を切り取って作られた長女。妹達のブレーキ役とする為、また本能を抑制する為に強い理性を埋め込まれた。
ルチル:邪神の脅威的な治癒能力と転移能力を切り取って作られた次女。他者への無関心への対抗に、外界への強い興味と関心を埋め込まれた。
アメジスト:邪神の純粋な力を切り取って作られた3女。取り分け危険な彼女は攻撃性とは真逆となる他者への愛情を埋め込まれたが、伊佐凪竜一を見初めるまで上手く機能していなかった。
ローズ:邪神が持つ己以外の全てを支配する力を切り取って作られた4女。加虐的な性格と対になる自虐的な性格を埋め込まれたが、伊佐凪竜一を見初めるまで全く機能していなかった。
伊佐凪竜一:ごくごく平凡な人類の♂……という認識は当人含めた人類というミクロレベルの話であり、実際は数百億年レベルで1人発生するかどうかというレベルの特異波長をもつ存在。具体的には宇宙を滅ぼしうる邪神=4姉妹と全く同じ固有波長をもっていた。
※※※
▼諸々の事情により使わなくなった設定。
邪神:肉体と力を分断された事により無力化された名も無き古き神の一柱。当初のラスボス候補。失った肉体に仮初の魂を入れて暴れまわった末に倒される予定でした。当初の予定では魂の中に伊佐凪竜一が地球にいた頃に片思いしていた相手が入れられていた。
ジョブズ諸島→高度科学、古代文明復元国家群。共に行動するのは(超絶弩級のサディスティックな性格と自らの能力をフル活用して敬愛する伊佐凪竜一を完璧で自分好みの"ご主人様"に調教すべく)可愛く元気いっぱいに奮闘するローズで、彼女と国家の頂点たる龍王、龍王を選定する証に何故か反応した伊佐凪竜一の3人を巡る物語になる予定でした。
龍王→諸島を収める頂点。リブラの皇帝と違う点は政治には一切関われないという点。政治はその下の元老院が主導する。とある島の地下にある遺跡に接触、その英知を引き出す事を唯一絶対の使命とする。龍王がこの使命を果たさなければジョブズの繁栄は成らない為、リブラの皇帝と同じく最高位を与えられているが、実情は元老院の傀儡に等しい。
当代龍王→男性とも女性と判断できない中世的な見た目をした超絶美形。性格は冗談が一切通じず言葉通りに判断する生真面目クソ真面目馬鹿正直な性格で疑う事を知らない。また知識レベルが大きく偏っていて、市井レベルの出来事でさえ知らない反面、古代の知識は相当以上に豊富。その偏りぶりはアメジストと同じく性行為という物が何を指すのか微塵も理解していない程。龍王としての身だしなみから長い髪を切らずにいる(特に意味は無い)。伊佐凪竜一、ローズと知り合った事で外界に強く惹かれるが……
龍王の試験→龍王が没すると新たな龍王選定の為に行われる試験であり、諸島群に生きる全ての子供に強制される。
龍王の証→一見すれば古びた剣。実際は超古代の文明が作った「個人の能力を測る装置」。特別な資質を持つ者を選定する。これに選ばれたのが龍王となる。伊佐凪竜一がコレに反応した理由は地球の神様。
元老院→今より遡る事300年前。とある島の地下から発掘された遺跡なる代物を発見した調査チームの末裔。遺跡を独自に調査、解析する事で世界を統一しようと画策するベタな連中。当初の予定ではこの中の1人が預言者に取って代わられており、預言者は遺跡の力と英知を人に分け与え、独立種根絶を画策した。ベタな目的も預言者に唆された結果であり、本来はこれまたベタに平和利用を考えていた。遺跡を通じて無尽蔵に力を行使する預言者の力は絶大だったが、英知を通し自らの正体を知った4姉妹が合一、邪神となる事で退けられる。
遺跡:ジョブス諸島とアインワース大陸東端ピスケスにほど近い場所に埋まった超超古代の遺跡。だが遺跡というよりは……
-----------------------
next→リュウセンキ(仮)
ジェット=リブラ:リブラを追放、カスター大陸に放逐された後は独立種達と共に大陸を巡り人助けと治安維持を積極的に行った。後世の歴史書によればその傍に特定の女性はおらず、最後の最後まで独身を貫いたとの事。死ぬその時まで贖罪に捧げた人生を理由に死後リブラへと戻る事を許された。亡骸は焼かれ、その骨は彼が最も敬愛したとされるエンジェラ=リブラの墓所を一望できる丘に埋葬された。
アンダルサイト&スピネル:両者共に弟の変化を見抜けなかった不甲斐なさを理由に皇帝の座を蹴り、新皇帝であるエンジェラを補佐するという役目に落ち着いた。双方共に極めて有能であり、新皇帝エンジェラの元、瞬く間にかつての威光を取り戻す事に成功する。
余談:アンダルサイトが計画していたスノーホワイト討伐戦は最終的に実行されなかった。リブラの復興よりも優先すべきではないという至極真っ当な理由から、コカトライズの助言、何より既に活動期に入っているスノーホワイトの遭遇情報が全くなかったという幾つもの要素が重なった為
エンジェラ:ジェット含む弟達と父親の推挙を受け新皇帝に即位。本人は余り乗り気ではなかったが、何人かが何かを耳打ちすると望んでその座に就いた。一体何を吹き込まれたんでしょうねぇ。後の歴史書によればリブラで最も優れた皇帝としてその名が挙がる女傑として記録されている。
しかし、ただ一点歴史研究家達の間で議論になる話題がある。彼女に特定の男性がいたか否か、である。幾つかの歴史書には素性不明の男性の影が窺え、更に子供までもうけたとの記録が残っているが、一方でその男性に関する記述が一切残っていない。皇帝の役目から考えれば跡継ぎは必須であるが、この点に関してのみ全てが闇に包まれており、その凄まじいまでに喧伝される功績と相反する秘密に包まれた私生活に多くの研究家達の関心が集まっている。
パール=ファウスト:リブラでの戦いの功績を受け武術学園を即卒業。同時に近衛に就任。更に大公の爵位を授かる。ファウスト家としての財産を全て復興に回した為、意外と質素な生活をしている模様。後の歴史書によれば素性不明の男性の影が見え隠れしており、その男性との間に子供を授かったとの事。今日まで残る超名門ファウスト家は彼女の生き様を家訓とするなど、後世にもその影響力を色濃く残す。
グランディ=フォーライツ:リブラでの戦いの功績を受け武術学園を即卒業。同時に近衛に就任。更に侯爵の爵位を授かる。ピスケスにおいては弱小貴族でしかなかったフォーライツの名は彼の代で一気に高まった。女癖が少々悪いと評判であったが、今回の戦いを経て割と実直な性格になった。後の歴史書には彼が遺したとされるこんな言葉が記録されている。"男って普通ハーレムに憧れるじゃない?アレ、止めといた方が良いよ。いや、間近で見た感想ねコレ"。この言葉が一体何を意味するか、歴史研究家|(♂)達は日々研究している。
ブルー=ジェード:リブラでの戦いの功績を受け魔術学舎を即卒業。更に侯爵の爵位を授かる。魔術界の改革とコカトライズの世話に忙殺される日々を送る。下位区画に住むごく普通の青年の立身出世が当時を生きる市民達の記憶に焼き付いた様子は、リブラだけではなく複数の都市にまで彼を題材とした演劇や絵本が残っている事実からも容易に窺える。
後の歴史書によれば、腐敗した魔術界の改革を行い今現在まで続く魔術発展の基礎を作った偉大な人物として真っ先にその名が挙がるだけでなく、更に強力な魔獣を何体も従える最高峰の魔獣使いとしても名高い傑物として記録されている。兄のレッド=ジェードもまた今日まで続く建築魔術の礎を築き上げた人物として歴史に名を残している。
コカトライズ&雛:ブルーの傍からべったり離れない魔獣。雛は後にリブラの守護獣の任を与えられ、人類、独立種と共に長きに渡り治安維持に努めた。
アゾゼオ:ジルコン&アイオライトの新たな飲み友となった。その2人の申し出とリブラからの援助を受けたアゾゼオは一族や虐げられていた獣人、およびハーフ達と共にカスター大陸へと渡った。渡航後の彼はジェットに合流すると寿命尽きるまで彼の贖罪の旅に同行したという。当初は2人だった旅は徐々に同行者を増やしながらアゾゼオ、ジェットの死後も連綿と続き、やがてあらゆる暴力から人々を守る義勇軍の礎となった。
※※※
▼開示されていない設定。本来なら次で語る筈でした……
ハイペリオン:全ての元凶其の1。神樹であると同時に惑星アルタードが存在する銀河を管轄する神。個人的な理由から4姉妹と伊佐凪竜一をくっつけようと画策する。それ以外を巻き込む"地球の神"を放置する理由は、敢えて彼の傍に魅力的な女性を配置することでやきもちや独占欲、ソレに伴う強い愛情を誘発させると考えた為。
"地球の神"と秘密裏に交渉、4姉妹と伊佐凪竜一を引き合わせたのは彼女達がそれ程に危険な存在だから。人を知り、愛を知れば暴走する心配もなくなると考えた為。4姉妹はそれ程に危険で、また一方で他者に関心を開かなかった。異能の種に、開花に伴い地球への未練に繋がる記憶を消失する特殊な魔術を施したのも彼女。
アーちゃん:全ての元凶其の2。地球の神であり、また天の川銀河宙域を管理する神でもある。伊佐凪竜一の周囲に魅力的な女性が集まるよう、また女性達が彼を意識するよう誘導している。地球人類絶滅を阻止すると言う理由に偽りは無く、今日も今日とて純粋無垢な善意で彼の傍に魅力的な女性を引き寄せる。と言うか種にこっそりその役目も含めた。
ハイペリオンとの交渉において伊佐凪竜一が4姉妹と夫婦になるよう尽力する対価として、現地人類を伴侶にする自由を認めさせた。この為、4姉妹以外の人類と縁が出来るようにこそっと動き回っている。ハーレムになるのは彼なりに地球人類絶滅阻止を願った結果。尚、当人の意志は欠片も微塵も全くこれっぽっちも考慮しない模様。
4姉妹:本来は一個体ごとに違う固有波長が全く同じ姉妹。宇宙の法則を無視するその正体は太古の邪神から引き剥がされた純粋な力を四分割、更に見せかけの自我を与えられた存在。彼女達の誰か1人が何かの拍子に本質に目覚めれば連鎖反応で邪神が覚醒、復活を果たす。消滅不可能な邪神の管理を押し付けられたハイペリオンは無力化を考えていたが悉く失敗、その末に思いついたのが愛情の発露だった。
時を同じくして、地球と言う惑星最後の生き残りとなった伊佐凪竜一があろうことか邪神の番たる運命を持つと知ったハイペリオンは地球の神と交渉、伊佐凪竜一の身柄を引き受ける対価として4姉妹と夫婦になる後押しをする契約を秘密裏に交わした。
シトリン:邪神が持つ創造の力を切り取って作られた長女。妹達のブレーキ役とする為、また本能を抑制する為に強い理性を埋め込まれた。
ルチル:邪神の脅威的な治癒能力と転移能力を切り取って作られた次女。他者への無関心への対抗に、外界への強い興味と関心を埋め込まれた。
アメジスト:邪神の純粋な力を切り取って作られた3女。取り分け危険な彼女は攻撃性とは真逆となる他者への愛情を埋め込まれたが、伊佐凪竜一を見初めるまで上手く機能していなかった。
ローズ:邪神が持つ己以外の全てを支配する力を切り取って作られた4女。加虐的な性格と対になる自虐的な性格を埋め込まれたが、伊佐凪竜一を見初めるまで全く機能していなかった。
伊佐凪竜一:ごくごく平凡な人類の♂……という認識は当人含めた人類というミクロレベルの話であり、実際は数百億年レベルで1人発生するかどうかというレベルの特異波長をもつ存在。具体的には宇宙を滅ぼしうる邪神=4姉妹と全く同じ固有波長をもっていた。
※※※
▼諸々の事情により使わなくなった設定。
邪神:肉体と力を分断された事により無力化された名も無き古き神の一柱。当初のラスボス候補。失った肉体に仮初の魂を入れて暴れまわった末に倒される予定でした。当初の予定では魂の中に伊佐凪竜一が地球にいた頃に片思いしていた相手が入れられていた。
ジョブズ諸島→高度科学、古代文明復元国家群。共に行動するのは(超絶弩級のサディスティックな性格と自らの能力をフル活用して敬愛する伊佐凪竜一を完璧で自分好みの"ご主人様"に調教すべく)可愛く元気いっぱいに奮闘するローズで、彼女と国家の頂点たる龍王、龍王を選定する証に何故か反応した伊佐凪竜一の3人を巡る物語になる予定でした。
龍王→諸島を収める頂点。リブラの皇帝と違う点は政治には一切関われないという点。政治はその下の元老院が主導する。とある島の地下にある遺跡に接触、その英知を引き出す事を唯一絶対の使命とする。龍王がこの使命を果たさなければジョブズの繁栄は成らない為、リブラの皇帝と同じく最高位を与えられているが、実情は元老院の傀儡に等しい。
当代龍王→男性とも女性と判断できない中世的な見た目をした超絶美形。性格は冗談が一切通じず言葉通りに判断する生真面目クソ真面目馬鹿正直な性格で疑う事を知らない。また知識レベルが大きく偏っていて、市井レベルの出来事でさえ知らない反面、古代の知識は相当以上に豊富。その偏りぶりはアメジストと同じく性行為という物が何を指すのか微塵も理解していない程。龍王としての身だしなみから長い髪を切らずにいる(特に意味は無い)。伊佐凪竜一、ローズと知り合った事で外界に強く惹かれるが……
龍王の試験→龍王が没すると新たな龍王選定の為に行われる試験であり、諸島群に生きる全ての子供に強制される。
龍王の証→一見すれば古びた剣。実際は超古代の文明が作った「個人の能力を測る装置」。特別な資質を持つ者を選定する。これに選ばれたのが龍王となる。伊佐凪竜一がコレに反応した理由は地球の神様。
元老院→今より遡る事300年前。とある島の地下から発掘された遺跡なる代物を発見した調査チームの末裔。遺跡を独自に調査、解析する事で世界を統一しようと画策するベタな連中。当初の予定ではこの中の1人が預言者に取って代わられており、預言者は遺跡の力と英知を人に分け与え、独立種根絶を画策した。ベタな目的も預言者に唆された結果であり、本来はこれまたベタに平和利用を考えていた。遺跡を通じて無尽蔵に力を行使する預言者の力は絶大だったが、英知を通し自らの正体を知った4姉妹が合一、邪神となる事で退けられる。
遺跡:ジョブス諸島とアインワース大陸東端ピスケスにほど近い場所に埋まった超超古代の遺跡。だが遺跡というよりは……
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