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序章
人物紹介 主要人物編 其の2 ※前章のネタバレ有り。
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アマテラスオオカミ:旗艦アマテラスの超高性能演算システム。3000年の長きに渡り旗艦内、及び連合の安寧秩序の維持に努めてきた人造神。十数万人を超える被害と桁違いの損害を出したタケミカヅチ壱号機を作り出したタケミカヅチ計画を主導したという理由で緊急停止措置である"天岩戸"に封印されたものの、そこに至るまでの経緯に不信な動きを感じた為、計画の余剰品から作り上げた参号機に自らの機能の一部を移しタガミと行動を共にした。20XX年12月22日をもってその役目を退き、現在はルミナの補佐を主に行っている。
ツクヨミ:西暦1500年頃の日本に漂着したカガセオ連合の最新鋭式守。同時期に死亡した天才科学者が作り上げた傑作であり、その目的はアマテラスオオカミの補佐と当時開発した超兵器の運用補佐。しかしその目的を誤解したスサノヲの強襲を受け完成間際で地球へと逃がされ、またその際に受けたトラウマレベルの記憶から自身を守る為に製造目的を含む一切の記録をデータベースから切り離す事で忘却した。
1900年代中頃までは日本の一部地域で大人しくしていたが、第二次世界大戦の予兆を感じ取った為に表舞台に登壇。持てる知識を総動員して作り上げた携帯端末を世界中にばら撒き人々を監視者とすることで戦争を止めようと画策、その試みの成功と引き換えに地球の神となってしまい、結果として地球と地球人類に縛られた彼女は自由と使命を取り戻す機会を失った。
20XX年12月22日、自らの記憶を取り戻した彼女は託された使命とハバキリを二人の英雄に託し消滅した。現時点で稼働しているのは自我部分を複製した二番目の模擬人格。現在、その圧倒的な性能全てを伊佐凪竜一の補佐に注ぎ込む、やや過剰で過保護で加減を知らない保護者と化しているが……なんだか楽しそうなので大半が何も文句を言わない。例外は兄妹機のアマテラスオオカミと、過保護振りに辟易している伊佐凪竜一。
清雅源蔵(清雅修一):前章における最後の敵。神の加護により世界経済を支配した清雅一族の23代目当主。掛け値なしの天才。その類稀な頭脳で数千年先のナノマシン技術と制御方法を独自に解明、ツクヨミが作り上げた切り札と共に旗艦アマテラス簒奪を目論んだ。その目的は地球と地球人類に縛られたツクヨミを開放、共に宇宙へと昇ることであり、その為にアラハバキが引き起こした戦争を利用した。最終的にハバキリを覚醒させた伊佐凪竜一とルミナ=AZ1の両名により切り札諸共に消滅、命を落とした。
タナトス:主星に本拠地を持つ超大企業"製薬会社アスクレピオス"の社長であるオオゲツという人物の名前を名乗り旗艦アマテラスに潜入していた何者か。その素性も実力も一切不明。ただ化け物染みた強さと任務遂行能力を持つと評価されるアンノウン。
姫:現時点においてこの存在の素顔を知る者は主星と姫を守護する守護者のごく一部、摂政である姫の母を含むごく僅かのみ。基本的に表舞台に登場することはなく、また連合の会議においてもその素顔を晒すことはない。辛うじて性別が女性であるという情報が周知されているだけで、それ以外の何もかもが正体不明である故に様々な憶測が流れる謎多き存在。姫が人前に姿を現すのは"とある儀式"が終わって以降となる。
銀河の半分を実行支配するカガセオ連合を纏める頂点であり、且つて地球人類が旗艦アマテラスとの戦いを想定して鍛え上げた"現人偽神"とは比較するのも烏滸がましい、正真正銘かつ天の川銀河唯一の現人神。
監視者アベル:地球の神ツクヨミと共に旗艦アマテラスとの戦いを主導した何かであり、献身的にツクヨミを補佐し続けた。ツクヨミはただの人工知能と認識しているが、その素性は一切不明。そもそも何を監視していたのか、元々の目的は何だったのかさえ分かっていない。ハバキリの目的や正体を含むいくつかの真実を知っているが、終戦以後その行方が完全に分からなくなった。
ツクヨミ:西暦1500年頃の日本に漂着したカガセオ連合の最新鋭式守。同時期に死亡した天才科学者が作り上げた傑作であり、その目的はアマテラスオオカミの補佐と当時開発した超兵器の運用補佐。しかしその目的を誤解したスサノヲの強襲を受け完成間際で地球へと逃がされ、またその際に受けたトラウマレベルの記憶から自身を守る為に製造目的を含む一切の記録をデータベースから切り離す事で忘却した。
1900年代中頃までは日本の一部地域で大人しくしていたが、第二次世界大戦の予兆を感じ取った為に表舞台に登壇。持てる知識を総動員して作り上げた携帯端末を世界中にばら撒き人々を監視者とすることで戦争を止めようと画策、その試みの成功と引き換えに地球の神となってしまい、結果として地球と地球人類に縛られた彼女は自由と使命を取り戻す機会を失った。
20XX年12月22日、自らの記憶を取り戻した彼女は託された使命とハバキリを二人の英雄に託し消滅した。現時点で稼働しているのは自我部分を複製した二番目の模擬人格。現在、その圧倒的な性能全てを伊佐凪竜一の補佐に注ぎ込む、やや過剰で過保護で加減を知らない保護者と化しているが……なんだか楽しそうなので大半が何も文句を言わない。例外は兄妹機のアマテラスオオカミと、過保護振りに辟易している伊佐凪竜一。
清雅源蔵(清雅修一):前章における最後の敵。神の加護により世界経済を支配した清雅一族の23代目当主。掛け値なしの天才。その類稀な頭脳で数千年先のナノマシン技術と制御方法を独自に解明、ツクヨミが作り上げた切り札と共に旗艦アマテラス簒奪を目論んだ。その目的は地球と地球人類に縛られたツクヨミを開放、共に宇宙へと昇ることであり、その為にアラハバキが引き起こした戦争を利用した。最終的にハバキリを覚醒させた伊佐凪竜一とルミナ=AZ1の両名により切り札諸共に消滅、命を落とした。
タナトス:主星に本拠地を持つ超大企業"製薬会社アスクレピオス"の社長であるオオゲツという人物の名前を名乗り旗艦アマテラスに潜入していた何者か。その素性も実力も一切不明。ただ化け物染みた強さと任務遂行能力を持つと評価されるアンノウン。
姫:現時点においてこの存在の素顔を知る者は主星と姫を守護する守護者のごく一部、摂政である姫の母を含むごく僅かのみ。基本的に表舞台に登場することはなく、また連合の会議においてもその素顔を晒すことはない。辛うじて性別が女性であるという情報が周知されているだけで、それ以外の何もかもが正体不明である故に様々な憶測が流れる謎多き存在。姫が人前に姿を現すのは"とある儀式"が終わって以降となる。
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