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縁×齋藤
拘束された縁が齋藤に言葉責めされたり尿道責めされたりするSSS※
しおりを挟む世の中には色んなものがあるというのは知っていたが、まさかこんなものがあるとは思わなかった。
椅子に縛り付けた縁の下腹部、唯一身に着けた下着の中から取り出した性器に装着した帯状の玩具をなぞる。
一瞬縁の体が跳ね、何かを言いかけていたが猿轡を噛ませたお陰で耳障りな声も聞こえない。
「……こういうのって、俺、使ったことなくてどうやったらいいのかわかんないんですけど、これこうですか?それで、このスイッチをオンにしたら……」
手元のスイッチを入れた瞬間、椅子の上でやつの体が電流でも流れたかのように震えた。
否、実際に流れたのだ。体というよりも、男性器にだが。
「……なるほど、こういう風に電気が流れるんですね。すごいですね、最近のって」
もごもご何か言っているが、無視して電力を強める。すると面白いことに猿轡を噛ませた口からは唾液がだらだら溢れ出してくるのだ。
口からだけではない。充血した亀頭部分からとろとろと溢れる透明な液体の量は尋常ではなく、椅子に縛り付けている縁の体が痙攣するのがすごく面白くて、つい、笑ってしまう。
「すごい効くみたいですね、これ。……気持ちいいですか?……先輩」
玩具なんて、と思っていたが、自分のされて嫌なことを嫌いな人にするのはとても楽しい。それも、自由が利かない相手となれば、余計。
「イキたいですか?……イッていいですよ、イケるならお好きなだけ」
性器の根本をきつく縛ったコックリングをなぞれば、反り返った性器が震える。
今すぐにでも射精したいと言わんばかりの勃起だが、それが出来ないとなるとその苦しさは計り知れない。
「まあ、でも先輩はこれくらい平気ですよね、俺に色んなことしてくれたんですから」
下着の上から縁の玉に触れれば、布越しにでも分かるくらいにそこはパンパンに張っていた。
本当は潰してやりたいところだけど、殺すわけには行かない。死ぬよりも辛い目に遭わせなければ気が収まれないのだ。
もがもがと何か言ってる縁から手を離し、俺はサイドテーブルの上に置いてあったケースを手に取る。
それを開き、中に鎮座していた掌サイズの金属棒を取り出した。
その先端は球体が連なったような特徴的な形をしていて、それを見た瞬間縁の眉間に皺が寄せられた。
いつも笑っていた縁の顔に動揺の色を滲ませることが出来るのが何よりも楽しくて。嬉しくて。
「……これ、ずっと何に使うのか分かんなかったんですけど、先輩のお陰で分かったんですよ、これ」
棒状のそれを、反り返った性器の先端にくっつけた。
その感触だけでも縁が反応するのが面白くて、先走りを絡めながら尿道口に細くなった先端を押し付ける。
「漁れば漁る程沢山出てきてビックリしましたよ。こんなものばっかり集めるなんて、俺以外にも何人の子を苦しめてきたんですか、先輩」
そのまま、ぐっと力を入れればくぷりと音を立て、先端部分が尿道へと埋まる。
俯く縁。その拍子に開いた縁の口から涎が溢れ、手元が汚れた。それでも構わず、俺は一個目の球体部分を尿道に埋め込もうとする。
「本当、セックスのことしか頭にないんですね。元から先輩に夢を見ていたつもりはありませんけど、こればかりは失望しました。こんな状況でも勃起してる先輩にですよ。……分かってるんですか?自分の立場が」
声が届いているのか定かではない。
それでも俺の指の動き一つ一つで縁が反応する度、優越感のようなものが込み上げてきて、ひどく頬が緩むのだ。
くぷりと音を立て、球体が縁の性器の中へと飲み込まれる。目を細め、顔を強張らせる縁に、つい俺は笑いを漏らしてしまう。
「ああ、ごめんなさい。痛かったですか?……すごい汗ですね。まだですよ、まだ半分も行ってないじゃないですか」
縁は、何も言わない。言えないと分かっていたが、それでも、縁はくぐもった呻き声を漏らすばかりだった。
大きく広がった尿道口に、更に大きな球体を嵌め込もうと力を込めれば縁は腰を引いた。
それが何より嬉しかった。縁が痛がってる。あの縁が。そう思うと、少しは優しくしてあげようという気になれたのだ。
「逃げないでください。……うっかり中突き破っちゃうかもしれませんよ」
縁の耳元に唇を寄せれば、その肩が震える。
宥めるように軽く肩を擦り、そのまま俺は二個目の球体を捩じ込んだ。
「あはっ……ごめんなさい、いまの顔、すごい面白くて……手元が狂ってしまいました。……ごめんなさい、お詫びに直ぐに終わらせてあげますから」
とろとろと溢れる先走りに混じった赤を見ながら、俺はそのまま三個、四個目の球体を押し込んだ。
ぐぷぐぷと音を立て性器の中へと飲み込まれていく尿道プラグ。そのまま、俺はぐっしょりと滲んだ汗で張り付いた縁の前髪を撫でる。
「すごい汗ですね。痛いですか?……ですよね。痛くしてるんですよ。俺も、ここの痛みはよくわかりますから。……でも、先輩の痛がる顔はすごい面白くて、その……いいですよ、すごく」
余裕が無くなったその顔がずっと見たかった。苦痛に歪む顔が見たかった。
けれど、それでもまだ満たされない。
まだだ、もっと。ごめんなさいって謝られても、全然嬉しくない。ぐちゃぐちゃになった顔で許しを請われても、満たされない。
きっと、俺を満たしてくれるものは。
「……苦しいですか?……すごいパンパンになってますもんね。けど、まだですよ」
「俺だって痛いって、やめてくれって言っても先輩は全然やめようとしてくれなかったんですから……きっと先輩はとても打たれ強い方なんでしょうね。それに、これのスイッチも入れてないんですから」外部からの電流と中からの振動を考えると、生きた心地がしない。それは縁も同じなのだろう。けれど、萎えるどころか先程よりも勃起してるところを見ると、まだだ。縁にとっての快楽が苦痛になるまで、俺は。
「止めませんよ。当たり前じゃないですか。……寧ろ、なんで止めると思ったんですか?俺が泣いて懇願すればすぐに止めてくれるような善人にでも見えましたか?だとすれば、正直心外ですね。少なくとも俺は先輩にそんな念を抱いたことは一切ありませんので。そうですね、俺は泣いて謝られてもスイッチを入れることが出来るような人間ですから。……先輩と同じですよ。嬉しいですか?」
言うよりもやった方が早いと、尿道プラグの電源をオンにした瞬間、先程までぐったりしていた縁が跳ねた。それは縁の意志というよりも、生理的な人の反応というべきか。
「っ、ふ、ぅ゛、う゛んん゛ッ!」
まるで本当に死んじゃいそうな反応に、見てるこちらがぞくぞくしてくる。
あの縁が、と思うと、縁の苦痛を考えると全身の血液がカッと熱くなって、正直、堪らない。
「すごい……そんなにイイですか?すごい振動で震えてますよ」
上からも栓をして、根本も縛ってるのだ。射精を邪魔されることほど男の苦痛はないだろう。寧ろ、どれくらいまで正気を保てるのか。それが楽しみだった。
だって、もし、このせいで縁が二度と大好きなセックス出来なくなるかもしれないと思ったら笑いが止まらない。
「ああ、可哀想に……抜いて欲しいですか?あはは、……抜きませんよ。少なくともこの電池が切れるまでこのままにしておくんで安心して下さい。コード式じゃなくてよかったですね。全然楽じゃないですか」
天井を向いた縁の目が何を見ているのか分からない。それでも、俺の言葉は聞こえているようだ。ガクガクと震える下半身に、プラグを奥まで挿入すれば中に溜まっていた先走りがぴゅっと溢れたがそれでも精液は中にかなり溜まってること違いない。顔に掛かったそれを拭い、俺は奴に笑い掛ける。
「でもまあ、死なないだけマシじゃありませんか」
精々、頑張ってください。と、いつの日かの先輩の言葉を口にした瞬間、言葉にし難い感情が胸いっぱいに込上がる。射精はしていないものの、なんとなく自分がイッたというのが分かって。ああ、これが、縁がずっと感じていたものだったのだろうか。これは、気持ち良いな。そんなことを思いながら、俺は、縁をそのまま放置してその部屋を後にした。
おしまい
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