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少年Aの選択
02※
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コウメイはどちらかと言えば厳しい方だろう。
俺の友達として、教育係として、お目付け役として、小さい頃からずっと一緒にいた。
高校に上がる時、コウメイも一緒の学校に来ると聞いて喜んだのはまだ記憶に新しい。
コウメイは俺よりも頭がいい。だから、もっと俺よりも頭のいい学校へ行くかと思ってた。そんなコウメイは、もちろん、学校でも人気があった。女子生徒からはもちろん、男子生徒、教師陣からまでも信頼を置かれている。そんなコウメイが俺を優先してくれるのは嬉しくて、誇らしくて、一般的にいう優越感というやつだろうか。
だけど、コウメイが委員会に入ってから、放課後一緒になる時間は少なくなった。
もとより放課後はコウメイの習い事で一緒にいられなかったので、実質的にはそれ程影響ないのだろうけれど、今こうして俺が一人でいる間、コウメイが他の女子たちと同じ空間にいると思うと少し、いやかなり、気分が悪かった。
放課後、校門前。
「来斗っ」
車を呼び出そうと携帯を取り出したとき、聞き慣れた声が飛び込んでくる。
驚いてそちらを見れば、そこには色素の薄い私服の青年が一人。
「リツ。なんだ、お前もういいのか?」
「うん、全部済んだよ」
目を伏せ、どこかもじもじしながら呟くリツ。
頭を撫でてと強請るようなその仕草に思わず頬を緩めた俺は、リツの癖っ毛に指を絡め、そのまま頭を軽く撫でた。
「ご苦労様」
瞬間、かあっと耳まで赤く染めたリツは言葉に詰まった。
それも僅かな間だ。ちらりと俺を見下ろしたリツは相変わらずおどおどとした態度で「あの」と口を開いた。
「それじゃ……一緒に帰ろうか。僕が送るよ。どうせ、コウメイのやつ委員会あるんだよね」
熱っぽい目。もじもじと自分の指を絡めあい、落ち着かない様子で俺に擦り寄ってくるリツ。
「……だめ?」
なにも答えないでいると、不安そうに細められたその目にじわりと涙が滲む。
リツは、昔から変わらない。いつでも俺の機嫌を伺って、俺の後ろからついてこようとする。
今は、そんなリツが可愛く思えた。
「いや、いいよ。それよりも、寄り道したいんだけど、いいよな」
何度も頷くリツ。俺は校門前に停められているリツの車の助手席に乗り込んだ。
リツは俺とコウメイよりも二つ年上だ。
小さい頃はあまり気にならなかったけど、その些細な年の差はこうして周りと関わるようになってからやけに大きく感じる。
例えば、車の免許を取れるだとか。例えば、一人で暮らせるようになるだとか。些細なものだけども、俺にとってリツはなんとなく遠い人のように思えてしまうのはきっと俺がまだ子供だからなのだろう。
「ん……ぅ、ふ……っ」
「来斗……ッ」
どっか適当な路地に停めた車の中。
人がいなくなった途端、覆いかぶさってくるように助手席へやってきたリツに制服の中を弄られる。
車内は温かいからあまり寒さは気にならないが、それよりも目の前のフロントガラスだ。
誰が来てもおかしくない今、周りなんて全く見えていないかのように首筋にしゃぶりついてくるリツに押しつぶされそうになる。
「っは、お前、がっつき過ぎだってば……」
「だって、僕、頑張ったんだよ……あの女、ぎゃーぎゃー騒ぐから煩くて……最初手こずっちゃってさ……っ、ん、でも、大丈夫、ちゃんと片付けたから」
音を立て、首筋を吸われる。密室と化した車内。胸元までたくし上げられたシャツの下、剥き出しになった上半身にリツの手が這わされる。
冷たくて、大きい手のその感触にぶるりと震えたとき、肩口から顔を上げたリツは濡れた瞳でこちらを覗き込んでくる。
「だから、ご褒美……頂戴……?」
「っ、ぁ、ご褒美……?何?」
「き、キスッ」
リツの声が裏返る。
思いの外大きな声に自分でも恥ずかしくなったらしい。真っ赤になったリツは、控えめに俺を見上げた。
「キス、して……?」
リツとこういう関係になったのは、いつからだったっけ。
リツとコウメイと俺と、三人で一緒にいることが多かった時期。
マスターベーションというものもまだ理解できなかった頃、コウメイといるとなんだかむずむずして一人になると俺は部屋に引きこもって自分のを扱いていた。
それをたまたまやってきたリツに見られたのが、そもそもの始まりで。
『大丈夫だよ。何もおかしくなんてないから』
僕も手伝ってあげる、と申し出るリツに気圧され、なされるがまま流されて数年。
今では当たり前のように性欲処理を頼むようになっていて、リツも、それを望んでいて。
「っ、ん、ぅ……ッ」
リツの唇に軽く自分の唇を押し付ける。
柔らかい感触。離れようとして、すぐに伸びてきた手に髪を掴まれ、後頭部を抑えられる。
「っは……ん……ッ」
ぬるりとした舌が唇を這い、その僅かな隙間から割って入ってくる濡れたそれに背筋が震えた。
荒い息が、吹きかかる。
覆いかぶさってくるリツは真っ赤になった頬を緩め、微笑んだ。寧ろ、にやける、と言った方が適切かもしれない。
「……ふふ、来斗とキス……しちゃった……ッ嬉しい……すごい嬉しいよ、来斗……っ」
「っ、ぁ、は……ッ」
「来斗……ね、もっかいして……ッ」
そう甘えてくるリツに、俺はゆっくりとその唇にキスを落とした。
自分がおかしいという自覚はあった。リツの優しさに甘えて、利用してる。その上で、リツは俺に応えてくれる。
コウメイが知ったらどんな顔をするだろうか。真面目なコウメイのことだ、軽蔑するだろう。
考えただけで怖くて、震えが止まらなかった。
それでも、俺はコウメイへの想いを紛らわす方法を他にしらない。
「リツ……なあ、頼みがあるんだけど」
「ん?どうしたの?」
車の中。汗だくになった制服を着替えた俺は、カバンの中からファイルを取り出した。
それを見た瞬間、リツの目の色が変わった。
「来斗……」
無言でそれを渡せば、全てを悟ったリツは優しく微笑んだ。そして、押し黙る俺の頭を撫でる。
「わかった、すぐに始末するから安心して」
幸せそうに笑うリツに、俺はなにも言えなくなった。
こんなこと、ダメだ。そう頭で理解していても、自分が抑えきれなくなる。
特に、コウメイが女子といるとき。自分が男だけらということでこんなに悩んでいるのに、あいつらは自分が雌だからそれを活かして簡単に近付いてくる。
コウメイが誰かと二人で一緒にいるのを見てるだけで吐き気が込み上げてきて、途端制御が効かなくなるのだ。
そういう日は、自然とリツの元へ足が出向いてしまう。もうこれは、癖みたいなものだろう。
◆ ◆ ◆
夜、リツに家の前まで送ってもらった俺はそのまま裏口からこっそり入ろうとして、現れた人影にぎょっとした。
「……おかえり」
扉のすぐ横、待ち伏せていたコウメイに心臓が止まりそうになる。
「た……ただいま。早かったんだな」
「ああ……」
委員会がある日は決まって遅くなる。
だから、少しくらい寄り道しても大丈夫だろう。そう思っていたのだけれど。
「……リツと一緒だったのか」
早く部屋へ上がろうとコウメイの前を通り掛かったとき、肩を掴まれた。
不愉快そうに顔を顰めるコウメイに、背筋が寒くなる。
「ん、まあ。途中で会ったから……送ってもらった」
「……」
「あの、コウメイ……痛いんだけど……」
指先に込められる力。掴まれた肩にぎちぎちと鋭い痛みが突き刺さる。動けなくなる俺に、気付いたようだ。
「悪い」と小さく呟いたコウメイはすぐに俺から手を離した。
そのまま押し黙るコウメイ。もしかして怒っているのだろうか。
そう不安になった俺が「コウメイ?」と恐る恐る尋ねたときだ。
伸びてきた手に頭を押さえ付けられ、そのままぐしゃぐしゃに髪を掻き回された。
「先にシャワー浴びてきたらどうだ。……香水臭いぞ」
そう一言。溜息混じりに吐き捨てるコウメイに、「お、おう!」と慌てて返事する。
そのままコウメイは何も言わずにその場を後にした。
俺の友達として、教育係として、お目付け役として、小さい頃からずっと一緒にいた。
高校に上がる時、コウメイも一緒の学校に来ると聞いて喜んだのはまだ記憶に新しい。
コウメイは俺よりも頭がいい。だから、もっと俺よりも頭のいい学校へ行くかと思ってた。そんなコウメイは、もちろん、学校でも人気があった。女子生徒からはもちろん、男子生徒、教師陣からまでも信頼を置かれている。そんなコウメイが俺を優先してくれるのは嬉しくて、誇らしくて、一般的にいう優越感というやつだろうか。
だけど、コウメイが委員会に入ってから、放課後一緒になる時間は少なくなった。
もとより放課後はコウメイの習い事で一緒にいられなかったので、実質的にはそれ程影響ないのだろうけれど、今こうして俺が一人でいる間、コウメイが他の女子たちと同じ空間にいると思うと少し、いやかなり、気分が悪かった。
放課後、校門前。
「来斗っ」
車を呼び出そうと携帯を取り出したとき、聞き慣れた声が飛び込んでくる。
驚いてそちらを見れば、そこには色素の薄い私服の青年が一人。
「リツ。なんだ、お前もういいのか?」
「うん、全部済んだよ」
目を伏せ、どこかもじもじしながら呟くリツ。
頭を撫でてと強請るようなその仕草に思わず頬を緩めた俺は、リツの癖っ毛に指を絡め、そのまま頭を軽く撫でた。
「ご苦労様」
瞬間、かあっと耳まで赤く染めたリツは言葉に詰まった。
それも僅かな間だ。ちらりと俺を見下ろしたリツは相変わらずおどおどとした態度で「あの」と口を開いた。
「それじゃ……一緒に帰ろうか。僕が送るよ。どうせ、コウメイのやつ委員会あるんだよね」
熱っぽい目。もじもじと自分の指を絡めあい、落ち着かない様子で俺に擦り寄ってくるリツ。
「……だめ?」
なにも答えないでいると、不安そうに細められたその目にじわりと涙が滲む。
リツは、昔から変わらない。いつでも俺の機嫌を伺って、俺の後ろからついてこようとする。
今は、そんなリツが可愛く思えた。
「いや、いいよ。それよりも、寄り道したいんだけど、いいよな」
何度も頷くリツ。俺は校門前に停められているリツの車の助手席に乗り込んだ。
リツは俺とコウメイよりも二つ年上だ。
小さい頃はあまり気にならなかったけど、その些細な年の差はこうして周りと関わるようになってからやけに大きく感じる。
例えば、車の免許を取れるだとか。例えば、一人で暮らせるようになるだとか。些細なものだけども、俺にとってリツはなんとなく遠い人のように思えてしまうのはきっと俺がまだ子供だからなのだろう。
「ん……ぅ、ふ……っ」
「来斗……ッ」
どっか適当な路地に停めた車の中。
人がいなくなった途端、覆いかぶさってくるように助手席へやってきたリツに制服の中を弄られる。
車内は温かいからあまり寒さは気にならないが、それよりも目の前のフロントガラスだ。
誰が来てもおかしくない今、周りなんて全く見えていないかのように首筋にしゃぶりついてくるリツに押しつぶされそうになる。
「っは、お前、がっつき過ぎだってば……」
「だって、僕、頑張ったんだよ……あの女、ぎゃーぎゃー騒ぐから煩くて……最初手こずっちゃってさ……っ、ん、でも、大丈夫、ちゃんと片付けたから」
音を立て、首筋を吸われる。密室と化した車内。胸元までたくし上げられたシャツの下、剥き出しになった上半身にリツの手が這わされる。
冷たくて、大きい手のその感触にぶるりと震えたとき、肩口から顔を上げたリツは濡れた瞳でこちらを覗き込んでくる。
「だから、ご褒美……頂戴……?」
「っ、ぁ、ご褒美……?何?」
「き、キスッ」
リツの声が裏返る。
思いの外大きな声に自分でも恥ずかしくなったらしい。真っ赤になったリツは、控えめに俺を見上げた。
「キス、して……?」
リツとこういう関係になったのは、いつからだったっけ。
リツとコウメイと俺と、三人で一緒にいることが多かった時期。
マスターベーションというものもまだ理解できなかった頃、コウメイといるとなんだかむずむずして一人になると俺は部屋に引きこもって自分のを扱いていた。
それをたまたまやってきたリツに見られたのが、そもそもの始まりで。
『大丈夫だよ。何もおかしくなんてないから』
僕も手伝ってあげる、と申し出るリツに気圧され、なされるがまま流されて数年。
今では当たり前のように性欲処理を頼むようになっていて、リツも、それを望んでいて。
「っ、ん、ぅ……ッ」
リツの唇に軽く自分の唇を押し付ける。
柔らかい感触。離れようとして、すぐに伸びてきた手に髪を掴まれ、後頭部を抑えられる。
「っは……ん……ッ」
ぬるりとした舌が唇を這い、その僅かな隙間から割って入ってくる濡れたそれに背筋が震えた。
荒い息が、吹きかかる。
覆いかぶさってくるリツは真っ赤になった頬を緩め、微笑んだ。寧ろ、にやける、と言った方が適切かもしれない。
「……ふふ、来斗とキス……しちゃった……ッ嬉しい……すごい嬉しいよ、来斗……っ」
「っ、ぁ、は……ッ」
「来斗……ね、もっかいして……ッ」
そう甘えてくるリツに、俺はゆっくりとその唇にキスを落とした。
自分がおかしいという自覚はあった。リツの優しさに甘えて、利用してる。その上で、リツは俺に応えてくれる。
コウメイが知ったらどんな顔をするだろうか。真面目なコウメイのことだ、軽蔑するだろう。
考えただけで怖くて、震えが止まらなかった。
それでも、俺はコウメイへの想いを紛らわす方法を他にしらない。
「リツ……なあ、頼みがあるんだけど」
「ん?どうしたの?」
車の中。汗だくになった制服を着替えた俺は、カバンの中からファイルを取り出した。
それを見た瞬間、リツの目の色が変わった。
「来斗……」
無言でそれを渡せば、全てを悟ったリツは優しく微笑んだ。そして、押し黙る俺の頭を撫でる。
「わかった、すぐに始末するから安心して」
幸せそうに笑うリツに、俺はなにも言えなくなった。
こんなこと、ダメだ。そう頭で理解していても、自分が抑えきれなくなる。
特に、コウメイが女子といるとき。自分が男だけらということでこんなに悩んでいるのに、あいつらは自分が雌だからそれを活かして簡単に近付いてくる。
コウメイが誰かと二人で一緒にいるのを見てるだけで吐き気が込み上げてきて、途端制御が効かなくなるのだ。
そういう日は、自然とリツの元へ足が出向いてしまう。もうこれは、癖みたいなものだろう。
◆ ◆ ◆
夜、リツに家の前まで送ってもらった俺はそのまま裏口からこっそり入ろうとして、現れた人影にぎょっとした。
「……おかえり」
扉のすぐ横、待ち伏せていたコウメイに心臓が止まりそうになる。
「た……ただいま。早かったんだな」
「ああ……」
委員会がある日は決まって遅くなる。
だから、少しくらい寄り道しても大丈夫だろう。そう思っていたのだけれど。
「……リツと一緒だったのか」
早く部屋へ上がろうとコウメイの前を通り掛かったとき、肩を掴まれた。
不愉快そうに顔を顰めるコウメイに、背筋が寒くなる。
「ん、まあ。途中で会ったから……送ってもらった」
「……」
「あの、コウメイ……痛いんだけど……」
指先に込められる力。掴まれた肩にぎちぎちと鋭い痛みが突き刺さる。動けなくなる俺に、気付いたようだ。
「悪い」と小さく呟いたコウメイはすぐに俺から手を離した。
そのまま押し黙るコウメイ。もしかして怒っているのだろうか。
そう不安になった俺が「コウメイ?」と恐る恐る尋ねたときだ。
伸びてきた手に頭を押さえ付けられ、そのままぐしゃぐしゃに髪を掻き回された。
「先にシャワー浴びてきたらどうだ。……香水臭いぞ」
そう一言。溜息混じりに吐き捨てるコウメイに、「お、おう!」と慌てて返事する。
そのままコウメイは何も言わずにその場を後にした。
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