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第三章【注文の多い魔物たち】
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聞き込みに聞き込みを重ね、ついでにはじめましての挨拶をしたりして、テミッドとホアンのつてを頼って情報収集するがどうもうまく行かない。
けれど、大きな収穫もあった。
「……ここが例の店か」
そう、口にする黒羽。その視線の先には洋館風のお洒落なお店が存在していた。窓は見当たらないが、なんというか……刑天閣ほど大きな店ではないが、見た感じ三階建てだろうか。閉め切られた窓からは中の様子などはわからないが、今の時間帯はまだ閉まってるらしい。【CLOSE】と書かれた札が下げられていた。
「こうなったらこのまま尋ねてみるのもありかもしれないな」
「え、大丈夫かな……」
「自分が行こう。テミッド、ホアン、念の為伊波様と一緒に隠れていてくれ。顔が割れると面倒だ」
もし失敗したときのことを考えてるのだろう。黒羽一人で行かせるのは不安だったが、「俺も行く」と付いていこうとしたところをホアンに止められる。続いてむぎゅ、と腕にしがみついてくるテミッドに「だめです」と止められたので渋々近くの建物の影に移動することになった。
黒羽は辺りを確認し、そして店の扉をノックする。思いの外すぐその建物から人影は現れた。
黒羽の影に隠れて見えないが、店から出てきたらしいその人物と黒羽は何かを話しているようだ。
会話までは聞こえないが、黒羽の口振りからして恐らく何かを問い詰めようとしているのだろう。大丈夫だろうか、とハラハラしながら覗いていた矢先。黒羽は店内へと招かれていた。
「あれ、中に入っていくアルネ」
「……だ、大丈夫かな……」
「心配しすぎアル、黒羽サン見てみろアル。阿拉よりも強いしタフアルヨ?」
「うーん、でも……」
扉が閉まるほんの一瞬、白い髪が見える。顔までは見えなかったが、暗闇でも目立つ白髪に不穏なものを考えたのも一瞬、パタリと扉は閉められる。
「暫くは掛かりそうアルネ。これで何か掴めたらいいアルけど」
「……うん」
「なーに急にしおらしくなってるアルか、ヨウ」
「伊波様……黒羽様なら、大丈夫です、その……僕も、いますので……だから……元気出してください」
そんなに俺は顔に出てるのだろうか。
うりうりと頭を撫でてくるホアンと、子供を宥めるみたいによしよしと背中を撫でてくれるテミッドになんだかムズムズしてくる。恥ずかしいけど、ちょっとだけ元気でたのも本音だ。
なんか、昨日のこともあってからか黒羽から離れると不安になってしまうのだ。今は二人がいるからまだましだが、俺一人ならきっとついていったに違いない。
「ありがとう、二人とも」
とにかく、今は黒羽が戻ってくるのを待とう。
そう決意したのが数十分前だった。
黒羽が件のバーに入ってどれくらい経ったのだろうか。
閉め切られた扉は開く気配もない。ホアンは知人にもう一回連絡してみるとその場を離れ、俺とテミッドはいまかいまかとバーの出入りを確認していたのだが……一向に戻ってくる気配がない。
「テミッド、黒羽さん……遅くないか?」
「……そう、ですね……もうすぐ一時間近く経ちます……けど、もしかしたら話し込んでるのかも……」
「俺、ちょっと様子見てくる……っ!」
「だ、だめ、です……黒羽様から、伊波様を守るようにと……仰せつかりました」
勢いで飛び出そうとする俺を光の速さで確保してくるテミッド。細腕からは想像できないほどの剛力により連れ戻された俺はテミッドの腕の中、「でも」ともがくことしかできない。
――もし、黒羽さんの身に何かがあったら。
黒羽のことを信じないと、と思う半面、万が一の可能性が恐ろしくてたまらない。テミッドにまで不安が感染ったのか、俺を見据えるその目が僅かに揺れる。
「伊波様……」
そう、テミッドが何かを言いかけたとき、店の中から店員らしき男が現れた。薄暗い店先ではよく表情は見えなかったがあのときの眩い白髪は見えなかったので、黒羽を対応していた店員とは別人だろう。その店員はCLOSEの札を外し、そのまますぐに店先に引っ込んだ。
ほんの僅かな間のことだった。
「開店……しちゃった……」
話し込んでるだけと思いたい、けれど。
「黒羽サン戻ってきたアルか?」
そうしてる内にホアンが帰ってきた。
が、俺達の表情から察したらしい。あー、とホアンは笑う。
「ホアン、やっぱり俺黒羽さんの様子を……」
「まあ待つアル、丁度そこで会員のやつを見つけたアル」
「え?」と俺とテミッドの声がきれいにハモったときだった。ホアンの背後、からぬっと人影が現れた。
闇夜に溶け込むような紫色の派手な髪。血の気を感じさせない真っ青な肌。冷ややかな笑みを浮かべたその唇から覗く、鋭い牙。
見間違えるはずがない、そいつは……。
「りゅ……」
「リューグ……ッ!!」
俺がその名前を口にするよりも先に、テミッドが牙を剥く方が早かった。飛び掛かるテミッドの鋭い爪を食らったかと思えば、リューグの姿は無数の蝙蝠へと変化する。そして、そのうちの一匹の紫色の蝙蝠は俺の肩に飛び乗った。
「ホアン、どうしてコイツ……ッ!」
「落ち着くアルヨ、仕方なかったネ。会員だったら問題ないと思ったアル。それに、協力してくれるっていうし」
「そーだよ、俺は困ってるやつを見逃せねえからな。なあ、イナミ」
「く……っ、離れ……ろ……っ!」
しかも力強えし、肩にくっつくリューグはびくともしない。俺を嘲笑うかの如くパタパタと羽ばたいてみせるリューグ。そんなリューグを掴んだテミッドはそのまま蝙蝠リューグを握り締めた。
「ぐぐっ、おい! バカ! 中身出るだろ! あんま握んじゃねえって!」
「お前……何を企んでる?」
「企んでねえって、お前らこそ、困ってんだろ? なら、俺の協力が必要なんじゃねーか?」
「必要ない」
ピシャリとした冷たい声。リューグを握りしめるその手に血管が浮かぶのを見て、更にリューグがばたついた。本気で握り潰すのではないか、そう思って、咄嗟に「テミッド!」と慌てて止める。
「伊波様……なんで……止めるんですか?」
「ま、まあ……ちょっと待て……俺達はバーの中に入れたらいいんだ、調査が目的だし……だからここは、リューグの顔だけ貸してもらおう」
「こんなやつに、借りを作る必要なんて……」
「……わ、わかった……じゃあ、俺が潜入する」
「え?」と、テミッドとホアンの声が重なった。
「俺も、一応ほら……死んでる……ってことだし、もしかしたらその……あんでっど? 扱いになるかもしれないし……テミッドはリューグの手を借りたくないっていうなら俺が……」
「「それだけは駄目です(アル)」」
「う……即答……」
薄々止められる気はしていたが、まさかハモるとは。
けれど、俺の決心を聞いてテミッドは非常に不服そうだが頷いた。
「……伊波様がそこまで決心されてるのなら……わかり、ました、僕も決心します……けど、潜入するのはホアンだけで行って」
「まあそれは構わないアルけど……」
「ぼ、くは……ここで伊波様と待ってる……もしかしたら黒羽様も戻ってくるかもしれないし……伊波様を一人になんて危険な真似……させない……」
「随分と愛されてんなぁ、イナミ」
「おい、煽んなって」と止めるよりも先にテミッドに投げ捨てられるリューグはぺちっと地面に落ち、そして再び人の姿へと戻った。
「じゃあ、決まったアルネ。阿拉はコイツと店内の様子見てくるアル、ついでに黒羽サンも探れたら探ってみるネ」
「悪い、頼んだホアン」
「……イナミ、俺には?」
「……なんだよ」
「俺には『がんばれの吸血していいよ』とか『元気出る血だよ、いっぱい飲んで』とかそういうのないわけ?」
「んな……っ」
「あるわけないだろ」
光の速さでリューグに突っ込み入れるテミッド。……やばい、本気で怖いぞ……目が一ミリも笑ってなければいつものテミッドからは考えられないほどの鬼のような形相だ……。テミッドは怒らせないようにしよう、そう決心する。
「……ま、まあ……そういうことアル。じゃあそこでおとなしくしてるアルヨ」
「お、おー! 頼んだぞ……!」
画して、俺は二人を見送ることになったのだが……このあと俺はここで二人と別れたことを強く後悔することになる。
けれど、大きな収穫もあった。
「……ここが例の店か」
そう、口にする黒羽。その視線の先には洋館風のお洒落なお店が存在していた。窓は見当たらないが、なんというか……刑天閣ほど大きな店ではないが、見た感じ三階建てだろうか。閉め切られた窓からは中の様子などはわからないが、今の時間帯はまだ閉まってるらしい。【CLOSE】と書かれた札が下げられていた。
「こうなったらこのまま尋ねてみるのもありかもしれないな」
「え、大丈夫かな……」
「自分が行こう。テミッド、ホアン、念の為伊波様と一緒に隠れていてくれ。顔が割れると面倒だ」
もし失敗したときのことを考えてるのだろう。黒羽一人で行かせるのは不安だったが、「俺も行く」と付いていこうとしたところをホアンに止められる。続いてむぎゅ、と腕にしがみついてくるテミッドに「だめです」と止められたので渋々近くの建物の影に移動することになった。
黒羽は辺りを確認し、そして店の扉をノックする。思いの外すぐその建物から人影は現れた。
黒羽の影に隠れて見えないが、店から出てきたらしいその人物と黒羽は何かを話しているようだ。
会話までは聞こえないが、黒羽の口振りからして恐らく何かを問い詰めようとしているのだろう。大丈夫だろうか、とハラハラしながら覗いていた矢先。黒羽は店内へと招かれていた。
「あれ、中に入っていくアルネ」
「……だ、大丈夫かな……」
「心配しすぎアル、黒羽サン見てみろアル。阿拉よりも強いしタフアルヨ?」
「うーん、でも……」
扉が閉まるほんの一瞬、白い髪が見える。顔までは見えなかったが、暗闇でも目立つ白髪に不穏なものを考えたのも一瞬、パタリと扉は閉められる。
「暫くは掛かりそうアルネ。これで何か掴めたらいいアルけど」
「……うん」
「なーに急にしおらしくなってるアルか、ヨウ」
「伊波様……黒羽様なら、大丈夫です、その……僕も、いますので……だから……元気出してください」
そんなに俺は顔に出てるのだろうか。
うりうりと頭を撫でてくるホアンと、子供を宥めるみたいによしよしと背中を撫でてくれるテミッドになんだかムズムズしてくる。恥ずかしいけど、ちょっとだけ元気でたのも本音だ。
なんか、昨日のこともあってからか黒羽から離れると不安になってしまうのだ。今は二人がいるからまだましだが、俺一人ならきっとついていったに違いない。
「ありがとう、二人とも」
とにかく、今は黒羽が戻ってくるのを待とう。
そう決意したのが数十分前だった。
黒羽が件のバーに入ってどれくらい経ったのだろうか。
閉め切られた扉は開く気配もない。ホアンは知人にもう一回連絡してみるとその場を離れ、俺とテミッドはいまかいまかとバーの出入りを確認していたのだが……一向に戻ってくる気配がない。
「テミッド、黒羽さん……遅くないか?」
「……そう、ですね……もうすぐ一時間近く経ちます……けど、もしかしたら話し込んでるのかも……」
「俺、ちょっと様子見てくる……っ!」
「だ、だめ、です……黒羽様から、伊波様を守るようにと……仰せつかりました」
勢いで飛び出そうとする俺を光の速さで確保してくるテミッド。細腕からは想像できないほどの剛力により連れ戻された俺はテミッドの腕の中、「でも」ともがくことしかできない。
――もし、黒羽さんの身に何かがあったら。
黒羽のことを信じないと、と思う半面、万が一の可能性が恐ろしくてたまらない。テミッドにまで不安が感染ったのか、俺を見据えるその目が僅かに揺れる。
「伊波様……」
そう、テミッドが何かを言いかけたとき、店の中から店員らしき男が現れた。薄暗い店先ではよく表情は見えなかったがあのときの眩い白髪は見えなかったので、黒羽を対応していた店員とは別人だろう。その店員はCLOSEの札を外し、そのまますぐに店先に引っ込んだ。
ほんの僅かな間のことだった。
「開店……しちゃった……」
話し込んでるだけと思いたい、けれど。
「黒羽サン戻ってきたアルか?」
そうしてる内にホアンが帰ってきた。
が、俺達の表情から察したらしい。あー、とホアンは笑う。
「ホアン、やっぱり俺黒羽さんの様子を……」
「まあ待つアル、丁度そこで会員のやつを見つけたアル」
「え?」と俺とテミッドの声がきれいにハモったときだった。ホアンの背後、からぬっと人影が現れた。
闇夜に溶け込むような紫色の派手な髪。血の気を感じさせない真っ青な肌。冷ややかな笑みを浮かべたその唇から覗く、鋭い牙。
見間違えるはずがない、そいつは……。
「りゅ……」
「リューグ……ッ!!」
俺がその名前を口にするよりも先に、テミッドが牙を剥く方が早かった。飛び掛かるテミッドの鋭い爪を食らったかと思えば、リューグの姿は無数の蝙蝠へと変化する。そして、そのうちの一匹の紫色の蝙蝠は俺の肩に飛び乗った。
「ホアン、どうしてコイツ……ッ!」
「落ち着くアルヨ、仕方なかったネ。会員だったら問題ないと思ったアル。それに、協力してくれるっていうし」
「そーだよ、俺は困ってるやつを見逃せねえからな。なあ、イナミ」
「く……っ、離れ……ろ……っ!」
しかも力強えし、肩にくっつくリューグはびくともしない。俺を嘲笑うかの如くパタパタと羽ばたいてみせるリューグ。そんなリューグを掴んだテミッドはそのまま蝙蝠リューグを握り締めた。
「ぐぐっ、おい! バカ! 中身出るだろ! あんま握んじゃねえって!」
「お前……何を企んでる?」
「企んでねえって、お前らこそ、困ってんだろ? なら、俺の協力が必要なんじゃねーか?」
「必要ない」
ピシャリとした冷たい声。リューグを握りしめるその手に血管が浮かぶのを見て、更にリューグがばたついた。本気で握り潰すのではないか、そう思って、咄嗟に「テミッド!」と慌てて止める。
「伊波様……なんで……止めるんですか?」
「ま、まあ……ちょっと待て……俺達はバーの中に入れたらいいんだ、調査が目的だし……だからここは、リューグの顔だけ貸してもらおう」
「こんなやつに、借りを作る必要なんて……」
「……わ、わかった……じゃあ、俺が潜入する」
「え?」と、テミッドとホアンの声が重なった。
「俺も、一応ほら……死んでる……ってことだし、もしかしたらその……あんでっど? 扱いになるかもしれないし……テミッドはリューグの手を借りたくないっていうなら俺が……」
「「それだけは駄目です(アル)」」
「う……即答……」
薄々止められる気はしていたが、まさかハモるとは。
けれど、俺の決心を聞いてテミッドは非常に不服そうだが頷いた。
「……伊波様がそこまで決心されてるのなら……わかり、ました、僕も決心します……けど、潜入するのはホアンだけで行って」
「まあそれは構わないアルけど……」
「ぼ、くは……ここで伊波様と待ってる……もしかしたら黒羽様も戻ってくるかもしれないし……伊波様を一人になんて危険な真似……させない……」
「随分と愛されてんなぁ、イナミ」
「おい、煽んなって」と止めるよりも先にテミッドに投げ捨てられるリューグはぺちっと地面に落ち、そして再び人の姿へと戻った。
「じゃあ、決まったアルネ。阿拉はコイツと店内の様子見てくるアル、ついでに黒羽サンも探れたら探ってみるネ」
「悪い、頼んだホアン」
「……イナミ、俺には?」
「……なんだよ」
「俺には『がんばれの吸血していいよ』とか『元気出る血だよ、いっぱい飲んで』とかそういうのないわけ?」
「んな……っ」
「あるわけないだろ」
光の速さでリューグに突っ込み入れるテミッド。……やばい、本気で怖いぞ……目が一ミリも笑ってなければいつものテミッドからは考えられないほどの鬼のような形相だ……。テミッドは怒らせないようにしよう、そう決心する。
「……ま、まあ……そういうことアル。じゃあそこでおとなしくしてるアルヨ」
「お、おー! 頼んだぞ……!」
画して、俺は二人を見送ることになったのだが……このあと俺はここで二人と別れたことを強く後悔することになる。
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