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トシ・ヨロイヅカ 東京

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Toshi Yoroizuka 東京


京橋の大通りに面した日本橋周遊バス停の真ん前のお店。
スタイリッシュな看板に店内。シックすぎず、華やかすぎず、バランスが良い。
イートインは席を先に取ってから注文に行く形式。
店員さんは丁寧で覇気がある。
次々にくるお客さんに対応するので、おっさんに怪訝な顔をしている暇が無い模様。
開店直後で体力・気力に余裕があったからかもしれない。良いタイミングで入店出来て良かった。

2022年4月29日午前入店。雨。
開店直前に10人強の列が出来ていた。流石は有名店。




【 ベルナール 】

ピスタチオのケーキ。
クリームの上に砂糖で絡めたピスタチオ。甘く香ばしい。
クリームは滑らかでクリームも程好く感じられる軽い仕上り。
緑の層、クラッシュしたピスタチオも入っていて、味覚音痴の自分でも何となくピスタチオを感じられる。
中段はチョコクリーム?程好く甘いがピスタチオの層を邪魔しない控えめな甘さとチョコ感。
最下段がサクサクしたチョコ生地。こちらも程好く甘い。
一気に頬張って食べると混ざり合ってとても美味しい。
部分部分を掬い取って食べても美味しい。
中央クリームの上に金箔を乗せている。味を左右するものではないが、見栄えを更に良くしようという気概を感じる。
税込み580円。




【 ひたちひめ 】

イチゴのショートケーキ。
軽やかな生クリーム。硬すぎず柔らかすぎないスポンジの甘さは控えめ。
イチゴは酸味をしっかり感じられるモノを使っている。『ひたち姫』というブランドのイチゴらしい。
その酸味の御陰で軽い感じで食べられる。
ただ、縦長なので倒れやすい♪
税込み621円




【 ケーゼ 】

スフレチーズケーキ。
シュワシュワした生地。甘さ控えめでチーズ感をしっかり感じる生地。
古典を踏襲したマトモなスフレチーズケーキを食べたのは久方ぶりだ。
この金額でも納得。って言うか、割安?
税込み468円。




【 アマンド 】

スペシャリティだそうで。
開封すると、焼き菓子のバターの香りが一気に漂ってくる。少しレモンっぽい匂いもする気が。
ミッチリ・シットリとした生地は甘さ控えめ。
酸味と甘さが混ざって丁度良い。
後味のバターの感じが良い。良いバター使ってるのだろう。
税込み270円




【 ガトーKAOKA 】

開封した時に感じるチョコの匂いが強い。その中に甘さと酒の香りがする。
フワっとした軽い生地。チョコが小さい塊になって入っている。
適度な苦味と共に酸味が甘さとチョコ感に混ざって良い感じ。
焼きムラは無く、どの角度から食べても同じ質感で食べられる。
個人的にはもう少し生地がシットリしていた方が好きかなぁ。
パサつきは感じないです、もう少し洋酒を振りかけて欲しいだけです。
税込み270円




【 フィナンシェ 】

開封すると、甘さとバターの匂いと焼き菓子の香ばしさがフワっと漂う。
手で持った感じは少し硬め。
サクッと感じる位表面は硬め。中も少し硬めだが硬すぎずフワっとした食感もある。
歯ごたえを楽しんでいると後から強めな甘さがグワっとくる。
甘味とバターが混ざり、しっかりとした甘さが良い。
結構バターの気配を感じるのに、そんなに油っぽく感じないのは技術力のなせる技なのか?
税込み250円




【 ケーク・オ・フリュイ 】

開封すると、ほのかに香るバターと洋酒の香り。
ホロっとほどける生地。上品な甘さ。
生地はギリギリのシットリ感。
フルーツは細かく刻まれていて食べやすい。種類も他店と比べて多め?
洋酒はそんなに強くない。
ドライフルーツの甘さとバターの旨味が口に残って美味しい。
税込み270円





猿田彦珈琲と飲料の提携をしているのか、カップに猿田彦のカバーが巻かれている。
ただ、そのカバーのせいでカップが持ちにくくて飲みにくい♪
紅茶を頼んだが、変なクセも無くケーキと共に飲むにはこれ位かなぁ、って言う意味で普通の紅茶。


開店時に帽子を被ったオーナー自ら傘立てを持って出てきて、設置して並んでいるお客さんに挨拶をしていったのはビックリした。
ある程度になるとそんな事をしなくなる人が多い中、それをやってのける事に好感を抱いてしまった。
帽子がクック帽ではなかったのは面白かった。これ位の遊び心があっても良いと思わされた。

サロンを含む店舗を複数運営するのは大変でしょうし、味の維持も大変だと思います。
勤務している職人さんの中から独立したいと言う人も出て来るでしょうし、
オーナー自身も長期的に考えると体力が衰えます。
そう言う難題を克服して、高品質な洋菓子を提供し続けて欲しいです。



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