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おまけ第2章 星を刻んだ結婚指輪に愛を誓う その2
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正式に夫婦になってから初めてのベッドの上で、理玖は私を翻弄してくる。
「あっ……そこ……んんっ……」
理玖は、私の胸の頂を、宝石を磨くように丁寧に撫でてから、口に含む。
それから舌先で何度も転がしてから
「気持ちいい?」
と聞いてくる。
「そんなこと、聞かないで……恥ずかしい……」
「もっと恥ずかしい美空を見たい」
理玖はそう宣言すると、私の秘密の場所を理玖の指で愛し始める。
「ああっ……」
その触れ方が、焦ったくて、もどかしくて、愛しい。
凍りついていた私を、とろとろに溶かしていく。
それから、私も彼の大切なものを、宝物のように優しく愛してから、彼の全てを受け入れた。
「んんっ……理玖……好き……!!」
「愛してるよ、美空……本当に、愛してる……離れないで……」
「離れたくない……理玖……」
お互い愛の言葉を囁きながら、激しく腰をぶつけ合う動物的な行為を繰り返す。
そして、彼の熱を受け止めて、窓越しに空を見上げる。
彼の妻になって初めて見る星は、甘い色をしていた。
それから、彼の愛をもう数回ほど受け止めた。
私の中が彼の命の源でいっぱいになり、2人で一眠りしてから夫婦になって初めての共同作業をし始めた。
それは、結婚式で交換する指輪を2人で作るという、私たちだからできる永遠を紡ぐ儀式。
私たちの指輪は、理玖が私の、私が理玖の指輪を一から手作りしようということをまずは決めた。
ちなみにこの時、まだ結婚式の日程は決まっていない。
まずは、その日程決めをしなきゃな……と思いながらも、私はどんな指輪なら理玖に似合うかを早速スケッチを使いながら考え始めた。
少し進んだところで、理玖が背後から私を抱きしめ、右手を触りながら
「妬けるな。俺にイカされている時よりも、ずっといい顔してる」
と拗ねた声で邪魔してくるのは、流石にいい加減にしてほしいと思った。
私は抗議の代わりに、舌を絡ませるキスで理玖を黙らせてから
「邪魔するなら、2度とこんなキスしてあげないから」
と宣言した。
その効果は、絶大だった。
その後、結婚式は……理玖はとても嫌がったが、半年後に決まった。
せっかくウエディングドレスを着るなら、ちゃんとダイエットもしたいし、指輪のデザインも時間をかけて作りたいからという私の意向と、なるべく早めに結婚式をしたいという理玖の意見の折衷案がこれしかなかったのだ。
場所は、表参道にある日本で有名な式場。
ウエディングドレスも、なんと理玖がデザインし、理玖の取引先の1つであるドレスメーカーに作ってもらうことになった。
「美空が身につけるものは、全て俺がつくる」
と聞いたときは、流石に冗談かと思った。
でも、彼のアイディアスケッチに生み出されるティアラ、ベール、ウエディングドレス、そして靴はやはりどれもこれもが私好みの素敵なデザインばかり。
10年前に嫉妬した才能をまざまざと見せつけられた。
でも、あの頃みたいに逃げ出したいとは思わなくなっていた。
むしろ、この才能に愛された自分の才能も、信じたいと思えるようになった。
「さて、どんなデザインを作ろうかな」
私は、彼の指の肉感を思い出しながら鉛筆を走らせた。
時々、ベッドの時の理玖の手の動きを思い出して、濡れそうになったのは絶対に秘密にしようと思った。
「あっ……そこ……んんっ……」
理玖は、私の胸の頂を、宝石を磨くように丁寧に撫でてから、口に含む。
それから舌先で何度も転がしてから
「気持ちいい?」
と聞いてくる。
「そんなこと、聞かないで……恥ずかしい……」
「もっと恥ずかしい美空を見たい」
理玖はそう宣言すると、私の秘密の場所を理玖の指で愛し始める。
「ああっ……」
その触れ方が、焦ったくて、もどかしくて、愛しい。
凍りついていた私を、とろとろに溶かしていく。
それから、私も彼の大切なものを、宝物のように優しく愛してから、彼の全てを受け入れた。
「んんっ……理玖……好き……!!」
「愛してるよ、美空……本当に、愛してる……離れないで……」
「離れたくない……理玖……」
お互い愛の言葉を囁きながら、激しく腰をぶつけ合う動物的な行為を繰り返す。
そして、彼の熱を受け止めて、窓越しに空を見上げる。
彼の妻になって初めて見る星は、甘い色をしていた。
それから、彼の愛をもう数回ほど受け止めた。
私の中が彼の命の源でいっぱいになり、2人で一眠りしてから夫婦になって初めての共同作業をし始めた。
それは、結婚式で交換する指輪を2人で作るという、私たちだからできる永遠を紡ぐ儀式。
私たちの指輪は、理玖が私の、私が理玖の指輪を一から手作りしようということをまずは決めた。
ちなみにこの時、まだ結婚式の日程は決まっていない。
まずは、その日程決めをしなきゃな……と思いながらも、私はどんな指輪なら理玖に似合うかを早速スケッチを使いながら考え始めた。
少し進んだところで、理玖が背後から私を抱きしめ、右手を触りながら
「妬けるな。俺にイカされている時よりも、ずっといい顔してる」
と拗ねた声で邪魔してくるのは、流石にいい加減にしてほしいと思った。
私は抗議の代わりに、舌を絡ませるキスで理玖を黙らせてから
「邪魔するなら、2度とこんなキスしてあげないから」
と宣言した。
その効果は、絶大だった。
その後、結婚式は……理玖はとても嫌がったが、半年後に決まった。
せっかくウエディングドレスを着るなら、ちゃんとダイエットもしたいし、指輪のデザインも時間をかけて作りたいからという私の意向と、なるべく早めに結婚式をしたいという理玖の意見の折衷案がこれしかなかったのだ。
場所は、表参道にある日本で有名な式場。
ウエディングドレスも、なんと理玖がデザインし、理玖の取引先の1つであるドレスメーカーに作ってもらうことになった。
「美空が身につけるものは、全て俺がつくる」
と聞いたときは、流石に冗談かと思った。
でも、彼のアイディアスケッチに生み出されるティアラ、ベール、ウエディングドレス、そして靴はやはりどれもこれもが私好みの素敵なデザインばかり。
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でも、あの頃みたいに逃げ出したいとは思わなくなっていた。
むしろ、この才能に愛された自分の才能も、信じたいと思えるようになった。
「さて、どんなデザインを作ろうかな」
私は、彼の指の肉感を思い出しながら鉛筆を走らせた。
時々、ベッドの時の理玖の手の動きを思い出して、濡れそうになったのは絶対に秘密にしようと思った。
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