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番外編 日野陽葵
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※この番外編はギャグではありますが腐っております。
苦手な方はご注意下さい。
本編とは全く関係ないので、読まなくても大丈夫です。
これは、俺が乙女ゲームの世界に行く前に、つまり乙女ゲームをプレイしていた時の話である。
「あぁ~~! くそ!
何だよこの隠れキャラ全然会えねーし好感度上がんねーしマジで何なんだよこいつ!」
「たい兄、この前借りた約○バの続き読みたいんだけど」
俺が乙女ゲームに苦戦していた時、何の前触れもなく急にドアが開いた。
そして俺の部屋に入るやいなや妹の陽葵がそう言ってきた。
「うわぁ! ノックして入ってこいよ!」
俺は慌ててテレビ画面を隠すも、画面全てを隠しきる事は出来なかった。
「うわ、たい兄何やってんの?
乙女ゲーム?」
そう妹が引いた眼差しで見てくる。
「な、何だよ! 棚から漫画取ってさっさと出てけよ!」
すると妹は急にハッと何かに気付いたかの様な顔をする。
「たい兄まさか……ついに男同士に目覚めた!?」
「目覚めてねーよ」
因みに妹は重度の腐女子である。
「何だ、彼女も作らないからてっきりイケメン好きになったのかと思ったよ。
あ、彼女作らないじゃなくて、作れないの間違いか」
そう妹はケラケラと笑う。
「はっ倒すぞてめー」
出来れば妹には乙女ゲームをプレイしている事はバレたくなかったのだが。
「てか何で乙女ゲームなんてやってるの?」
「ク、クラスの人に面白いって勧められたからだよ」
頼むから早く出てってくれ。
俺はそう切に願う。
「男に乙女ゲーム勧めるなんて、もしかしてその人腐女子!? いや腐男子!?」
そう妹は瞳を輝かせて訊いてくる。
「いや、腐ってねーから!」
月野さんは腐女子ではない筈だ。
……多分。
「ええー、てっきりたい兄に恋心抱いてる男子が男好きに目覚めさせようとそのゲームを勧めたのかと思ったんだけど」
「そんな邪な気持ちで乙女ゲーム勧めてくる奴いねーだろ普通」
早く出ていって欲しいと思う俺を他所に妹は俺が適当にベッドの上に置いていた乙女ゲームのパッケージを眺める。
「ふーん、俺様にツンデレに爽やかタイプにショタっ子にクール系ね……」
「何勝手に見てんだよ」
「んー、私だったら……。
意外性を狙って俺様×ショタっ子かな」
「乙女ゲームを腐女子フィルターかけて見るんじゃねー」
重度の腐女子である。
「でもさ、乙女ゲームって何か都合良すぎるよね?」
「さっさと出てってくんない?」
俺の言葉をスルーして妹は更に続ける。
「だってさ、イケメンが複数揃いも揃って同じ女の子を好きになるとかあり得なくない?」
因みに月野さんはリアルでそんな状況になっているので、あり得ると言えばあり得ているのだが、まあそれは例外として、普通は中々ないであろう。
「普通こんだけイケメンが複数も出て来たら、イケメン同士が恋に落ちるでしょ!?」
「そっちの方がもっと無ぇーわ」
残念ながら重度の腐女子である。
こうしてやっと妹は出て行ってくれた。
そんな腐女子な妹であるが、実は意外にモテる。
平凡な俺と違い、妹は割りかし可愛いのである。
俺から見たら全然可愛くないが。
前にもこんな事があった。
俺が家に友達を連れてきて、一通り遊んでみんなが帰っていった後、陽葵が満面の笑みで俺に訊いてきたのだ。
「ねぇ、たい兄。
絶対あの笹山って人と高岡って人デキてるでしょ!?」
「デキてねーよ、何でだよ」
俺は真っ向から否定する。
「だって、お互い下の名前で呼び合ってたし!」
「幼馴染だからな」
「幼馴染とか王道CPじゃん!」
「人の友達を勝手にCPにすんな」
何でもかんでもCPにするのはやめてほしい。
「しかもさ、妙に距離近かったし!」
「そうか? 普通だったと思うけど」
「しかもしかも、笹山さん、高岡さんの背中叩いたり、スキンシップが多かったし!」
「あー、それは……」
妹があんまりにも笹山と高岡を見てニヤついていた為に笹山が高岡に陽葵ちゃんちょー可愛い! 的なことを言いながら興奮して背中叩いてる感じだったな確か。
「なぁ涼! めっちゃ陽葵ちゃんこっち見て微笑んでくるんだけど! ヤバくね!?」
「でも何か笑顔が少し怖くないか?
何か含みのある笑い方というか……」
高岡は察しが良かった。
とまあ、見てお分かりの通り妹の勘違いである。
「まあ確かに笹山と高岡は友達として仲は良いけど、お前が思ってる様な関係じゃねーよ。
それに高岡は彼女いるし」
そう、俺の数少ない友達の中で唯一高岡は彼女持ちなのである。
なんとも羨ましい話である。
「たい兄、その彼女カモフラージュだよ」
「は?」
何言ってんだ俺の妹よ。
「きっと、笹山さんは高岡さんの事が好きで猛アタックしてるんだよ。
そして高岡さんも実は笹山さんの事が好きで、でも男同士では付き合えないから、諦める為に仕方なく彼女を作ったんだよ!」
「いやいや、高岡めっちゃ彼女可愛いって惚気てくるぞ? めっちゃ自慢してくるぞ?」
俺は高岡と笹山の名誉の為にも全否定する。
「全くたい兄は分かってないなぁ」
やれやれと何故かしたり顔された。
めっちゃ腹立つわこいつ。
「それは高岡さんが自分は彼女とうまくいっているから諦めろって笹山さんにアピールしているんだよ。
でも心の内は本当は高岡さんもまだ笹山さんの事を好きなんだよ。
そんな二人はすれ違って、最終的には気持ちが抑えきれなくなって……はぁ、切ない! でも萌える!」
「人の友達で勝手にオリジナルストーリー作るのやめてくれませんか?」
どこまでも腐っているのである。
これには更に後日談がある。
「なぁなぁ、日野の妹の陽葵ちゃんって可愛いよな?」
そう友達の笹山が突然そんな事を訊いてきた。
「そうか? 俺から見たらくそ生意気な奴だぞ」
あと腐ってるぞ。
「陽葵ちゃんって彼氏とかいるの?」
「聞いた事ないけどいないんじゃないか?」
彼氏らしき話は一切聞いた事は無い。
まあ妹が男の話をする時は大体アッチ系の話ばかりなのだが。
「いや実は俺さ、この前涼たちと一緒に日野ん家に遊びに行った時にさー、陽葵ちゃんめっちゃこっちみてニコニコしててさ!
脈あるかな!?」
「あー……」
それは、厳密にはお前と高岡の二人を見てニヤけていただけなんだが……。
ここは心を鬼にして脈が無い事を伝えておこう。
「残念だがうちの妹はやめておけ。
あいつはもう手遅れだ」
「は!? 何でだよ!?
あ、さてはお前シスコンだな!
陽葵ちゃんが可愛いから彼氏作らせたくないんだろ!」
「違ぇーし、シスコンではねーよ」
「じゃあさ、俺の事どう思ってるかさりげなく訊いてくれよ!」
「えー……」
と、笹山が折れてくれないので、仕方なく妹に訊く事にする。
「おい陽葵、お前この前遊びにきた笹山って覚えてる?」
「もちろん! あの幼馴染の片想いの方だよね?」
「変な覚え方してるんじゃねー」
もうこの時点で笹山には残念だが脈は無い。
「因みに笹山の事、お前的に見てどう思う?」
「んー、そうだな……。
ネコ? いやリバでもイケる……」
「おい専門用語で話し出すのやめろ」
これどうやって笹山に伝えればいいんだよ。
「なー、日野!
陽葵ちゃん何って言ってた?」
次の日、早速笹山に訊かれてしまった。
「あー、えーとな……。
ネコっぽいって言ってたぞ」
嘘は言っていない……筈。
「えー、俺猫っぽいかー?
んー、でも猫好きな人多いし、割と好印象だよな!」
そう笹山は嬉しそうに笑っている。
何だかポジティブに捉えてくれた様だ。
笹山ごめん、本当ごめん。
俺は心の中で謝っておいた。
苦手な方はご注意下さい。
本編とは全く関係ないので、読まなくても大丈夫です。
これは、俺が乙女ゲームの世界に行く前に、つまり乙女ゲームをプレイしていた時の話である。
「あぁ~~! くそ!
何だよこの隠れキャラ全然会えねーし好感度上がんねーしマジで何なんだよこいつ!」
「たい兄、この前借りた約○バの続き読みたいんだけど」
俺が乙女ゲームに苦戦していた時、何の前触れもなく急にドアが開いた。
そして俺の部屋に入るやいなや妹の陽葵がそう言ってきた。
「うわぁ! ノックして入ってこいよ!」
俺は慌ててテレビ画面を隠すも、画面全てを隠しきる事は出来なかった。
「うわ、たい兄何やってんの?
乙女ゲーム?」
そう妹が引いた眼差しで見てくる。
「な、何だよ! 棚から漫画取ってさっさと出てけよ!」
すると妹は急にハッと何かに気付いたかの様な顔をする。
「たい兄まさか……ついに男同士に目覚めた!?」
「目覚めてねーよ」
因みに妹は重度の腐女子である。
「何だ、彼女も作らないからてっきりイケメン好きになったのかと思ったよ。
あ、彼女作らないじゃなくて、作れないの間違いか」
そう妹はケラケラと笑う。
「はっ倒すぞてめー」
出来れば妹には乙女ゲームをプレイしている事はバレたくなかったのだが。
「てか何で乙女ゲームなんてやってるの?」
「ク、クラスの人に面白いって勧められたからだよ」
頼むから早く出てってくれ。
俺はそう切に願う。
「男に乙女ゲーム勧めるなんて、もしかしてその人腐女子!? いや腐男子!?」
そう妹は瞳を輝かせて訊いてくる。
「いや、腐ってねーから!」
月野さんは腐女子ではない筈だ。
……多分。
「ええー、てっきりたい兄に恋心抱いてる男子が男好きに目覚めさせようとそのゲームを勧めたのかと思ったんだけど」
「そんな邪な気持ちで乙女ゲーム勧めてくる奴いねーだろ普通」
早く出ていって欲しいと思う俺を他所に妹は俺が適当にベッドの上に置いていた乙女ゲームのパッケージを眺める。
「ふーん、俺様にツンデレに爽やかタイプにショタっ子にクール系ね……」
「何勝手に見てんだよ」
「んー、私だったら……。
意外性を狙って俺様×ショタっ子かな」
「乙女ゲームを腐女子フィルターかけて見るんじゃねー」
重度の腐女子である。
「でもさ、乙女ゲームって何か都合良すぎるよね?」
「さっさと出てってくんない?」
俺の言葉をスルーして妹は更に続ける。
「だってさ、イケメンが複数揃いも揃って同じ女の子を好きになるとかあり得なくない?」
因みに月野さんはリアルでそんな状況になっているので、あり得ると言えばあり得ているのだが、まあそれは例外として、普通は中々ないであろう。
「普通こんだけイケメンが複数も出て来たら、イケメン同士が恋に落ちるでしょ!?」
「そっちの方がもっと無ぇーわ」
残念ながら重度の腐女子である。
こうしてやっと妹は出て行ってくれた。
そんな腐女子な妹であるが、実は意外にモテる。
平凡な俺と違い、妹は割りかし可愛いのである。
俺から見たら全然可愛くないが。
前にもこんな事があった。
俺が家に友達を連れてきて、一通り遊んでみんなが帰っていった後、陽葵が満面の笑みで俺に訊いてきたのだ。
「ねぇ、たい兄。
絶対あの笹山って人と高岡って人デキてるでしょ!?」
「デキてねーよ、何でだよ」
俺は真っ向から否定する。
「だって、お互い下の名前で呼び合ってたし!」
「幼馴染だからな」
「幼馴染とか王道CPじゃん!」
「人の友達を勝手にCPにすんな」
何でもかんでもCPにするのはやめてほしい。
「しかもさ、妙に距離近かったし!」
「そうか? 普通だったと思うけど」
「しかもしかも、笹山さん、高岡さんの背中叩いたり、スキンシップが多かったし!」
「あー、それは……」
妹があんまりにも笹山と高岡を見てニヤついていた為に笹山が高岡に陽葵ちゃんちょー可愛い! 的なことを言いながら興奮して背中叩いてる感じだったな確か。
「なぁ涼! めっちゃ陽葵ちゃんこっち見て微笑んでくるんだけど! ヤバくね!?」
「でも何か笑顔が少し怖くないか?
何か含みのある笑い方というか……」
高岡は察しが良かった。
とまあ、見てお分かりの通り妹の勘違いである。
「まあ確かに笹山と高岡は友達として仲は良いけど、お前が思ってる様な関係じゃねーよ。
それに高岡は彼女いるし」
そう、俺の数少ない友達の中で唯一高岡は彼女持ちなのである。
なんとも羨ましい話である。
「たい兄、その彼女カモフラージュだよ」
「は?」
何言ってんだ俺の妹よ。
「きっと、笹山さんは高岡さんの事が好きで猛アタックしてるんだよ。
そして高岡さんも実は笹山さんの事が好きで、でも男同士では付き合えないから、諦める為に仕方なく彼女を作ったんだよ!」
「いやいや、高岡めっちゃ彼女可愛いって惚気てくるぞ? めっちゃ自慢してくるぞ?」
俺は高岡と笹山の名誉の為にも全否定する。
「全くたい兄は分かってないなぁ」
やれやれと何故かしたり顔された。
めっちゃ腹立つわこいつ。
「それは高岡さんが自分は彼女とうまくいっているから諦めろって笹山さんにアピールしているんだよ。
でも心の内は本当は高岡さんもまだ笹山さんの事を好きなんだよ。
そんな二人はすれ違って、最終的には気持ちが抑えきれなくなって……はぁ、切ない! でも萌える!」
「人の友達で勝手にオリジナルストーリー作るのやめてくれませんか?」
どこまでも腐っているのである。
これには更に後日談がある。
「なぁなぁ、日野の妹の陽葵ちゃんって可愛いよな?」
そう友達の笹山が突然そんな事を訊いてきた。
「そうか? 俺から見たらくそ生意気な奴だぞ」
あと腐ってるぞ。
「陽葵ちゃんって彼氏とかいるの?」
「聞いた事ないけどいないんじゃないか?」
彼氏らしき話は一切聞いた事は無い。
まあ妹が男の話をする時は大体アッチ系の話ばかりなのだが。
「いや実は俺さ、この前涼たちと一緒に日野ん家に遊びに行った時にさー、陽葵ちゃんめっちゃこっちみてニコニコしててさ!
脈あるかな!?」
「あー……」
それは、厳密にはお前と高岡の二人を見てニヤけていただけなんだが……。
ここは心を鬼にして脈が無い事を伝えておこう。
「残念だがうちの妹はやめておけ。
あいつはもう手遅れだ」
「は!? 何でだよ!?
あ、さてはお前シスコンだな!
陽葵ちゃんが可愛いから彼氏作らせたくないんだろ!」
「違ぇーし、シスコンではねーよ」
「じゃあさ、俺の事どう思ってるかさりげなく訊いてくれよ!」
「えー……」
と、笹山が折れてくれないので、仕方なく妹に訊く事にする。
「おい陽葵、お前この前遊びにきた笹山って覚えてる?」
「もちろん! あの幼馴染の片想いの方だよね?」
「変な覚え方してるんじゃねー」
もうこの時点で笹山には残念だが脈は無い。
「因みに笹山の事、お前的に見てどう思う?」
「んー、そうだな……。
ネコ? いやリバでもイケる……」
「おい専門用語で話し出すのやめろ」
これどうやって笹山に伝えればいいんだよ。
「なー、日野!
陽葵ちゃん何って言ってた?」
次の日、早速笹山に訊かれてしまった。
「あー、えーとな……。
ネコっぽいって言ってたぞ」
嘘は言っていない……筈。
「えー、俺猫っぽいかー?
んー、でも猫好きな人多いし、割と好印象だよな!」
そう笹山は嬉しそうに笑っている。
何だかポジティブに捉えてくれた様だ。
笹山ごめん、本当ごめん。
俺は心の中で謝っておいた。
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