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10 いい度胸じゃねーか
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気を取り直して何とか街へとやってきたのだが、果たしてウィリアムはどの辺にいるだろうか。
「はぁ、何が悲しくてイケメン探さなきゃならんのか……」
すると、背後からポンと肩を叩かれた。
「ん? ウィリアム?」
「ふん、俺様を他所の男と勘違いするとは良い度胸してるじゃねーか」
最悪である。
街に行けばほぼ高確率でウィリアムがいる筈なのに、何でよりによって低確率のアラン王子がいるんだよ!?
「たまには街で庶民の気持ちになって散歩するのも悪くないとは思っていたんだが、まさかお前に出会うとはな」
「そうですわね」
俺もお前に出会うとは思ってねーよ。
こっちはさっきまでセンチな気分だったんだ。
それをウィリアムの優しい性格に触れて少しでも気分を紛らわそうと思っていたのに、台無しだよ。
いやある意味センチな気分は吹っ飛んだけども。
つーか、こちとら一ヶ月内での行動回数が制限されてると言うのに、貴重な行動のチャンスをお前なんぞに費やしたくない。
「それでお前は何処に行くんだ?」
「別にただ散歩していただけですわ」
ああ、くそ! こいつに媚び売らなきゃならんのに、どうしても脊髄反射レベルでつい素っ気なくしてしまう!
「ふん、なら俺様と一緒だな。
仕方ねーから一緒に散歩してやるよ」
「いや、けっ……。
あ、はい……」
結構ですと断りそうになるのをギリギリで何とか踏みとどまった。
多分顔にはがっつり出てたと思うけど。
「お前、俺様が誘っているのに、随分と嫌そうだな?」
寧ろ何で喜ばれると思ってんだよ。
態度が気に食わねーんだよ。
「べ、ベツニイヤガッテマセンワ」
俺は目を逸らしながら必死に否定するも、カタコトになってしまった。
「あん? 俺様の目を見て言えよ」
そう俺は顎を手で掴まれて無理矢理アラン王子の方へと向けさせられる。
まさか男に顎クイなるものをされる日が来るとは。
控えめに言って死にたい。
控えめじゃなくても死にたい。
「あの、離してくれませんか?」
俺は必死に目を逸らしながら手をどかす。
「何だ? 嬉しくないのか?」
「ええ」
しまった、つい肯定してしまった。
しかし嬉しくないものは仕方がない。
「お前……まあいい。今日はこの辺にしといてやる」
そう言ってマウント王子もといアラン王子は帰ろうとする。
やべ、また今日も好感度下がっただろこれ。
こいつの好感度が下がり過ぎると、処刑イベントが発生しかねない!
「ま、待って!」
「あん?」
つい呼び止めてしまったけど、何を言えばいいんだ?
なんとかして下がった好感度を補いたいのだが。
考えろ、何か良い言葉を!
「あの、恥ずかしいからそういうの人前でやらない方がいいと思います!」
「は?」
何言ってんだ俺ーー!!
もうちょい何かあっただろ、何かこう……。
いや、やっぱり思いつかんわ。
「ふん、成る程な、分かったよ」
アラン王子はそう何やら納得した顔をする。
何が成る程!?
何を分かったの!?
言っておいて何だけど俺が分かってないんだが!?
「それじゃあまたな」
「あ、はい、また……」
やべーよ、絶対好感度下がったよ。
自信満々に顎クイしてる奴に人前でやらない方がいいとか絶対プライドへし折ったじゃん。
やばい、もし今度会った時はマイナスになった分を取り返さなければ……!
一方、アラン王子はというと。
あいつ、ライラお嬢様。
一体何なんだ?
俺様の誘いに喜ばねーし、可愛げもない。
まあ、人前でやるなという事は極度の恥ずかしがり屋だという事は分かったけど。
しかし読めない奴だ。
他の女とは何かが違う。
「この俺様にときめかないなんて、良い度胸じゃねーか」
こうなったら意地でも落としてやるぜ!
アラン王子は何やら闘志に火がついていた。
それから翌日、俺は目が覚めて辺りを確認する。
やはり俺はライラのままだった。
「まあ分かってましたけどねー!」
しかし、心の隅にもしかして戻ってるかも? なんて期待が顔を覗かせてしまう。
期待して何が悪いのだ。思うだけタダである。
「ライラお嬢様、おはようございます」
そう言ってメイがまたいつもの如くやって来た。
俺はもうすっかり日課になりつつあるアーリーモーニングティーを飲みながら、今日はどうするか考える。
「ライラお嬢様、今日もお出かけですか?」
「そうだな、午前中は公園に行くか」
「そうですか……」
メイが少し寂しそうな表情をする。
しかし、それが気付かれる事はなかった。
「さて、じゃあ朝飯食べに行ってくるわ!」
「あ、はい!」
こうして俺は朝飯を食べて公園へと出掛ける。
「さ~てルイは何処にいるかな~って、あれ?」
何と、先にルナがルイと親しげに喋っている。
行動が被ってしまった。
いや待てよ、そもそも俺はお邪魔キャラなのだから、被るの方が当たり前なのか?
ゲームをしていた時も4~5回に1回はライラが登場してきたし。
つまり、一定の確率で被る事があるという事。
そうなると大分厄介だ。
ここでもし俺がでしゃばって割って入ったら、それこそゲームと同じお邪魔キャラになってしまう。
それは即ちバッドエンドルート!
駄目だ、残念だが一旦ルイは諦めて他に行こう。
俺は仕方なく街に行く事にした。
ゲームでは一度選択したらほかの場所には行けないが、どうやらその辺は融通が効いている様である。
「さて、街に着いたし今度こそウィリアムがいたら良いんだが……」
俺は辺りを見渡してみる。
「あ、ライラお嬢様」
「え?」
すると、まさかの隠れキャラのレオが現れた。
期待なんてしていなかったのに、というか昨日から何でこんな低確率ばかり引き当てるんだ!?
「レオ様、偶然ですね」
「うん」
「えーと、良い天気ですね」
「そうだね」
…………。
会話が続かん!
第一こいつの選択肢もいまいち良く分からんものばっかりだったんだよなー。
こいつ攻略する為に攻略サイト見た位だし。
好みのタイプとか全然読めない。
「そのー、どうしてこちらに?」
取り敢えず当たり障りない質問をしてみる。
「この国について少し知ろうと思って」
「ああ、そうなんですね」
そう言えば、この前突然知ったけど、こいつ隣国の王子だったな。
もしかして、場所がランダムだったのも、それが原因なのか?
そうだとしたら、このゲーム割と裏設定が多そうだ。
「えと、この国は如何でした?」
「まあ、悪くはない」
表情1ミリも変わらないせいで何考えてるのか全く分かんねー。
これは好感度がどうなってるのか全然読めない。
てか、この世界どっかで好感度確認とか出来ないのか?
ゲームでなら攻略キャラが出てきた左上の方にハートのゲージが出てきて、それで今どのくらいなのかすぐに分かったというのに。
しかし、辺りを見回してみても、ハートのゲージなんて何処にもない。
「あの」
「は、はい!」
考え事していた矢先、まさか向こうから話しかけてくると思っていなかったせいで少しビックリする。
「名前、ライラって呼んでもいい?」
「え? ああ、はい。
どう呼んでもいいですよ」
律儀に呼び方なんて確認してくるのか。
そんなキャラだったっけ?
「俺の事も、レオって呼んでいいから」
「ああ、はい。分かりました」
「それと、別に敬語じゃなくてもいいから」
「え? 敬語じゃなくていいの?」
あれ? こんなに喋る奴だっけ?
というかこんな会話する奴だったっけ?
ゲームでは確かもっとクールで、謎な感じが多かったのだが。
最初会って5回目くらいまで確か会話らしい会話もしていなかった筈……。
「それじゃあ、今度からそうして。
それじゃあ」
「あ、はい、それじゃあ」
相変わらず表情は無表情のままだったけれど、何とか喋れたな。
これで好感度が上がっているといいんだが。
しかし、街に来て何でこうもウィリアムには会えないのか。あいつゲームでは凄い会いやすいのに。
それにこのゲーム、午前で行った所に午後もまた同じ場所には確か行けなかった筈だ。
つまり、今日の午後はもう街には来れないのである。
「今日もウィリアムには会えなさそうだな、好感度上げやすいキャラなのに、残念だ」
こうして俺はお屋敷に一旦帰ることにした。
「はぁ、何が悲しくてイケメン探さなきゃならんのか……」
すると、背後からポンと肩を叩かれた。
「ん? ウィリアム?」
「ふん、俺様を他所の男と勘違いするとは良い度胸してるじゃねーか」
最悪である。
街に行けばほぼ高確率でウィリアムがいる筈なのに、何でよりによって低確率のアラン王子がいるんだよ!?
「たまには街で庶民の気持ちになって散歩するのも悪くないとは思っていたんだが、まさかお前に出会うとはな」
「そうですわね」
俺もお前に出会うとは思ってねーよ。
こっちはさっきまでセンチな気分だったんだ。
それをウィリアムの優しい性格に触れて少しでも気分を紛らわそうと思っていたのに、台無しだよ。
いやある意味センチな気分は吹っ飛んだけども。
つーか、こちとら一ヶ月内での行動回数が制限されてると言うのに、貴重な行動のチャンスをお前なんぞに費やしたくない。
「それでお前は何処に行くんだ?」
「別にただ散歩していただけですわ」
ああ、くそ! こいつに媚び売らなきゃならんのに、どうしても脊髄反射レベルでつい素っ気なくしてしまう!
「ふん、なら俺様と一緒だな。
仕方ねーから一緒に散歩してやるよ」
「いや、けっ……。
あ、はい……」
結構ですと断りそうになるのをギリギリで何とか踏みとどまった。
多分顔にはがっつり出てたと思うけど。
「お前、俺様が誘っているのに、随分と嫌そうだな?」
寧ろ何で喜ばれると思ってんだよ。
態度が気に食わねーんだよ。
「べ、ベツニイヤガッテマセンワ」
俺は目を逸らしながら必死に否定するも、カタコトになってしまった。
「あん? 俺様の目を見て言えよ」
そう俺は顎を手で掴まれて無理矢理アラン王子の方へと向けさせられる。
まさか男に顎クイなるものをされる日が来るとは。
控えめに言って死にたい。
控えめじゃなくても死にたい。
「あの、離してくれませんか?」
俺は必死に目を逸らしながら手をどかす。
「何だ? 嬉しくないのか?」
「ええ」
しまった、つい肯定してしまった。
しかし嬉しくないものは仕方がない。
「お前……まあいい。今日はこの辺にしといてやる」
そう言ってマウント王子もといアラン王子は帰ろうとする。
やべ、また今日も好感度下がっただろこれ。
こいつの好感度が下がり過ぎると、処刑イベントが発生しかねない!
「ま、待って!」
「あん?」
つい呼び止めてしまったけど、何を言えばいいんだ?
なんとかして下がった好感度を補いたいのだが。
考えろ、何か良い言葉を!
「あの、恥ずかしいからそういうの人前でやらない方がいいと思います!」
「は?」
何言ってんだ俺ーー!!
もうちょい何かあっただろ、何かこう……。
いや、やっぱり思いつかんわ。
「ふん、成る程な、分かったよ」
アラン王子はそう何やら納得した顔をする。
何が成る程!?
何を分かったの!?
言っておいて何だけど俺が分かってないんだが!?
「それじゃあまたな」
「あ、はい、また……」
やべーよ、絶対好感度下がったよ。
自信満々に顎クイしてる奴に人前でやらない方がいいとか絶対プライドへし折ったじゃん。
やばい、もし今度会った時はマイナスになった分を取り返さなければ……!
一方、アラン王子はというと。
あいつ、ライラお嬢様。
一体何なんだ?
俺様の誘いに喜ばねーし、可愛げもない。
まあ、人前でやるなという事は極度の恥ずかしがり屋だという事は分かったけど。
しかし読めない奴だ。
他の女とは何かが違う。
「この俺様にときめかないなんて、良い度胸じゃねーか」
こうなったら意地でも落としてやるぜ!
アラン王子は何やら闘志に火がついていた。
それから翌日、俺は目が覚めて辺りを確認する。
やはり俺はライラのままだった。
「まあ分かってましたけどねー!」
しかし、心の隅にもしかして戻ってるかも? なんて期待が顔を覗かせてしまう。
期待して何が悪いのだ。思うだけタダである。
「ライラお嬢様、おはようございます」
そう言ってメイがまたいつもの如くやって来た。
俺はもうすっかり日課になりつつあるアーリーモーニングティーを飲みながら、今日はどうするか考える。
「ライラお嬢様、今日もお出かけですか?」
「そうだな、午前中は公園に行くか」
「そうですか……」
メイが少し寂しそうな表情をする。
しかし、それが気付かれる事はなかった。
「さて、じゃあ朝飯食べに行ってくるわ!」
「あ、はい!」
こうして俺は朝飯を食べて公園へと出掛ける。
「さ~てルイは何処にいるかな~って、あれ?」
何と、先にルナがルイと親しげに喋っている。
行動が被ってしまった。
いや待てよ、そもそも俺はお邪魔キャラなのだから、被るの方が当たり前なのか?
ゲームをしていた時も4~5回に1回はライラが登場してきたし。
つまり、一定の確率で被る事があるという事。
そうなると大分厄介だ。
ここでもし俺がでしゃばって割って入ったら、それこそゲームと同じお邪魔キャラになってしまう。
それは即ちバッドエンドルート!
駄目だ、残念だが一旦ルイは諦めて他に行こう。
俺は仕方なく街に行く事にした。
ゲームでは一度選択したらほかの場所には行けないが、どうやらその辺は融通が効いている様である。
「さて、街に着いたし今度こそウィリアムがいたら良いんだが……」
俺は辺りを見渡してみる。
「あ、ライラお嬢様」
「え?」
すると、まさかの隠れキャラのレオが現れた。
期待なんてしていなかったのに、というか昨日から何でこんな低確率ばかり引き当てるんだ!?
「レオ様、偶然ですね」
「うん」
「えーと、良い天気ですね」
「そうだね」
…………。
会話が続かん!
第一こいつの選択肢もいまいち良く分からんものばっかりだったんだよなー。
こいつ攻略する為に攻略サイト見た位だし。
好みのタイプとか全然読めない。
「そのー、どうしてこちらに?」
取り敢えず当たり障りない質問をしてみる。
「この国について少し知ろうと思って」
「ああ、そうなんですね」
そう言えば、この前突然知ったけど、こいつ隣国の王子だったな。
もしかして、場所がランダムだったのも、それが原因なのか?
そうだとしたら、このゲーム割と裏設定が多そうだ。
「えと、この国は如何でした?」
「まあ、悪くはない」
表情1ミリも変わらないせいで何考えてるのか全く分かんねー。
これは好感度がどうなってるのか全然読めない。
てか、この世界どっかで好感度確認とか出来ないのか?
ゲームでなら攻略キャラが出てきた左上の方にハートのゲージが出てきて、それで今どのくらいなのかすぐに分かったというのに。
しかし、辺りを見回してみても、ハートのゲージなんて何処にもない。
「あの」
「は、はい!」
考え事していた矢先、まさか向こうから話しかけてくると思っていなかったせいで少しビックリする。
「名前、ライラって呼んでもいい?」
「え? ああ、はい。
どう呼んでもいいですよ」
律儀に呼び方なんて確認してくるのか。
そんなキャラだったっけ?
「俺の事も、レオって呼んでいいから」
「ああ、はい。分かりました」
「それと、別に敬語じゃなくてもいいから」
「え? 敬語じゃなくていいの?」
あれ? こんなに喋る奴だっけ?
というかこんな会話する奴だったっけ?
ゲームでは確かもっとクールで、謎な感じが多かったのだが。
最初会って5回目くらいまで確か会話らしい会話もしていなかった筈……。
「それじゃあ、今度からそうして。
それじゃあ」
「あ、はい、それじゃあ」
相変わらず表情は無表情のままだったけれど、何とか喋れたな。
これで好感度が上がっているといいんだが。
しかし、街に来て何でこうもウィリアムには会えないのか。あいつゲームでは凄い会いやすいのに。
それにこのゲーム、午前で行った所に午後もまた同じ場所には確か行けなかった筈だ。
つまり、今日の午後はもう街には来れないのである。
「今日もウィリアムには会えなさそうだな、好感度上げやすいキャラなのに、残念だ」
こうして俺はお屋敷に一旦帰ることにした。
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