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プライスレス
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「オリヴィアお嬢様、お手紙が届いております」
「あらどうも」
ある朝、私はメイドから手紙を受け取りながらどうせルイスだろうなと考えていた。
しかし、そんな私の予想は呆気なく外れてしまった。
「あら? シーラ様から?」
差出人を確認して私は何だろうと手紙を開けて内容を確認する。
「えーと、ああ、そう言えばそんな事もあったわね」
その手紙の内容は、先月シーラがハワード家にやって来た時にルーカスの稽古姿を見られる様私が計らった事に対するお礼と、そのお礼がしたいのでハンネル家へと招待したいという内容だった。
……というより、8割程ルーカスがどれだけカッコよかったかののろけだったのだが。
それと、本当は前回会った時にお礼を言うつもりが、すっかりお礼を言いそびれていた事に対する謝罪も書かれていた。
まあ私としてはお礼をされる様な程の事をしたとも思っていないのだが、お礼をしたいと言われた以上無下に断る理由もないし呼び出しに応じる事にした。
それから数日後、私はハンネル家へとやって来ていた。
「オリヴィア様、いらっしゃい!」
「あ、シーラ様、お招きありがとう」
私がぺこりと礼を言うと、シーラはぶんぶんと手を振る。
「そんな! お礼を言うのは私の方だわ!
本当は前回のパーティやアデック王子へのプレゼントを買いに言った時に言えば良かったんだけど、その……あの時のルーカス様の事を思い出す度に顔が赤くなってしまって、中々話し出せなくて」
そう言っている側からシーラは顔から湯気が出そうなほど真っ赤になっていた。
「そうだったのね……」
まあ確かに稽古中のルーカスって普段のルーカスよりも段違いにカッコいいのだけれど、どうやらシーラには刺激が強すぎたのかもしれない。
「もう、もう……!
私、あの日からルーカス様をまともに直視出来なくって、胸が張り裂けそうで!」
「そこまで重症になるとは……逆に申し訳ございませんでした」
私が謝ると、シーラは私の両手をがっしりと握ってきた。
「いいえ! オリヴィア様は謝らなくていいわ!
寧ろ今まで見た事のないルーカス様の別の顔を見れたのはオリヴィア様のお陰だもの!
本当ならお礼としてお金をいくら積んでも足りないくらいの価値ある物を見せていただいたので!」
「そ、そこまで喜んで下さったのなら良かったわ」
私はシーラの気迫に気圧されながらもそう話す。
「ええ! という訳で、是非お礼としてこちらを受け取って下さるかしら?」
シーラはそう言いながら私に包みを差し出してきた。
「あれ、この包みって……あの、開けてもよろしいですか?」
「ええ! どうぞご覧になって♪」
その包みは、この前アデック王子の誕生日の時に行った雑貨屋のものだった。
何だろうと思い開けてみると、中には猫の描かれているグッズが入っていた。
「あ! 猫の時計に猫のコップまで!
確かにあの時欲しいなとは思っていたけど、よく分かりましたね?」
「実は、アデック王子への誕生日プレゼントを見てる時にオリヴィア様がお店で気にかけていた物も観察しててね。その時こっそり一緒に買っておいたの」
成る程と感心しつつも、シーラも中々に鋭い観察眼の持ち主だなと思う。
「ありがとうございますシーラ様!
ちょうどこういうの欲しくてまたお店に買いに行こうか迷っていたので……」
「私こそ読みが当たって良かったわ。
オリヴィア様はきっと使える物の方が喜ぶと思ったから」
シーラは優しく微笑みながらそう言った。
その笑顔は女の私でも絶世の美女だと思ってしまうくらい綺麗で、本当ルーカスはこんな美女からモテているのが勿体ないなと思ってしまう。
「それじゃあオリヴィア様も折角いらして下さったのだし、お茶でも飲みながら少しお話ししませんか?」
「え? ああ、良いですよ」
それからオリヴィアはシーラに勧められて一緒にお茶を飲みながらお喋りした。
と言っても、9割方シーラのルーカスに対する惚気話であったのは言うまでもなかった。
「さぁて、そろそろかしらね~♪」
一方、アーシーはご機嫌に鼻歌を歌いながら爪に真っ赤なマニキュアを塗っていた。
「そんな上機嫌に爪に絵の具なんか塗ってどうかしたのか?」
一方マニキュアなんて物と無縁だったブラッドは不思議そうにアーシーにそう尋ねる。
「絵の具じゃなくてマニキュアよ。
乙女の身だしなみの1つなんだから」
ぷんぷんと怒りながらアーシーはブラッドにそう説明した。
「そーですか。生憎俺はそんなもの毛程も興味がないもんでね」
「あら、そんな事言ってるとモテないわよ?
もし好きな女の子がマニキュアしてたら取り敢えず褒めないと」
アーシーにそう言われてブラッドは唇を尖らせる。
「俺に好きな女なんていねーよ。
それに、マニキュア塗る様な面倒な女こっちがごめんだ」
「ふーん、まあいいけど」
爪にふぅ、と息を吹き掛けて乾燥させながらアーシーは興味無さそうにそう答えた。
「ところで、何がそろそろなんだよ?」
そう尋ねるブラッドにアーシーはにやりと妖しい笑顔で答える。
「もうじき欲しい物が手に入りそうなの」
「ふーん、何処ぞのお嬢様の欲しい物なんていつでも手に入りそうな物だけどな」
嫌味の様に言うブラッドに、アーシーは分かってないと言いたげに余裕そうな笑みを見せた。
「あら、お金をどれ程積んだって買えない物もこの世には沢山あるのよ?」
「あらどうも」
ある朝、私はメイドから手紙を受け取りながらどうせルイスだろうなと考えていた。
しかし、そんな私の予想は呆気なく外れてしまった。
「あら? シーラ様から?」
差出人を確認して私は何だろうと手紙を開けて内容を確認する。
「えーと、ああ、そう言えばそんな事もあったわね」
その手紙の内容は、先月シーラがハワード家にやって来た時にルーカスの稽古姿を見られる様私が計らった事に対するお礼と、そのお礼がしたいのでハンネル家へと招待したいという内容だった。
……というより、8割程ルーカスがどれだけカッコよかったかののろけだったのだが。
それと、本当は前回会った時にお礼を言うつもりが、すっかりお礼を言いそびれていた事に対する謝罪も書かれていた。
まあ私としてはお礼をされる様な程の事をしたとも思っていないのだが、お礼をしたいと言われた以上無下に断る理由もないし呼び出しに応じる事にした。
それから数日後、私はハンネル家へとやって来ていた。
「オリヴィア様、いらっしゃい!」
「あ、シーラ様、お招きありがとう」
私がぺこりと礼を言うと、シーラはぶんぶんと手を振る。
「そんな! お礼を言うのは私の方だわ!
本当は前回のパーティやアデック王子へのプレゼントを買いに言った時に言えば良かったんだけど、その……あの時のルーカス様の事を思い出す度に顔が赤くなってしまって、中々話し出せなくて」
そう言っている側からシーラは顔から湯気が出そうなほど真っ赤になっていた。
「そうだったのね……」
まあ確かに稽古中のルーカスって普段のルーカスよりも段違いにカッコいいのだけれど、どうやらシーラには刺激が強すぎたのかもしれない。
「もう、もう……!
私、あの日からルーカス様をまともに直視出来なくって、胸が張り裂けそうで!」
「そこまで重症になるとは……逆に申し訳ございませんでした」
私が謝ると、シーラは私の両手をがっしりと握ってきた。
「いいえ! オリヴィア様は謝らなくていいわ!
寧ろ今まで見た事のないルーカス様の別の顔を見れたのはオリヴィア様のお陰だもの!
本当ならお礼としてお金をいくら積んでも足りないくらいの価値ある物を見せていただいたので!」
「そ、そこまで喜んで下さったのなら良かったわ」
私はシーラの気迫に気圧されながらもそう話す。
「ええ! という訳で、是非お礼としてこちらを受け取って下さるかしら?」
シーラはそう言いながら私に包みを差し出してきた。
「あれ、この包みって……あの、開けてもよろしいですか?」
「ええ! どうぞご覧になって♪」
その包みは、この前アデック王子の誕生日の時に行った雑貨屋のものだった。
何だろうと思い開けてみると、中には猫の描かれているグッズが入っていた。
「あ! 猫の時計に猫のコップまで!
確かにあの時欲しいなとは思っていたけど、よく分かりましたね?」
「実は、アデック王子への誕生日プレゼントを見てる時にオリヴィア様がお店で気にかけていた物も観察しててね。その時こっそり一緒に買っておいたの」
成る程と感心しつつも、シーラも中々に鋭い観察眼の持ち主だなと思う。
「ありがとうございますシーラ様!
ちょうどこういうの欲しくてまたお店に買いに行こうか迷っていたので……」
「私こそ読みが当たって良かったわ。
オリヴィア様はきっと使える物の方が喜ぶと思ったから」
シーラは優しく微笑みながらそう言った。
その笑顔は女の私でも絶世の美女だと思ってしまうくらい綺麗で、本当ルーカスはこんな美女からモテているのが勿体ないなと思ってしまう。
「それじゃあオリヴィア様も折角いらして下さったのだし、お茶でも飲みながら少しお話ししませんか?」
「え? ああ、良いですよ」
それからオリヴィアはシーラに勧められて一緒にお茶を飲みながらお喋りした。
と言っても、9割方シーラのルーカスに対する惚気話であったのは言うまでもなかった。
「さぁて、そろそろかしらね~♪」
一方、アーシーはご機嫌に鼻歌を歌いながら爪に真っ赤なマニキュアを塗っていた。
「そんな上機嫌に爪に絵の具なんか塗ってどうかしたのか?」
一方マニキュアなんて物と無縁だったブラッドは不思議そうにアーシーにそう尋ねる。
「絵の具じゃなくてマニキュアよ。
乙女の身だしなみの1つなんだから」
ぷんぷんと怒りながらアーシーはブラッドにそう説明した。
「そーですか。生憎俺はそんなもの毛程も興味がないもんでね」
「あら、そんな事言ってるとモテないわよ?
もし好きな女の子がマニキュアしてたら取り敢えず褒めないと」
アーシーにそう言われてブラッドは唇を尖らせる。
「俺に好きな女なんていねーよ。
それに、マニキュア塗る様な面倒な女こっちがごめんだ」
「ふーん、まあいいけど」
爪にふぅ、と息を吹き掛けて乾燥させながらアーシーは興味無さそうにそう答えた。
「ところで、何がそろそろなんだよ?」
そう尋ねるブラッドにアーシーはにやりと妖しい笑顔で答える。
「もうじき欲しい物が手に入りそうなの」
「ふーん、何処ぞのお嬢様の欲しい物なんていつでも手に入りそうな物だけどな」
嫌味の様に言うブラッドに、アーシーは分かってないと言いたげに余裕そうな笑みを見せた。
「あら、お金をどれ程積んだって買えない物もこの世には沢山あるのよ?」
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