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違うのですか?
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翌日、オリヴィアは日の光を浴びて朝を迎えた。
それから大きく伸びをする。
「んん~っ! ふぁぁ、
よく寝たぁ~」
間抜けな声が口から漏れるが、誰にも聞かれなていないので問題ない。
時計は朝の7時半を指している。
いつもは6時になる前に目が覚めてしまうので、大分ゆっくり寝ていたのだろう。
「何だか大分スッキリしたわ」
朝気分良く目覚められると、何となく気持ちも前向きになっていった。
「たまには髪を結ぼうかしら?」
なんとなく朝の身支度も楽しくなっていつもより少し気合が入る。
普段は髪は櫛でとかすだけだったが、試しにポニーテールにしてみる。
「何だか元気すぎよね」
続いて三つ編みでおさげにしてみる。
「今度は庶民っぽいわね。
まあ、元庶民だけれど」
お次に後ろ髪の上半分のみを結んでハーフアップにする。
「うん。無難ね」
普段髪をあまり弄らないせいで、これ以上のレパートリーが私にはなかった。
因みに本来髪のセットも侍女がやるらしいのだが、私はそういうのは一切断っている。
他人に身の回りの事をあれこれ頼むのにまだ抵抗があるのだ。
「そろそろ朝食の時間ね」
私は大広間へと向かった。
大広間に着くと、既に来ていたエマに髪型を驚かれた。
「オリヴィアちゃんが、お洒落に目覚めたのね!?」
エマはそう言って物凄くキラキラした目でこちらに迫ってくる。
「別にそういう訳じゃないけど、朝なんとなくやってみただけよ」
そこに、ノアとルーカスも後からやって来た。
「オリヴィア姉様、その髪型素敵ですね」
そうノアに褒められる。
人に褒められることに慣れてないせいか、少し照れ臭い。
「オリヴィア様、なんて美しいんだ!」
ルーカスも続いてそう告げる。
しかし、ルーカスは何か思い出したのか、それからしばらくの間私に話しかけてくる事はなかった。
少し気になるものの、まあルーカスだしいいかと気にしない事にした。
そしてお昼過ぎに突然ルーカスに声をかけられた。
「オリヴィア様!」
その顔は、何だか困っているような表情をしていた。
いつも自信満々のルーカスにしては珍しい。
「何?」
私は手短に返事をする。
丁度自室に戻って今日習ったところを復習しようとしていたので、ルーカスの話をなるべく早く済ませたかった。
「あ、オリヴィア様、その」
「何よ、はっきり言いなさいよ」
煮え切らないルーカスの態度に、私は少し苛つきながら問い掛ける。
「ああ、すまない、実はこの間のことをちゃんと謝りたいと思ってな」
私はそれを聞いてはて? と首を傾げる。
「シーラさんのことなら、あんた前に謝ってこなかったっけ?」
私がそう言うと、ルーカスは真剣な顔で首を横に振った。
「シーラ様のことではなく、その、俺が勘違いして婚約破棄の話をしてから、様子がおかしくなったから、きっと俺のせいで、オリヴィア様が苦しんだと思うと……」
つまり、私がここ最近みんなを避けていた事に対しての責任を感じているらしい。
まあ、確かにルーカスのあの婚約破棄騒動がきっかけではあるが、私が殻に閉じこもっていたのは過去の出来事が原因で、ルーカス達は悪くはないのだが。
「別にルーカスが気にすることはないから。
もうこれからは自分の気持ちに素直になろうって決めたしね」
そう私は初めて兄弟に対して本音で話した。
もう無理して悪ぶる事はやめようと思ったのだ。
かと言って、今まで散々悪態づいてきたせいか、普通の接し方があまり分からないのだけれど。
すると、ルーカスはぱあっと明るい笑顔になった。
「本当ですかオリヴィア様!」
「まあ、貴方達には今まで迷惑かけちゃったけれど、今後はなるべく普通に接するように努力するわ」
それじゃあ、と部屋に戻ろうとするも、ルーカスに腕を掴まれる。
「え? 何?」
「オリヴィア様、つまり俺たち両想いという訳ですね!」
「違うけど」
今度は一体どの様に勘違いしたのだろうか。
私が首を傾げると、ルーカスは驚いたかの様な顔をした。
「え? 違うのですか!?
てっきりそのいつもよりきまってらっしゃるお姿に、とうとう俺への愛の返事が貰えると思っていたのに!?」
何故そういう思考回路になるのだろうか。
「はぁ、あんたがそうやって勘違いしたから前回も色々大変だったというのに」
「はっ! そういえばそうですね!
申し訳ありません!」
ルーカスはそう言って頭を下げる。
「いや、謝るのはもういいから、今度から勘違いしない様に気をつけなさいよ」
私がそう言うと、ルーカスはパッと明るい顔をしてこちらを見てきた。
「許してくださるなんて、やっぱりオリヴィア様は素晴らしいお方だ!
……ところで、今俺が正式に告白したらどのくらいの確率で受け入れてもらえますか?」
「0ね」
私はバッサリと切り捨てた。
それを聞いてルーカスは少し悲しそうな顔をする。
しかし、それは私の本心であることに違いないし、変に気遣って希望を持たせてしまうのも相手に悪いだろう。
「それじゃあ私はこれで……」
「あ、待って下さいオリヴィア様!」
私は自室に戻ろうとするも、またもやルーカスに止められてしまう。
「ち、因みになのですけれど、エマやノアだったら、どのくらいの確率ですかね?」
ここでエマやノアは必要なのだろうか?
というかエマに至っては同じ女同士なのに何故頭数に入っているのだろうか?
「私、今は恋愛事に興味がないの。
誰であろうと確率は0よ」
私がそう言い切ると、何故かルーカスは少し嬉しそうな表情になった。
「良かった、俺だけじゃないんですね!」
何がどう良かったのか分からないが、ルーカスにとっては良い事だったそうだ。
こうしてルーカスがころころ表情を変えているのは何だか犬っぽいなと思う。
美形なので、どの表情でも世の女性たちを簡単に落とせそうだ。
何故これほどの美貌を持って、女性たちも引く手数多だろうに、よりによって好きになったのが私なのかがよく分からない。
「それじゃ、さよなら」
「ま、待って下さい!」
そう言って私は今度こそ自室に戻ろうとするも、またまたルーカスに止められてしまった。
「もうっ! 何なのよっ!?
話はもう終わったんじゃないの?」
私がそう怒るとルーカスは困り顔で最後に1つだけっ! と言ってきた。
「恋愛事に興味がないとは言ってましたけれど、何かこういうタイプの人なら仲良くなりたいとか、気になるタイプとかってありますか?」
何だか凄く抽象的な質問がきた。
仲良くなりたいタイプ、気になるタイプか……。
「うーん、強いて言うなら、こんな風にしつこい奴は苦手かしらね」
私がそう言うと、分かりやすくルーカスが傷ついた顔を見せる。
いつもならこれでさっさと自室に戻るのだが、少し可哀想な気もしてきた為、少しくらい真面目に答えようかと考えてみるが、そもそも人付き合いをろくにしてこなかった私には少し難しすぎた。
「ごめんなさい、考えたけれど、よく分からないわ。
ただ……。
後から裏切る様な奴だけは大嫌いよ」
ルーカスはそれを聞いて少し考え込んだ後ゆっくり口を開いた。
「オリヴィア様は、誰かに裏切られたのですか?
もしかして、誰も信用しないのはそれが原因ですか?」
ルーカスにしては妙に鋭い気もするが、まああんな風に答えれば勘繰られて当然か。
「過去の話なんてどうでもいいでしょう?
それじゃあ私は本当に自室に戻るから」
流石にもうルーカスは止めて来なかった。
これで少し遅くなったが、やっと今日やったところの復習と予習が出来る。
私は急足で部屋へと戻った。
一方、残されたルーカスは少し考え込んでいた。
(オリヴィア様のことをもっと知りたい……)
ルーカスはオリヴィアが裏切られたという事実が気になって仕方なかった。
オリヴィア様を裏切った人がいる……?
オリヴィア様が誰かに傷つけられて、それに今でも苦しんでいるなんて……。
「そんな奴、絶対に許せないな」
ルーカスはそう言って何かを決心した。
それから大きく伸びをする。
「んん~っ! ふぁぁ、
よく寝たぁ~」
間抜けな声が口から漏れるが、誰にも聞かれなていないので問題ない。
時計は朝の7時半を指している。
いつもは6時になる前に目が覚めてしまうので、大分ゆっくり寝ていたのだろう。
「何だか大分スッキリしたわ」
朝気分良く目覚められると、何となく気持ちも前向きになっていった。
「たまには髪を結ぼうかしら?」
なんとなく朝の身支度も楽しくなっていつもより少し気合が入る。
普段は髪は櫛でとかすだけだったが、試しにポニーテールにしてみる。
「何だか元気すぎよね」
続いて三つ編みでおさげにしてみる。
「今度は庶民っぽいわね。
まあ、元庶民だけれど」
お次に後ろ髪の上半分のみを結んでハーフアップにする。
「うん。無難ね」
普段髪をあまり弄らないせいで、これ以上のレパートリーが私にはなかった。
因みに本来髪のセットも侍女がやるらしいのだが、私はそういうのは一切断っている。
他人に身の回りの事をあれこれ頼むのにまだ抵抗があるのだ。
「そろそろ朝食の時間ね」
私は大広間へと向かった。
大広間に着くと、既に来ていたエマに髪型を驚かれた。
「オリヴィアちゃんが、お洒落に目覚めたのね!?」
エマはそう言って物凄くキラキラした目でこちらに迫ってくる。
「別にそういう訳じゃないけど、朝なんとなくやってみただけよ」
そこに、ノアとルーカスも後からやって来た。
「オリヴィア姉様、その髪型素敵ですね」
そうノアに褒められる。
人に褒められることに慣れてないせいか、少し照れ臭い。
「オリヴィア様、なんて美しいんだ!」
ルーカスも続いてそう告げる。
しかし、ルーカスは何か思い出したのか、それからしばらくの間私に話しかけてくる事はなかった。
少し気になるものの、まあルーカスだしいいかと気にしない事にした。
そしてお昼過ぎに突然ルーカスに声をかけられた。
「オリヴィア様!」
その顔は、何だか困っているような表情をしていた。
いつも自信満々のルーカスにしては珍しい。
「何?」
私は手短に返事をする。
丁度自室に戻って今日習ったところを復習しようとしていたので、ルーカスの話をなるべく早く済ませたかった。
「あ、オリヴィア様、その」
「何よ、はっきり言いなさいよ」
煮え切らないルーカスの態度に、私は少し苛つきながら問い掛ける。
「ああ、すまない、実はこの間のことをちゃんと謝りたいと思ってな」
私はそれを聞いてはて? と首を傾げる。
「シーラさんのことなら、あんた前に謝ってこなかったっけ?」
私がそう言うと、ルーカスは真剣な顔で首を横に振った。
「シーラ様のことではなく、その、俺が勘違いして婚約破棄の話をしてから、様子がおかしくなったから、きっと俺のせいで、オリヴィア様が苦しんだと思うと……」
つまり、私がここ最近みんなを避けていた事に対しての責任を感じているらしい。
まあ、確かにルーカスのあの婚約破棄騒動がきっかけではあるが、私が殻に閉じこもっていたのは過去の出来事が原因で、ルーカス達は悪くはないのだが。
「別にルーカスが気にすることはないから。
もうこれからは自分の気持ちに素直になろうって決めたしね」
そう私は初めて兄弟に対して本音で話した。
もう無理して悪ぶる事はやめようと思ったのだ。
かと言って、今まで散々悪態づいてきたせいか、普通の接し方があまり分からないのだけれど。
すると、ルーカスはぱあっと明るい笑顔になった。
「本当ですかオリヴィア様!」
「まあ、貴方達には今まで迷惑かけちゃったけれど、今後はなるべく普通に接するように努力するわ」
それじゃあ、と部屋に戻ろうとするも、ルーカスに腕を掴まれる。
「え? 何?」
「オリヴィア様、つまり俺たち両想いという訳ですね!」
「違うけど」
今度は一体どの様に勘違いしたのだろうか。
私が首を傾げると、ルーカスは驚いたかの様な顔をした。
「え? 違うのですか!?
てっきりそのいつもよりきまってらっしゃるお姿に、とうとう俺への愛の返事が貰えると思っていたのに!?」
何故そういう思考回路になるのだろうか。
「はぁ、あんたがそうやって勘違いしたから前回も色々大変だったというのに」
「はっ! そういえばそうですね!
申し訳ありません!」
ルーカスはそう言って頭を下げる。
「いや、謝るのはもういいから、今度から勘違いしない様に気をつけなさいよ」
私がそう言うと、ルーカスはパッと明るい顔をしてこちらを見てきた。
「許してくださるなんて、やっぱりオリヴィア様は素晴らしいお方だ!
……ところで、今俺が正式に告白したらどのくらいの確率で受け入れてもらえますか?」
「0ね」
私はバッサリと切り捨てた。
それを聞いてルーカスは少し悲しそうな顔をする。
しかし、それは私の本心であることに違いないし、変に気遣って希望を持たせてしまうのも相手に悪いだろう。
「それじゃあ私はこれで……」
「あ、待って下さいオリヴィア様!」
私は自室に戻ろうとするも、またもやルーカスに止められてしまう。
「ち、因みになのですけれど、エマやノアだったら、どのくらいの確率ですかね?」
ここでエマやノアは必要なのだろうか?
というかエマに至っては同じ女同士なのに何故頭数に入っているのだろうか?
「私、今は恋愛事に興味がないの。
誰であろうと確率は0よ」
私がそう言い切ると、何故かルーカスは少し嬉しそうな表情になった。
「良かった、俺だけじゃないんですね!」
何がどう良かったのか分からないが、ルーカスにとっては良い事だったそうだ。
こうしてルーカスがころころ表情を変えているのは何だか犬っぽいなと思う。
美形なので、どの表情でも世の女性たちを簡単に落とせそうだ。
何故これほどの美貌を持って、女性たちも引く手数多だろうに、よりによって好きになったのが私なのかがよく分からない。
「それじゃ、さよなら」
「ま、待って下さい!」
そう言って私は今度こそ自室に戻ろうとするも、またまたルーカスに止められてしまった。
「もうっ! 何なのよっ!?
話はもう終わったんじゃないの?」
私がそう怒るとルーカスは困り顔で最後に1つだけっ! と言ってきた。
「恋愛事に興味がないとは言ってましたけれど、何かこういうタイプの人なら仲良くなりたいとか、気になるタイプとかってありますか?」
何だか凄く抽象的な質問がきた。
仲良くなりたいタイプ、気になるタイプか……。
「うーん、強いて言うなら、こんな風にしつこい奴は苦手かしらね」
私がそう言うと、分かりやすくルーカスが傷ついた顔を見せる。
いつもならこれでさっさと自室に戻るのだが、少し可哀想な気もしてきた為、少しくらい真面目に答えようかと考えてみるが、そもそも人付き合いをろくにしてこなかった私には少し難しすぎた。
「ごめんなさい、考えたけれど、よく分からないわ。
ただ……。
後から裏切る様な奴だけは大嫌いよ」
ルーカスはそれを聞いて少し考え込んだ後ゆっくり口を開いた。
「オリヴィア様は、誰かに裏切られたのですか?
もしかして、誰も信用しないのはそれが原因ですか?」
ルーカスにしては妙に鋭い気もするが、まああんな風に答えれば勘繰られて当然か。
「過去の話なんてどうでもいいでしょう?
それじゃあ私は本当に自室に戻るから」
流石にもうルーカスは止めて来なかった。
これで少し遅くなったが、やっと今日やったところの復習と予習が出来る。
私は急足で部屋へと戻った。
一方、残されたルーカスは少し考え込んでいた。
(オリヴィア様のことをもっと知りたい……)
ルーカスはオリヴィアが裏切られたという事実が気になって仕方なかった。
オリヴィア様を裏切った人がいる……?
オリヴィア様が誰かに傷つけられて、それに今でも苦しんでいるなんて……。
「そんな奴、絶対に許せないな」
ルーカスはそう言って何かを決心した。
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