上 下
4 / 4

4

しおりを挟む
「うわぁ~あ。明るいな。もう朝になったのか?」

「すまんの~。朝にはなって無いぞ。ここはアルくんの夢の中でじゃ。」

そこには僕を転生せてくれた創造神メルクが立っていた。

「メルク様!」

えぇ~なんでメルク様がいるんだ。僕って何かした。、、、
いやいや別に何もしていないはず。まさかゴブリンごときで
逃げたからか?!

「落ち着きなさい。アルくんは何もしていませんよ。
   今考えたらアルくんにアルくんのスキルの効果を説明するのを
   忘れていたもんでな、アルくんの夢の中にお邪魔しまだけじゃ。」

「そ、そうですか。」

良かった~。完全に自分何かしたかと思ってた。

「それで、僕の能力とは一体なんなのですか?」

「ふむ、そうじゃな。わしから一つ一つ説明するのも良いんじゃが
   せっかく固有スキルを持っているのじゃから、固有のスキルの
   levelを上げながらにしようかのぅ~」

固有のスキルのlevel上げ?確かスキルは使っていたらlevelが上がるはずだけど、、、、、。そもそも固有スキルとはなんなんだ?
普通のスキルと何が違うんだ?

「ホッホッホ。その顔じゃ固有スキルのことも分かってないようじゃな」

「はい。すみません。」

「謝らんでいい。無知なことは悪いことではない。
   固有スキルとはその個人しか使えないスキルじゃよ。
   ほれこれでアルくんは少し頭が良くなったぞ。」

そう言いながら創造神メルクはこちらを見ながらニカッと笑った。

「はぁー。それでなんで今ここでその固有スキルのlevelがあげれるんですか?」

「うむ、アルくんは自分の固有スキルを覚えているか?」 

「はい、確か鑑定の魔眼だったような気がします。」

「うむ、その名の通り鑑定の魔眼とは人、物、スキルまでも鑑定できる。
   普通のスキルの鑑定の上位版とでも思っておいてくれ、、、
   ほれ、一回自分の鑑定の魔眼で鑑定の魔眼のスキルを見てみるのじゃ。」

うーん。自分の鑑定の魔眼で鑑定の魔眼をみる、、、、
なんかややこしいな。

「ホッホッホ。こういうのはイメージが大事じゃよ。」

「あっ、はい。」

イメージ、イメージ、イメージ、イメージ、、、、、


鑑定の魔眼   
        生き物、物、スキルなんでも知ることができる。
        しかしlevelが低いと物、相手によっては
        見れないこともある。
        特に生き物の場合によくある。


「あっ!見えました。見えましたよ!」

「それは良かったの~。それを使って後から他のスキルも
   確認するんじゃぞ。早めに知っておいた方が早く使いこなせるからの。」

「はい、わかりました。ありがとうございます。
   あっ!後加護をくれた他の神様にもありがとうございましたって
   伝えておいてください。」

「わかった。わかった。」

そうして僕は朝目を覚ました。


しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

はぁ?とりあえず寝てていい?

夕凪
ファンタジー
嫌いな両親と同級生から逃げて、アメリカ留学をした帰り道。帰国中の飛行機が事故を起こし、日本の女子高生だった私は墜落死した。特に未練もなかったが、強いて言えば、大好きなもふもふと一緒に暮らしたかった。しかし何故か、剣と魔法の異世界で、貴族の子として転生していた。しかも男の子で。今世の両親はとてもやさしくいい人たちで、さらには前世にはいなかった兄弟がいた。せっかくだから思いっきり、もふもふと戯れたい!惰眠を貪りたい!のんびり自由に生きたい!そう思っていたが、5歳の時に行われる判定の儀という、魔法属性を調べた日を境に、幸せな日常が崩れ去っていった・・・。その後、名を変え別の人物として、相棒のもふもふと共に旅に出る。相棒のもふもふであるズィーリオスの為の旅が、次第に自分自身の未来に深く関わっていき、仲間と共に逃れられない運命の荒波に飲み込まれていく。 ※第二章は全体的に説明回が多いです。 <<<小説家になろうにて先行投稿しています>>>

異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした

せんせい
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。 その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ! 約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。 ―――

転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜

MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった お詫びということで沢山の チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。 自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。

異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー:ファンタジー世界の仮想戦記です、試し読みとお気に入り登録お願いします。

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活

ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。 「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。 現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。 ゆっくり更新です。はじめての投稿です。 誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。

処理中です...