わたしのゆめ

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年上の友達…?①

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それから、せいまちゃんはせんえちゃんをこそこそと呼びました。

「どうしたんですか、せんえちゃん。」

すると、少し大きな声で「そろそろ帰りたいと思ったんです。」って。

「そうなんですか…。今日はとても楽しかったです。」

「私もですよ!優しい皆さんと会えて嬉しかったです。」

「また会ったら沢山遊びましょう!」

「はい!」

私は「今日はありがとうございます。」と言って微笑みます。

「うみさんもまた会いましょう。」

──────

最近、なんだか、あいまちゃんは前よりも何かずっと考え事をしているようなのです。

遠くから見ていると、地面に手をつけて座りました。

世界の色が変わります。


「あいまちゃん、これは…。」

「あ、うっかり触れちゃった。」

「もしかして、あの事ですか…?」

「そうかも。」

世界はほぼ緑一色の森の世界に変わりました。

空を見上げても木の緑で一杯です。

「これは…?」

すると、ガサガサと音がして、何かが走り回っているようでした。

「冒険だー!」

嬉しそうに話す声…。

見てみると、一人の女の子が走り回っていました。

「あの!」

「はい。」

その子は止まります。

「あなたの名前は何て言うんですか?」

「みなかです。」

─────

それから、私達は話しながら歩いてました。

「そうなんですね。探検してたんですか。」

「はい、そうなんです!そして、とっても楽しいです。」

スキップしてました。

私は可愛い方…と心の中で思います。

すると、指さして言いました。

「あ、あんなところに家があります!行ってみましょう!」

「あの家は…!」

どんどん進んで行ってしまいます。

ドアをあけました。

「こんにちはー!」

「こんにちは。」

「あれれー!さかちゃんだー!」

そして、入っていきます。

さかちゃんは首をかしげました。

「久しぶり!」

「お姉ちゃん、誰?」

「私?みなか!

覚えてない?」

「わかんない…。」

「そっか…。」

私とあいまちゃんは遅れて入っていきます。

「どうしたんですか?」

「懐かしいなって…!」

みなかさんはじーっとさかちゃんの顔を見つめてました。
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