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第7章 幼馴染にまで母親を寝取られるとは、情けない!

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「いい子よ、テオ君」
「うぅ…ぐすっ…ちゅぱっ」
 
 あれから、テオ君はすっかり大人しくなり、今では言われるがままに、私の胸をしゃぶっている。夢中でしゃぶるその姿は、まるで赤ん坊のよう
 
「そうよね。1人でずっと頑張ってきたもんね」

 そして私には分かってしまった。どうすればテオ君を堕とせるのかが…
 村を出て、王宮で兵士として務めているテオ君。身体も心も休まる暇などなかったはずだ。そんな彼が欲しているのは、自分の努力を認め、弱みを受け入れてくれる人なのだ。
 だから私は優しい言葉で、テオ君の境遇を「理解」してあげた。
 
「うぅ…ぐすっ…アンナさんっ、むぐぅっ…」

 その効果は抜群だったようだ。テオ君の心の張りつめていた緊張の糸がぶつりと切れてしまったのだろう。テオ君は啜り泣きながら、幸せそうに私の胸にしゃぶりついている。
 その顔は、涙腺も口元も緩んでいて、泣いているのか興奮しているのかもよく分からない。私はテオ君の頭をよしよしと撫でながら、その表情を眺めていた。
 そして、自分の気持ちが冷めていくのを感じた。もちろん、テオくんはエルドの幼馴染だから、こんなことをするなんてもってのほかかだ。だけどそれとは別に、テオ君のこの情けない表情を見て、これ以上のことをしたくない、いや、してはいけないと思ってしまった。

「テオ君いいのよ。よしよし」

 だから、私はテオ君に対して性的な刺激ではなく、母性に包み込まれるような安心感を与え続けることにした。



「すぅっー、すぅー…」

 昼間の勤務にくわえて2回連続で射精した疲労が襲ってきたのだろう。目論見通り、テオ君はあっという間に私の胸に顔を埋めて眠ってしまった。
 でもすぐに目を覚まそうものなら、きっとまた発情して私に迫ってくるはずだ。そう予感した私は、テオ君を起こさないよう、そっとベッドに寝かせて部屋を出た。
 そして私は、あの男が待つ部屋へと足を進めていた。
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