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第7章 幼馴染にまで母親を寝取られるとは、情けない!
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しおりを挟む「はあはあ…!アンナさんがこんないやらしいなんてっ!」
「い、痛いわっ…テオ君」
「うるさいっ!」
テオ君は、私をベッドに押し倒すと、そのまま力任せに私の身体を押さえつけた。抵抗できないほどの凄まじい力が込められている。
押さえつけ方は最悪だ。痛くて苦しい。あの男に押さえつけられた時は痛みはなかった。あの男の方が体格が良くて、力は強いはずなのに…
そのままテオ君は強引な力で私が着ていたネグリジェを引き剥がした。そして露わになった私の乳房を見ると、ごくりと唾を飲み込んだ。
「こ、これが…アンナっ、さんのっ、おっぱい…」
そして、彼は間髪入れずに私の乳房にむしゃぶりついた。まるで乳を欲しくてたまらない赤ん坊のように、一心不乱だった。
ちゅうっ、チュパ、レロ、チュっ、ずじゅるるるうぅっ
「ぁんっ、はぁう、テオ君、凄いわっ!」
私は大袈裟に身体をビクビクと震わせ、男に媚びるように喘ぐ。本音を言うと、舐め方もしゃぶり方も物足りない。舌の動きもどこか固くて、動きがぎこちない。
それでも、無我夢中でしゃぶりつく様子を見ていると、得体の知れない高揚感が込み上げてくるのも事実だった。
「俺のものだ…!アンナさんはっ、俺のものだ!」
「はあうぅっ!あぁん、テオ君、上手っ!」
「ああ、大きくて柔らかくてハリがあって…昔から思っていたけど、やっぱり最高のおっぱいですよ!」
「はぁんっ、む、昔からっ、なの?」
テオ君のさりげない一言が私の心に響く。今に始まったことではなくて…この子は昔から私のことをいやらしい目で見ていたのだろうか。
「こんな反則級のおっぱいしていて、気にならない男なんていませんよ!村の男もみんな言ってましたよ!!あの乳は最高だって!」
「ああぁあん、そんな!!」
たしかに視線を感じることはあった。でも裏でここまで言われていたなんて。そして、テオ君も私のことを少なからず意識していて…だからこそ今むしゃぶりついているのだ。
「この前から胸をチラチラ見せて…意識するに決まってますよ!」
「はあんっ!や、やっぱり、んんっ、そうだったのね」
「分かっていて誘惑してきたんでしょう!」
チュパ、ずじゅるるるうぅっ、ちゅうちゅう、レロレロ、ちゅつううっ、チュパっ♪…
いつの間にか私の乳房はどちらとも、テオ君の唾液でベトベトになっていた。それでもテオ君は私の乳房をいじり続けていた。
片方の乳房に吸い付き、もう片方の乳房は鷲掴み。これを交互に何度も何度も執拗に繰り返している。
執念に近いようなテオ君の熱量にはゾクゾクとするけど…やはり触り方は上手くない。しかも単調だ。
あの男ならこんな風には触らない。もっと私の弱点をねちっこく…
そこまで考えた時、私は自分が恐ろしくなった。あの男のことをあれだけ嫌悪していたのに。大嫌いなはずなのに…あの男が、まるで私にとっての「基準」になってしまっていたのだから。
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