67 / 77
第7章 幼馴染にまで母親を寝取られるとは、情けない!
67
しおりを挟む※
「ああっ、テオ君、すごい見てたわっ!」
「ふふふ。言っただろう。アンナの身体はとても魅力的なのだ。息子の友達が鼻息を荒くするほどにな」
「あうっ、そ、そんなぁっ、はぁん!」
その夜、私は今日のことを洗いざらい話していた。鬼畜男の部屋に呼び出されると、あの黒いドレスに着替えるよう指示された。そして、高級酒を飲み交わすことになって…気がついたらベッドの上で、ドレス姿のまま抱かれてしまっている。
「特に、この豊かで美しい胸に目を奪われていたのだろう?」
「あの子、はあんっ、私の胸、あうぅ、ジロジロ…見てたわっ!」
「ふふふ。確かにこのドレス姿には欲情をそそられてしまう。童貞には少しばかり刺激が強すぎたようだ」
先ほどから鬼畜男は、遠慮なしに布地の中に手を入れて、私の胸をまさぐっている。無骨な指が私の乳首をそっと優しくなぞるだけで、ぞくぞくとした快楽の電流が駆け巡る。
「はぁんっ、あぅん、あぅ…」
「ふふふ。アンナは酒を飲むと感度が良くなる。それに質問に素直に答えてくれるようになるな」
そうだ。私…いつもだったらテオ君とのことは、恥ずかしいから言うのを躊躇うはずなのに。
まるで心の制御装置が外れたかのように、快楽の波が身体を襲ってくる。頭が真っ白になって…鬼畜男に対する嫌悪感が和らいでしまっている。こんな男、大嫌いなはずなのに。
「彼は今ごろ自室で自慰に耽っているぞ」
「はうんっ!そ、そんなっ!あぁん、そこ、ダメぇっ…!」
「私が今しているようなことを妄想しているのだろう。ふふふ。彼にはアンナの抱き心地が最高だと伝えねばなるまい」
私の頭の中で、自慰行為に耽るテオ君の姿がはっきりと浮かんだ。私の名前を叫びながら、夢中になって肉竿を上下に扱いている。その顔は、いつものまじめな表情とは異なり、湧き上がる情欲を隠しきれずにいる。私の身体をジロジロと眺めていた時のあの顔で、一心不乱に自慰に耽っているのだ。
「テオくぅん、あんっ、ダメぇ、あああううぅ!」
「ふふふ。自慰に使われて興奮しているようだな。いいかアンナ、今から言うことを大きな声で言うんだ」
鬼畜男はそう言うと、私の耳元でボソボソと囁き出した。鬼畜男の吐息が私の耳をかすめるたびに、身体が甘く痺れる。
そして、鬼畜男が私に言うよう命じた言葉はとても言えるようなものではなかったが…何故かその時の私は、ためらわなかった。
「テオ君、あぁう、私の身体のこと、んんっ、考えて…たくさん射精してえぇっ!」
息子の友達を性の対象として徹底的に妄想したからなのだろうか。モラルとインモラルがぐちゃぐちゃに溶け合う感覚に陥り、私の頭は真っ白になった。
そしてそこからは、鬼畜男に激しく抱かれていた。私は何も考えられなくなって、ただただそれを受け入れてしまっていた。
1
お気に入りに追加
198
あなたにおすすめの小説
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
目が覚めたら男女比がおかしくなっていた
いつき
恋愛
主人公である宮坂葵は、ある日階段から落ちて暫く昏睡状態になってしまう。
一週間後、葵が目を覚ますとそこは男女比が約50:1の世界に!?自分の父も何故かイケメンになっていて、不安の中高校へ進学するも、わがままな女性だらけのこの世界では葵のような優しい女性は珍しく、沢山のイケメン達から迫られる事に!?
「私はただ普通の高校生活を送りたいんです!!」
#####
r15は保険です。
2024年12月12日
私生活に余裕が出たため、投稿再開します。
それにあたって一部を再編集します。
設定や話の流れに変更はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる