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第7章 幼馴染にまで母親を寝取られるとは、情けない!

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 勇者エルドが修練場に軟禁され、自慰行為に耽っていた頃、王宮では、ハロルドがアンナにある命令を下していた。



「お久しぶりです。今日から僕が護衛につくことになりました」

 鬼畜男は数日前から、ある男の子を私の護衛につけた。そして私は、その子のことをよく知っていた。

「あなたは…テオ君じゃない!」

 テオ君は、エルドの幼馴染だ。小さい頃はよく家に来て、遊んだりもしていた。体格も良く、真面目な性格をしていて…王宮の兵士になったとは聞いていたけど…まさか、こんなところで再会するなんて。
 ひとりぼっちの生活の中、同郷のテオ君が近くにいてくれるのは嬉しかった。少しの間だけ、昔話に花を咲かせたのだけど、それだけで心が楽になった。
 …しかし、あの鬼畜男がそれだけで終わらせるはずがなかった。



「アンナ、どうやらテオはまだ経験がないらしい。君が童貞を奪ってやるのだ」
 
 その日の晩、鬼畜男はベットの上でそう囁いてきた。繊細で無骨な指を私の秘所に入れて、中全体を優しくかき回すように刺激しながら…

「はあぁっ、そっ、そんなのっ、あうぅん、む、無理に、んああうぅ、決まってるわっ」

 私は鬼畜男の指づかいに頭が真っ白になっていたけど、それでも必死になって拒絶をした。私に拒否権などないことなんて、とっくの昔にわかっている。

「アンナ、私の命令に従えないのか?」
「そんな、はうんっ、さっ、流石に、ううっ、無理よぉ…」

 エルドの幼馴染と交わるなんて…そんなこと、できるわけがない。テオ君は子どもの頃から知っているのだ。そういう感情を持つことができないのだ。

「ならばこうしよう。アンナは誘惑するだけで良い。それでテオが鼻の下を伸ばすかどうか確かめればよかろう」
「はあんっ、ぁぅ、そ、そんなの…テオ君は、私なんかで、興奮、しないわよぉ…」
「ふふふ。アンナはそれを確かめればいいんだ。では明日から、テオを誘惑するのだぞ」

 結局私は鬼畜男に流されて…テオ君を誘惑することになった。
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