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第五章 母親で好き放題遊ばれるとは、情けない!

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「ま、また敵だ…」

 必死で逃げ続け、何とかモンスターを撒いたのに。新たなモンスターが現れて僕の行手を阻んだ。そのモンスターは見るからに凶悪そうで、今の僕にはかないっこない。
 それでも街に辿り着くんだ。僕は再び全力で逃げ始めた。逃げてばかりで自分が情けなくなる。それでも今はこれが最善策なんだ。そう、きっとこれが…



「ふふふ。サラ、そなたの妙技の数々にアンナが釘付けになっているようだ」

 鬼畜男の冷やかしにハッと我に帰る。そうだ、こんなものを見学しろだなんて異常よ。何もかもこの男の言いなりになるなんて、たまったものじゃない。
 私は心の中で自分に何度もそう言い聞かせる。でもサラちゃんの責めから目を離せなくなったのを事実だ。何と反論していいか分からない私は、反抗的な目を鬼畜男に向けるのが精一杯だった。
 そこでようやくサラちゃんが私の様子を気に留めた。それだけご奉仕に夢中だったのだろう。

「あら、乳しか取り柄のない年増女がどうしまして?」
「ふふふ。アンナはそなたに嫉妬しているのだ」
「っ、そんな!違うわ!」

 鬼畜男は都合の良いように事実を曲解する。私は慌てて反論しようとしたけど、肝心のサラちゃんは私の言葉に耳を貸す気はないようだ。

「まあ、嫉妬なんて浅ましいですね。貴女と私では妾としての格が違いますのに」

 サラちゃんは勝ち誇った顔を見せる。明確に女として私が上だと言いたいのだろう。その目は明らかに私を見下していた。
 小娘に散々挑発されたからだろうか。突発的に苛立ちが募ってしまう。いや、この挑発に乗るということは、どちらが妾として上か競うということ。それは結局、鬼畜男が得をするだけなのだ。
 すぐさま私はその苛立ちを振り払おうとした。それでも私の中には、ふつふつと煮える何かが残った気がした。
 一方のサラちゃんは勝ち誇った態度を崩さないまま、鬼畜男のそれに顔を近づけていく。まだあどけなさの残る整った小さな顔と、鬼畜男の大きくグロテスクな生殖器はあまりにも対照的だ。

「おばさんにこれができまして?」

 そう言うとサラちゃんは顎が外れんばかりに口を大きく開けた。そして大蛇が獲物を丸呑みするかのように、鬼畜男のそれを咥え込んでいく。サラちゃんの口の中へと、鬼畜男のそれが消えていく。ゆっくり、ゆっくりと。

「なっ…!?」

 私は思わず驚きの声を漏らしてしまう。その光景はあまりにも衝撃的だったから。私にはペロペロと舐め上げるのが精一杯だった鬼畜男のそれを、しっかりと咥え込むんでいる。しかもこんな年端もいかない少女が…
 
じゅる…ぐぽぉ…

 徐々にサラちゃんの唇が根元へと近づいて…とうとう鬼畜男の巨大な生殖器を丸呑みしてしまった。信じられない。サラちゃんの顔が半分ぐらい隠れてしまうぐらいのサイズのそれを、ずっぽりの根元まで咥え込んでしまったのだ。
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