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20.マチルダへのご褒美⑥
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「んああぁぁああぁっっ!!ああぁあああぁっ!!!あああぁぁああんん!」
「アレン…残念だったな。お前に淡い恋心を抱いていたマチルダはもうどこにもいない」
マチルダは魔王の上で激しく腰を振っている。俺の知っているマチルダからは想像もつかない嬌声を上げながら。
そして、ミネルヴァがここぞとばかりに後ろから囁いてくる。まるで俺の精神的動揺を見透かしているかのようだ。
「マチルダ…!頼む、目を覚ましてくれ…!」
俺は震えた声でそう叫んだ。今日何度その言葉を口に出したのかもわからない。それでも俺はマチルダが正気に戻ってくれる希望を捨てきれない。それを捨てたら、何もかも終わってしまう気がしたからだ。
「まったく、同じセリフの繰り返し…馬鹿の一つ覚えだな。力もなければ物分かりも悪い…お前を見限って正解だったと改めて確信したぞ?」
ミネルヴァはそんな俺を嘲笑うかのように、侮蔑的な言葉を囁く。
「ふふ。マチルダのあの様子…お前のことなど全く眼中にないな」
あれから、マチルダは俺の方に一度も視線を移さない。しなやかで筋肉質な脚を大きく開き、一心不乱に魔王の上で腰を振っている。
その動きは激しくも滑らかで、時には緩急がついていて…魔王に仕込まれた「痕跡」を感じずにはいられない。
「んあああぁあああぁっ!!!はあああぁぁああんっ!魔王様ぁ、愛してっ、いますっ!愛していますっ!誰よりも愛していますぅっ!」
「マチルダよ。私も君のことを愛しているよ。私の命令を忠実に実行してくれる最高のしもべだ」
「んはあぁんっ!?まっ、魔王様に、そんなこと言われたら、はぁんっ、む、無理ぃっっ♪」
魔王の言葉に、マチルダの腰の動きが止まる。一瞬の静止の後、マチルダの全身がブルブルと震え、しなやかかで筋肉質な上半身がガクンと仰け反った。
魔王にしもべとして認められた多幸感と快楽が合わさって絶頂を迎えたのだろう。マチルダの腰の動きが止まり、息も絶え絶えになっている。
「どうしたマチルダ、何を休んでいるのだ?私も喜ばせるために尽くさないのか?」
「はぁっ、はぁっ…ま、まってぇ…」
魔王はマチルダの様子を気にかけることなく、その「失態」を責め立てる。
「ふむ。ご褒美を与えるつもりだったのだがな。使命を果たせないなら話は別だ。今からは『お仕置き』だな」
「そ、そんなぁっ…んっ!?」
魔王はマチルダの背中に手を回し、ぐるりと身体を入れ替えた。あっという間に体勢が逆になり、今度は魔王が上になった。
「ふふふ、相変わらずサディストだな。だが、それでこそ私とマチルダの主人だ♪」
これまで冷酷に話しかけてきたミネルヴァとは違う。その声色は艶やかで、高揚感と羨望を隠しきれていなかった。
俺の中の「希望」が打ち砕かれている。それでも…それでも…俺は2人のために、一縷の望みを捨てるわけにはいかなかった。
「んああぁぁああぁっっ!!ああぁあああぁっ!!!あああぁぁああんん!」
「アレン…残念だったな。お前に淡い恋心を抱いていたマチルダはもうどこにもいない」
マチルダは魔王の上で激しく腰を振っている。俺の知っているマチルダからは想像もつかない嬌声を上げながら。
そして、ミネルヴァがここぞとばかりに後ろから囁いてくる。まるで俺の精神的動揺を見透かしているかのようだ。
「マチルダ…!頼む、目を覚ましてくれ…!」
俺は震えた声でそう叫んだ。今日何度その言葉を口に出したのかもわからない。それでも俺はマチルダが正気に戻ってくれる希望を捨てきれない。それを捨てたら、何もかも終わってしまう気がしたからだ。
「まったく、同じセリフの繰り返し…馬鹿の一つ覚えだな。力もなければ物分かりも悪い…お前を見限って正解だったと改めて確信したぞ?」
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「ふふ。マチルダのあの様子…お前のことなど全く眼中にないな」
あれから、マチルダは俺の方に一度も視線を移さない。しなやかで筋肉質な脚を大きく開き、一心不乱に魔王の上で腰を振っている。
その動きは激しくも滑らかで、時には緩急がついていて…魔王に仕込まれた「痕跡」を感じずにはいられない。
「んあああぁあああぁっ!!!はあああぁぁああんっ!魔王様ぁ、愛してっ、いますっ!愛していますっ!誰よりも愛していますぅっ!」
「マチルダよ。私も君のことを愛しているよ。私の命令を忠実に実行してくれる最高のしもべだ」
「んはあぁんっ!?まっ、魔王様に、そんなこと言われたら、はぁんっ、む、無理ぃっっ♪」
魔王の言葉に、マチルダの腰の動きが止まる。一瞬の静止の後、マチルダの全身がブルブルと震え、しなやかかで筋肉質な上半身がガクンと仰け反った。
魔王にしもべとして認められた多幸感と快楽が合わさって絶頂を迎えたのだろう。マチルダの腰の動きが止まり、息も絶え絶えになっている。
「どうしたマチルダ、何を休んでいるのだ?私も喜ばせるために尽くさないのか?」
「はぁっ、はぁっ…ま、まってぇ…」
魔王はマチルダの様子を気にかけることなく、その「失態」を責め立てる。
「ふむ。ご褒美を与えるつもりだったのだがな。使命を果たせないなら話は別だ。今からは『お仕置き』だな」
「そ、そんなぁっ…んっ!?」
魔王はマチルダの背中に手を回し、ぐるりと身体を入れ替えた。あっという間に体勢が逆になり、今度は魔王が上になった。
「ふふふ、相変わらずサディストだな。だが、それでこそ私とマチルダの主人だ♪」
これまで冷酷に話しかけてきたミネルヴァとは違う。その声色は艶やかで、高揚感と羨望を隠しきれていなかった。
俺の中の「希望」が打ち砕かれている。それでも…それでも…俺は2人のために、一縷の望みを捨てるわけにはいかなかった。
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