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B 楓陥落7

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 ホテルに着いてからはお決まりのパターンだ。ぎゅうっとハグをして、キスをして、シャワーを浴びて、そしてセックスだ。
 楓の身体は年相応の女の子って感じだったな。年相応のぴちぴちの肌と健康的な太ももの肉付きとか。それでいて、肩周りとかは随分と華奢なものだから、あどけなさも残っていた。
 胸はCカップで、形も乳首の色もとても綺麗だった。そういうところも含めて、手付かずの生娘ならではの神秘的な雰囲気があった。

「あまり見ないで下さい…恥ずかしい」
「ごめんね。楓ちゃん、綺麗だからつい…」
「んふふ。そんなに私の身体がいいんですか?」
「うん。凄くいい。綺麗で、凄くドキドキするよ」

 ベッドの上で甘い言葉をこれでもかと囁く。とにもかくにも楓は緊張している。その緊張をほぐさないことには話にならない。痛くてもうしたくないなんて言われようものなら、俺のプランは崩壊だからな。
 これだから、処女は面倒だと思ってしまう。まあ、楓くらい容姿がいいなら話は別なんだけど。

「宗介さん、好きっ…♪」
「俺も楓ちゃんのことが好きだよ」

 そう言いながら俺たちは裸のまま抱きしめ合う。そしてお互いの顔をじっと見つめて、目を瞑り唇を重ねた。

レロ、ちろ、レロォ、ちゅう、チロ、チロ、レロレロォ…

 キスは貪るといより、丁寧に愛情を確かめ合うようにした。美乃梨にしたような激しいキスをしたところで、楓は不安になるだけだろうからな。

「大丈夫。俺に任せて。痛くないようにするから」
「うん…」

 楓は甘えた声で頷くと、俺に身を委ねた。
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