【R-18】夢のマイホームはヤリチン大学生専用無料ラブホテル〜単身赴任中に妻も娘も寝取られました〜

ミズガメッシュ

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B 楓とのキス2

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「あはは。宗介さん、実はあんまり落ち込んでないんじゃないですか」
「いやいや、そんなことないよ」

 しばらく明るく話したかいあって、楓の緊張もだいぶほぐれてきた。いつものように、楓の方から俺をイジることも増えてきた。
 うんうん。いい感じだ。ここで一つ揺さぶってやるか。そう思った俺は、再び感傷的な態度を装い、ぽつりとつぶやいた。

「これでもさ…結構落ち込んでるんだよ」
「あ…その、ごめんなさい」

 楽しそうな楓の表情が一転して申し訳なさそうになった。随分と分かりやすく顔が変わるな。確かに真面目で大人びてはいるけど、やっぱり年相応だよなと改めて思う。

「いや、気にしてないからいいよ」

 そこから俺は先ほどより口数を少なくした。楓が必死に話題を振っても、笑顔は見せるがさっきよりも素っ気なく返事をする。
 必然的に俺たちの間に沈黙が多くなる。楓は申し訳なさとどうしたらいいか分からず戸惑っている様子だ。だけど、この時点で俺には確信があった。このまま楓の感情を揺さぶっていれば、確実にキスにもっていけると。



 俺と楓の間にぎこちない空気が流れてしばらくの時間が経った。気まずいようで何か別の緊張感が流れているようにも感じる。時間にしては数分なのだが、体感としては、数十分近くに感じてしまうような濃密な空気だ。
 そろそろいいだろう。俺は次の仕掛けに移った。

「あのさ…」
「は、はい」

 そこから俺は楓への「本心」を打ち明けた。
 最初は可愛い妹ぐらいにしか思っていなかったこと。バイト終わりの車中、楓に恋愛相談を聞いてもらう時間が癒しになっていたこと。明るくて真面目な楓の性格に元気付けられていたこと。

「その…ありがとうございます」

 楓は小さな声で返事をした。俺たちの間には依然として緊張感のある空気が流れている。ただ、先ほどのような気まずさは薄れて、別の緊張感が場を支配している。
 思ったよりも早くいい雰囲気が作れた。そのまま俺は楓の手の甲に、俺の手をそっと優しく重ねた。

「ん…」

 楓は恥ずかしそうに俯いている。随分うぶな反応をするものだから、不覚にもときめいてしまった。
 そして俺は楓の手を握ったまま話を続けた。少しずつ自分の中で楓の存在が大きくなっていること。そして今日、この場所に来てからすごく緊張していること。

「そ、そうなん、ですね…」

 話を聞いている途中から、楓は分かりやすく頬を赤らめてドギマギしだした。急な展開にどこか反応に困っているようにも見えるが、露骨に嫌がることもない。
 もういいだろう。頃合いだ。俺は俯く楓の顎をくいとあげて、楓の目をじっと見つめた。

「あ…」

 いつもは純粋な楓の目がうるうると蕩けている。ずいぶんと仕上がっている。これなら問題ないだろう。俺は内心ほくそ笑んだ。
 しかし、見つめ合う緊張感に耐えきれなくなったのだろう。楓が視線を外し、顔を背けようとした。

「だめ。ちゃんと俺の目を見て」
「んぁ…だめ…です…」

 そんなことさせるかよ。お前は今日俺とキスするんだ。
 そう思いながら俺は楓の後頭部に手を回し、無理やり俺を見つめさせた。楓は雰囲気に流されているのだろう。口ではダメと言うものの、抵抗しなくなっている。
 これはもらった。そう思いながらゆっくりと顔を近づけて…そして唇を重ねた。

チュっ…♪
「んぅ…」

 楓の口から甘い吐息が漏れ出たのを俺は聞き逃さなかった。ははは。なんだかんだで興奮しているみたいで良かったよ。これからもっとお前のことを興奮させてやるよ。
 だが今日はこれでおしまい。一回きりの関係ならこのまま続けてもいいが、楓とは何度も身体を重ねるのだ。焦りは禁物だ。今後のためにもゆっくりと攻略しないと駄目だ。
 だから俺は俺は重なっていた唇をそっと離した。舌を絡めることもなく、唇を重ねるだけのキスで終わらせた。

「ごめんね。こんな急に…最低だよね」
「ぇ…あぅ…い、いぇ…」
「今日はもう帰ろうか」

 蕩けていた楓の表情が困惑したものへと変わっていく。お、もしかしてやる気満々だったのか。内心鼻で笑いながら俺はそそくさと立ち上がり、楓と手を繋ぐこともなく公園の駐車場へと向かった。



「それでさ。同級生がそのアイドルのファンでさ…」
「あはは…あの人たち、すごい人気ですもんね…」

 帰りの車内では、俺たちは他愛のない世間話しかしなかった。というか俺が意図的にそうした。楓は先ほどの余韻がたっぷりと残っているのだろう。ぎこちない応答しかできなかった。
 ここまできたらもう85%攻略ってところだ。あとはデートの約束をして、そこでホテルに連れ込むだけ。デートのOKさえもらえば99%ヤレるな。
 そんなことを考えながら、俺は楓を家へと送り届けた。
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