【R-18・完結】種付けサンタさん、どうかバレーサークル所属の長身彼女を寝取って下さい

ミズガメッシュ

文字の大きさ
上 下
20 / 21

聖夜の終焉

しおりを挟む


「…んん、うーん」
「あ、ゆう君、気がついた?」

 僕は寝ていたのだろうか。何だか、とても長い夢を見ていた気がする。…いや、あれは夢なんかじゃない。あれは現実だ。確かに、僕たちの目の前に得体の知れないサンタが現れた。そしてサンタは朱莉を…

「ゆう君、こっち見て」

 そうだ、朱莉はどうなっているんだ。僕は飛び起きて、朱莉の声がした方を向く。

「!!」
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。ゆう君や、まだ終わっておらんぞ?」

 そこには、サンタに肩を抱き寄せられながら、うっとりとした顔でサンタに身体を預けている朱莉がいた。その瞬間、僕の身体にはまた熱いものが込み上げてしまう。
 でも…終わってないってどういうことだろう。確かはサンタは空っぽになるまで射精したって…

「ゆう君が倒れた後、サンタさんが提案してくれたんだけど…ゆう君、本当に私のこと愛しているの?」
「あ、当たり前じゃないか!」

 僕はまだぼーっとしている頭を縦に振る。その反応を待ったましたと言わんばかりに、朱莉は話を続けた。

「それじゃあ、今から私とHできる?」
「え…?」

 唐突な提案に僕は戸惑うばかりだった。

「寝取られるのが好きなら、寝取られたばかりの私ともHできるよね?口先だけの『愛している』なんて、信じないから」
「さきほどまでわしが散々使っていた女じゃが…それでもよければ好きに使うがいい」
「ふふふ…サンタさんもこう言っているし、今なら特別にゆう君としてもいいよ。できないならゆう君のこと捨てるだけだしね」

 朱莉はすっかりサンタの女という雰囲気を醸し出している。サンタの隣で身を委ねるのがよく似合う女性に様変わりした。いつもの明るく真面目でスポーティーな朱莉とは別人とは、まるで別人だ。そんな朱莉を僕は素敵に思う。だから、答えは決まっている。

「する。朱莉とHしたい」
「ふふふ。じゃあすぐに挿れて」
「ゆう君、朱莉ちゃんのアソコはまだトロトロじゃ。すぐに挿入できるぞ♪」

 朱莉は乱れたベッドの上に転がり、仰向けになった。僕を待っているのだ。僕は誘われるがままに朱莉に近づき、そしてとうの昔に限界を迎えているペニスを無理矢理奮い立たせて、挿入しようとする。

「ストップ」
「え?」
「ゴム、つけてないでしょ」

 僕が朱莉に挿入しようとしたところで、朱莉が僕を静止する。そして、朱莉は僕に向かってコンドームをぽいと投げ渡した。どうやら僕とは、生でするつもりはないようだ。

「いかんのう、ゆう君。コンドームをつけるのはマナーじゃ。それを忘れるとは礼儀に欠けておる」
「そ、そんな…自分は散々生で…」
「ゆう君に生SEXは早いよ」
「ううう…」

 2人が僕を嘲笑う。改めて、僕が性的弱者だということを思い知らされる。そして、血液が股間に集まるのを感じてしまう。

「ほら、早くゴムつけて!」
「あぅぅ…!」

 朱莉に急かされるまま、僕はコンドームを装着する。そしてすぐに正常位の体勢に入ろうと、朱莉の脚を抱える。僕は冷たい顔の朱莉をじっと見つめる。

「い、挿れるよ…?」
「うん。来て」

 ずちゅうう

 僕は朱莉の秘所へ挿入する。先ほどまでサンタの巨根をこれでもか飲み込んでいた朱莉のアソコは、僕のサイズを易々と飲み込んでいく。それでも朱莉の締まりは健在で、ペニス全体がぎゅうぎゅうと締め付けられていく。

「あああうううぅぅ…やっぱり…朱莉の中、すごい…」
「やっぱり、サンタさんとは全然違うね」

 朱莉の表情は余裕たっぷりだ。サンタとした時の顔とは全く違う。これが僕とサンタの差なのだ。

「しゅ、朱莉…僕の、気持ちは変わらない…愛している」
「私はサンタさんの方が好きだけど?」
「そ、そんなあ…あうぅぅ…」

 根本まで挿入し、動き出す前に朱莉に愛の言葉を掛ける。朱莉はニヤニヤとしながら冷たい言葉を吐き続ける。

「ふふふ。ねえ、見て」
「っ!!」

 朱莉は首元を指さした。僕の視線がそこに吸い込まれていく。そして股間が熱くなった。そこには…そこにはキスマークがあった。

「ゆう君が気絶して寝ている間にね。たくさんつけてもらったの。私がサンタさんの女だって証拠」
「あうううぅぅ…!」
「ゆう君はダメだからね。ゆう君がキスマークつけようとしてきたら、捨てるから」

 まだ腰も動かしていないのに、僕はもう射精を我慢する段階に入っていた。

「ほら、早く腰動かして」

 今腰を動かしたら、すぐに逝ってしまう。それでも朱莉に命令されたら、僕は腰を動かすしかない。

へこっ、へこっ、へこっ、へこっ…

「あはは。ヘコヘコ腰動かしていて、みっともないよ」
「あううぅぅ」

 だめだ。朱莉の締め付けも凄いし、もう我慢できない。それでもまだ耐えないと。

「なあ、朱莉ちゃん。ゆう君との初Hは覚えておるか?」
「覚えているよ。普通ってこんなもんなんだって思った。だけど、合宿の手伝いに行って監督と浮気した時、ゆう君とのHのこと根掘り葉掘り聞かれたの。そこで『ソイツは下手くそで短小早漏だ』って教えてもらった」
「あああううぅぅ」

 僕の情けない声が響く。朱莉はとっくの昔に気が付いていた。他の男と浮気して、僕のHのダメさ加減を教えてもらっていた…

「ふぉふぉふぉ。その監督とはうまい酒が飲めそうじゃの。これからは監督にも好きなだけ抱かれるといい」
「んー、でも高校遠いし、監督も私のこと飽きて他の女の子見つけるだろうしなあ」
「じゃあ、パパ活なんかどうじゃ?」
「あ、それいいかも。私はおっさんに弱いから、win-winだね」

 このままじゃあ、朱莉が他のおっさんにも寝取られる。僕と付き合っている間に、経験人数はどれだけ増えるのだろう。そんなことを考えてしまうと、もうダメだ。射精する感覚が込み上げてくる…!!

「ああ、ダメ。朱莉、いく、イク!」

 ぴゅっ、ぴゅっ…

 もう何回目の射精なのかも分からない。身体がピクピクと震えてザーメンが少しだけ放たれて、後は空撃ちだった。
 朱莉はブルブル震える僕を見て笑っている。その笑顔に僕は愛情を感じる。朱莉は顔を近づけてきて…僕の耳元で囁いた。

「…下手っぴ♪」

 全身がゾクゾクとして、多幸感が込み上げてきた。ああ幸せだ。最高のクリスマスの夜だ…
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...