【R-18・完結】種付けサンタさん、どうかバレーサークル所属の長身彼女を寝取って下さい

ミズガメッシュ

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種付けサンタさんからのプレゼント③

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「はあっ、はぁっ、ゆ、ゆうくぅん…お願いだから、んん、やめさせて…」

 サンタの耳責めによって、朱莉の声が艶やかなものへと変わっていた。顔はすっかりと紅潮して、心なしか目もトロンとしているように見える。果たして僕とのHでそんな顔をしてくれたことがあっただろつか。

「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。すっかりとほぐれたようじゃの」

 サンタは愉快そうに笑っている。彼氏の前で彼女を責めるというのは、さぞかし愉快なものなのだろう。実際、僕の姿は滑稽なのだから。

「彼氏君、喜ぶんじゃ。次はいよいよキスの時間じゃ」
「「なっ…!?」」

 サンタはお待ちかねと言わんばかりにキスを予告する。僕も朱莉も思わず驚きの声を上げてしまった。

「だ、だめぇ、それだけはダメ…ゆう君、助けてよぉ…」
「ははは。いい加減諦めたらどうじゃ?ゆう君は朱莉ちゃんを助けてくれんよ」

 そう言いながら、サンタは朱莉の髪を優しく撫でている。キスまでは秒読みという雰囲気だ。きっとサンタが強引にいけば、キスは簡単なのだろう。それをわぞと焦らして、僕に見せつけているのだ。僕の股間がさらに熱くなるのを感じる。

「ゆう君…ゆうくぅん…」

 それでも、朱莉は僕を信じてくれている。涙目になりながら、キスを防ごうと俯きになって、僕の名前を呼んでくれている。
 こんな最低な僕を、今でも愛してくれているのだ。とても歪な形で、朱莉からの愛を受け取ることができた。朱莉への感謝の気持ちと申し訳なさがいっそう募る。

「あんな彼氏のことはいいんじゃ!」
「は、はいぃぃっ!」

 そんな朱莉を、サンタは突然強い口調で一喝した。その瞬間、朱莉はビクッと身体を震わせて、俯き猫背になっていた背筋をピンと伸ばした。それは命令に意識的に従ったというより、条件反射によるものだろう。

「朱莉ちゃん、あんな男の顔は見なくていいんじゃ。わしの目をしっかりと見るんじゃ!」
「ぁぅ…」

 朱莉の顎がくいと持ち上げられる。朱莉は小さな吐息を漏らして、サンタの目をじっと見つめている。朱莉とサンタが…恋人のように見つめ合っているのだ。

「一体何が…」

 僕は驚きの声を漏らしてしまう。あんなに僕を信じていた朱莉が、サンタに一喝された途端、サンタの言いなりになってしまった。とろんとした目で、ずっとサンタの目を見つめ続けている。

「ふふふ。良い子じゃ」
「んぅ…」

 ご褒美としてサンタに優しく頭を撫でられると、朱莉は甘い吐息を漏らす。それでもまだ、少し恥ずかしそうにしながら、じっとサンタの目を見つめ続けている。
 サンタの顔がゆっくりと朱莉の顔に近づく。朱莉は何も抵抗せず、サンタの唇が迫るのを受け入れている。
 そしてそのまま、朱莉の唇とサンタの唇とが重なった。その瞬間、僕は触れてもいないのに絶頂に達してしまった。
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