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種付けサンタさんからのプレゼント③
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「はあっ、はぁっ、ゆ、ゆうくぅん…お願いだから、んん、やめさせて…」
サンタの耳責めによって、朱莉の声が艶やかなものへと変わっていた。顔はすっかりと紅潮して、心なしか目もトロンとしているように見える。果たして僕とのHでそんな顔をしてくれたことがあっただろつか。
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。すっかりとほぐれたようじゃの」
サンタは愉快そうに笑っている。彼氏の前で彼女を責めるというのは、さぞかし愉快なものなのだろう。実際、僕の姿は滑稽なのだから。
「彼氏君、喜ぶんじゃ。次はいよいよキスの時間じゃ」
「「なっ…!?」」
サンタはお待ちかねと言わんばかりにキスを予告する。僕も朱莉も思わず驚きの声を上げてしまった。
「だ、だめぇ、それだけはダメ…ゆう君、助けてよぉ…」
「ははは。いい加減諦めたらどうじゃ?ゆう君は朱莉ちゃんを助けてくれんよ」
そう言いながら、サンタは朱莉の髪を優しく撫でている。キスまでは秒読みという雰囲気だ。きっとサンタが強引にいけば、キスは簡単なのだろう。それをわぞと焦らして、僕に見せつけているのだ。僕の股間がさらに熱くなるのを感じる。
「ゆう君…ゆうくぅん…」
それでも、朱莉は僕を信じてくれている。涙目になりながら、キスを防ごうと俯きになって、僕の名前を呼んでくれている。
こんな最低な僕を、今でも愛してくれているのだ。とても歪な形で、朱莉からの愛を受け取ることができた。朱莉への感謝の気持ちと申し訳なさがいっそう募る。
「あんな彼氏のことはいいんじゃ!」
「は、はいぃぃっ!」
そんな朱莉を、サンタは突然強い口調で一喝した。その瞬間、朱莉はビクッと身体を震わせて、俯き猫背になっていた背筋をピンと伸ばした。それは命令に意識的に従ったというより、条件反射によるものだろう。
「朱莉ちゃん、あんな男の顔は見なくていいんじゃ。わしの目をしっかりと見るんじゃ!」
「ぁぅ…」
朱莉の顎がくいと持ち上げられる。朱莉は小さな吐息を漏らして、サンタの目をじっと見つめている。朱莉とサンタが…恋人のように見つめ合っているのだ。
「一体何が…」
僕は驚きの声を漏らしてしまう。あんなに僕を信じていた朱莉が、サンタに一喝された途端、サンタの言いなりになってしまった。とろんとした目で、ずっとサンタの目を見つめ続けている。
「ふふふ。良い子じゃ」
「んぅ…」
ご褒美としてサンタに優しく頭を撫でられると、朱莉は甘い吐息を漏らす。それでもまだ、少し恥ずかしそうにしながら、じっとサンタの目を見つめ続けている。
サンタの顔がゆっくりと朱莉の顔に近づく。朱莉は何も抵抗せず、サンタの唇が迫るのを受け入れている。
そしてそのまま、朱莉の唇とサンタの唇とが重なった。その瞬間、僕は触れてもいないのに絶頂に達してしまった。
「はあっ、はぁっ、ゆ、ゆうくぅん…お願いだから、んん、やめさせて…」
サンタの耳責めによって、朱莉の声が艶やかなものへと変わっていた。顔はすっかりと紅潮して、心なしか目もトロンとしているように見える。果たして僕とのHでそんな顔をしてくれたことがあっただろつか。
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。すっかりとほぐれたようじゃの」
サンタは愉快そうに笑っている。彼氏の前で彼女を責めるというのは、さぞかし愉快なものなのだろう。実際、僕の姿は滑稽なのだから。
「彼氏君、喜ぶんじゃ。次はいよいよキスの時間じゃ」
「「なっ…!?」」
サンタはお待ちかねと言わんばかりにキスを予告する。僕も朱莉も思わず驚きの声を上げてしまった。
「だ、だめぇ、それだけはダメ…ゆう君、助けてよぉ…」
「ははは。いい加減諦めたらどうじゃ?ゆう君は朱莉ちゃんを助けてくれんよ」
そう言いながら、サンタは朱莉の髪を優しく撫でている。キスまでは秒読みという雰囲気だ。きっとサンタが強引にいけば、キスは簡単なのだろう。それをわぞと焦らして、僕に見せつけているのだ。僕の股間がさらに熱くなるのを感じる。
「ゆう君…ゆうくぅん…」
それでも、朱莉は僕を信じてくれている。涙目になりながら、キスを防ごうと俯きになって、僕の名前を呼んでくれている。
こんな最低な僕を、今でも愛してくれているのだ。とても歪な形で、朱莉からの愛を受け取ることができた。朱莉への感謝の気持ちと申し訳なさがいっそう募る。
「あんな彼氏のことはいいんじゃ!」
「は、はいぃぃっ!」
そんな朱莉を、サンタは突然強い口調で一喝した。その瞬間、朱莉はビクッと身体を震わせて、俯き猫背になっていた背筋をピンと伸ばした。それは命令に意識的に従ったというより、条件反射によるものだろう。
「朱莉ちゃん、あんな男の顔は見なくていいんじゃ。わしの目をしっかりと見るんじゃ!」
「ぁぅ…」
朱莉の顎がくいと持ち上げられる。朱莉は小さな吐息を漏らして、サンタの目をじっと見つめている。朱莉とサンタが…恋人のように見つめ合っているのだ。
「一体何が…」
僕は驚きの声を漏らしてしまう。あんなに僕を信じていた朱莉が、サンタに一喝された途端、サンタの言いなりになってしまった。とろんとした目で、ずっとサンタの目を見つめ続けている。
「ふふふ。良い子じゃ」
「んぅ…」
ご褒美としてサンタに優しく頭を撫でられると、朱莉は甘い吐息を漏らす。それでもまだ、少し恥ずかしそうにしながら、じっとサンタの目を見つめ続けている。
サンタの顔がゆっくりと朱莉の顔に近づく。朱莉は何も抵抗せず、サンタの唇が迫るのを受け入れている。
そしてそのまま、朱莉の唇とサンタの唇とが重なった。その瞬間、僕は触れてもいないのに絶頂に達してしまった。
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