【R-18・完結】種付けサンタさん、どうかバレーサークル所属の長身彼女を寝取って下さい

ミズガメッシュ

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僕と彼女のクリスマス②

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 ラブホテルのベッドの上で僕たちは愛を育んでいる。薄暗い部屋の中、しっとりとした音楽をかけ、正常位の体勢でお互いの顔を見つめ合っている。大好きな人との愛を確かめ合う、気持ちよくて幸せな時間だ。
 そして…何と残酷なのだろう。僕にとっては無力感を味わう時間でもある。

「ああ、だめ、いきそう」
「ああん、ふふ、いいよ、いっぱい出してぇ」
「だめ、だめ、イク、イクぅぅ!」

どぴゅ、ぴゅぅ、ぴゅっ.

 朱莉の温もりに包まれながら、僕の身体が震えて、アソコが脈を打つ。快楽と多幸感…そして、朱莉に対する申し訳なさ、自己嫌悪… 僕は心の中で呟く。

 やっぱり、今日もダメだ…



 僕は初めての相手が朱莉だ。そして、その朱莉と何度も身体を重ねる中で理解したことがある。僕のアソコのサイズは平均より小さくて、それに、早漏だということ。
 確かにネットで色々と調べたりして、薄々感づいてはいた。決定的だったのは、サークルの先輩が酔っ払ったノリで見せてくれたハメ撮り動画だ。そこには先輩の巨根でよがり狂う女性の姿があった。
 女性が本当に気持ちよくなると、ああなるのだ。動物の呻き声のような喘ぎ声を繰り返して、身体をビクビクと震わせながら、何度も絶頂に達するのだ。そこには余裕なんかない。だけど、僕とHをする時の朱莉は余裕がある。僕は確実に朱莉を満足させられていないのだ。
 とても辛い現実だった。それでも朱莉を満足させようと頑張った時期もあった。けど努力すればするほど、自分の力不足を痛切に感じるようになった。結局、強烈に締め付けてくる朱莉の膣肉の刺激を耐えることができないのだ。
 僕は、無力感を覚えるようになり…いつしか他の男が朱莉を抱く姿を夢想するようになった。



「ゆう君、何か悩んでいるの?」
「ん…そんなことないよ」
「ふうん、それならいいけどね。私はこうしてゆう君とHできるだけで幸せだよ」

 僕の腕の中で朱莉がにっこりと笑う。僕の大好きな天真爛漫な笑顔だ。反射的にドキドキと胸が高鳴る。
 でも、嘘なんだろ?本当は朱莉だって気持ちよくなりたいんだろ?だって、そんなこと言う時点で満足していない証拠じゃないか…僕の心の中で負の感情が渦を巻く。

「今日は色々なところ行って疲れたよね。おやすみ、ゆう君」
「お、おやすみ」

 僕に気を遣ったのだろうか。朱莉が明かりを弱くして、眠る体勢になった。自然と僕も眠る体勢に移っていく。
 僕は朱莉を愛している。でも、ダメなんだ。このコンプレックスは根強くて、時折僕の心を支配してしまう。どうしよう。朱莉に打ち明けようか。いや、朱莉は理解してくれないだろう。一体どうすれば…
 そんなことを考えながら、僕は眠りに落ちていった。
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