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197話「新ダンジョン調査報告」
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カズミの査定によるお給金の分配の後、昼食時はみんな色々と話が盛り上がっていた。
『次に新ダンジョンに行くメンバー』『お給金の使いみち』『ゼット商会が新しく出した甘味屋がオープンした』『服屋さんも開店して、下着類も充実してる』『ゴージュとアスカの新居もあとは内装のみ』etc……
昼食後、俺とリズとドロシーはギルドへ報告に行くことになった。カズミはレナと二人でクランとクランハウスの経理について相談するらしい。他のみんなも、それぞれ甘味屋や服屋さんに買い物に行くそうだ。
◆
「みんな満足な結果になってよかったよ」
少し距離があり小雪も降ってるけど、ギルドまで歩いて行くことにした。その道中、俺の右隣でホッとしたようにリズが呟いた。
「次からは本格的に潜る事になりますから。モチベーションは大事ですしね」
ドロシーは俺の左隣。二人とも甘える様に俺に腕を絡めている。
「で、どう? ギーゼとカリナ姉さん、ロッタとノリスの四人でアタックさせる?」
ダンジョン開放後、ギーゼらルーキーチームはそう望んでいるのだけど……
「あの娘達だけじゃダメだな。実力云々って理由じゃなくて……クランとしての役割を考えると、誰かつけてやらないとな」
「同時に深階層へのアタックもしたいですし……そうなると、誰をつけるか悩ましいですね」
確かに。一番良いのはアスカ、ゴージュをメンバーに加えてやる事なんだけど……
「深階層チームにアスカの近接戦闘力は必須だしなぁ……」
「となるとゴージュが適任か。アスカと分けるのは可哀想だけどな」
俺の呟きにリズが応える。
「あとは、アルダさんエルダさんメルダさんの内の誰か一人。──三人とも鍛冶のお仕事もありますし、その辺どうなるかですよね」
「運搬者としてウルフちゃん達の内の誰かをつけてやらないとな。そうなると留守番がハンナさんとウルフちゃんの誰か一人になっちまうんだよな」
うーん。次々に悩ましい案件が出てくるなぁ。
「取り敢えず、運搬者は募集掛けたいところだな。新ダンジョン開放したら王都やムンドから集まってくるだろうし」
「ですね。そして、なるべくなら『雇用』という形式ではなく『クランメンバー』として招きたいところです」
リズとドロシーと三人で、そんな相談をしながらギルドへと歩いて行った。
◆
流石に午後という事でギルドも静かなんだろうな……と思いながらドアを開くと……
「すまんなゴチャゴチャとしてて。もうじき領主様もいらっしゃるから、奥の部屋で待っててくれるか?」
どうやら役場として建てた南地区北部の建物に引っ越し準備中らしい。新ダンジョンが開放された時に、今のギルドでは冒険者を捌けないだろうと危惧しての事だ。予定していた役場は、ここを使うらしい。業務的には、ここのギルドの大きさで充分事足りるんだろう。
ギルマス家族もここに住んでたので、新ギルド横に家を建てたのだ。自分の引っ越しもあるからてんやわんやなんだろうな。
◆
奥の部屋に入り、リズ、ドロシーとともにソファーに座ると、女の子がお茶を出してくれた。
「久しぶりです。ヒロヤお兄ちゃん……」
そのおとなしそうな女の子は……
「ひょっとしてアリサちゃん!?」
ジャンの妹、あの元気でやんちゃなアリサちゃんだ。夏休み以降、S級ダンジョン攻略の為に忙しくなってから会うことはなかった。……ギルドにはしょっちゅう来てたんだけどね。
「はい。ヒロヤお兄ちゃんの活躍は、いつもお兄ちゃんやお父さんから聞いてます」
四~五ヶ月ほど会ってなかっただけで、随分雰囲気が変わったなぁ。なんか……女の子になった気がする。
「アリサちゃん、随分変わったね……なんか女の子になったよ」
「ヒロヤお兄ちゃんも……その……凄く素敵になりましたよ」
トレイで顔を覆って、恥ずかしそうに俺を見るアリサちゃん。……そういやゴブリンから助けた時から、俺に好意を持ってたっぽいよなこの娘。
「わ、わたしも引っ越しで忙しいので……これでし、失礼しますね! ゆっくりしていってください!」
アリサはそう言って、とてとてと部屋から出て行った。
「一緒に源泉に行った時からしたら……女の子らしくなったよなあの娘も」
隣で俺をジト目で見るリズ。
「ギルドマスターのお嬢さんですよね。ヒロヤさんとお知り合いだったのですか」
ドロシーまでも変な目で俺を見るので、知り合った経緯を話した。
◆
「マルティナさんを助けた『幽霊屋敷』の一件の時でしたか。……あの娘にしてみればヒロヤさんはヒーローなんですよね。……あんな表情しても仕方ありませんよ」
「あんな表情?」
「あれは『恋する女の子』の顔でしたよ? ね? リズさん」
「確かにな。まぁ、あんまり意識してやるなよヒロヤ。普通に接してやったらいいよ」
リズがニヤニヤと笑う。
「そうですね。……彼女がアクション起こさない限りはそっとしておいた方がいいと思いますよ……ただ……」
ドロシーがアリサが去ったドアを見つめながら優しく続けた。
「邪険にだけは……してあげないでくださいね」
◆
「すまん、待たせたようだね」
父さんがギルマスとともに部屋に入ってきた。
「明日までにはなんとか移転作業を終わらせる予定なんだが……バタバタしてすまないな」
ギルマスが頭を掻く。
「近いうちにヴァン……エルベハルト卿が手配してくれたギルド職員も到着するはずだ。移転直後は忙しいだろうが、それまでは頑張ってくれ」
父さんがギルマスの肩を軽く叩いた。
それから、早速新ダンジョンの様子や今回の探索の成果等を伝えた。
「ふむ。まぁダンジョンだから『盗賊』は必須だろうな。それもエルベハルト卿が既に育成訓練所に『盗賊課程訓練』希望者の増員を手配してくれている。この成果が出るのはまだ数年は先になるがな」
父さんが腕を組む。
「低階層がランクE程度の難易度なのはありがたいな。ウチの若い連中でも挑める」
ギルマスが嬉しそうに微笑んだ。
「──それにリターンも悪くない。魔石モンスターにそこそこの戦利品。運搬者を雇ってもやりくり出来るだろう」
そう言って、先程アリサが再度運んできたお茶を飲むギルマス。
「その運搬者に関しても、新ダンジョン発見の一報が広まると同時にここに集まるだろう。調査、ご苦労だったね」
父さんがリズに、ギルマスはドロシーに右手を差し出す。
「アタイ……わたしたちの目標はあくまでもS級ダンジョンの制覇とアズラデリウスの討伐ですが……その為にも新ダンジョンで『強くなる為の』経験を積もうと思います」
父さんの手を握り返しながらリズが力強く宣言する。
「リズくん、クランメンバーをまとめ上げるのも大変だと思うが……とにかく期待している。頑張ってくれ。──ドロシーくんもね。二人とも……今後もしっかりとヒロヤを支えてやって欲しい。頼んだぞ」
「はい。カズミさんを中心に、しっかりとヒロヤさんを支えます」
ドロシーも嬉しそうに父さんの手を握り返した。
「ヒロヤ。……もちろんお前にも期待している。みんなに迷惑を掛けないようにな」
「もちろんだよ」
「……ただ、無理だけはするな。無謀の先は──」
「『無謀の先は落命しか無いのが冒険者稼業』だろ? 分かってる」
「そうか……では頼んだぞ。あと──」
そう言って、俺の耳元に顔を寄せる父さん。
「みんなを……幸せにしてやれ。何があっても守ってやれ。それが『男』だからな」
顔を離してウインクする父さん。
「うん。なにがなんでも。この『闇斬丸』に誓うよ」
俺は腰の愛刀を握り締めた。
『次に新ダンジョンに行くメンバー』『お給金の使いみち』『ゼット商会が新しく出した甘味屋がオープンした』『服屋さんも開店して、下着類も充実してる』『ゴージュとアスカの新居もあとは内装のみ』etc……
昼食後、俺とリズとドロシーはギルドへ報告に行くことになった。カズミはレナと二人でクランとクランハウスの経理について相談するらしい。他のみんなも、それぞれ甘味屋や服屋さんに買い物に行くそうだ。
◆
「みんな満足な結果になってよかったよ」
少し距離があり小雪も降ってるけど、ギルドまで歩いて行くことにした。その道中、俺の右隣でホッとしたようにリズが呟いた。
「次からは本格的に潜る事になりますから。モチベーションは大事ですしね」
ドロシーは俺の左隣。二人とも甘える様に俺に腕を絡めている。
「で、どう? ギーゼとカリナ姉さん、ロッタとノリスの四人でアタックさせる?」
ダンジョン開放後、ギーゼらルーキーチームはそう望んでいるのだけど……
「あの娘達だけじゃダメだな。実力云々って理由じゃなくて……クランとしての役割を考えると、誰かつけてやらないとな」
「同時に深階層へのアタックもしたいですし……そうなると、誰をつけるか悩ましいですね」
確かに。一番良いのはアスカ、ゴージュをメンバーに加えてやる事なんだけど……
「深階層チームにアスカの近接戦闘力は必須だしなぁ……」
「となるとゴージュが適任か。アスカと分けるのは可哀想だけどな」
俺の呟きにリズが応える。
「あとは、アルダさんエルダさんメルダさんの内の誰か一人。──三人とも鍛冶のお仕事もありますし、その辺どうなるかですよね」
「運搬者としてウルフちゃん達の内の誰かをつけてやらないとな。そうなると留守番がハンナさんとウルフちゃんの誰か一人になっちまうんだよな」
うーん。次々に悩ましい案件が出てくるなぁ。
「取り敢えず、運搬者は募集掛けたいところだな。新ダンジョン開放したら王都やムンドから集まってくるだろうし」
「ですね。そして、なるべくなら『雇用』という形式ではなく『クランメンバー』として招きたいところです」
リズとドロシーと三人で、そんな相談をしながらギルドへと歩いて行った。
◆
流石に午後という事でギルドも静かなんだろうな……と思いながらドアを開くと……
「すまんなゴチャゴチャとしてて。もうじき領主様もいらっしゃるから、奥の部屋で待っててくれるか?」
どうやら役場として建てた南地区北部の建物に引っ越し準備中らしい。新ダンジョンが開放された時に、今のギルドでは冒険者を捌けないだろうと危惧しての事だ。予定していた役場は、ここを使うらしい。業務的には、ここのギルドの大きさで充分事足りるんだろう。
ギルマス家族もここに住んでたので、新ギルド横に家を建てたのだ。自分の引っ越しもあるからてんやわんやなんだろうな。
◆
奥の部屋に入り、リズ、ドロシーとともにソファーに座ると、女の子がお茶を出してくれた。
「久しぶりです。ヒロヤお兄ちゃん……」
そのおとなしそうな女の子は……
「ひょっとしてアリサちゃん!?」
ジャンの妹、あの元気でやんちゃなアリサちゃんだ。夏休み以降、S級ダンジョン攻略の為に忙しくなってから会うことはなかった。……ギルドにはしょっちゅう来てたんだけどね。
「はい。ヒロヤお兄ちゃんの活躍は、いつもお兄ちゃんやお父さんから聞いてます」
四~五ヶ月ほど会ってなかっただけで、随分雰囲気が変わったなぁ。なんか……女の子になった気がする。
「アリサちゃん、随分変わったね……なんか女の子になったよ」
「ヒロヤお兄ちゃんも……その……凄く素敵になりましたよ」
トレイで顔を覆って、恥ずかしそうに俺を見るアリサちゃん。……そういやゴブリンから助けた時から、俺に好意を持ってたっぽいよなこの娘。
「わ、わたしも引っ越しで忙しいので……これでし、失礼しますね! ゆっくりしていってください!」
アリサはそう言って、とてとてと部屋から出て行った。
「一緒に源泉に行った時からしたら……女の子らしくなったよなあの娘も」
隣で俺をジト目で見るリズ。
「ギルドマスターのお嬢さんですよね。ヒロヤさんとお知り合いだったのですか」
ドロシーまでも変な目で俺を見るので、知り合った経緯を話した。
◆
「マルティナさんを助けた『幽霊屋敷』の一件の時でしたか。……あの娘にしてみればヒロヤさんはヒーローなんですよね。……あんな表情しても仕方ありませんよ」
「あんな表情?」
「あれは『恋する女の子』の顔でしたよ? ね? リズさん」
「確かにな。まぁ、あんまり意識してやるなよヒロヤ。普通に接してやったらいいよ」
リズがニヤニヤと笑う。
「そうですね。……彼女がアクション起こさない限りはそっとしておいた方がいいと思いますよ……ただ……」
ドロシーがアリサが去ったドアを見つめながら優しく続けた。
「邪険にだけは……してあげないでくださいね」
◆
「すまん、待たせたようだね」
父さんがギルマスとともに部屋に入ってきた。
「明日までにはなんとか移転作業を終わらせる予定なんだが……バタバタしてすまないな」
ギルマスが頭を掻く。
「近いうちにヴァン……エルベハルト卿が手配してくれたギルド職員も到着するはずだ。移転直後は忙しいだろうが、それまでは頑張ってくれ」
父さんがギルマスの肩を軽く叩いた。
それから、早速新ダンジョンの様子や今回の探索の成果等を伝えた。
「ふむ。まぁダンジョンだから『盗賊』は必須だろうな。それもエルベハルト卿が既に育成訓練所に『盗賊課程訓練』希望者の増員を手配してくれている。この成果が出るのはまだ数年は先になるがな」
父さんが腕を組む。
「低階層がランクE程度の難易度なのはありがたいな。ウチの若い連中でも挑める」
ギルマスが嬉しそうに微笑んだ。
「──それにリターンも悪くない。魔石モンスターにそこそこの戦利品。運搬者を雇ってもやりくり出来るだろう」
そう言って、先程アリサが再度運んできたお茶を飲むギルマス。
「その運搬者に関しても、新ダンジョン発見の一報が広まると同時にここに集まるだろう。調査、ご苦労だったね」
父さんがリズに、ギルマスはドロシーに右手を差し出す。
「アタイ……わたしたちの目標はあくまでもS級ダンジョンの制覇とアズラデリウスの討伐ですが……その為にも新ダンジョンで『強くなる為の』経験を積もうと思います」
父さんの手を握り返しながらリズが力強く宣言する。
「リズくん、クランメンバーをまとめ上げるのも大変だと思うが……とにかく期待している。頑張ってくれ。──ドロシーくんもね。二人とも……今後もしっかりとヒロヤを支えてやって欲しい。頼んだぞ」
「はい。カズミさんを中心に、しっかりとヒロヤさんを支えます」
ドロシーも嬉しそうに父さんの手を握り返した。
「ヒロヤ。……もちろんお前にも期待している。みんなに迷惑を掛けないようにな」
「もちろんだよ」
「……ただ、無理だけはするな。無謀の先は──」
「『無謀の先は落命しか無いのが冒険者稼業』だろ? 分かってる」
「そうか……では頼んだぞ。あと──」
そう言って、俺の耳元に顔を寄せる父さん。
「みんなを……幸せにしてやれ。何があっても守ってやれ。それが『男』だからな」
顔を離してウインクする父さん。
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