【アルファポリス版は転載中止中・ノクターンノベルズ版へどうぞ】会社の女上司と一緒に異世界転生して幼馴染になった

思考機械

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72話「学校」★

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「はぁ……はぁ……で……射精なかったのかい?」

 横たわったままで右手を秘裂に這わせ、破瓜の名残りを確認するリズ。鮮血と自らの愛液……あと、そこにあるべきものが無い事に気付き、荒い息で俺に問う。

「うん。俺まだ精通してないからね……多分……」
「多分って……ちゅむ♡ それでイけたのかい?」

 身体を起こし、俺にキスするリズ。

「カズミとした時は射精たんだけどね……あの時は、カズミが前世の和美とダブっちゃって……途中で前世の俺になっちゃったんだよ。多分、そのせいで射精出来たんだと思う。ちゅる……」

 今度は俺からリズにキスする。

射精なくてもイけたよ。射精を伴わなくてもドライオーガズムって言って『射精時と同じ快感を得る』んだ」
「うーん……なんか納得いかないねぇ……」

 リズは俺の下半身に顔を埋めて、いわゆる『お掃除フェラ』を始めてくれる。

「アタイも、熱いのを膣内なかに放って欲しかったな……今……なれないか?」
「無理だよ。その……凄く大きくなっちゃうみたいで……アレがさ。痛いよ?」
「でも……膣内なか射精して貰わなきゃ……なんか……アンタの女になった気がしないっていうか……」

 ペニスの鈴口に舌を這わせるもんだから、一度は萎えたモノがムクムクと大きくなってくる。

「あ♡」

 嬉しそうに笑うリズ。

「な♡ もう一回……だめかい……?」

 そんな上目遣いでズルいよ。

「明日は学校なんだよ……」
「こっちはその気なのにさ……」

 そう言ってペニスを撫でながら悲しそうな顔をする。……最近、よくその手を使うよね……そんな顔を見たら言う事聞くしかないじゃないか。

「ほら……ここにまたがって、自分で挿入れてみて」

 パッと輝くような笑みを浮かべるリズ。

「いいのかい?……挿入れちまうよ?」
「うん。そのまま腰を落として」

 リズがゆっくりと腰を沈める。

「ぁあ♡ ヒロヤの先っぽが♡ 挿入はいっちまう♡」

 俺の亀頭を咥えこんで嬌声をあげる。熱を持ったその膣口がとても気持いい。

「奥まで……挿入れちまっても……いいよな?」

 泣き出しそうなリズの蕩け顔が堪らなく可愛くて、俺の性欲を刺激する。

「可愛い……俺のリゼルダ……」
「はぅん♡」

 名前を呼ばれて力が抜けたのか、ズドンッ!とリズの腰が落ちてくる。

「おっぐぅぅぅ♡ ききききだぁ♡」
「うん。リズの子宮口が、俺の先っちょをチュパチュパ吸ってるね」
「いやぁぁぁ♡ 恥ずかしい♡ でも……堪んないよヒロヤ♡」

 リズがゆっくりと腰を前後に揺する。

「コリコリ♡ きもぢいいよぉ♡ やだ♡ だめ♡ だめ♡ アタイのまんこ♡ ヒロヤの形……ちゃんと覚えてるよ♡」
「リズの膣内なか、凄くうねってるよ……」
「あ♡ あ♡ あ♡ あん♡ あっ♡」

 奥を突くごとに喘ぐリズ。健康的に焼けた肌、引き締まった身体つきだが、そんななかでも柔らかさを主張する乳房、少し大きめのお尻、リズの肉体の全てで溶かされるように……俺は情欲に溺れていった。



「ちゅっ♡」
「あれ?ヒロヤ兄ちゃん起きないね」
「もう……愛しのカズミさまのキスなのに」
「次はれなの番。……唇は流石に恥ずかしいからほっぺでいい?」
「いいよ~」
「ちゅっ」
「まだ起きませんね……」
「じゃ、ドロシーね」
「唇でも……いいですか?」
「激しいのは反則だからね?」
「ちゅうっ♡」
「……まだみたい……次はあたしでいいの?」
「れなもしたんだから、マルティナもやっちゃえ!」
「むちゅっ♡」

(ん……誰かがキスしてる……リズ?)

 いや、このモチっとした唇の感触は……

「……マルティナ……?なに?どうしたの?」
「あーマルティナの勝ちか」

 目覚めると、リズ以外のウチの女衆が俺の顔を覗き込んでいた。

「あたしのキスで……起きてくれた……♡」

 顔を真っ赤にしたマルティナの目が潤んでいる。

「ほら! 学校行くんだよ。レナ、早くから起こしに来てくれてるんだから」

 カズミが俺の手を引いてベッドから起こす。

「ヒロヤさん、おはようございます」
「あ、ドロシーおはよう。喉大丈夫なの?」

 樹木の間を爽やかな風が吹き抜けたような綺麗な声。

「昨夜の温泉と、今朝飲んだ水薬で随分楽になりました」

 そう言ってニッコリ微笑むドロシー。

「ほらヒロヤくん、軽くでいいからお風呂入ってきて」

 ベッドを降りた俺の背をレナが押す。
 そのベッドには、まだリズが眠っていた。

「リズ起こさなくていいの?」
「いいのよ。抜け駆けするような長女(仮)はほっときましょ」

 と言うものの、別に怒ってなくて、逆に笑ってるカズミ。

「リズ姉ちゃん……よかったね……」

 マルティナが眠るリズの頬を優しく撫でていた。



「なんかこうして三人で登校するの久しぶりだね」

 俺の右手を繋ぐカズミ。

「結局、週に三日登校って言われてたけど……れな達が村に帰ってきてから、数えるほどしか登校できてないもんね」

 左手にはレナ。

「今日は私達三人はテストだって。昨日パパがそう言ってた」
「テストかぁ……まぁ伊達に前世で大学卒業してないからね。全く問題なし」

 でも、俺達三人だけがテストか。……授業受けれてないから学力チェックなんだろうな。



「おぉ! ヒロヤ! 今日は登校日だったんだな!」

 後ろからジャンに声を掛けられた。いつもの取り巻き達も一緒だ。

「大丈夫なのか?怪我とかしてねぇか?」
「全然。ちょっと物足りないぐらいだよ」
「言うねぇ。……あ、そういや『人狩り』やっつけたのってお前らだろ?」
「うん。吹雪で迷って森の中に避難したらたまたま居たんだよ連中が」

 やっぱりか。と笑うジャン。

「そいつら、森で痛みにのたうち回ってたところを、巡回の兵士達に捕まって王都に護送されたよ。まぁ死刑だろうな」
「……エルフの男たちを殺してるし、女性を拉致してたしね。当然だろうな」
「父ちゃんがギルドから報奨金出すって言ってたよ。また稼いだな。今度なんか奢れよ!」

 俺の肩を叩いて、ジャン達は先に校舎へと走っていった。

「れな達も急ごう」

 俺達三人も、手を繋いで走った。



 せっかくの登校日だったが、一時間目から俺達三人は別教室でテスト。
 問題は……おそらく上等部のもの。一年生用じゃなかったな。解けるけど。

「……みなさん満点です」

 マリア先生が呆れたように俺達を見る。

「上等部の問題でしたが……ほんとあなた達はなんなんでしょうね」

 と言って少し笑うマリア先生。

「これであなた達は暫く授業は免除です……冒険者としてのお仕事に専念なさい」

 あーこれは父か師匠か……それか校長先生だという『賢者』ミリアさんの指示だな。

「わたしは……あなた達がダンジョンに挑むのは反対なんですよ……」

 ポツリと呟く先生。

「いくら優れているとはいえ、まだ子供なのに……危険すぎます……だから上等部の問題で不合格になれば……と思っていましたが」

 そう言って、少し眼鏡のズレを直す。

「今日はこのあとの授業ぐらい受けていくわよね?教室に移動しましょうか」

 俺達はいつもの教室に向かうために席を立った。



「先生、悲しそうだったね……」

 カズミが席についてため息をつく。

「……早くダンジョン攻略して学校に戻らないとね」

 レナが努めて明るく言った。

「だね。その為にも、せっかく授業免除してくれた分頑張らなきゃ」 

 あと一時間の授業で、暫くは学校来れないんだな。最後ぐらいは……

「この授業は寝ないで集中するぞ!」
「「当たり前よ!」」
 おう!両方からツッコミいただきました。
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