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24話「夏休みの終わりと大脇差」
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あれよあれよと日が過ぎ、とうとう夏休みの最終日となった。
色々あった夏休みだった。
『龍神祭』のあと、おばあさんの仕立て屋は大忙しだった。暫くして、色とりどりの浴衣姿の若い女性達と、渋い着こなしの若い男達が村に増えた。一過性の流行に終わらず、季節のファッションとして定着すれば良いな。
同級生のジャン達は、夏休みの後半に宿題で泣きついてきた。
丸写しさせる事は断固拒否したが、カズミとレナと一緒に勉強を教えてやる時間を作ってやった。
『ダンジョンバースト』による村の襲撃事件後、村の温泉場を訪れる村外の人が増えた。それは冒険者達の口伝てで効能の評判が拡がったようだ。
あと、父が王都に赴き、軍務大臣(父と母の旧友で元勇者の方だとか)と折衝。部隊の駐留地としてラツィア村が認められたとか。
「予算もがっぽり分捕ってきたらしいわよ」
と母談。おかげで駐留地の兵舎と移住家族の為の造成地の建設が捗りだした。
◆
そして、俺達の早朝稽古は休まず続いた。
『龍神祭』のオーガーとの対峙で師匠にアドバイスを貰ったが、概ね俺の対応『足元に一撃』で良かったそうだ。タッパが無いので無理に上段を攻める必要はない。と。
母の一撃を伝えたが、
「『大剣のメグミ』殿らしい力業だ。あれは真似できるものじゃないので、参考にしないように」
と笑ってた。
最終日の稽古、ガルムとの手合わせは一本取った時点でガルムが『まいった』。アレスとの手合わせでは三本中二本取り、なんと師匠との手合わせでは……初の一本取れたのだ!
「……この怪物おチビめ」
アレスが俺の頭をグリグリする。
(……とはいうものの、ちょっと手加減した感があったんだよな)
そう思ってると、一度屋敷内に引っ込んだ師匠が、仕事に出かける支度を整えて再び現れた。手には……
「ヒロヤくん。約束のものを渡そう」
少し短めの『刀』。恐らく脇差の類いと思われたが、従来の脇差より少し長めだ。鞘は黒い漆塗りで、握りも鍔も造りは日本刀のそれだ。
「あ……ありがとうございます!」
そうか。師匠は『刀』を見つけたから、俺にプレゼントしたくて一本取らせてくれたんだな。
「苦労したぞ。王国内の何処かに、今でもこれを打てる鍛冶師が居るとは聞いてるんだが」
そう言って、俺に刀を手渡す。
「なんとか現物を見つけられた。いずれは鍛冶師を見つけて、君に合わせたものを打って貰おう」
「大切にします」
「武器なんぞ、使い潰すぐらいでもいいんだぞ」
「いえ……東方の剣術は『一撃に魂を込める』事が真髄と聞きました。それは『武器に魂を込める』と等しい事と思います」
そういう俺を見て、師匠は誇らしげに頷いた後、
「よく言った。大切にするんだぞ」
と、頭をぐりぐり撫でてくれた。
◆
さて、スタンプカードである。
俺とレナ、マルティナは全制覇。アレスとガルムは二日目から完走。
「みんな良くできました。プレゼントを渡しますね」
と手にした木箱を庭のテーブルに置いて、蓋を開いた。何が入ってるのか、ここからは見えない。
「では、レナさん、マルティナさん、ヒロヤさん、こちらに来て並んでください」
カズミの先生の様な口調に、レナもマルティナも緊張したようにカズミの前に並ぶ。そして俺も。
そして箱から取り出されたものは……
「わぁ!ペンダント!これ、カズミ姉ちゃんが彫ったの?」
マルティナが首にかけられた木製のペンダントを、嬉しそうに眺める。
「綺麗……れなとマルティナのは『白い花』ね」
レナも嬉しそうに花が彫られたペンダントを掲げて見つめる。
「ママに手伝って貰ったけどね……」
照れて頭を掻くカズミ。おばさんが手伝ったとはいえ、不器用なりに頑張ったんだな。
俺の首にもペンダントがかけられる。
「出逢った時の……想い出の花よ」
カズミがペンダントをかける時に耳元で囁いた。
◇
そういえば、俺の初めての出社日に教育係として紹介された三浦主任が、
「綺麗な髪飾りね。でも仕事には不必要だから預かっておきます」
と、俺の頭に付いていた桜の花びらを取ってくれたっけ。
あの一言と、その時の三浦主任の笑顔で、緊張が解けたんだよなぁ。
◇
「よく憶えてたね」
俺はペンダントに彫られた桜の花びらを眺めて懐かしさを憶えた。
「あ、ヒロヤのは桜だね。……儚くて美しい花……」
さすがは日本のカルチャーに詳しい女神様。侘び寂びも理解してらっしゃる。
「ああ。この世界にもあるのなら、いつか見てみたいな……」
アレスとガルムには『盾』が彫られたペンダント。
「あなた達はリズの『盾』となりなさい」
まだ先生気分のカズミの口調に、真面目に頷くスケベ戦士二人。
「リズさんはこれ」
「え?アタイにもくれるのかい?」
「もちろん。毎日来てくれてたんですから。アレスとガルムより出席してるんですよ」
リズにウインクするカズミ。
「なんだか照れくさいね」
カズミにペンダントをかけて貰ったリズが微笑む。レリーフは『薔薇』。
「綺麗な花……」
ペンダントを眺めるリズ。
「リズさんは綺麗なんだから、女らしさを忘れないようにと願いを込めて、綺麗な薔薇にしました」
「ちょ……急になに言うんだい……」
リズを思いっきり照れさせるカズミ。男なら口説き文句の天才ですよカズミさん。
「大事にするよ……綺麗と言われてペンダントなんて貰ったの、生まれて初めてだよ」
ペンダントをギュッと握り締めるリズ。あ、これ男に贈られてたならきっと堕ちてたな。
俺とカズミ、レナ、マルティナはアレスとガルムを睨んでやった。
「仲間の女性にプレゼントも出来ないから……モテないのよ」
カズミの一言に、スケベ戦士どもは申し訳なさそうにリズを見て小さくなっていた。
◆
俺は稽古を終えて一旦帰宅した。とにかく師匠に貰った刀を手入れしたかったのだ。
メイド長のステラさんにお願いして、砥石とオリーブ油を貰う。その砥石を粉々に砕いて細かくすり潰す。これを『打ち粉』にする。オリーブ油は錆止めに使う『刀剣油』代わりだ。
『打ち粉』をタオルで刀身にはたき付けて、刀身の古い油を拭い取るのだ。
作業にかかろうと部屋に正座し、刀を鞘から抜き放つ。
「これは……」
ギラリとした刀身を目の当たりにした時に、背筋に「ゾクリ」と寒気が走る。刃渡りは60センチ。日本刀なら大脇差と呼ばれる種類だ。
(かなりの生命を奪った刀だ……)
直感でわかる。
以前、元の世界で『ある軍刀』を手にした事があり、それと同じ雰囲気を感じるのだ。
持ち主の陸軍士官は、部隊玉砕時に米軍兵をその軍刀で斬りまくったという。
この世界の刀だから、なにも人を斬った結果ではない可能性も高い。モンスターの生命なのかもしれない。
しかし、この悪寒があの時感じたものと同種である事に俺はひときわ寒気を感じた。
とにかく刀を分解し、刀身を裸にしてしまう。不思議な事に、造りはまるっきり日本刀そのものだった。銘の類は入ってなかったが。
打ち粉をはたき付け、紙で拭い取る。オリーブ油を刀身に塗り付け、それも軽く紙で拭い取り完了。
◆
(さてと……)
打ち込み稽古用として、庭に突き立てた丸太と向き合う。
目を閉じ、イメージする。丸太を両断するイメージを。
「身体強化(フィジカルブースト)」
目を開く。鯉口を切り、抜刀する。
──シャッ!
鞘走りの音が鳴る。
──キンッ!
(手応え……あった!)
刀身を鞘に納めた。スムーズに納まる。刀身の歪みなども発生していないという事だ。
ズウンッ!と丸太が倒れる。
斬れる。間違いなく業物と呼ばれる類の逸品だ。
「ヒロヤ……あなた凄いじゃない」
振り向くと母が目を丸くして立っていた。
こちらに来たと思うと、丸太を拾い上げて切り口を見る母。
「力任せの斬り方じゃないわね。技……?」
そう言ってニヤリと笑う。いや、怖いっす母さん。
「よし!今度立ち会いしましょう!」
母は喜々として屋敷に帰っていった。母さん、バトルジャンキーだったのか……?
「そんなの、勝てるわけないよ……」
立ち去る前に見せた母の微笑みを思い出してゾクリとした。
恐恐と屋敷に戻る俺には、母の様に丸太の切り口を確認した後、俺の背中を睨みつける視線があった事など知る由もなかった。
色々あった夏休みだった。
『龍神祭』のあと、おばあさんの仕立て屋は大忙しだった。暫くして、色とりどりの浴衣姿の若い女性達と、渋い着こなしの若い男達が村に増えた。一過性の流行に終わらず、季節のファッションとして定着すれば良いな。
同級生のジャン達は、夏休みの後半に宿題で泣きついてきた。
丸写しさせる事は断固拒否したが、カズミとレナと一緒に勉強を教えてやる時間を作ってやった。
『ダンジョンバースト』による村の襲撃事件後、村の温泉場を訪れる村外の人が増えた。それは冒険者達の口伝てで効能の評判が拡がったようだ。
あと、父が王都に赴き、軍務大臣(父と母の旧友で元勇者の方だとか)と折衝。部隊の駐留地としてラツィア村が認められたとか。
「予算もがっぽり分捕ってきたらしいわよ」
と母談。おかげで駐留地の兵舎と移住家族の為の造成地の建設が捗りだした。
◆
そして、俺達の早朝稽古は休まず続いた。
『龍神祭』のオーガーとの対峙で師匠にアドバイスを貰ったが、概ね俺の対応『足元に一撃』で良かったそうだ。タッパが無いので無理に上段を攻める必要はない。と。
母の一撃を伝えたが、
「『大剣のメグミ』殿らしい力業だ。あれは真似できるものじゃないので、参考にしないように」
と笑ってた。
最終日の稽古、ガルムとの手合わせは一本取った時点でガルムが『まいった』。アレスとの手合わせでは三本中二本取り、なんと師匠との手合わせでは……初の一本取れたのだ!
「……この怪物おチビめ」
アレスが俺の頭をグリグリする。
(……とはいうものの、ちょっと手加減した感があったんだよな)
そう思ってると、一度屋敷内に引っ込んだ師匠が、仕事に出かける支度を整えて再び現れた。手には……
「ヒロヤくん。約束のものを渡そう」
少し短めの『刀』。恐らく脇差の類いと思われたが、従来の脇差より少し長めだ。鞘は黒い漆塗りで、握りも鍔も造りは日本刀のそれだ。
「あ……ありがとうございます!」
そうか。師匠は『刀』を見つけたから、俺にプレゼントしたくて一本取らせてくれたんだな。
「苦労したぞ。王国内の何処かに、今でもこれを打てる鍛冶師が居るとは聞いてるんだが」
そう言って、俺に刀を手渡す。
「なんとか現物を見つけられた。いずれは鍛冶師を見つけて、君に合わせたものを打って貰おう」
「大切にします」
「武器なんぞ、使い潰すぐらいでもいいんだぞ」
「いえ……東方の剣術は『一撃に魂を込める』事が真髄と聞きました。それは『武器に魂を込める』と等しい事と思います」
そういう俺を見て、師匠は誇らしげに頷いた後、
「よく言った。大切にするんだぞ」
と、頭をぐりぐり撫でてくれた。
◆
さて、スタンプカードである。
俺とレナ、マルティナは全制覇。アレスとガルムは二日目から完走。
「みんな良くできました。プレゼントを渡しますね」
と手にした木箱を庭のテーブルに置いて、蓋を開いた。何が入ってるのか、ここからは見えない。
「では、レナさん、マルティナさん、ヒロヤさん、こちらに来て並んでください」
カズミの先生の様な口調に、レナもマルティナも緊張したようにカズミの前に並ぶ。そして俺も。
そして箱から取り出されたものは……
「わぁ!ペンダント!これ、カズミ姉ちゃんが彫ったの?」
マルティナが首にかけられた木製のペンダントを、嬉しそうに眺める。
「綺麗……れなとマルティナのは『白い花』ね」
レナも嬉しそうに花が彫られたペンダントを掲げて見つめる。
「ママに手伝って貰ったけどね……」
照れて頭を掻くカズミ。おばさんが手伝ったとはいえ、不器用なりに頑張ったんだな。
俺の首にもペンダントがかけられる。
「出逢った時の……想い出の花よ」
カズミがペンダントをかける時に耳元で囁いた。
◇
そういえば、俺の初めての出社日に教育係として紹介された三浦主任が、
「綺麗な髪飾りね。でも仕事には不必要だから預かっておきます」
と、俺の頭に付いていた桜の花びらを取ってくれたっけ。
あの一言と、その時の三浦主任の笑顔で、緊張が解けたんだよなぁ。
◇
「よく憶えてたね」
俺はペンダントに彫られた桜の花びらを眺めて懐かしさを憶えた。
「あ、ヒロヤのは桜だね。……儚くて美しい花……」
さすがは日本のカルチャーに詳しい女神様。侘び寂びも理解してらっしゃる。
「ああ。この世界にもあるのなら、いつか見てみたいな……」
アレスとガルムには『盾』が彫られたペンダント。
「あなた達はリズの『盾』となりなさい」
まだ先生気分のカズミの口調に、真面目に頷くスケベ戦士二人。
「リズさんはこれ」
「え?アタイにもくれるのかい?」
「もちろん。毎日来てくれてたんですから。アレスとガルムより出席してるんですよ」
リズにウインクするカズミ。
「なんだか照れくさいね」
カズミにペンダントをかけて貰ったリズが微笑む。レリーフは『薔薇』。
「綺麗な花……」
ペンダントを眺めるリズ。
「リズさんは綺麗なんだから、女らしさを忘れないようにと願いを込めて、綺麗な薔薇にしました」
「ちょ……急になに言うんだい……」
リズを思いっきり照れさせるカズミ。男なら口説き文句の天才ですよカズミさん。
「大事にするよ……綺麗と言われてペンダントなんて貰ったの、生まれて初めてだよ」
ペンダントをギュッと握り締めるリズ。あ、これ男に贈られてたならきっと堕ちてたな。
俺とカズミ、レナ、マルティナはアレスとガルムを睨んでやった。
「仲間の女性にプレゼントも出来ないから……モテないのよ」
カズミの一言に、スケベ戦士どもは申し訳なさそうにリズを見て小さくなっていた。
◆
俺は稽古を終えて一旦帰宅した。とにかく師匠に貰った刀を手入れしたかったのだ。
メイド長のステラさんにお願いして、砥石とオリーブ油を貰う。その砥石を粉々に砕いて細かくすり潰す。これを『打ち粉』にする。オリーブ油は錆止めに使う『刀剣油』代わりだ。
『打ち粉』をタオルで刀身にはたき付けて、刀身の古い油を拭い取るのだ。
作業にかかろうと部屋に正座し、刀を鞘から抜き放つ。
「これは……」
ギラリとした刀身を目の当たりにした時に、背筋に「ゾクリ」と寒気が走る。刃渡りは60センチ。日本刀なら大脇差と呼ばれる種類だ。
(かなりの生命を奪った刀だ……)
直感でわかる。
以前、元の世界で『ある軍刀』を手にした事があり、それと同じ雰囲気を感じるのだ。
持ち主の陸軍士官は、部隊玉砕時に米軍兵をその軍刀で斬りまくったという。
この世界の刀だから、なにも人を斬った結果ではない可能性も高い。モンスターの生命なのかもしれない。
しかし、この悪寒があの時感じたものと同種である事に俺はひときわ寒気を感じた。
とにかく刀を分解し、刀身を裸にしてしまう。不思議な事に、造りはまるっきり日本刀そのものだった。銘の類は入ってなかったが。
打ち粉をはたき付け、紙で拭い取る。オリーブ油を刀身に塗り付け、それも軽く紙で拭い取り完了。
◆
(さてと……)
打ち込み稽古用として、庭に突き立てた丸太と向き合う。
目を閉じ、イメージする。丸太を両断するイメージを。
「身体強化(フィジカルブースト)」
目を開く。鯉口を切り、抜刀する。
──シャッ!
鞘走りの音が鳴る。
──キンッ!
(手応え……あった!)
刀身を鞘に納めた。スムーズに納まる。刀身の歪みなども発生していないという事だ。
ズウンッ!と丸太が倒れる。
斬れる。間違いなく業物と呼ばれる類の逸品だ。
「ヒロヤ……あなた凄いじゃない」
振り向くと母が目を丸くして立っていた。
こちらに来たと思うと、丸太を拾い上げて切り口を見る母。
「力任せの斬り方じゃないわね。技……?」
そう言ってニヤリと笑う。いや、怖いっす母さん。
「よし!今度立ち会いしましょう!」
母は喜々として屋敷に帰っていった。母さん、バトルジャンキーだったのか……?
「そんなの、勝てるわけないよ……」
立ち去る前に見せた母の微笑みを思い出してゾクリとした。
恐恐と屋敷に戻る俺には、母の様に丸太の切り口を確認した後、俺の背中を睨みつける視線があった事など知る由もなかった。
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