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第3章 宮星兄弟からの相談
あやかしと黒田屋やってます!3ー7~ヴァンパイア姉弟と対面~
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2人は戦闘準備を整え、扉の前に立った。
「じゃあ、古蛇、行くぞ!せーの!」
りゅうのかけ声とともに2人で重い扉を開けた。
「おい!そこのヴァンパイア!みなとを離しやがれ!!」
「あ!りゅう兄ちゃん!」
りゅうの姿を確認したみなとは、みるみるうちに元気を取り戻していった。
「あら、あの猫以外に誰か入って来たと思っていたけど、あの泣き虫、古蛇くんと、どこかの人間くんだったのね。」
「古蛇を泣き虫呼ばわりするな!」
「そう怒らないで?人間くん。私は事実を言ってるまでだから。まぁ、そんな事どうでも良いわ。まず、自己紹介をしなくちゃね。えっと、私はここの屋敷の主。血矢 麗奈《ちや れいな》というの。初めまして。人間くん。で、あっちにいるのが私の弟。」
「血矢 颯汰《ちや そうた》だ。はぁ~。姉上。なぜこんなやつらに名乗らなくてはならないんですか?」
「このみなとちゃんをわざわざ助けに来た人間くんにも名乗ってもらいたいでしょ?まぁ、でもどうせ、古蛇くんも、みなとちゃんも、人間くんも、私達の食料になるんだろうけど。フフッ。でも、名前くらいは知っておきたいじゃない?この子、私の好みのだし!てことだから、名乗ってくれるかしら?人間くん?」
「…。俺は、黒田りゅうだ。」
「へぇ~。りゅうくんって言うんだ!良い名前つけてもらったわね~!でも…。今、黒田って言ったかしら?」
「そうだ!黒田だ!それがなんだ!」
「なら、君があのときの子ね…。あの女がわざわざ自分の命と引き換えに守った子が、また、私の前に現れるなんて、あの女も思ってないわよね~!」
「…。まさか!!麗奈!それ以上を口にするな!」
「はぁ~。うるさいわね。古蛇くん?そんなにうるさい子には、お仕置きね。颯汰?」
麗奈の合図で颯汰はすぐさま古蛇の元に向かい、古蛇のお腹にパンチを入れた。
「ぐはっ!はぁ、はぁ。」
「古蛇!!」
「フフッ。ありがとうね。颯汰。これで、うるさくなくなったわ。」
「いいえ。大丈夫ですよ。姉上。」
「う、うわぁ~ん!!こわいよ~!!」
「みなと!今、助けに行くからな!」
「あら、りゅうくん。まだ、話が終わっていないでしょ?人の話は、最後まで聞かなくちゃ。まぁ、私、ヴァンパイアなんだけどね。あ、颯汰。みなとちゃんにはもう手を出さないで、私が後で血をいただくから。それに、小さい子だしね!そうだ。さっきの話の続きを聞かせてあげるわね!」
「辞めろ…。りゅうに…、本当の事を教えるのは辞めるのじゃ…。麗奈…。」
「古蛇!!大丈夫か!?」
「古蛇くん。本当の事は、りゅうくんに絶対に教えるわ。なんたって、好きな子の歪んだ顔が見てみたいからね!フフッ。とゆうか、その情報どこで手に入れたのかしらね?まぁ、別に良いけど。」
「本当の事?なんのことだ?」
「君のお母さんが亡くなった本当の理由…。知りたいでしょ?りゅうくん?」
「じゃあ、古蛇、行くぞ!せーの!」
りゅうのかけ声とともに2人で重い扉を開けた。
「おい!そこのヴァンパイア!みなとを離しやがれ!!」
「あ!りゅう兄ちゃん!」
りゅうの姿を確認したみなとは、みるみるうちに元気を取り戻していった。
「あら、あの猫以外に誰か入って来たと思っていたけど、あの泣き虫、古蛇くんと、どこかの人間くんだったのね。」
「古蛇を泣き虫呼ばわりするな!」
「そう怒らないで?人間くん。私は事実を言ってるまでだから。まぁ、そんな事どうでも良いわ。まず、自己紹介をしなくちゃね。えっと、私はここの屋敷の主。血矢 麗奈《ちや れいな》というの。初めまして。人間くん。で、あっちにいるのが私の弟。」
「血矢 颯汰《ちや そうた》だ。はぁ~。姉上。なぜこんなやつらに名乗らなくてはならないんですか?」
「このみなとちゃんをわざわざ助けに来た人間くんにも名乗ってもらいたいでしょ?まぁ、でもどうせ、古蛇くんも、みなとちゃんも、人間くんも、私達の食料になるんだろうけど。フフッ。でも、名前くらいは知っておきたいじゃない?この子、私の好みのだし!てことだから、名乗ってくれるかしら?人間くん?」
「…。俺は、黒田りゅうだ。」
「へぇ~。りゅうくんって言うんだ!良い名前つけてもらったわね~!でも…。今、黒田って言ったかしら?」
「そうだ!黒田だ!それがなんだ!」
「なら、君があのときの子ね…。あの女がわざわざ自分の命と引き換えに守った子が、また、私の前に現れるなんて、あの女も思ってないわよね~!」
「…。まさか!!麗奈!それ以上を口にするな!」
「はぁ~。うるさいわね。古蛇くん?そんなにうるさい子には、お仕置きね。颯汰?」
麗奈の合図で颯汰はすぐさま古蛇の元に向かい、古蛇のお腹にパンチを入れた。
「ぐはっ!はぁ、はぁ。」
「古蛇!!」
「フフッ。ありがとうね。颯汰。これで、うるさくなくなったわ。」
「いいえ。大丈夫ですよ。姉上。」
「う、うわぁ~ん!!こわいよ~!!」
「みなと!今、助けに行くからな!」
「あら、りゅうくん。まだ、話が終わっていないでしょ?人の話は、最後まで聞かなくちゃ。まぁ、私、ヴァンパイアなんだけどね。あ、颯汰。みなとちゃんにはもう手を出さないで、私が後で血をいただくから。それに、小さい子だしね!そうだ。さっきの話の続きを聞かせてあげるわね!」
「辞めろ…。りゅうに…、本当の事を教えるのは辞めるのじゃ…。麗奈…。」
「古蛇!!大丈夫か!?」
「古蛇くん。本当の事は、りゅうくんに絶対に教えるわ。なんたって、好きな子の歪んだ顔が見てみたいからね!フフッ。とゆうか、その情報どこで手に入れたのかしらね?まぁ、別に良いけど。」
「本当の事?なんのことだ?」
「君のお母さんが亡くなった本当の理由…。知りたいでしょ?りゅうくん?」
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