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第6話 確認作業
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宰相達はあれから死んだように眠り続け、気付けば日は沈み、司書さんが迎えに来てくれたので、眠っている宰相の手を一生懸命に外して、一旦お別れ。再度、封印をして、司書さんについて行って、図書城のラフェルと挨拶。
「おかえり。解説っ子。」
「ただいま、ラフェル。」
そして、担い手のこと、黒精霊のこと、エミエルのことの情報を共有した。
自分の前居た世界の知識を共有しつつ、雑談よろしく聞くお話。
やはり、担い手はかなり珍しいし、精霊の服の担い手を図書城にいたせいで知らなかったらしい。
だって、ローマの人みたいな服だったからそんな気はしてた。
黒精霊のことについても教えて貰えた。
初めに登場した時の絵本を見せて貰えた。
絵本の内容は、心優しい老婆が黒精霊を助けて、その後色々ハプニングがあるものの最後は泉の傍で幸せに暮らしましたとさで終わった。
次の絵本は、泉で殺人を犯した騎士が王様になって、国を作る話。
次の絵本は、黒精霊を封印し、固定させ、富と繁栄を享受した国の話。
次の絵本は、黒精霊を開放し、砂塵と化した国の話。
次の絵本は、黒精霊が竜について、黒龍と化し、世界のすべてを呪ったのだけど、それを皆で協力して倒すお話。
読んでて思ったんだけど、黒精霊、初めいい奴っぽいんだけど、周りの人に恵まれなくなった途端、酷いことになってる。
王都に来て、ツンデレ妖精と友達になって、改めて黒精霊のことを思い出す。
多分、あいつもツンデレだったんだ。すんごい、分かりにくかったけど。かなり、一生懸命に振り返ってみれば、そうだったんだけど。
…あぁ、ごめん。
もう一度会って、謝んないとなぁ。
同じ姿になろうとしたのも愛情表現だったんだなぁ。ごめん、気付かんかった。一緒の人間について、一緒に居たいって意味だったんじゃなかろうか。
あー、ごめんよー。
だって、嫌いって私のこと言うし、アッカンベーされたし、汚いのが好きとか言うし。分かんなかったよ。
あと、ラフェルはエミエルと以前は恋人同士だったんだって、エミエルが近くにいるって知らなかったんだって。
あぁ、どおりで司書を通して本のやりとしてたんだなぁ。
そして、朝が来て、司書に宰相室に連れてってもらったけど、まだ、休憩の紙が鎮座。
仮眠室でまだ眠ってる宰相達。
しかし、お腹が大合唱。
妖精たちも困惑中。
揺すって起こしてあげることにした。
そして、うとうとしている皆に第二王子の妖精見えない説を囁くと皆跳び起きた。
跳び起きて、寝癖がついているまま、仕事を始めた。
宰相は王様のところに走って行った。
私もついていった。
王様も驚愕。
早速、第二王子のところに王様と宰相と一緒に行くと第二王子がまた、要らん事してた。
誰かを悪人に仕立てて、正義ブルごっこ。
これが、ごっこのつもりじゃないから、手に負えない。
そんなところに遭遇して、王様も激怒。
色んな研究者を集めて、第二王子連行。
結果、第二王子はやはり妖精が見えてないことが判明しました。
「おかえり。解説っ子。」
「ただいま、ラフェル。」
そして、担い手のこと、黒精霊のこと、エミエルのことの情報を共有した。
自分の前居た世界の知識を共有しつつ、雑談よろしく聞くお話。
やはり、担い手はかなり珍しいし、精霊の服の担い手を図書城にいたせいで知らなかったらしい。
だって、ローマの人みたいな服だったからそんな気はしてた。
黒精霊のことについても教えて貰えた。
初めに登場した時の絵本を見せて貰えた。
絵本の内容は、心優しい老婆が黒精霊を助けて、その後色々ハプニングがあるものの最後は泉の傍で幸せに暮らしましたとさで終わった。
次の絵本は、泉で殺人を犯した騎士が王様になって、国を作る話。
次の絵本は、黒精霊を封印し、固定させ、富と繁栄を享受した国の話。
次の絵本は、黒精霊を開放し、砂塵と化した国の話。
次の絵本は、黒精霊が竜について、黒龍と化し、世界のすべてを呪ったのだけど、それを皆で協力して倒すお話。
読んでて思ったんだけど、黒精霊、初めいい奴っぽいんだけど、周りの人に恵まれなくなった途端、酷いことになってる。
王都に来て、ツンデレ妖精と友達になって、改めて黒精霊のことを思い出す。
多分、あいつもツンデレだったんだ。すんごい、分かりにくかったけど。かなり、一生懸命に振り返ってみれば、そうだったんだけど。
…あぁ、ごめん。
もう一度会って、謝んないとなぁ。
同じ姿になろうとしたのも愛情表現だったんだなぁ。ごめん、気付かんかった。一緒の人間について、一緒に居たいって意味だったんじゃなかろうか。
あー、ごめんよー。
だって、嫌いって私のこと言うし、アッカンベーされたし、汚いのが好きとか言うし。分かんなかったよ。
あと、ラフェルはエミエルと以前は恋人同士だったんだって、エミエルが近くにいるって知らなかったんだって。
あぁ、どおりで司書を通して本のやりとしてたんだなぁ。
そして、朝が来て、司書に宰相室に連れてってもらったけど、まだ、休憩の紙が鎮座。
仮眠室でまだ眠ってる宰相達。
しかし、お腹が大合唱。
妖精たちも困惑中。
揺すって起こしてあげることにした。
そして、うとうとしている皆に第二王子の妖精見えない説を囁くと皆跳び起きた。
跳び起きて、寝癖がついているまま、仕事を始めた。
宰相は王様のところに走って行った。
私もついていった。
王様も驚愕。
早速、第二王子のところに王様と宰相と一緒に行くと第二王子がまた、要らん事してた。
誰かを悪人に仕立てて、正義ブルごっこ。
これが、ごっこのつもりじゃないから、手に負えない。
そんなところに遭遇して、王様も激怒。
色んな研究者を集めて、第二王子連行。
結果、第二王子はやはり妖精が見えてないことが判明しました。
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