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一章
53 ブラックメタルドラゴンの素材
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お風呂に向かった女性陣を見送っていると、リタが僕を手招きしている。君は温泉には行かないのね。
どうやらリタは離れにあるユリイカの家に入るらしい。
「リタ、勝手に入っていいのか?」
「問題ない。これは早くご主人様に伝えるべき案件」
扉を開けると、めちゃくちゃでっかい肉の塊が目の前にあった。ユリイカのやつ何のモンスターを狩ってきたのだろうか。村であまり目立つ行動は避けてもらいたい。あとで注意しておく必要があるな。
リタはこの肉の塊には見向きもせずに構わず奥へ奥へと進んでいく。そうしてバンっと壁を叩いて説明を始めた。
「この部屋にあるのがユリイカが作った魔王様の椅子」
「はっ? ま、魔王!?」
二つある部屋の一つには「新魔王城」と書かれており、リタが扉を開けた先には黒光りするとってもゴージャスな皮張りの椅子が置かれていた
ちょっと頭が痛い。そう言えばユリイカのやつ椅子を作ってるとか言ってたな……。
「そしてこの高級皮は何とブラドちゃんの皮」
「はああ!? ブラドちゃん! って言うことは、もしかして……」
「入口にある大きな肉の塊もブラドちゃんの肉」
頭はパニック状態だったが、リタから説明を聞いてようやく納得することができた。
「つまりはこれはブラドちゃんの尻尾の部分ということか」
「ブラドちゃんの尻尾は数日で生え変わる。ご主人様には迷惑を掛けるから、代わりに尻尾の肉と皮を提供してくれるそう」
「尻尾切り離すの痛くないのかな?」
「全く痛くないって言ってた」
痛くないならいいのか……。肉と皮が定期的に手に入ることになる。ブラックメタルドラゴンの肉は最上級の味で皮も高額で取引されるんだっけ。
あまり積極的に売ってしまっては怪しまれる。というか、無理だ。だいたい何の肉だと説明すればいいんだ。
ブラックメタルドラゴンの肉と皮ですとか言ってもきっと信じてもらえないし、そもそもどうやって手に入れたのかを説明できない。
「食べる?」
「そ、そうだね。極上の味と言われるほどの肉だもんね……。焼いてみようか」
リタがコクコクと頷いた。いつの間にやらエプロンを着用し、包丁で肉を切り分けると塩、胡椒で味を整えてフライパンには油、そしてニンニクの欠片を潰して放り込んだ。
「焼き加減は?」
「えっと、ミディアムで。というか手際がよくない? リタって料理得意だったっけ?」
「ご主人様に食べてもらいたくて練習した。レティ様教えるの上手。そして私の腕前は既に聖女を超えている」
リタがドヤ顔でピースしている。僕の知らないところで女性陣が料理教室を行っていたのか。レティは料理が上手だし、リタのこの手際の良さも納得だ。それにしても少しは仲良くなってきたのだろうか。
「二人とは仲良くやってる?」
「レティ様まだ少し距離感じる」
「そうか」
僕の見立てとそう変わらない。リタは仕事の兼ね合いで聖女と行動を共にすることが多いから自然と聖女との関係が密になりやすい。リタからすると聖女との関係性なんてどうでもいいのだろうけど。
「レティ様に、このお肉プレゼントしてみようかな」
「そうだね……」
レティ的に何の肉かわからないものを食べさせられる恐怖というのはあるだろう。作ったのがモンスターであるリタなら尚更だ。いや、適当に僕が話を合わせておけばいいか。レティとも早く仲良くなってもらいたい。
「ご主人様、ミディアム焼けた。さあ召し上がれ」
適量に切られたブラドちゃんステーキは表面は香ばしくも、カット面は少し赤みが残る絶妙な焼き加減。ナイフを入れるとスーっと抵抗もなく切れ肉汁が溢れ出してくる。
一口大にカットして口の中へに放り込むと脂の甘さが弾けて一瞬で肉が溶けてしまう。ちゃんと噛んですらいない。食べているのか飲んでいるのかわからなくなる程のジューシーさと柔らかく癖のない味わい。これは今まで食べた中で間違いなく最高のステーキだ。
「シャインブラックベリーしか食べないから肉に変な臭みがないのかもしれないね」
「美味しい?」
「うん、めちゃくちゃ美味しいよ。今まで食べてきた肉の中で正に最高の一品だね」
「やった」
あまり感情表現が豊かではないリタではあるけど喜んでいるのがわかる。少しは人との暮らしにも慣れてきたのだろうか。
「リタも食べてみなよ」
「わかった」
もぐもぐとナイフとフォークを操り綺麗に食べる。目を細めているのは味を噛み締めているからだろう。
「リタがテイムされてからそれなりに時間が経つけど、何か困っていることはない?」
「困っていること?」
「うん」
リタは何かを思い浮かべるように考えると、ポンっと手をたたく。
「リタの給料ちょっと欲しい」
「お金が必要なの?」
「そう。今度ユリイカと王都にいく」
いつの間にそんな話になったのか。二人は仲が良いのだろうか。
「王都で買い物するんだね。ならお小遣いを渡すからあまり無駄使いをしないようにね」
「うん。ブラドちゃんの服とか見る」
「あー、そうか。そういえば生活用品を一通り揃えなきゃだよね」
「服はリタが作る。王都では子供服のデザインを見てくる。ボタンとか作れないのだけ買う。ユリイカはブラドちゃんの皮で靴とかカバンを作るって」
糸はリタが自前で用意できるから装飾品だけ買うということか。ユリイカもバッグや靴のデザインを見てくるということなのだろう。
二人ともそういう所は女の子なんだよね。
「ユリイカ言ってた。新魔王軍の装備に相応しいものを用意するって」
前言撤回。あいつ全く懲りてないな……。少し話し合いが必要かもしれない。農家の装備にそんな凄いのは必要ないのだから。
どうやらリタは離れにあるユリイカの家に入るらしい。
「リタ、勝手に入っていいのか?」
「問題ない。これは早くご主人様に伝えるべき案件」
扉を開けると、めちゃくちゃでっかい肉の塊が目の前にあった。ユリイカのやつ何のモンスターを狩ってきたのだろうか。村であまり目立つ行動は避けてもらいたい。あとで注意しておく必要があるな。
リタはこの肉の塊には見向きもせずに構わず奥へ奥へと進んでいく。そうしてバンっと壁を叩いて説明を始めた。
「この部屋にあるのがユリイカが作った魔王様の椅子」
「はっ? ま、魔王!?」
二つある部屋の一つには「新魔王城」と書かれており、リタが扉を開けた先には黒光りするとってもゴージャスな皮張りの椅子が置かれていた
ちょっと頭が痛い。そう言えばユリイカのやつ椅子を作ってるとか言ってたな……。
「そしてこの高級皮は何とブラドちゃんの皮」
「はああ!? ブラドちゃん! って言うことは、もしかして……」
「入口にある大きな肉の塊もブラドちゃんの肉」
頭はパニック状態だったが、リタから説明を聞いてようやく納得することができた。
「つまりはこれはブラドちゃんの尻尾の部分ということか」
「ブラドちゃんの尻尾は数日で生え変わる。ご主人様には迷惑を掛けるから、代わりに尻尾の肉と皮を提供してくれるそう」
「尻尾切り離すの痛くないのかな?」
「全く痛くないって言ってた」
痛くないならいいのか……。肉と皮が定期的に手に入ることになる。ブラックメタルドラゴンの肉は最上級の味で皮も高額で取引されるんだっけ。
あまり積極的に売ってしまっては怪しまれる。というか、無理だ。だいたい何の肉だと説明すればいいんだ。
ブラックメタルドラゴンの肉と皮ですとか言ってもきっと信じてもらえないし、そもそもどうやって手に入れたのかを説明できない。
「食べる?」
「そ、そうだね。極上の味と言われるほどの肉だもんね……。焼いてみようか」
リタがコクコクと頷いた。いつの間にやらエプロンを着用し、包丁で肉を切り分けると塩、胡椒で味を整えてフライパンには油、そしてニンニクの欠片を潰して放り込んだ。
「焼き加減は?」
「えっと、ミディアムで。というか手際がよくない? リタって料理得意だったっけ?」
「ご主人様に食べてもらいたくて練習した。レティ様教えるの上手。そして私の腕前は既に聖女を超えている」
リタがドヤ顔でピースしている。僕の知らないところで女性陣が料理教室を行っていたのか。レティは料理が上手だし、リタのこの手際の良さも納得だ。それにしても少しは仲良くなってきたのだろうか。
「二人とは仲良くやってる?」
「レティ様まだ少し距離感じる」
「そうか」
僕の見立てとそう変わらない。リタは仕事の兼ね合いで聖女と行動を共にすることが多いから自然と聖女との関係が密になりやすい。リタからすると聖女との関係性なんてどうでもいいのだろうけど。
「レティ様に、このお肉プレゼントしてみようかな」
「そうだね……」
レティ的に何の肉かわからないものを食べさせられる恐怖というのはあるだろう。作ったのがモンスターであるリタなら尚更だ。いや、適当に僕が話を合わせておけばいいか。レティとも早く仲良くなってもらいたい。
「ご主人様、ミディアム焼けた。さあ召し上がれ」
適量に切られたブラドちゃんステーキは表面は香ばしくも、カット面は少し赤みが残る絶妙な焼き加減。ナイフを入れるとスーっと抵抗もなく切れ肉汁が溢れ出してくる。
一口大にカットして口の中へに放り込むと脂の甘さが弾けて一瞬で肉が溶けてしまう。ちゃんと噛んですらいない。食べているのか飲んでいるのかわからなくなる程のジューシーさと柔らかく癖のない味わい。これは今まで食べた中で間違いなく最高のステーキだ。
「シャインブラックベリーしか食べないから肉に変な臭みがないのかもしれないね」
「美味しい?」
「うん、めちゃくちゃ美味しいよ。今まで食べてきた肉の中で正に最高の一品だね」
「やった」
あまり感情表現が豊かではないリタではあるけど喜んでいるのがわかる。少しは人との暮らしにも慣れてきたのだろうか。
「リタも食べてみなよ」
「わかった」
もぐもぐとナイフとフォークを操り綺麗に食べる。目を細めているのは味を噛み締めているからだろう。
「リタがテイムされてからそれなりに時間が経つけど、何か困っていることはない?」
「困っていること?」
「うん」
リタは何かを思い浮かべるように考えると、ポンっと手をたたく。
「リタの給料ちょっと欲しい」
「お金が必要なの?」
「そう。今度ユリイカと王都にいく」
いつの間にそんな話になったのか。二人は仲が良いのだろうか。
「王都で買い物するんだね。ならお小遣いを渡すからあまり無駄使いをしないようにね」
「うん。ブラドちゃんの服とか見る」
「あー、そうか。そういえば生活用品を一通り揃えなきゃだよね」
「服はリタが作る。王都では子供服のデザインを見てくる。ボタンとか作れないのだけ買う。ユリイカはブラドちゃんの皮で靴とかカバンを作るって」
糸はリタが自前で用意できるから装飾品だけ買うということか。ユリイカもバッグや靴のデザインを見てくるということなのだろう。
二人ともそういう所は女の子なんだよね。
「ユリイカ言ってた。新魔王軍の装備に相応しいものを用意するって」
前言撤回。あいつ全く懲りてないな……。少し話し合いが必要かもしれない。農家の装備にそんな凄いのは必要ないのだから。
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