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第13章 ヨークとナンシーと

23 騒がしい密談

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「キール、あれ本気かよ」

 テッドさんが外へと連れ出されると、黒猫君がすぐに低い声でキールさんを問いただす。

「ちょっと待て」

 でもキールさん、黒猫君に答えるより先に外にいた兵士さんたちを呼んで、開けっ放しだったテントの片面の幕を下ろしてもらった。

「このテントは俺の時間系魔法陣が縫い込まれた音が漏れにくい特別仕様だ。これで安心して話ができる」

 周囲の目が気にならなくなった途端、キールさんが乱雑にヘルメットを脱ぎ捨て、首をコキコキと左右に倒しながら説明してくれる。

 ああ、やっぱり全身鎧はあまり着心地がよくなかったみたい。

「ネロはそんなにあいつが気に入らないか」

 ヘルメットから解放された頭をガシャガシャと掻きむしったキールさんが、以前通りのワイルドな髪型と笑みを浮べて黒猫君に尋ねた。黒猫君が文句言うのを予想してたのか、その笑いがちょっとほろ苦い。

「気に入るもなにも、どー見ても胡散臭いだろうアレは」
「そうだな」

 私を抱えた黒猫君が不機嫌を隠そうともせずに返しても、キールさんはあまり気にしてない様子。

「だが傭兵なんてものは大概あんなものだぞ」
「……それで本心は?」
「……あれはほぼ間違いなく、裏社会の構成員だ」

 腕組みして半眼になった黒猫君に再度尋ねられ、ニヤリと笑って椅子に座ったキールさん、今度は腕を組んで答え始めた。

「あの男、手足に無数の横に引いたような傷跡があっただろう。俺はあれを以前にも何度か見たことがある。軍の拷問と同じ手法だが、あれは裏社会がガキを仕込む時に拷問訓練をした跡だ。あれに耐えぬいてきたヤツじゃ、こっちがどんなに拷問したって死ぬまで『真実』なんか吐かないだろう」

 驚く私をよそに、私のすぐ後ろで腕組みしてる黒猫君がうーんと唸ってうなずき返す。

「なんかしら裏稼業のプロだろうとは思ったがそういう事か。ふてぶてしい態度の割に隙きがなさ過ぎるんだよ、アイツ。その上あの体格だろ。あんな日雇いがいてたまるかよ」
「ああ」

 うわ、テッドさん私が思っていた以上に怖い人だった!
 
「それがああして取引を持ち出すってことは何かしら思うところがあるんだろうさ。引きかえ、こっちは今のところあの偽物のサロスを攻める手がほとんどない」
「だがな──」
「お待ちください」

 肩をすくめてみせたキールさんに黒猫君が食い下がろうとするのを、白髭のおじいさんの硬い声が遮った。

「なぜ二人ともサロス長官がそんな輩を雇って我々に差し向けたと思われる? 長官は二人を裁判に出廷させるためにわざわざ我々に護送させているのだぞ。それに今、あのサロス長官が偽物だと言われたか?」

 そう言って、タカシ君の顔色を気にするようにチラチラと見た。

 そっかおじいさんまだいたんだった!

 多分さっきの私の報告で、私達がおじいさんたちにすっかり気を許してるのを見てとったキールさんは、もうこちらの事情を隠すつもりはないみたい。

 一方おじいさんは全く事情を知らないんだから、私達がネイサンさんの従僕をしてるタカシ君の前でこんな話をしてるのが気が気じゃないのかな。

 事情を説明しようと口を開きかけたキールさんを、タカシ君が制して立ち上がる。

「もうその辺でいいですよ、『黒い五連星』のガイア」
「ブッッッッ!!!」

 タカシ君がそう声をかけた途端、白髭のおじいさんがなぜか驚愕の表情で息を呑み、ピタリと凍りついたように動きを止めた。
 と同時に、なぜか黒猫君が凄い勢いでお茶を吹き出した。
 
「うわ、酷いよ黒猫君、しぶきが私の頭にも飛んできたよ!」
「わ、悪いあゆみ、今拭くから」

 慌てて腰の辺りから手ぬぐいを出して私の頭を拭ってる黒猫君が、ふと手を止めて、不思議そうに私の顔をジッと覗き込んでくる。

「……どうかした?」
「お前……いやなんでもね」

 なんだろう、黒猫君今なにか言いかけてたのに、すぐに口を噤んでやめちゃった。

 なに?
 なにを聞こうとしてたの黒猫君?
 そういうことされると、こっちはとっても気になっちゃうんですが!
 後で絶対忘れずに問いたださなくちゃ。

「オホン、初のお目もじ、このような老体の最後の役目には勿体なき僥倖にございます、サロス長官様」

 でも私と黒猫君のやりとりを遠慮がちに遮って、おじいさんの緊張しきった声がテントの中、低く低く響く。
 驚いて振り向くと、いつの間にか白髭のおじいさんがタカシ君の前に片膝を突いて跪き、深く頭を垂れていた。

 えっと、ちょっと待って。
 なんか白髭のおじいさん、今までとは話し方がまるっきり違うんだけど。その上、気のせいか背筋もビシッと伸びちゃってる。

 これって全部、さっきタカシ君がおじいさんをなんとかの五連星って呼んでからだよね?
 つまり、おじいさんはそれでタカシ君が本物のサロス長官だって分かったってことなのかな?

 そんなおじいさんを前にタカシ君は曖昧な薄笑いを浮かべ、ちらりとキールさんを見て微笑む。

「貴方に直接声をかけたのはたまたまでしたが、ここにはキーロン陛下もいらっしゃる。まずは先に陛下にご挨拶を」
「は、は? はは」

 一瞬何を言われたのか分からない様子で動揺したおじいさんは、でもタカシ君の視線がキールさんを真っ直ぐ見ているのに気が付いて、慌てて今度はキールさんに向かって跪いた。

「これは大変失礼しておりました。私の名はガイア。福音推進省の末席に名を連ねる者にございます」

 そこで一度言葉を切ると、私と黒猫君のほうをチラリと見た白髭のおじいさんが再び顔を伏せて先を続ける。

「……この度はサロス長官からの特命により、ヨークまであゆみ様とネロ様の護衛を請け負っておりました」
「あー、納得」

 おじいさんの挨拶に、黒猫君がかるく宙を仰いでがっくり肩を落とした。
 そのまま再度私のお腹のあたりに腕を回した黒猫君、やけにくっついてきたかと思うと私の肩に顎を載せて話しだす。

「どうりでやけに俺たちへの警戒が緩い訳だよ。あんたらみんな護衛だったのか……って待てよ、今五人って言ったか?」
「ええ。一人だけ予定外の者が混じっていましたね」

 まだ頭を垂れたままのおじいさんの代わりに、タカシ君が苦笑いしてこちらを見た。

「……もしかして、あの無口でデカイじいさん?」

 黒猫君の問いかけに、おじいさんがやっと顔を上げ、困ったように頬をかきつつ答えてくれる。

「ネイサン枢機卿から護送人の要請が来た時点で、我々五人以外同行できないよう細工してあったはずなのですが。……彼は我々より一世代ほど若いのですが、我々最年長組だけでの旅は危なかろうと休日返上で勝手について来てしまったのですよ」

 待ってなんで黒猫君、おじいさんたちが五人って聞いたの?
 えっと五連星だからってことかな?
 話にイマイチついていけてない私は、キョロキョロと二人を見比べちゃう。

 それにおじいさんたちは皆ちゃんとおじいさんで、それほど無口なおじいさんだけ、歳が違うようには見えなかったのに。
 これは無口なおじいさんが老けて見えるのかな、それとも他のおじいさんたちが若々しい?

 な~んて私がどうでもいいこと考えてると、なぜかまた黒猫君が私の顔を覗き込んで、ため息をついて抱きしめてくる。

 え、何これ?
 黒猫君、一体どうしちゃったんだろう?

 その間にも、タカシ君が改めてガイアさんに向き直り、そっと優雅に手を差し出した。

「『黒い五連星』のガイア、貴方達には後で私が直接詳しい事情を説明しましょう。ですが今は彼らを信じ、彼らの護衛任務を続けてください」
「仰せのままに」

 タカシ君の指示を受けたおじいさん、当たり前のように仰々しくタカシ君の手を取り、その指先に額を押しつけた。

 これって多分、教会の礼儀作法なんだと思うけど。
 美少年のタカシ君に黒いローブのおじいさんが跪いて、その指先に額を付けてるその様子はやけに絵になって、なんか神々しく見えちゃう。
 今更ながら、タカシ君本当に偉い長官さんだったんだね。

「まあ、それで話が付いたならそっちはいいけどさ」

 でも黒猫君はそんな二人にはもう興味なさそうで、すぐにまたキールさんを見上げて先をつづけた。

「テッドが裏稼業なのも口を割りそうにないのもわかるんだけどさ、あいつどーみても信用できなさすぎるだろ」

 唇を尖らせた黒猫君、まだキールさんにしつこく食いさがってる。

 因みに黒猫君、私の肩に頭を載せたままなんですが。
 それどころか、気づけばさっきまでよりなんか接触面が増えてる気がする……。

 こんな真剣な話しをしてる時にこんなにくっつかれると、正直どんな顔していいか困っちゃうよ。

 どうしちゃったんだろう黒猫君。
 いくら何でも、ここまで人前でくっついてくることは今までなかったのに。

「そう言うな。ヨークでは俺の名前もまだそれほど売れてないだろうし、今回の裁判は先が見えない。あの偽サロス……もうネイサンでいいな。あの男が襲撃を指示した証拠になるなら一つでも多く手にいれておきたい。それがあればヨークでの裁判を有利に進めることも可能かもしれないしな」

 そこで一瞬迷ってから、キールさんが肩をすくめた。

「例え事実無根で役に立たなくても、ネイサンの出方を見るくらいはできるだろう」
「まあ、そうかもしれねぇが……」

 流石に黒猫君もこれ以上食い下がれないみたいだけれど、それでもまだ不安そうにボソボソ呟く。 

「なんかアイツと組むのは悪い予感しかしねーんだよ」
「俺はあの三つ編み野郎が嫌いだ」

 と、テントの幕の隙間から声がして、バッカスがひょこりと顔をだした。

「バッカスお前もか」

 入ってくるなりきっぱりとそう言い切ったバッカスに、キールさんが苦笑いを浮かべてる。

「あ、ハビアさんこんにちは」

 バッカスのすぐ後ろからハビアさんも入ってきた。
 ずっとついてきてくれてるのは知ってたけど、ハビアさんとちゃんと顔を合わせるのは久しぶり。
 だからつい、嬉しくて挨拶しただけなのに、ハビアさんがなぜか泣きそうな顔でこちらを見てる。

「あゆみさん、あの蔦はないっすよ。俺はまだしも、短気な族長が動きまくって首締められちまって、マジで死ぬかと」

 うわ、そういえば忘れてた!
 やっぱり二人も蔦に絡まれちゃってたのか。

「す、すみません! ごめんねバッカス!」

 慌ててハビアさんに頭を下げて、バッカスにも謝っておく。

「余計なこというなっ!」

 だけど、そんな私をチラ見したバッカスったら、思いっきりハビアさんの頭にゴツンと拳骨を落として文句を言った。

「わ、バッカス! ハビアさんは何も悪くないんだからやめてあげて!」

 私がそう言って止めてるのに、「だとさ」って言いながらバッカスがまた殴った!

「おい、お前らも混ざるならまずは落ち着いてそこに座れ」

 一気に騒がしくなった私たちの気を引くようにキールさんが手を叩き、私たちを見回して声を上げる。
 キールさんに注意され、気まずそうにバッカスが地面にあぐらをかくと、やっとキールさんがさっきの続きを話し出す。

「とにかくだ、テッドが怪しいのは俺も充分分かってる。それでもだ。怪しまれずに護衛のいない状況でネイサンを問いただせるのは多分今だけだ。充分に警戒した上で、蔦から出したネイサンにテッドをぶつけてみる価値はあるだろう」

 そう言ってキールさんがこれからの作戦を説明する間も、黒猫君は私にベッタリとくっついたまま、離れてはくれなかった。
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