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十月、ハロウィンはいつどこで?
38話 先輩に相談しておいで
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「中間試験も終わったし、次のイベントはハロウィン・パーティーかぁ」
気がかりな試験も、その後のお休みも終わった、何事もないお昼休み。
いつもの如くアッコちゃんとエッちゃんとお昼を終わらせて、やっと相談に乗ってもらえると雑誌片手に口火を切った。
「あなた、まだ本気で甘谷に行く気でいるの?」
そんな私の言葉に、アッコちゃんがちょっと顔を顰める。
「え、だってカップルになったら行くイベントなんじゃないの?」
「それは塔子が勝手に思い込んでるだけよ」
アッコちゃんの返事はそっけない。その隣に座るエッちゃんを見れば、私の雑誌に手を伸ばしつつ、嬉しそうに答えてくれた。
「私たちは部活で仮装して集まってカラオケ行くよ~」
「悦子は塔子が混乱するから今それ言わないで」
元気に言ったエッちゃんを、アッコちゃんが睨んで窘めてる。
なんだろう、アッコちゃんの私の扱いが文化祭以来、低年齢化した気がするのは気のせいか。
「でも今週の雑誌にも出てるよ、甘谷のどこがオススメとか、気になる仮装とか」
私が買ったばかりの雑誌を指差してそう言い募ると、アッコちゃんとエッちゃんが肩を竦めて顔を見合わした。
口を開いたのはエッちゃんだった。
「塔子、まず先輩に相談しておいでよ」
なぜ私の扱いがあからさまに面倒くさい子みたいになってるの?
解せぬ。
気がかりな試験も、その後のお休みも終わった、何事もないお昼休み。
いつもの如くアッコちゃんとエッちゃんとお昼を終わらせて、やっと相談に乗ってもらえると雑誌片手に口火を切った。
「あなた、まだ本気で甘谷に行く気でいるの?」
そんな私の言葉に、アッコちゃんがちょっと顔を顰める。
「え、だってカップルになったら行くイベントなんじゃないの?」
「それは塔子が勝手に思い込んでるだけよ」
アッコちゃんの返事はそっけない。その隣に座るエッちゃんを見れば、私の雑誌に手を伸ばしつつ、嬉しそうに答えてくれた。
「私たちは部活で仮装して集まってカラオケ行くよ~」
「悦子は塔子が混乱するから今それ言わないで」
元気に言ったエッちゃんを、アッコちゃんが睨んで窘めてる。
なんだろう、アッコちゃんの私の扱いが文化祭以来、低年齢化した気がするのは気のせいか。
「でも今週の雑誌にも出てるよ、甘谷のどこがオススメとか、気になる仮装とか」
私が買ったばかりの雑誌を指差してそう言い募ると、アッコちゃんとエッちゃんが肩を竦めて顔を見合わした。
口を開いたのはエッちゃんだった。
「塔子、まず先輩に相談しておいでよ」
なぜ私の扱いがあからさまに面倒くさい子みたいになってるの?
解せぬ。
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