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第三章 目覚め - Awaken -
17 乱れる騎士☆
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「ラス。さっきの続き、してみるか?」
しばらくして私にキスをし疲れたのか私を抱えたままジッとしていたカラムがボソリと私の耳に呟いた。来たな、と覚悟する。正直さっき好きだと言ってしまった時点で、こうなることは覚悟していたが。
「カラム。その、少し怖い」
正直にそう言った。カラムなら、そう言っても許されると思った。だから私は素直に自分の今感じていることを伝えることにした。
「お前にされることは今まで嫌な事はなかったけど、どれもこれもされるごとに自分の身体が変化して、一体どうなっていくのか分からない恐怖があるんだ」
「……分かった。ありがとうラス、正直に言ってくれて」
私の言葉を静かに聞いていたカラムが、スッと顔を離してしっかり私を見ながらそう言う。
「でも少しくらい新しいこともさせてくれ」
そう言うカラムの眼がまたも欲情を滲ませて私を射貫く。途端私の身体の中心にもさっきと同じ熱が戻ってきた。さっきまで服の上から揉みしだかれた胸にカラムが顔を寄せる。そして、私の服をまくり上げ、素肌を晒して私の胸の頂点をぺろりと舐めた。
「ウンッ……」
途端、身体を強い快感が駆け抜けた。余りに気持ちよすぎて体が痺れる。私のそんな様子をジッと見つめながら、またもカラムがペロリと反対の頂点を舐め上げた。今度は声こそ我慢したが、身体が勝手に跳ねるのは抑えきれない。そんな私を見ながら、壮絶な色気を纏ったカラムが問いかける。
「感じるか……」
「アッ……ま、て、それ、ぃやだ」
問いかけて、でも返事も待たずにまた舐める。舐められて、身体が跳ねて、また快感に身体が痺れて、あまりに気持ちよすぎて怖くて拒絶の言葉がこぼれた。
「なんで」
私が嫌だと言ったのに、カラムは止めてくれない。質問を繰り返す度に、ぺろりと舐める。
「だ、って、くるしい、」
「苦しいのか? 本当に?」
違う、違うけど、言えない。私が答えられずにいると、ジッと私を見つめていたカラムが私の胸を口に含んだ。そのままチロチロと口の中で私の乳首を舐めまわし、捏ねあげ、そして押しつぶす。悶えるほどの快感が私に襲い掛かり、もう文句も言えなくなる。
「んぁアア、だめだ、カラム、だめ、ツライ、アアッ」
悶える私をそのまま抑えつけてカラムの舌が私の胸を這いまわる。今度は反対の乳首も同じように嬲り、そしてチュッと吸い上げられ一瞬で私の背が反ってガクガクと震えが来た。
「ラス……そんなに気持ちいいのかよ」
やけに嬉しそうなカラムの声が耳に届いたが、その時私はすでに頭がボーっとしていて今一意味が理解できない。だけど私が動けないのをいい事に、カラムの愛撫は度を増していく。
それまで静かだったカラムの手が私の胸を下から包み込んで抱えるように揉みあげ、絞り出し、その頂点をまたカラムの口が覆う。そしてその口の中でクチュクチュと音を立てていいように私の乳首が舐めまわされると、勝手に私の身体がうねり跳ねまわる。快感だけがどんどん増して、いつの間にか私は声を上げて喘いでいた。
思う存分私の胸を好きなようにしたカラムが、ホウッと太いため息を付いて開放してくれた頃には私は喘ぎ過ぎてぐったりとなっていた。
「嫌、じゃなくなったか?」
脱力する私の耳に、カラムがボソリと言葉を落とす。気力の尽きていた私は、ただ投げやりに頷き返した。
「じゃあ、もっと気持ちよくなろうな……」
そう言って、またも腹のほうに下がっていくカラムに突然不安になる。
今のだけでもぐったりするほど気持ちよかったのに、これ以上何をしようというんだ?
そう思ったのもつかの間、カラムのキスが私の臍の辺りに落ちた。ズクンとさっきまでより強く、キスをされた皮膚のすぐ内側で快感が脈打つ。信じられない程はっきりとした快感に顔が歪んだ。
「カラム、待ってくれ、もう苦しい、」
「ラス。ラスの身体は嫌がってないよ……」
そう言ってキスをまた降らす。背中に回ったカラムの指がスカートを止めていた紐を緩め、押し下げる。露になった腰骨の内側にカラムのキスが落ちると足の先まで快感が駆け抜けて爪先が巻き上がる。腰にまわされた指がサワサワと私の腰骨を撫で上げると、途端背中が引きつる様な快感が背を駆け上がる。助けを求めるように私が手を伸ばすと、カラムの手に繋ぎとめられた。
下半身に力が入らなくなり、もうカラムを止める気力は完全に消えてしまった。されるがまま、全てが気持ちいい。
「ラス、そんな我慢するな。もっと声をあげて」
快感が強すぎて歯を食いしばっていた私はいつの間にか息を詰めていたらしい。カラムに言われて口を開くと、あられもない声が漏れだす。
「あぁ、アアァッ、アアッ」
「ラス最高に可愛い……」
可愛いと言われ、嘘だと思い、でもそんな事を疑うのも馬鹿らしいほどカラムのキスは甘く。気が付くとカラムの片手がスカートの裾を引き上げながら私の太腿を撫であげ、私の下着にかかっていた。ズルリと下着が引き下ろされる段になって、ハッと意識が戻ってきた。
「待て、カラム、何する気だ」
「何って、もっと気持ちいいことだよ」
「いや、嘘だ、なぜ下着を下ろそうとする」
「穿いてたら邪魔だろ。いいから力抜いて」
「ウアァァッ」
宥めるようにそう言ったカラムにまたも腰骨の内側を舐め上げられ、言葉にならない声が私の口をついて出た。カラムはそのままスカートの淵からを私の腹や脇を嬲りながらズルズルと私の下着を下ろしていく。下半身から下着を取り去られるという異常事態に身体が激しく抵抗を繰り返すが、それもカラムの舌の動きに邪魔されてまともにカラムの手を止められない。
「お前、下着まで男性物つかうなよ。これじゃスカートの中が気持ちわるかったろうに」
最後は困った顔でそう言いながら、カラムが私の足から下着を引き抜いた。
「頼む、カラム、休ませてくれ。心臓が持たない」
「ここでやめたら俺の心臓が止まっちまう。安心しろ、本当に辛そうならやめるから」
嘘だ。絶対嘘だ。さっきっから何度もこれ以上無理だと感じて止めてくれと言っても止めてくれる気配のないカラムに、涙が滲む顔でそう文句を言おうとして、でも出来なかった。なぜなら私が文句を言う前に、カラムの指が私の下着に隠されなくなった足の間を撫でまわしはじめたからだ。
最初は足の付け根を辿るように撫でおろされ、それで私が息を飲むのを苦しそうな顔で見下ろしながら、それでもカラムは容赦なく指を進める。
足の間の、誰にも触られたことのないその部分をカラムの指が這いまわり始める。激しい不安とそれまで感じたことのない甘い痺れがそこから広がって、私の身体を支配し始める。
「ラス、足を開いて。そんなにきつく閉じないで」
そんな事言われたって無理だった。緊張と不安とその新しい快感と、どれをとっても身体は硬くなるばかりだ。握りしめた手の中が汗で滑り、眦に涙がこぼれる。勝手に押しとどめようもない嗚咽が自分の口からこぼれ、そこで一息大きなカラムのため息が聞こえて、そしてカラムが手を外して私の上に覆いかぶさった。
「ごめん。無理だったな」
そう呟いたカラムの声に少しだけ落胆の音が滲んでいる気がして、私は突然おかしな恐怖に襲われる。
もしかして私はカラムに失望されたのか?
「ああ、クソッ。そんな不安そうな顔するなラス。俺が悪かったんだ、つい、お前が可愛くて焦っちまった」
そんな私の顔を覗き込んでカラムが苦しそうに私を抱きしめる。カラムの腕に抱かれると、さっきまでの不安は砂糖菓子のように溶けて跡形もなく消えていった。
カラムの大きな手が何度も私の頭を撫でると、代わりに胸の内側に新しい炎が灯る。
愛おしい、そう、愛おしいと思う思いが燃え上がった。
それに突き動かされてカラムの背に腕をまわし、私はカラムの身体にしがみつくように抱きしめた。カラムの背がピクリと跳ね、そして同様に強く抱きしめ返してくれる。
「こっから先はまた今度な」
私の耳の中にいつもより一層優しいテノールでそう言ったカラムはそれからしばらく無言で私を抱きしめ続けてくれた。
しばらくして私にキスをし疲れたのか私を抱えたままジッとしていたカラムがボソリと私の耳に呟いた。来たな、と覚悟する。正直さっき好きだと言ってしまった時点で、こうなることは覚悟していたが。
「カラム。その、少し怖い」
正直にそう言った。カラムなら、そう言っても許されると思った。だから私は素直に自分の今感じていることを伝えることにした。
「お前にされることは今まで嫌な事はなかったけど、どれもこれもされるごとに自分の身体が変化して、一体どうなっていくのか分からない恐怖があるんだ」
「……分かった。ありがとうラス、正直に言ってくれて」
私の言葉を静かに聞いていたカラムが、スッと顔を離してしっかり私を見ながらそう言う。
「でも少しくらい新しいこともさせてくれ」
そう言うカラムの眼がまたも欲情を滲ませて私を射貫く。途端私の身体の中心にもさっきと同じ熱が戻ってきた。さっきまで服の上から揉みしだかれた胸にカラムが顔を寄せる。そして、私の服をまくり上げ、素肌を晒して私の胸の頂点をぺろりと舐めた。
「ウンッ……」
途端、身体を強い快感が駆け抜けた。余りに気持ちよすぎて体が痺れる。私のそんな様子をジッと見つめながら、またもカラムがペロリと反対の頂点を舐め上げた。今度は声こそ我慢したが、身体が勝手に跳ねるのは抑えきれない。そんな私を見ながら、壮絶な色気を纏ったカラムが問いかける。
「感じるか……」
「アッ……ま、て、それ、ぃやだ」
問いかけて、でも返事も待たずにまた舐める。舐められて、身体が跳ねて、また快感に身体が痺れて、あまりに気持ちよすぎて怖くて拒絶の言葉がこぼれた。
「なんで」
私が嫌だと言ったのに、カラムは止めてくれない。質問を繰り返す度に、ぺろりと舐める。
「だ、って、くるしい、」
「苦しいのか? 本当に?」
違う、違うけど、言えない。私が答えられずにいると、ジッと私を見つめていたカラムが私の胸を口に含んだ。そのままチロチロと口の中で私の乳首を舐めまわし、捏ねあげ、そして押しつぶす。悶えるほどの快感が私に襲い掛かり、もう文句も言えなくなる。
「んぁアア、だめだ、カラム、だめ、ツライ、アアッ」
悶える私をそのまま抑えつけてカラムの舌が私の胸を這いまわる。今度は反対の乳首も同じように嬲り、そしてチュッと吸い上げられ一瞬で私の背が反ってガクガクと震えが来た。
「ラス……そんなに気持ちいいのかよ」
やけに嬉しそうなカラムの声が耳に届いたが、その時私はすでに頭がボーっとしていて今一意味が理解できない。だけど私が動けないのをいい事に、カラムの愛撫は度を増していく。
それまで静かだったカラムの手が私の胸を下から包み込んで抱えるように揉みあげ、絞り出し、その頂点をまたカラムの口が覆う。そしてその口の中でクチュクチュと音を立てていいように私の乳首が舐めまわされると、勝手に私の身体がうねり跳ねまわる。快感だけがどんどん増して、いつの間にか私は声を上げて喘いでいた。
思う存分私の胸を好きなようにしたカラムが、ホウッと太いため息を付いて開放してくれた頃には私は喘ぎ過ぎてぐったりとなっていた。
「嫌、じゃなくなったか?」
脱力する私の耳に、カラムがボソリと言葉を落とす。気力の尽きていた私は、ただ投げやりに頷き返した。
「じゃあ、もっと気持ちよくなろうな……」
そう言って、またも腹のほうに下がっていくカラムに突然不安になる。
今のだけでもぐったりするほど気持ちよかったのに、これ以上何をしようというんだ?
そう思ったのもつかの間、カラムのキスが私の臍の辺りに落ちた。ズクンとさっきまでより強く、キスをされた皮膚のすぐ内側で快感が脈打つ。信じられない程はっきりとした快感に顔が歪んだ。
「カラム、待ってくれ、もう苦しい、」
「ラス。ラスの身体は嫌がってないよ……」
そう言ってキスをまた降らす。背中に回ったカラムの指がスカートを止めていた紐を緩め、押し下げる。露になった腰骨の内側にカラムのキスが落ちると足の先まで快感が駆け抜けて爪先が巻き上がる。腰にまわされた指がサワサワと私の腰骨を撫で上げると、途端背中が引きつる様な快感が背を駆け上がる。助けを求めるように私が手を伸ばすと、カラムの手に繋ぎとめられた。
下半身に力が入らなくなり、もうカラムを止める気力は完全に消えてしまった。されるがまま、全てが気持ちいい。
「ラス、そんな我慢するな。もっと声をあげて」
快感が強すぎて歯を食いしばっていた私はいつの間にか息を詰めていたらしい。カラムに言われて口を開くと、あられもない声が漏れだす。
「あぁ、アアァッ、アアッ」
「ラス最高に可愛い……」
可愛いと言われ、嘘だと思い、でもそんな事を疑うのも馬鹿らしいほどカラムのキスは甘く。気が付くとカラムの片手がスカートの裾を引き上げながら私の太腿を撫であげ、私の下着にかかっていた。ズルリと下着が引き下ろされる段になって、ハッと意識が戻ってきた。
「待て、カラム、何する気だ」
「何って、もっと気持ちいいことだよ」
「いや、嘘だ、なぜ下着を下ろそうとする」
「穿いてたら邪魔だろ。いいから力抜いて」
「ウアァァッ」
宥めるようにそう言ったカラムにまたも腰骨の内側を舐め上げられ、言葉にならない声が私の口をついて出た。カラムはそのままスカートの淵からを私の腹や脇を嬲りながらズルズルと私の下着を下ろしていく。下半身から下着を取り去られるという異常事態に身体が激しく抵抗を繰り返すが、それもカラムの舌の動きに邪魔されてまともにカラムの手を止められない。
「お前、下着まで男性物つかうなよ。これじゃスカートの中が気持ちわるかったろうに」
最後は困った顔でそう言いながら、カラムが私の足から下着を引き抜いた。
「頼む、カラム、休ませてくれ。心臓が持たない」
「ここでやめたら俺の心臓が止まっちまう。安心しろ、本当に辛そうならやめるから」
嘘だ。絶対嘘だ。さっきっから何度もこれ以上無理だと感じて止めてくれと言っても止めてくれる気配のないカラムに、涙が滲む顔でそう文句を言おうとして、でも出来なかった。なぜなら私が文句を言う前に、カラムの指が私の下着に隠されなくなった足の間を撫でまわしはじめたからだ。
最初は足の付け根を辿るように撫でおろされ、それで私が息を飲むのを苦しそうな顔で見下ろしながら、それでもカラムは容赦なく指を進める。
足の間の、誰にも触られたことのないその部分をカラムの指が這いまわり始める。激しい不安とそれまで感じたことのない甘い痺れがそこから広がって、私の身体を支配し始める。
「ラス、足を開いて。そんなにきつく閉じないで」
そんな事言われたって無理だった。緊張と不安とその新しい快感と、どれをとっても身体は硬くなるばかりだ。握りしめた手の中が汗で滑り、眦に涙がこぼれる。勝手に押しとどめようもない嗚咽が自分の口からこぼれ、そこで一息大きなカラムのため息が聞こえて、そしてカラムが手を外して私の上に覆いかぶさった。
「ごめん。無理だったな」
そう呟いたカラムの声に少しだけ落胆の音が滲んでいる気がして、私は突然おかしな恐怖に襲われる。
もしかして私はカラムに失望されたのか?
「ああ、クソッ。そんな不安そうな顔するなラス。俺が悪かったんだ、つい、お前が可愛くて焦っちまった」
そんな私の顔を覗き込んでカラムが苦しそうに私を抱きしめる。カラムの腕に抱かれると、さっきまでの不安は砂糖菓子のように溶けて跡形もなく消えていった。
カラムの大きな手が何度も私の頭を撫でると、代わりに胸の内側に新しい炎が灯る。
愛おしい、そう、愛おしいと思う思いが燃え上がった。
それに突き動かされてカラムの背に腕をまわし、私はカラムの身体にしがみつくように抱きしめた。カラムの背がピクリと跳ね、そして同様に強く抱きしめ返してくれる。
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